2009年のメルマガ

日本質的心理学会 メールマガジン No.62======================2009/12/20

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.62======================2009/12/20

 クッピーです。早いものでもう年の瀬ですね。毎年この時期になると忙しい
 忙しいと言いながらバタバタと年を越し、そのまま忙しい忙しいと言いなが
 らなし崩し的に一年が経ってしまう、ということを繰り返している気がしま
 す…。もう少しゆったりと時の流れを味わいたいところですが、なかなかそ
 うもいかないのが実際ですよね。ここ数日で一気に寒くなりました。皆さま
 風邪などひかれないように暖かくして、良いお年をお迎えください。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○ISCAR Asia2010(第2回大会)・DEE特別大会(共催)のご案内(筑波大
  学)

 ○第9回リプロダクション研究会【不妊の語り】(仮)(日本大学)

 ○てんむすフィールド研究検討会第4回(名古屋大学)

 ○てんむすフィールド研究検討会第5回(名古屋大学)

■ 著書の紹介

 ○『質的研究のための現象学入門 対人支援の「意味」をわかりたい人へ』
  (編著:佐久川 肇  著:植田 嘉好子/山本 玲菜)

 ○『てんむすフォーラム第4号「特集:行動主義」』
  (てんむすフィールド研究会編)

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆事務局より
 今年も一年間、ごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。
ただいま、役員選挙を実施しております。12/25必着ですので忘れずにご
投票ください。

来年度は、第三期の執行部が発足します。ますます良い年でありますように。

◆編集委員会より
 師走の侯、大学で教鞭をとられている会員の皆様の多くは、卒業論文や修士
/博士論文のご指導が大詰めを迎えている時期だと思います。私も毎年、エスノ
グラフィーを手法にした質的心理学論文の作成に学生と一緒に取り組んでいま
すが、これらを学外の方々にも読んで頂けるような形にするのは、なかなかに
難しいことです。それでも、勇気を持って一歩を踏み出してみると、査読者の
方々との対話によって、投稿中の論文を別の角度から見つめ直したり、研究の
意味を再発見したりと、論文が共同で生成されていくことを実感します。
 現在、編集委員会では、『質的心理学研究』第9号(特集「質的心理学におけ
る時間性・歴史性を問う」)の刊行に向けて、最終的な編集作業を行う一方で、
第10号(特集「環境の実在を質的心理学はどう扱うのか」)への投稿論文の査読
を進めています。同時に、第11号特集「病い、ケア、臨床」と第12号特集「文
化と発達」への投稿の呼びかけもしています。投稿手続きの詳細については、
本学会HP(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/)をご覧下さい。一般論文は随時受け
付けておりますが、第11号特集論文としての投稿締切は、2010年10月末日(消印
有効)です。この冬に練り始めた論文の構想が、春夏の熟成期間を経て、実りの
秋に投稿論文となって私たちの手元に届けられることを心待ちにしております。
 皆様、どうぞよい年末年始をお過ごし下さい。
                       (副編集委員長・柴山真琴)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○ISCAR Asia2010(第2回大会)・DEE特別大会(共催)のご案内
 このたびDEEとの共催となりました。特別ゲストにジェームズ・ワーチ先生を
迎えて、下記の要領でISCAR Asia2010(第2回大会)・DEE特別大会(共催)を
開催しますので、ふるってご参加ください。
【日時】2010年1月4日 月曜日
【場所】筑波大学学校教育局(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1 地下鉄
    丸ノ内線茗荷谷駅徒歩3分)
    http://www.tsukuba.ac.jp/access/otsuka_access.html
【参加費】ISCAR、DEE会員は無料、そのほかの方からは当日500円を申受け
     ます。
【申込】茂呂までメイルでお願いします。会場狭小のため150人で打ち切り。
     ymoro@human.tsukuba.ac.jp
【プログラム】(暫定版です、今後変更もあり得ます。)
 午前1 9:00から10:30
  セッション1 教師の学びと子どもの学び
   宮崎清孝(早稲田大学)石黒広昭(立教大学)有元典文(横浜国立大学)
    高屋景一(國學院大學)
  セッション2 ・医療現場における新しい学習・発達・ネットワーク
    山口悦子(大阪市立大学病院)原田悦子(法政大学)
  午前2 10:45から12:15           
  セッション3 新しいつながりとしてのサブカルチャー
    岡部大介(武蔵工大)石田喜美(筑波大)土橋臣吾(法政大学)
    柳町智治(北海道大学)
  セッション4 インターローカリティー:地域社会をつなぐ
    矢守克也(京都大学)中村雅子(東京都市大)
    ラウンドテーブル 韓国社会と日本社会のリゾーム化:今後の共同研究へ
           むけて
     朴東燮(釜山大学校)茂呂雄二(筑波大)ジェームズ・ワーチ(ワシン
   トン大)
 午後1  13:15から14:45
  講演 James V. Wertsch (Marshall S. Snow Professor in Arts and
      Sciences. Director, McDonnell International Scholars Academy.
      Washington University in St. Louis) Mediation as a Core
      Construct in Sociocultural Analysis
 午後2 15:00から17:30
  シンポジウム 流動的なメディア社会のバウンダリ―クロッシング 
    上野直樹(武蔵工大)香川秀太(筑波大)茂呂雄二(筑波大)
    杉万俊夫(京都大学)ジェームズ・ワーチ(ワシントン大)
      伊藤崇(北海道大学)
                       (情報提供者 茂呂雄二様)

○第9回リプロダクション研究会【不妊の語り】(仮) 
【日時】2010年1月23日(土)12時30分~16時30分
【場所】日本大学 文理学部 3号館2F 3204教室
    http://www.chs.nihon-u.ac.jp/index-con/access_f.html
【演題・報告者】報告順序は変更になることがありますのでご了承下さい。
 ●安田裕子(京都大学大学院 教育学研究科教務補佐)
  演題:不妊治療で受胎しなかった女性の,子どもをもつ選択の語り
     ―不妊治療をやめる選択を捉えて
 ●竹家一美(京都大学大学院 教育学研究科 博士課程)
   演題:不妊をめぐる女性たちの語り
        ―「子どもを持たない人生」という選択
 ●竹田恵子(大阪大学大学院 人間科学研究科博士後期課程)
   演題:生殖医療技術に対する専門家の視線
       ―医療者と科学者への聞き取り調査より
 ●白井千晶(早稲田大学ほか非常勤講師)
   演題:第三者がかかわる不妊治療に関する語り
【共催】・リプロダクション研究会
     http://homepage2.nifty.com/~shirai/html/repro.html
    ・科学研究費補助金・若手研究(A) 研究代表者 安田裕子
    「不妊治療経験者の選択と岐路、その支援―多様な親子関係を築く女
     性と子どもの語りから」
【参加申し込み】当日参加も歓迎いたしますが、資料を希望の場合は1月20
  日までにお申し込み下さい。なお、参加費・資料代は500円になります。
  こちらよりお申し込みをお願いします。
   http://homepage2.nifty.com/~shirai/html/inquiry.html
  以下をご記入下さい。
   1.第9回リプロダクション研究会参加申し込み
   2.氏名
   3.所属・肩書き
   4.今回の研究会で特に関心のある報告
   5.今回の研究会をどこで知ったか
   6.メールアドレス
  ※事務作業軽減のため、返信は省略させていただきますのでご了承下さい。
                       (情報提供者 安田裕子様)

○てんむすフィールド研究検討会第4回
【日時】2010年1月30日(土)10時00分~17時30分
【場所】名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。
そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)

■ 話題提供者1 荒川歩(名古屋大学)
「脱・公正論」
 合理的であること、公平であること、損をしないこと、誤りをしないことは、
一見正しそうであり、このことは多くの心理学者にとって自明すぎて疑問の余
地はない。このことに疑問を呈したところで、感情的な反応が返ってくるのは
想像に易く、想像するだけで疲れる。しかし、そもそもなぜ「合理的」でなけ
ればならないのか、損をしてはならないのか、誤りをおかしてはいけないのか、
その先に想定される、合理的で損や誤りが許容されない世界を、人々は本当に
求めているのだろうか。発表者は法学部に所属して、「正義」という言葉を頻
繁に聞くようになった。多くの心理学者は「正義」と聞くと笑うが、正義につ
いて考えたい。
 というわけで、論として構成するために意見をいただければと考えています。

■ 話題提供者2 勝山知香(中京大学)
「音楽療法場面における自閉症児Mくんとの関係性の変容~コ・セラピストの
 視点から~」
 自閉症をもつMくんの個人音楽療法に、コ・セラピストとして4年間関わって
きました。その中からいくつかの場面をエピソード記述の形で取り上げ、関係
性の深化や関わり手のあり方について、またそこで果たされていた音楽の役割
について、あれこれと考えを巡らせているところです。少しでも出来事の本質
に迫っていけるよう、さまざまな角度からご意見をいただければ幸いです。

■話題提供者3 小林洋平(名古屋大学)
「スポーツ選手は困難な状況をどのように克服していくのか‐スポーツ選手14
 名のレジリエンス」
 スポーツ活動には、チームメイト・指導者との軋轢、試合での重大なミス、
怪我などの様々な困難な体験が存在します。選手たちがこれらの困難な状況を
どのように克服していくのか(レジリエンス)について、困難の克服体験を持
つ選手14名を対象にインタビューを行いました。
 この14名のインタビューデータを基に、スポーツ選手が困難を克服し(乗り
越え)ていく過程とは、いったいどのようなものなのかを描き出していきたい
と思っています。具体的には、困難を克服していく過程の中で、どんなことを
考え、行動したのか、環境との関係性、困難の克服に伴う個人の変化などにつ
いて切り込んでいきたいと考えています。
 質的研究については、まだまだ半人前ですので、至らない点が多々あるかと
思います。みなさまとの議論を通して、より良い研究にしていきたいと考えて
おりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
■ 連絡先
k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。
                     (情報提供者 松本光太郎様)

○てんむすフィールド研究検討会第5回
【日時】2010年3月6日(土)10時00分~17時30分
【場所】名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。
そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)

■ 話題提供者1 今尾真弓(名古屋大学)
「慢性の病気にかかるということ-ある患者の語りを通して」
 慢性疾患に罹患された方々へのインタビューを通して、患者さんが、治らな
い病気を位置づけていくプロセスについての研究を行ってきました。 今回は、
インタビューの対象となった方々の中から、ある1人の方のインタビューを取
り上げ、その方の心的過程を描き出すことを通して、病気の経験に迫ることを
試みたいと思います。何分、初めての試みですので、至らない点が多々あるか
と思いますが、ご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思い
ます。

■ 話題提供者2 松本光太郎(名古屋大学)
「こわすことを躊躇するかたちに関する心理学的考察」
 ある時、施設に居住する高齢の女性と一緒に外へ出た際、外はどしゃぶりの
雨でした。彼女は施設の玄関先でザンザンと降る雨をまっすぐに見つめていま
した。私は横に立ったまま、特に言葉を交わすこともなく、しばらく時間を過
ごしました。車イスに座る彼女は時折お尻のできものの痛みで顔を歪めます。
そのたび室内に戻ろうかと私は声をかけるのですが、彼女はやんわりと断り、
雨を見つめ続けました。雨を見つめる彼女の姿はかたちを成していて、完成し
ていました。私はそのかたちをこわすことを躊躇して、ただ待っていました。
 雨を見つめる彼女とそのかたちをこわすことを躊躇する私が並び、互いに隣
でたたずむ、このことについて心理学的考察を試みたいと思います。よろしく
お願いします。

■ 話題提供者3 山本一成(京都造形芸術大学)
「挑戦可能な環境の発見」
 保育園でフィールドワークを行ってきました。子どもたちによる「挑戦」と
呼びうる行為が起こっている環境を、生態心理学の理論を援用しながら記述す
る研究を修士論文でまとめました。事例や考察の伝え方など、さらに内容を深
めていきたいと考えていますので、ご意見やご指摘をいただければ幸いです。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
■ 連絡先
k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。
                     (情報提供者 松本光太郎様)
 
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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○『質的研究のための現象学入門 対人支援の「意味」をわかりたい人へ』
 編著:佐久川 肇  
 著:植田 嘉好子/山本 玲菜
 2009年11月発行 医学書院
 現象学をゼロから理解する質的研究超入門書
 現象学はムズカシイ!? でも、真にクライエントのためになりたいと支援し、
研究を志す人に、現象学的理解は欠かせません。それができれば、どれだけ自
信をもって実践・研究に当たれることでしょう。同じように悩んだ著者が、温
め続けてきた構想「ゼロからわかる現象学」を、1冊の本にしました。支援職の
目線で読み解く現象学です。(医学書院Medbookホームページより抜粋)
 ■目次■
  Part A 質的研究のための「現象学入門」
   対人支援の「意味」を理解したい人への研究の手引き
   序章 現象学的研究方法をわかりやすく学ぶには
   第I章 学問の原理とは-ゼロから始めよう
   第II章 「支援」から見た科学と現象学
   第III章 支援の研究になぜ「実存」の理解が必要か
   第IV章 「支援」における現象学的研究の基本
   第V章 現象学的研究の実践 現象学的方法をどのように習得するか
   第VI章 現象学的研究の具体例
   第VII章 支援領域における現象学的研究の課題
  Part B のぞいてみよう!質的研究
   現象学の位置づけとその意味
   1.質的研究とは何か
   2.代表的な質的研究方法の紹介
   3.質的研究法の関係図式
                      (情報提供者 植田嘉好子様)

○『てんむすフォーラム第4号「特集:行動主義」』
 てんむすフィールド研究会編
 2009年2月1日に名古屋大学で催されたシンポジウム「心理学の軌範=行動主
義とは別のあり方を考える」の記録を以下のURLで公開しています。

http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/tenmus/ 
 方法論的行動主義は、心理学のなかに深く根付いています。そしてそれが唯
一の「科学的=正しい」方法として受け入れられているように思います。そこ
でこの企画では、1.行動主義が浸透する前の心理学の状況を検討し、何が失
われたのかを吟味し、2.現在の行動主義の影響を整理し、行動主義とは異な
る心理学の可能性について議論しました。普段は議論されることのない心理学
の前提について議論ができたと思います。 ぜひご一読ください。
<主な中身>
行動主義の何が問題なのか(渡邊芳之)オルタナティブのためのコンティンジ
ェンシー再考:徹底的行動主義と文化心理学をつなぐもの(サトウタツヤ)行
動主義がくつがえしたもの-おおい隠したもの(松本光太郎)指定討論(戸田
山和久)
                        (情報提供者 荒川歩様)

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[クッピーより]
 第62号はいかがでしたか。今月はたくさんの情報をお寄せいただきました。
今後ともぜひ当メルマガをご活用ください。皆さまからの情報提供に加え、メ
ルマガに対するアイデアやご意見もお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第62号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年12月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.61======================2009/11/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.61======================2009/11/20

 クッピーです。寒くなってきましたね。色づいた街路樹が斜陽に照らされて
 いかにも晩秋といった気配が漂う今日この頃ですが、皆さま体調など崩され
 ていないでしょうか。気温の低下とともに新型、旧型のインフルエンザも流
 行のきざしを見せているようです。手洗い、うがい、マスク等、防衛措置を
 しっかりとって、どうか元気にお過ごしください。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆選挙管理委員会より

 ◆研究交流委員会より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○「情報環境と人間生活工学」ワークショップ(早稲田大学)

 ○日本文化のヴィジュアル・ナラティヴ(京都大学)

 ○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第7回のおしらせ(京都大学)

 ○ 第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
  (京都大学)

■ 著書の紹介

 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆選挙管理委員会より
理事・監事候補者選挙への投票について(お願い)

 日本質的心理学会理事・監事の役員選挙を、まもなく実施させていただきま
す。投票用紙の郵送は、11月下旬頃を予定しております。選挙管理委員は、斉
藤こずゑ・山本登志哉・宮川充司(敬称略)の3名です。理事候補者5名、監事
候補者1名を正会員の中から記名し、2009年12月25日(金)まで(必着)にご
投函下さい。理事長・常任理事については、会員の投票によって選出された理
事の互選によって選出されます。理事・監事の候補者については、特に役員の
再任を妨げる規定がないため、現在の理事・監事全員の方がそれぞれの候補者
になることも可能です。学会の将来の発展のために重要な選挙ですので、学会
員の皆様においては何卒責任ある投票をお願いいたします。
 なお、役員選挙の開票は、2010年1月9日(土)14:00~ 学会事務局のある
白梅学園大学・短期大学B棟1階11実験室で行い、選挙結果を公表させていた
だきます。開票は、会員の方はどなたでも立会人となることが可能です。ご関
心をお持ちの方は、直接開票会場までおいで下さい。
 白梅学園大学・短期大学(東京都小平市:西部国分寺線鷹の台駅徒歩15分)
へのアクセスは、次のwebサイトでわかります。
http://daigaku.shiraume.ac.jp/common/map.html
                  (選挙管理員会 委員長 宮川充司)

◆研究交流委員会より
下記の要領で研究交流委員会企画の研究会を行います。奮ってご参加ください。

【タイトル】「支援を必要とする」子どもとその状況をどう考えるか―発達障
      害研究の今 ~滝坂信一氏による発題と討論~

【日時】 2009年 11月 28日(土) 13:30~15:00

【プログラム】13:30~ 14:20滝坂氏発題
       14:20~ 14:35コメンテーターによるコメント
       14:35~ 15:00フロアを交えた討論
 
【場所】徳島大学総合科学部全学共通教育棟4号館 201講演要旨

【コメンテータ】山本智子氏(奈良女子大学)

【資料代】日本質的心理学会会員及び科研費メンバー無料
     発達障害当事者及び家族 300円
     その他の参加者 1,000円

【問い合わせ先】徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
       所属、総合科学部併任准教授樫田美雄まで。
E-mail : kashida「あっと」ias.tokushima-u.ac.jp(「あっと」を@に)

◆事務局より
11月16日現在の会員数は892名です。2009年度会費納入率は63%です。
会費納入についてのみなさまのご協力をお願いいたします。会費納入先は下記
になっております。
  ゆうちょ銀行 口座番号 00190-7-278471 加入者名 日本質的心理学会事務局

◆編集委員会より
 多くのところで冬の訪れを感じはじめている頃でしょう。南北に長い日本列
島の地理的特徴から、地域によってずいぶん違いはありますが、それぞれ質的
に違う「冬」を迎えつつあることと思います。
 私が主な研究フィールドにしているベトナムは、南国で年中暑いと思われて
いる方も多いのではと思いますが、北部にある首都ハノイには、ちゃんと四季
があります。半年ほど暑い暑い夏が続き、それに続いて、秋・冬・春が駆け足
で巡るのです。ハノイの冬の最低気温は10度ぐらい。その程度でも暖房設備の
ないハノイの家々では、底冷えのするような寒さを感じることがあります。ハ
ノイの人々はとても寒がりで、そんな時期、みな実に厚着をしています。10年
ほど前、私が2歳の娘を連れて在外研究でハノイに滞在していたとき、娘の薄
着を看過できない近所の人たちに「もっと服を着せなさい」と何度も言われる
ことには少々閉口したものですが、今ではそんなことも懐かしく思い出します。
 ハノイの冬は、鍋料理が絶品で、また茹でタニシが美味しく食べられる季節
でもあります。近所の市場の屋台で、茹でタニシをちまちまと食べながら、濁
り酒をちびちびと飲むのが、私にとって何とも言えない愉しみでした。そのこ
ろハノイで買った厚手のコートを、今でも冬のコートとして愛用しています。
 それでもベトナムには紅葉はありません。木々の葉っぱは年がら年中「緑」
です。それを思えば、紅葉があり、落葉が見られる日本の風景は、これまた素
晴らしいなと感じます。先日そんな里山の風景の中で、仲間と不耕起の田んぼ
で作っている古代米の刈り取り作業をしました。普通の田んぼよりも1ヶ月以上
遅い稲刈り。今年の収量は今ひとつでしたが、どうにか楽しめる分は収穫でき
ました。
 さて、ちょっと気が早いのですが、冬が明けて春になれば第9号の発刊となり
ます。特集は「質的心理学における時間性・歴史性を問う」(麻生武・山本登
志哉責任編集)、書評は「この本からはじめる質的心理学―テキスト書評特集
―」(田中共子責任編集)です。100冊余りの質的研究のテキスト本一覧も掲載
される見込みです。どうぞお楽しみに。
                       (副編集委員長・伊藤哲司)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
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【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○「情報環境と人間生活工学」ワークショップ
【情報と生活・生活と情報:私たちの生活を取り囲む“情報環境のデザイン”を
目指して】
【日時】2009年11月27日(金) 13:30~17:00 (13:00より受付開始)
【場所】早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館2階第3会議室(東京都新宿区
    大久保3-4-1)
【主催】早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(社)人間生活工学研究セ
    ンター(HQL)
【開催趣旨】 
 ICT技術の進展と共に、ユビキタス環境が現実のものとなってきています。生活
者にとって価値ある環境を構築するためには、どのような情報が、どのような形
で提供されることが自然な形態なのでしょうか。このことを生活者の立場で明ら
かとしていくことが重要と考えられます。このワークショップでは、生活者と情
報とのかかわりについて、実際の生活を基点に考察し、人間生活工学の新たな展
開を模索していくことを目標といたします。
【プログラム】
0 はじめに
「情報環境と人間生活工学ワークショップ」にあたって
 早稲田大学理工学術院 教授 小松原明哲氏
1 特別講演  
「情報環境デザインのための人間生活工学研究:医療の場を題材として」
 法政大学社会学部 教授 原田悦子氏
2 講演(1) 
「IW2視点で進める、全体最適」
 富士通デザイン株式会社 第一デザイン事業部 プロダクトデザイン部 部長
 岩崎昭浩氏
3 講演(2) 
「家庭向けICTサービス利用促進のためのデザイン~訪問調査から見えてきたユー
ザの実態と心理モデル~」
 NTTサイバーソリューション研究所 ヒューマンインタラクションプロジェクト
 中谷桃子氏
4 講演(3) 
「情報に支援される生活行動の分析:ネットワーク商品のために」
 パナソニック株式会社 コーポレートR&D戦略室 ユニバーサルデザイン推進
 グループ 阪本清美氏
5 質疑とパネルディスカッション
6 終わりにあたって(社)人間生活工学研究センター(HQL)
【ご案内】
 どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着50
名まで受け付けます。
申し込み先:(社)人間生活工学研究センター東京事務所
 kouza@hql.jp 宛。氏名と所属(HQL 会員にはその旨)を明記。
 参加費:2000円(HQL会員は1000 円)。当日受付にてお支払い下さい。
 会場へは、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です。
詳しくは下記サイトをご覧下さい。
http://www.f.waseda.jp/komatsubara.ak/2009WS.pdf
                       (情報提供者 小松原明哲様)

○日本文化のヴィジュアル・ナラティヴ Visual Narratives in Japanese Culture
京都大学GCOE 心が活きる教育のための国際拠点 (主催) 講演会
ユニットC 「心が活きるフィールド教育と生涯発達のサポートとシステム」
(共催)科学研究費プロジェクト 代表 山田洋子(基盤研究A)多文化横断
ナラティヴ・フィールドワークによる臨床支援と対話教育法の開発

【日時】2009年12月9日(水) 13時00分-16時15分
【場所】京都大学大学院教育学研究科 総合研究2号館 第7演習室
    http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
【企画者】 やまだようこ (京都大学大学院教育学研究科)
【指定討論者】家島明彦 (島根大学教育開発センター)
講演は、日本語と英語で行われます。参加無料です。直接会場へお越しください。
【お問い合わせ】develop-psy[at]educ.kyoto-u.ac.jp
 ◆ 13:00-14:30 講 演 者: Prof. Sepp Linhart(Department of East
              Asian Studies, University of Vienna)
 講演題目:The Visual Representation of Japan on Western Postcards,
       1900 to 1945
 ◆ 14:45-16:15 講 演 者: Dr. Susanne Formanek (Institute for the
             Cultural and Intellectual History of Asia,
              Austrian Academy of Sciences)
 講演題目:Visualizing the Afterlife in Japan: The Example of Edo-
      period Tsuizen kusazoushi (追善草双紙) and Shinie(死絵)
                      (情報提供者  安田裕子様)

○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第7回のおしらせ
 第7回「コスメの時間論」
【企画趣旨】これまで本研究会では,さまざまな意味での「よそおい」につい
て検討してきた。しかし,よそおいは時代や時期に依存するものであるにもか
かわらず,その点については論じてこなかった。よそおいの中でも化粧はさま
ざまな意味で,時代,時期の拘束から逃れることはできない。本企画では、異
なるレベルで化粧と時間の問題を扱う,二人の研究者に発表いただき,「よそ
おい」と時代,時期といった時間の問題について検討する。
◇タイトル「コスメの時代ー化粧からみる現代女性の生き方」
◇企画趣旨 現在、日本人女性は世界一、化粧品を消費し、熱心に化粧をする
と言われています。なぜ、女優でもモデルでもない普通の女性たちが、かくも
熱心に化粧をするのでしょうか。彼女たちにとって、化粧はどんな意味を持つ
のでしょうか。身だしなみから自己表現、そして「私遊び」としての化粧へ。
化粧に耽溺するコスメフリークにとっては、顔や身体はゲーム機器、化粧品は
ゲームソフトなのです。今やアニメやオタクと並んで、世界に誇る「Jカルチャ
ー」であるコスメとそこに生きる女性たちについてお話したいと思います。
◇話す人 米澤泉(甲南女子大学)
◎タイトル「よそおう行為の時間的変容について ―対話性と自己の観点から―」
◎企画趣旨 我々は常に単一の場所にとどまっているのではなく、複数の幾重に
も重なった場所に身をおきながら生活を営む存在である。異なる場所に身をおく
ことにより、個人に期待される役割もが変容すると仮定すると、そこには異なる
発話が期待されるだろう。本研究では、よそおいを広義のナラティヴとして捉え、
人生発達とともに変容する個人のポジションと化粧を中心とするよそおう行為の
発生プロセスについて、対話性と自己をキーワードとして検討したい。
◎話す人 木戸彩恵(京都大学教育学研究科)
【日時】 2009年12月12日(土) 15:00~18:00
【会場】 京都大学(時間は後日サイトにアップします)
【参加費】 参加費は無料です。なお,参加の場合は,資料作成の都合上,事前
にご連絡いただけると助かります。
【第7回研究会お問い合わせ先】 木戸彩恵(第7回担当) 
ayae.kido[at]edu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp ([at]を@に変えて下さい)
研究会URL http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html 
管理人:鈴木公啓(研究会幹事)
                        (情報提供者 荒川歩様)

○ 第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
  第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」は、
宇宙物理学、医学から、生物学、人類学、社会学、心理学、情報工学までの多様
な映像実践を紹介し議論する世界的にも類をみない画期的な学際的試みです。映
像実践を通じた新たな学術領域の開拓に挑み、学術映像の世紀を拓く京都大学発
の記念すべき国際シンポジウムに、奮ってご参加ください。
【主催】京都大学 実行委員長:田中耕司
【企画】京都大学地域研究統合情報センター、大学院文学研究科、大学院教育学
研究科、大学院理学研究科、大学院医学研究科、大学院アジア・アフリカ地域研
究研究科、大学院情報学研究科、人文科学研究所、東南アジア研究所、学術情報
メディアセンター、総合博物館、野生動物研究センター
【協力】京都大学オープンコースウェア
【後援】京都大学教育研究振興財団
【日時】2009年12月11日(金) 10時~18時30分、
         12日(土) 10時~18時30分、
         13日(日) 10時~18時
【場所】京都大学百周年時計台記念館・百周年記念ホール
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/access.html
【プログラム】(日英同時通訳あり):
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/program.html
【参加申し込み(定員400名)・お問い合わせ先】
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/access.html
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 第13回京都大学国際シンポジウム
「学術研究における映像実践の最前線」
お問い合わせ先(事務局):visual-media.practices[at]cias.kyoto-u.ac.jp
 WEBSITE:http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/
***************************
                       (情報提供者 安田裕子様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

特にありません。 

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[クッピーより]
 第61号はいかがでしたか。今月は結構盛りだくさんの内容でしたが、読みや
すさなどは特に問題なかったでしょうか。今後とも会員の皆さまの役に立つ情
報を、より見やすい形で掲載していきたいと思います。皆さまからのアイデア
やご意見をどしどしお寄せください。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第61号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年11月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.60======================2009/10/20

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.60======================2009/10/20

 クッピーです。青空も高く、さわやかな風が木々を揺らす今日この頃ですが、
 皆さまいかがお過ごしでしょうか。秋はクッピーも大好きな季節です。実際、
 毎年秋になると体調も良くなって、いつもはなかなか取り組めない仕事や運
 動にちょっと張り切ってみようかという気になるのが不思議です。鉄は熱い
 うちに打て。運動の秋、芸術の秋、仕事の秋、食欲の秋など、皆さま一人ひ
 とりの「秋」を思う存分満喫されてくださいね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○科学基礎論学会2009年秋の研究例会ワークショップ「心理学・人間科学
  メタ理論の新展開」(慶應義塾大学)

 ○TEM図を作ってみよう(基礎編)(立命館大学)

 ○第3回てんむすフィールド研究検討会

■ 著書の紹介

 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より
下記の要領で研究交流委員会企画の研究会を行います。奮ってご参加ください。

【タイトル】「支援を必要とする」子どもとその状況をどう考えるか―発達障
      害研究の今 ~滝坂信一氏による発題と討論~

【日時】 2009年 11月 28日(土) 13:30~15:00

【プログラム】13:30~ 14:20滝坂氏発題
       14:20~ 14:35コメンテータによるコメント
       14:35~ 15:00フロアを交えた討論
 
【場所】徳島大学総合科学部全学共通教育棟4号館 201講演要旨

【コメンテータ】山本智子氏(奈良女子大学)

【資料代】日本質的心理学会会員及び科研費メンバー無料
     発達障害当事者及び家族 300円
     その他の参加者 1,000円

【問い合わせ先】徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
       所属、総合科学部併任准教授樫田美雄まで。
E-mail : kashida「あっと」ias.tokushima-u.ac.jp(「あっと」を@に)

◆事務局より
 10月13日現在の会員動向は、丁度キリのいい末広がりの888名。2009年度
会費納入率は61%です。会費納入をよろしくお願いします。

名簿調査にご協力お願いします。

本年度は二回目の役員選挙の年です。これに伴って新しい名簿を作成いたしま
す。所属その他に変更のある方は、この機会に訂正をお願いします。現在の予
定は以下のようになっています。

10月20日頃  名簿帳票発送
10月末頃   名簿調査締め切り

◆編集委員会より
 10月も下旬になり、秋の深まりが日に日に感じられるようになりました。先日家の
近くの公園に行ったときに、子どもと小一時間ばかりどんぐりを拾ったのですが、ど
んぐりと一口に言っても樹によってずいぶん違うのですね。同じ樹の下でも、いちば
ん大きいのとかいちばん色が濃いのとか考えながら拾っていると、いろいろな面で多
様であることに気づきます。つい最近まで知らなかったのですが、そのまま食べられ
るどんぐりもあるそうです。ためしにそれらしい形のどんぐりの皮をその場でむいて
かじってみたのですが―、残念。かなり苦かった。しかし、同じに見えていたもの
が、ちょっとした観点の違いから多様性に目が行くようになったり、多様ななかにそ
れまでとは別のパターンが見えてきたりするのは、質的研究の醍醐味にも近いものが
あるなあ‥‥、などと考えてしまうのはもう、一種の職業病かもしれません。
 さて、『質的心理学研究』第9号の編集作業も大詰めで、掲載に向けての論文の修
正・加筆も時間との戦いになってきました。掲載論文のご紹介はもう少し先になると
思いますので、今回は書評特集の紹介をしておきましょう。第9号の書評特集は、田
中共子編集委員の編集となる、「この本からはじめる質的心理学」で、ここ数年出版
が相次いでいる質的研究の入門書・概説書をとりあげます。質的研究を学んでいく上
でどのテキストがどのような点で役に立つのかが、質的研究の教育に携わっている5
人の評者によって議論される予定です。これから修士論文や博士論文に取り組もうと
いう方、あるいは論文や研究法の指導をしている方などには、興味深い情報や論点が
それぞれの論者から呈示されることになると思いますのでご期待ください。また、第
10号の特集「環境の実在を質的研究はどう扱うのか」(南博文・佐々木正人責任編
集)の原稿締め切りがもう目前に迫っています。投稿を予定されている方でまだの方
がいらっしゃいましたら、10月末日までに投函をお願いします。力作、野心作をお待
ちしています。なお、一般論文は随時受け付けておりますので、こちらの枠での投稿
もお願いします。
                       (副編集委員長 能智正博)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○科学基礎論学会2009年秋の研究例会において、
ワークショップ「心理学・人間科学メタ理論の新展開」
を開催します。

【日 時】2009年11月7日(土)16:00-18:30頃まで
【会 場】慶應義塾大学三田キャンパス 
      B会場 研究棟1階 A会議室 16:00-18:00ワークショップ
【参加費】無料。
【オーガナイザー】渡辺恒夫オ)
【提題者】伊藤直樹(法政大学)「心理学が喪ったもの:メタ理論としてのディ
                ルタイ心理学」
     鈴木聡志(東京農大)「メタ理論とディスコース分析」
     渡辺恒夫(東邦大学)「心理学的多元論のメタサイエンス」
     西條剛央(早稲田大学)「人間諸科学の超メタ理論としての構造構成
                 主義」

<オーガナイザーによる主旨>
近年、アメリカ心理学会(APA)でもunity-disunity debate(単一パラダイムに
よる統一か複数パラダイムによる多元主義か論争)が続いている。その歴史的根
源の一つは、19世紀末の現象学・解釈学など自然科学とは異なる方法による心理
学の構想にある。オーガナイザーの年来の主張は、存在論的―認識論的―方法論
的―科学心理学的という4水準からなるメタサイエンスによって、多元主義をメ
タ理論的に基礎付けんとするところにある。詳しくは、3番目の提題を参照して
欲しいが、そこでなされている心理学の諸潮流のメタサイエンス的分類には、歴
史的軸が欠けている憾みがある。その点、伊藤は、人間科学を構想したディルタ
イのメタ理論が、なぜ20世紀心理学の展開から拒まれていったかを、エビングハ
ウスとの熾烈な論争の検討を通して、思想史の立場から解明しつつある。自然科
学ではない方法による人間科学の流れは、社会学や人類学で復興し、1980年代に
心理学にも波及し、日本でも質的心理学研究の興隆を見るに至っているが、その
中心となるメタ理論は社会的構成主義にある。具体的にディスコース分析として
自前の研究を進めている鈴木によって、その紹介・検討がなされるだろう。3番
目におかれた渡辺の提題では、心理学の諸潮流の暗黙のメタ理論を、メタサイエ
ンスの観点から解明するが、その結論は、「人間一般、心一般などというものは
存在せず、心は多型存在であるが故に、心理学も多型となる」ということになる。
心理学・人間科学メタ理論の新展開は、若い世代にも見られる。最後の西條は、
竹田現象学と構造主義科学論を土台とし、構造構成主義という人間科学メタ理論
を構想しているので、その立場からのメタ理論へのアプローチを期待したい。
 
・科学基礎論学会秋の研究例会 詳細は以下をご参照ください。
       http://phsc.jp/dat/prg/2009a.pdf
・キャンパスマップ
    http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
・各提題要旨は、科学基礎論学会ホームページhttp://phsc.jp/に10月下旬ごろ
順次掲載予定。
                       (情報提供者 渡辺恒夫様)

○TEM図を作ってみよう(基礎編)
【日時】 2009年11月21日(土)13:30から17:00
【場所】 立命館大学朱雀キャンパス多目的室(小)
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_suzaku_j.html
【企画趣旨】
 時間と共に生きる生を記述する方法として、TEMに対する関心が高まっている。
本企画では、参加者とともに実際にTEM図を書いてみることを通してTEMの可能
性を再発見したい。
【ファシリテータ】
 サトウタツヤ・木戸彩恵・荒川歩ほか
【プログラム(予定)】
   13:30-13:35 挨拶(サトウタツヤ)
   13:35-14:00 TEMの概要と目的(サトウタツヤ)
   14:00-14:30 TEM図の作り方の説明(木戸彩恵)
   14:30-16:00 班ごとに持ち寄ったサンプルを元にTEM図を書く(荒川)
   16:00-16:15 休憩
   16:15-17:00 完成したTEM図の発表と講評
      (終了後懇親会を予定)
【参加方法】
 無料。下記の宛先まで事前に参加申込みをしてください。また、前日(11月20
日)までに 「自分がTEMに関心を持つに至った経緯」というテーマで、400字程度
(± 200字程度)で文章を書いて、下記の宛先まで送ってください。皆さんからい
ただいた文章をもとに、当日TEMを書いてみます。
【参加申込先】
 a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp
・定員
 10名
・参考
 関東でも開催予定です。
                         (情報提供者:荒川歩)

○第3回てんむすフィールド研究検討会

 10月4日に行った研究検討会では、山崎徳子さんと当研究会の主宰者の1人で
ある松本の研究を検討しました。参加者から発表者当人には見えていなかった点
についてコメントが出されたり、今後の研究の方針について参加者間の見解の違
いにより議論が起こったりと意義深い時間となりました。
 次回の研究検討会は、今尾真弓さんと山崎徳子さんの研究検討を行います。時
間と興味のある方はご参加ください。

・日時:2009年12月6日(日)12時00分~17時30分
・場所:名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。そ
のため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)
    
・話題提供者1:
今尾真弓(名古屋大学)
「慢性の病気にかかるということ-ある患者の語りを通して」
慢性疾患に罹患された方々へのインタビューを通して、患者さんが、治らない病
気を位置づけていくプロセスについての研究を行ってきました。 今回は、イン
タビューの対象となった方々の中から、ある1人の方のインタビューを取り上げ、
その方の心的過程を描き出すことを通して、病気の経験に迫ることを試みたいと
思います。何分、初めての試みですので、至らない点が多々あるかと思いますが、
ご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思います。

・話題提供者2:
山崎徳子(京都大学)
「自閉症児の母親はいかに子どもを分かるか」
「自閉症児の母親はいかに子どもを分かるか」のテーマに立ち戻り、発達障碍の
ある子どもを持つお母さんと私の対話から自閉症児の関係発達と、子どもに向け
るまなざしについて考察しました。今回取り上げる研究協力者のさとしは、障碍
児学童保育Pに就学前から参加しているいわゆる「軽度」と呼ばれる発達障碍の
ある子どもさんです。お母さんの心情もぐるぐると揺れ、なかなか着地点が見い
だせません。それこそが、「軽度」と呼ばれるゆえの困難であるとも言えるので
しょうが…。このもやもやした感じを共有していただき、一緒に考えて下されば
幸いです。

・参加費/参加方法
無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。

・連絡先
k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。
                      (情報提供者:松本光太郎様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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[クッピーより]
 第60号はいかがでしたか。今後とも会員の皆さまの役に立つ情報を、見やす
い形で掲載していきたいと思います。たくさんの投稿をお待ちしております。
また「こんなメルマガにしてほしい」等、アイデアやご意見もどしどしお寄せ
ください。一緒に、楽しいメルマガにしていきましょう。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第60号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年10月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.59======================2009/9/25

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.59======================2009/9/25

 クッピーです。皆さま、札幌・北海学園での大会、お疲れ様でした。実行委
 員、関係者の方のご尽力により、非常に有意義で、快適な2日間を過ごさせ
 ていただくことができました。心よりお礼申し上げます。クッピーも含め、
 北海道の涼しい風とおいしい食べ物に、「少し太った」という方も多いので
 はないでしょうか。まだまだ本州は暑いですが、少しずつ秋の気配も漂って
 きています。十分に体調を整え、元気に秋学期を迎えたいものですね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より:研究奨励制度、地方研究企画助成制度の選考結果

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回
  大会での講演のお知らせ(大阪大学)

 ○ガーゲン先生ご夫妻 講演会のお知らせ

■ 著書の紹介

 ○『質的研究法キーワード』(Bloor,M. & Wood, F.著)

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:研究奨励制度、地方研究企画助成制度の選考結果

<研究奨励制度>
 今年度で2年目になる大学院生を対象とした研究奨励制度の選考結果が出まし
たので、ご報告いたします。今回の募集には9名の大学院生からの応募がありま
した。5名の選考委員が公正かつ慎重に審査した結果、以下の2名を採択者とし
て選考いたしましたので、ここにご報告いたします。

1. 橋本望 東京大学大学院教育学研究科 臨床心理学コース博士課程

「家族の自死を巡るやりとりの諸相に関する研究」

(選考理由)
 自死者遺族における家族の自死についての意味づけが他者(筆者)との相互
作用の中で生成される過程を明らかにすることで、「自死をめぐるやりとりの
諸相」そのものと、その過程で生成される行為や経験の質を明らかにしようと
する研究です。SHGによるサポートが有効でない場合を出発点に、重要な研
究方向を志向しています。フィールドへの着目、研究方法の位置づけ、研究計
画共にすぐれています。このテーマでのインフォーマント探しは困難であり、
様々な難しさを抱えながらも研究に挑む姿勢が評価できます。今後の研究の展
開に期待がもてます。

2. 加藤直子 総合研究大学院大学先導科学研究科 博士課程

「大規模科学研究プロジェクトに所属する若手研究者の戦略に関する質的研究」

(選考理由)
 任期付雇用の中で、大規模研究や学内運営を支えながら、自分の研究や研究
上の立場をつくりだしていく若手研究者は、近年きわめて厳しい労働条件下に
生き、研究活動を進めています。テーマが通常の学問分類に収まらない意欲的
なものであるため、これまで研究助成もなかなか得られにくかったことと想像
できます。多くの問題を抱えながらもこれまで質的に研究されることがなかっ
たフィールドのもつ社会的構造や政策的影響を明るみにすることで、処遇や研
究環境の改善の礎石となることを期待します。

<地方研究企画助成制度>
 また、昨年に引き続き、以下の企画に対して助成を行うことになりました。

1.新潟質的分析研究会
 企画概要「看護職員のための質的研究 ーアドバンスド コースー」

<選考委員> 大家まゆみ 青山征彦 松本健義 樫田美雄 梅崎高行

◆事務局より

日本質的心理学会第6回大会は好評のうちに終了いたしました。ご参加いただ
いた皆様、準備していただいた会員の皆様、どうもありがとうございました。

 日本質的心理学会第6回総会は、北海学園大学にて2009年10月12日に行われ
ました。
 今回から、無料弁当付き総会という形式をとったため、76名の参加を得るこ
とができました。予算・決算などいずれも参加者の承認を得て可決されました。
 ただし、参加者が会員の過半数に満たなかったため残念ながら仮総会になり
ました。資料閲覧をご希望する方は事務局までご請求ください。このメルマガ
の発行後1ヶ月間、ご意見ご質問を受け付け、異議が過半数に達しない場合に
は仮総会の決定を総会決定にさせていただきます。

なにとぞよろしくお願いします。

◆編集委員会より
 さる9月12日・13日、北海学園大学で第6回日本質的心理学会が開かれました。
北海道の空気はさわやかで、街を歩けば空間のおおらかな拡がりを感じさせら
れ、懇親会会場の豊平館では明治時代のゴージャスさを身近に感じることがで
き、くつろげる学会でした。アイヌの人たちの音楽やソーラン節を現代風にア
レンジした南中ソーランなどを堪能させていただいたことも感動的でした。小
島先生を始めとするスタッフのみなさまがた、ありがとうございました。
 編集委員会主催のシンポジウム「よりよい質的研究を目指して――『質的心
理学研究』への投稿から掲載まで」は、12日朝一番に開かれました。かつて「
修正再審査」を経て「掲載」になったプロセスや、「修正再審査」から「掲載
見送り」になったプロセスを、3人の話題提供者の方々が、ある意味勇気をもっ
て、生々しい形で発表して下さいました。そこから日頃なかなか言語化されな
い査読プロセスに関して、従来より深いレベルでの議論がなされました。
 そこで査読者側の何人かが強調したのは、「査読は投稿者と査読者との対話
である」ということと、「査読の基本構造は仲間集団による仲間の論文の査読
だ」ということでした。前者に関しては「掲載」に至った投稿者の多くはそれ
に賛同してくれました。問題は後者です。「掲載見送り」は、それはどこか「
対等でない関係」が存在することを感じさせてしまう危険性があります。査読
者から投稿者へ「掲載見送り」のメッセージは、一方通行です。それを「対話」
だとは、なかなかみなせないでしよう。また、「掲載見送り」は、査読者と投
稿者の間に大きなズレがあることを顕在化します。「掲載見送り」には、「質
的心理学会」という仲間集団の中に論文の「価値」「論理」「方法」に関して
不一致が存在していることを示しているのです。しかし、当然のことながら、
査読者に何か絶対的な権利や正統性があるわけでは決してありません。ヘビー
な議論がなされました。続編が必要かもしれません。
 第10号特集のテーマは「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」(南
博文・佐々木正人責任編集)で、締め切りは10月末日です。「掲載見送り」を
恐れず、勇気とファイティング・スピリッツをもって是非ご投稿下さい。
                                            (編集委員長 麻生武)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大
会での講演のお知らせ
 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大
会は、10月10日、11日、12日の3日間にわたって、大阪大学(吹田キャンパス)
で開催されます。

http://www.wdc-jp.biz/jssp/conf2009/

 1日目にはKenneth Gergen先生の特別講演「A Social Constructionist
Psychology: Creativity,Reflection,and Practice」、韓国の趙 恩慶先生
(翰林大学校)の講演「韓国における刑事裁判への社会心理学の応用」があり
ます。
                    (情報提供者 サトウタツヤ様)

○ガーゲン先生ご夫妻 講演会のお知らせ
日本質的心理学会後援でガーゲン先生ご夫妻の講演会を開きます。ぜひご参加
ください。

ガーゲン先生ご夫妻 講演会のお知らせ

社会構成主義で著名なケネス・ガーゲン先生(スワスモア大学教授)とメア
リー・ガーゲン先生(ペンシルバニア州立大学名誉教授)が来日するのにあわ
せて、公開講演会を行います。

主催 立命館大学人間科学研究所
   立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)研究プログラム
    「法と心理学」研究拠点の創成
後援 日本質的心理学会/対人援助学会準備会
時  2009年10月12日(祝・月) 開場 14時00分
所  立命館大学衣笠キャンパス創思館1Fカンファレンスルーム(地図24番)
地図 http://www.ritsumei.jp/campusmap/index_j.html

この講演会は、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサー
チ・センター整備事業「臨床人間科学の構築-対人援助のための人間環境研究-」
プロジェクトの研究成果として広く社会に発信するものです。
事前申し込みは不要ですが、出席ご希望の方はlecture1012@gmail.comあてに
メールいただけると幸いです(タイトルは「ガーゲン講演会」)。満席の場合
には事前連絡者を優先します。

タイムテーブル(両先生の演題はいずれも仮題です)
14:30 14:40 開会の挨拶
14:40 15:40 メアリー先生講演「フェミニズム心理学のためのナラティブ方
       法論」
15:40 16:40 ケネス先生講演「文化・歴史的視点からみた心理療法」
16:40 17:00 休憩
17:00 17:40 総合的な議論
講演は短く区切らせていただき、ファシリテータによる日本語解説と参加者の
シェアリングをはさみます。

<立命館大学人間科学研究所・問い合わせ先>
               lecture1012@gmail.com(担当:上村)

                    (情報提供者 サトウタツヤ様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○『質的研究法キーワード』(金子書房)
 上淵寿(監訳) 上淵寿・大家まゆみ・小松孝至・榊原知美・丹羽さがの・
野口隆子・野坂祐子・山本良子(訳)
 Bloor,M. & Wood, F.(2006). Keywords in qualitative methods: A
vocabulary of research concepts. Sage. の全訳である本書は、質的研究を
行うすべての学問分野から62の用語を精選し、その定義と特徴、研究例を挙げ
ながら解説したものである。質的研究は方法論のみならず、あくまで実践であ
り、その過程においては現場とのさまざまな葛藤が伴うことは、実践者なら誰
もが感じることであろう。
 本書は訳題どおり「キーワード」についての解説であるが、たんなる用語の
理解にとどまらず、用語や概念の実践的意味について述べられたものである。
そのため、初めて用語に接する方にとっては、質的研究の基本的な考えや議論
を網羅的に知ることができ、すでに研究を行っている方にとっても、概念の成
す意味を再認識するのに有用であると思われる。
 各項目には、「関連ワード」と「キー・リーディングス」がついているため、
誰でも関心のあるキーワードから読み進め、関連事項を学ぶことができる。「
キー・リーディングス」では、古典といわれる質的研究から近年の研究論文ま
で幅広くリストアップされているうえ、訳書ではさらに、出版されている邦訳
書や訳者による参考文献も付記されている。
 質的研究のオリエンテーションとして、さらに質的研究を深めるためのツー
ルとして、広く活用いただきたい。
(書籍情報)http://www.kanekoshobo.co.jp/np/isbn/9784760826254
                      (情報提供者 野坂祐子様)

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[クッピーより]
 第59号はいかがでしたか。今後とも「見やすい、面白い、役に立つ」、そん
なメルマガにしていきたいと思います。皆さまからのアイデアやご意見をどし
どしお寄せください。編集委員一同、心よりお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第59号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年9月25日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.58======================2009/8/21

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.58======================2009/8/21

 クッピーです。長い長い梅雨も明け、日本列島もようやく夏真っ盛りですね。
 皆さま、夏バテなどされていないでしょうか。来月にはいよいよ第6回の大
 会が札幌で開催されます。さわやかな北海道の風とともに、皆さまにお会い
 できることを楽しみにしております。青い空に入道雲といった真夏ならでは
 の景色を楽しみつつ、今月も張り切っていきましょう。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆研究交流委員会より
  日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-
 のお知らせ
 
 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○現象学的心理学ワークショップのお知らせ(西武文理大学)

 ○てんむすフィールド研究検討会第2回のお知らせ(名古屋大学)

 ○日本心理学会第73回大会におけるヒューベルト・ハーマンス夫妻招待講演等
 のお知らせ(立命館大学)

 ○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会
 特別講演のお知らせ

■ 著書の紹介

 特にありません

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より
日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-のお
知らせ

 下記の通り、神戸において、日本質的心理学会・大会外地方研究会企画(平成21
年度第1弾)を実施します。『自閉症の社会学-もうひとつのコミュニケーション論
-』(竹中均著、世界思想社、2300円+税)の書評セッションです。「発達障害」に
関心のある方にも、「コミュニケーション論」に関心のある方にも、どちらの方にも
満足して頂ける企画になったと自負しています。フロアとの討論の時間も十分にとり
ました。
 どうぞどなた様もふるってご参加下さい。予約不要です。

           
日時  2009年9月5日(土)14:00~17:00
場所  神戸学生青年センター会議室A( http://www.ksyc.jp/に地図があります)
     ※阪急六甲駅より北東へ徒歩3分/JR六甲道より徒歩10分(マンションの1
      階=半地下=です)
司会  永田 素彦(京都大学)
     樫田 美雄(徳島大学)
資料代 質的心理学会員は無料です。非会員の方からは1000円頂きます。
    当事者および当事者家族の方は、自己申告により300円でご入場いただけ
    ます。

※ プログラム
 13:30     開場(受付開始)
 14:00-14:10 主催者挨拶
 14:10-15:40 報告(各30分)
  ・心理学の立場から  石黒 広昭 氏(立教大学)
   (演題未定)
  ・教育支援の立場から 氏家 靖浩 氏(東北文化学園大学)
   「臨床の知と暗黙知をくすぐる」
  ・当事者の立場から  高森 明 氏(『アスペルガー当事者が語る特別支援教育』
   著者)
   「異文化モデル-その可能性と限界-」
 休憩
 15:50-16:50 著者リプライとフロアを交えた討論
 16:50-17:00 閉会挨拶と事務連絡
 ○地図付きチラシ・最新情報・発表要旨等を下記サイトで公開中。
  http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/social/090905/090905_top.html
★転載・転送・チラシ配布、いずれも自由です。お誘い合わせの上、ご来会ください。
 (連絡先:徳島大学総合科学部樫田研究室=電話:088-656-9512=)

◆事務局より
8月19日現在の会員数は871名です。
2008年度会費納入率 76%
2009年度会費納入率 56%
となっております。
札幌でお会いする皆様、年会費納入についてご確認ください~。北海道のビールもラー
メンもお刺身も、みなさんが年会費を払ってくれるのを待っていますよ~。
なお、本学会の退会手続きは、当該年度の会費を納入した場合にのみ任意退会とさせて
もらっています。詳しくは事務局にお問い合わせください。

◆編集委員会より
 残暑お見舞い申し上げます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 大学に勤める者にとっては、年による変化(例えば「教員免許更新講習」の導入など)
があっても、夏期休暇は自分の生活の質を調整する上でとても大事な時間だと思います。
私は海外在住のご家族から話を聞く機会が多いのですが、現地の学校と日本式の学校
(日本語補習授業校)の両方に通う子どもにとっては、夏休みは新学年に移行する前の節
目であると同時に、学年の後半戦に備える充電期間でもあるとのこと。まさに生きる文
脈によって、夏休みの意味づけも多様なようです。
 現在、編集委員会では、第9号発行に向けての編集作業を行っています。第9号(特
集:質的心理学における時間性・歴史性を問う/責任編集:麻生武・山本登志哉)の審査
状況としては、7月末時点で「掲載」論文が4編、「修正掲載」論文が1編となってお
ります。「修正再審査」論文の早い時期の再投稿をお待ちしております。また、第10号
特集「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」(南博文・佐々木正人責任編集)
の投稿締切(10月末)も迫ってきました。会員の皆様の意欲的な論文のご投稿を期待して
おります。
 さて、質的心理学会第6回大会(於 北海学園大学豊平キャンパス)も間近となりまし
た。編集委員会企画によるシンポジウム「よりよい質的研究を目指して:『質的心理学
研究』への投稿から掲載まで」が採択されましたので、ご関心のある方はぜひご参加下
さい。
 では、9月に札幌でお会いしましょう。
                           (副編集委員長 柴山真琴)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○第2回現象学的研究方法ワークショップへのお誘い
 西武文理大学看護学部長 高橋照子
  現象学的研究方法指導の第一人者であるA.ジオルジ博士をお招きして、
 下記の通り第2回ワークショップを開催します。ジオルジ博士の来日指導は、
 ご高齢でもあり、健康上の理由等により今回が最後になるかとも思われます。
 現象学的研究方法に関心をおもちの大学院生や教員の皆様のご参加をお待ち
 しています。
 記
【日時】平成21年8月31日(月)~9月5日(土) 9:00~15:00 ( 初日10:00開始 )
     月・火・水:研究方法への導入 理論基礎と演習初歩
     木・金・土:研究方法の実践  理論上級と実践演習
 *全期間の参加が望ましいが、時間的に制約のある方で、第1回既参加者は後半
 のみの参加でも、今回が初めての参加者は前半のみの参加でも、可とします。
【場所】西武文理大学看護学部(8号館)203教室
     〒350-1336 狭山市柏原新田311-1 
 Tel:04-2954-7575(代) Fax:04-2954-7511(代)
【講師】アメディオ・ジオルジ博士(米国セイブルック大学院大学教授)
     吉田章宏博士(淑徳大学特任教授、東京大学名誉教授、第1回担当者)
【通訳】小野以秩子氏(第1回担当者)
【参加費】 6日間で5万円(但し3日間の参加者は3万円)
(ワークショップは、参加者からの参加費のみによって、総て運営されます。)
 *参加費は、下記口座にお振り込みをお願いします。
 振込確認をもって、参加承認とさせていただきます。(領収書は初日にお渡
 しします。)
    ゆうちょ銀行 店番:038 貯金種目:普通貯金 
     口座番号:5868006  高橋照子
・当大学周辺に食事ができる場所がありません。昼食の準備をお願いします。
  6日間昼食(お弁当)注文を希望される方は、下記にご連絡ください。
 内容に関する問い合わせ連絡先
 第2回「現象学的研究方法」ワークショップ
 Mail:kango-event@bunri-c.ac.jp
                       (情報提供者:愛甲修子様)

○てんむすフィールド研究検討会第2回のお知らせ
 8月2日に行った研究検討会では、藤井真樹さんの研究を4時間半に渡って検討
しました。藤井さんにおいて得るものは大きかったようですが、主宰した者に
とってもいろいろ考えさせられる時間でした。
 次回の研究検討会は、山崎徳子さんと主催者でもある松本の研究検討を行い
ます。時間と関心のある方はご参加ください。

【日時】2009年10月4日(日)12時00分~17時30分

【場所】名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。
そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)

【話題提供者1】山崎徳子(京都大学)
「関与・観察という方法-観られる者の違和感」
 障碍のある子どもの保育サークルのボランティア体験を契機に,関係発達を
学び直すこととなりました。現在は関西の自治体の乳幼児健診や,保育園・学
校の巡回相談の仕事もしています。
 研究の現場は夏休みなどの長期休みに開く障碍児の学童保育です。お母さん
たちと一緒に運営しながら,「育てる」という枠組みの下での,自閉症のある
子どもへの向かい方やまなざしの向け方を考えています。実際は,支援学校高
等部1年生のまさきに「のりちゃん(私)の生きがいは何ですか?」と問われ,
あたふたするような日々を送っていますが…。

 今回は,実践の場の関与・観察を研究の俎上に載せる際の方法的態度につい
て,議論していただきたく思います。

【話題提供者2】松本光太郎(名古屋大学)
「外出からはじめる高齢者心理学」
 修士課程時代から10年ほど高齢者の外出に注目して研究を続けてきました。
3年前に博士論文にて一旦まとめましたが、大幅に改稿した上で公刊をめざし
たいと考えています。現在改稿を進めている原稿について、いろいろとご意見
いただけることを期待しています。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。

【連絡先】k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変え
てください。
                       (情報提供者:荒川歩様)

○日本心理学会第73回大会におけるヒューベルト・ハーマンス夫妻招待講演等
 のお知らせ
日本心理学会第73回大会が立命館大学で開催されます。


2009年8月26日(水)~28日(金)

立命館大学衣笠キャンパス (京都市北区等持院北町56の1)
対話的自己の理論と実践で著名なヒューベルト・ハーマンスさんご夫妻を招待
して講演とシンポジウムが行われます。ぜひともご参加ください。
http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2009/

★8月26日 9:30-11:30 以学館2号ホール
SL001 グローバル化する世界における対話的自己の必要性
  講演者 Radboud University , Hubert J.M. Hermans #
  司会者 神戸大学 森岡  正芳

★8月27日 12:30-14:30 敬学館210
S011 「時間」と「空間」のなかで自己の変化を捉える 27日午後
  企画者 立命館大学 サトウ タツヤ;京都大学 安田 裕子
  司会者 名古屋大学 荒川 歩
  話題提供者 京都大学高等教育研究開発推進センター 溝上 慎一
  話題提供者 International Institute for the Dialogical Self Agnieszka
L.Hermans-Konopka #
  話題提供者 京都大学 安田 裕子
  話題提供者 大阪教育大学 白井 利明
  指定討論者 Radboud University Hubert J.M.Hermans #
  指定討論者 札幌学院大学 森 直久

★ついでながら以下の企画もありますのでよろしくお願いします。
26日 15:00-17:00 敬学館216
WS037
  TEMによる質的研究の可能性の拡大
――TEMによってどのような地平が開けるか

★さらに、今大会において企画されている以下のプログラムは,非会員の方で
も自由にご参加いただける公開プログラムです。多数のご来場をお待ちしてい
ます。
http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2009/contens/14_k_program/index.html
特別講演
  第1日/8月26日(水) 17:15~18:15/以学館1号ホール
  TL001 21世紀を担う子どもを育てる
  講演者 アグネス・チャン

日本心理学会・中国心理学会共同企画シンポジウム
  第2日/8月27日(木) 15:00~17:00/敬学館250
  JPAL003 地震災害と心理学

認定心理士会企画講演会
  第1日/8月26日(水) 13:00~14:30 以学館2号ホール
  CP001 現代社会の抱える問題性とそれに対する対応
―家庭裁判所調査官の視点から―
  講演者 田中 義一 (横浜家庭裁判所 次席家庭裁判所調査官)

学会企画シンポジウム
  第2日/8月27日(木) 9:30~11:30 敬学館250
  JPAL002 表情認知研究の最前線:認知・生理・障害・臨床

認定心理士会企画シンポジウム
  第1日/8月26日(水) 15:00~17:00/以学館2号ホール
  CP002 さまざまな領域におけるメンタルヘルスの危機と対策

シンポジウム
  第2日/8月27日(木) 12:30~14:30/敬学館250
  S013 古行動(Paleo Behavior)の分析:史学・考古学・心理学

  第2日/8月27日(木) 15:00~17:00/敬学館230
  S015 「たすける・いきる・みせる」:人にかかわる研究の倫理とは?

  第3日/8月28日(金) 12:30~14:30/敬学館210
  S019 <老い>をめぐる時空間-その身体と社会
                    (情報提供者:サトウタツヤ様)

○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会
特別講演のお知らせ

日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会は、
10月10日、11日、12日の3日間にわたって、大阪大学(吹田キャンパス)で開催
されます。

http://www.wdc-jp.biz/jssp/conf2009/

1日目にはKenneth Gergen先生の特別講演「A Social Constructionist
Psychology: Creativity,Reflection,and Practice」、韓国の趙 恩慶先生
(翰林大学校)の講演「韓国における刑事裁判への社会心理学の応用」があり
ます。
                    (情報提供者:サトウタツヤ様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。 

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[クッピーより]
 第58号はいかがでしたか。9月の大会も近づき、準備に当たられている方々は
忙しい毎日かと思います。盛会となることをお祈りしています。メルマガの方も
今後とも見やすく、役立つものにしていきたいと思いますので、アイデアやご意
見をどしどしお寄せください。お待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第58号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年8月21日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.57======================2009/7/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.57======================2009/7/20

 クッピーです。関東や九州では梅雨明けしたそうで、いよいよ夏本番ですね。
 最近は気温も湿度も高く、肌にまとわりつくような蒸し暑さに耐えかねて、
 ついつい冷房の設定温度を下げてしまいがちですが、やっぱり多少汗をかく
 ぐらいの方が健康にも良いのだそうです。夏は暑いからこそ夏。夏らしさを
 存分に味わうのも良いのではないでしょうか。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆研究交流委員会より
  日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-の
  お知らせ
 
 ◆第6回大会実行委員より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○第六回質的研究集中ワークショップ・ベーシック編 東京開催のご案内(早稲田
  大学)

 ○第53回意識研究会特別企画のお知らせ(京都大学)

 ○ APA(American Psychological Association) 2009 Convention (August 6-9, To-
 ronto, Canada)でのシンポジウム(Theorizing Pluralism)のお知らせ

 ○メアリー・ガーゲン先生講演会、およびケネス・ガーゲン先生の集中講義(立命
 館大学)

■ 著書の紹介

 ○ Varieties of Theoretical Psychology: International Philosophical and
 Practical Concerns.(Teo, T., Stenner, P., Rutherford, A., Park, E., &
  Baerveldt, C. (Eds))

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より
日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-のお
知らせ

 下記の通り、神戸において、日本質的心理学会・大会外地方研究会企画(平成21
年度第1弾)を実施します。『自閉症の社会学-もうひとつのコミュニケーション論
-』(竹中均著、世界思想社、2300円+税)の書評セッションです。「発達障害」に
関心のある方にも、「コミュニケーション論」に関心のある方にも、どちらの方にも
満足して頂ける企画になったと自負しています。フロアとの討論の時間も十分にとり
ました。
 どうぞどなた様もふるってご参加下さい。予約不要です。

           
日時  2009年9月5日(土)14:00~17:00
場所  神戸学生青年センター会議室A( http://www.ksyc.jp/に地図があります)
     ※阪急六甲駅より北東へ徒歩3分/JR六甲道より徒歩10分(マンションの1
      階=半地下=です)
司会  永田 素彦(京都大学)
     樫田 美雄(徳島大学)
資料代 質的心理学会員は無料です。非会員の方からは1000円頂きます。
    当事者および当事者家族の方は、自己申告により300円でご入場いただけ
    ます。

※ プログラム
 13:30     開場(受付開始)
 14:00-14:10 主催者挨拶
 14:10-15:40 報告(各30分)
  ・心理学の立場から  石黒 広昭 氏(立教大学)
   (演題未定)
  ・教育支援の立場から 氏家 靖浩 氏(東北文化学園大学)
   「臨床の知と暗黙知をくすぐる」
  ・当事者の立場から  高森 明 氏(『アスペルガー当事者が語る特別支援教育』
   著者)
   「異文化モデル-その可能性と限界-」
 休憩
 15:50-16:50 著者リプライとフロアを交えた討論
 16:50-17:00 閉会挨拶と事務連絡
 ○地図付きチラシ・最新情報・発表要旨等を下記サイトで公開中。
  http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/social/090905/090905_top.html
★転載・転送・チラシ配布、いずれも自由です。お誘い合わせの上、ご来会ください。
 (連絡先:徳島大学総合科学部樫田研究室=電話:088-656-9512=)

◆第6回大会実行委員より
日本質的心理学会第6回大会「知のフロンティアを拓く」
発表申し込み期限延長のお知らせ
2009年7月31日(金)

 語れ、ムーサよ!こう皆さんに語りかけることにします。ムーサとは学芸の神ミュ
ーズのこと。ギリシャの詩人は、物語を始めるに先立って、この言葉を発したと言わ
れます。「知のフロンティアを拓く」に多くの皆さんの申し込みをお待ちします。特
に、自主シンポが不足しています。申込の締め切りを7月31日(金)に延長しました
ので、ふるってお申し込みください。
 ソクラテスが弁論術で用いたと言われる "アナクリシス"という技法は、言葉によ
って相手の言葉を挑発し、意見を言わざるを得なくしてしまう弁論術のことです。質
的心理学会が始まった当初、このアナクリシスと同種の言葉たちの声がそこかしこに
聞こえていたように思います。ところがその声はじょじょに聞こえなくなってきて、
それに代わって形式を重んじる、生真面目な議論が増えてきたように感じます。新し
い学問の場が成熟していくうえで避けられない道程なのかもしれません。
 リサーチ・クエスチョンが最初からどこかに存在するわけではありません。それは
往々にして気ままな思いつきの中から立ち上がるものではないでしょうか。漂流する
思考の波に身を任せ、真面目な笑い話(『ソクラテスの対話』はこの代表的なスタイ
ルでした)に打ち興じる雰囲気を大事にしたいものです。カーニバルのざわめく感覚
の中にこそ尽きぬ生命と変貌の力が宿る、と言ったのはバフチンでした(『ドストエ
フスキーの詩学』)。広場に集う人々による「ソクラテスの陽気な対話」が新しい知
を醸しだす姿を見たいものです。発展途上のアイディアを歓迎します。

        第6回大会準備委員長 小島康次

◆事務局より
北海道の第6回大会の様子もだんだんと明らかになっています。
申し込み期限も多少延びるようですから、参加を決めかねている人もこの機会にぜひ
発表してみてはどうでしょうか?ぜひ北海道でお会いしましょう。

7月14日現在の会員動向は

会員数 856名
2008年度会費納入率 75%
2009年度会費納入率 53%
です。みなさま、会費納入の確認をよろしくお願いいたします。

◆編集委員会より
 いよいよ梅雨明け。今年もまた暑い夏がやってきました。夏が大好きという人にと
っては元気の出る季節でしょうし、暑さが苦手という人にとってはため息をつきたく
なるような季節かもしれません。季節の感じ方は人それぞれ。「みな人間同じなのだ
から……」という言い方を異文化理解の文脈などでたまに聞くことがありますが、人
間みなそれぞれ質的に違うのでしょう。研究者としては、そうした個人の違いを無視
して平均値で語ってしまうのではなく、その違いの本質の部分を丁寧に捉えていきた
いものだと常々思います。
 社会状況に目を移せば、東京都議会選挙での激動、そしていよいよ山が動くかもし
れない衆議院解散・総選挙へと移りつつあり、その社会変動の中で私たちがどう振る
舞うのかが問われている気がします。各政党・各政治家の質的な違いは何なのか、表
面的な違いはすぐに見えても、なかなかその本質的な違いまで見通すのは困難ですが、
それを見抜くセンスを磨いていきたいものです。賛否両論のなか裁判員制度もすでに
スタートしており、社会への関わり方も、質的に変化しつつあるのを感じます。
 ところでご存知のとおり9月12日(土)・13日(日)に、質的心理学会第6回大会が
北海学園大学豊平キャンパスで開催されます。2日目に、機関誌編集委員会の委員長・
副委員長による企画として、「よりよい質的研究を目指して:『質的心理学研究』へ
の投稿から掲載まで」(仮題)というシンポジウムを開催する予定です。本学会誌に
投稿した場合、すぐには納得しがたい査読結果が返ってくることもあろうかと思いま
す。このシンポジウムでは、実際に投稿を経験した若手に話題提供をお願いし、査読
者のコメントという声をどう受けとめ、どう自分の中に取り入れていったのか、さら
には査読者の声と自らの声をどう対話させ、新たな声をどう生成していったのかを語
っていただく予定です。関心のある方はぜひご参加ください。
 10号特集「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」(南博文・佐々木正人責
任編集)への投稿締切(10月末)も迫ってきました。一般論文は常時受けつけていま
す。意欲的な論文の投稿、お待ちしております。
                         (副編集委員長 伊藤哲司)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○第六回質的研究集中ワークショップ・ベーシック編 東京開催のご案内
 『ライブ講義・質的研究とは何か』(新曜社)公刊以後、各方面からSCQRM
(構造構成的質的研究法)を学びたいというご要望が多数寄せられたため,構造構成
主義アカデメイアでは、そうしたニーズに応えるために4日間(計35時間)の演習
形式の集中ワークショップを開催することとなりました。第六回は東京開催となりま
す。学生,教員,一般の方を 問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心
がある方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。
 http://url.ms/yoj
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス19号館412教室
【日時】以下4日間
 2009年 8月29(土)・8月30日(日)(両日10時~18時30分)
       9月12日(土)・9月13日(日)
       (12日:9時~19時30分,13日:9時~17時)
【講師】 西條剛央(早稲田大学大学院商学研究科専門職学位課程[MBA]専任講師)
【定員】 35名程度
【内容】 
 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を行うためには、
「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられるかどうか」が本質的
に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手段である以上,どのように分
析し,ど のような理論を構築すればよいかもすべてリサーチクエスチョン(研究関
心)によって決まってくるため,リサーチクエスチョンを抜きに「正しい方法」を学
ぶことはできないのです。
 したがって, 本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活かした
リサーチクエスチョンの立ち上げから始まり,対象者の選択,デー タ収集(インタ
ビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研 究発表に至るまで一気に実践し
てみることで,SCQRMやそれに 基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び,
質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的としています。
【参加費】 2万5千円
【申込方法】 参加希望者は下記申込みフォームより仮登録・本登録をしてください。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi
※先着順とさせていただくため、定員になり次第締め切らせていただきますのでご了
承下さい。
※本登録が完了を持ってお申し込み手続き完了となります。
※本登録後、返信メールにて詳細な情報を送らせていただきます。
                         (情報提供者 西條剛央様)

○第53回意識研究会特別企画のお知らせ
【企画者】森岡正芳(神戸大学)・溝上慎一(京都大学)
 第53回自己意識研究会では、対話的自己論(The Dialogical Self)の提唱で有名
なハーマンスご夫妻の来日にあわせて、自己対面法(SCM:Self-Confrontation Me-
thod)に関するワークショップを開催します。対話的自己論は臨床技法としての自己
対面法と密接に関連していますので、臨床実践のプロセスを自ら体験していただくこ
とで、難解な理論のポイントをより具体的にイメージすることができます。この機会
に是非ご参加ください。
【日時】 2009年8月29日(土) 午後1時~6時
【場所】 京都大学吉田南1号館 *当日案内の掲示を出します
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm
【プログラム】 *ミニ講義つき
 1. 自己対面法とポジション作成(ハーマンス)
 2. 情動のコーチング-対話的自己の情動への適用(ハーマンス・コノプカ)
 3. Iポジションの構成と情動(ハーマンス)
【参加費】 資料代1000円(お茶菓子代含む)
 * 同時通訳はつきませんが、適宜森岡と溝上が日本語で説明をはさみます。
参加申込が必要です。下記の情報を記入の上、eメール(あるいは、郵便、fax)で
お申し込み下さい。先着50名。〆切は 2009年8月15日です。
1. 名前(ふりがな) 2. 所属・職階(大学院生その他の場合は学年) 3. 住所
4. 電話  5. eメールアドレス  6. ハーマンスご夫妻を囲んでの懇親会参加・
不参加
【 申込・お問い合わせ先】 〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町 京都大学高
等教育研究開発推進センター内 溝上慎一行 「対話的自己ワークショップ参加申込」
(朱書き)
 Eメール: smizok@hedu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
電話: 075-753-3047(研究室直通) FAX: 075-753-3045
*当日はできるだけ、ハーマンス・ケンペン著『対話的自己-デカルト/ジェームズ
/ミードを超えて-』(溝上慎一・水間玲子・森岡正芳訳)新曜社、を読んだうえ
でご参加下さい。
                         (情報提供者 森岡正芳様)
○ APA(American Psychological Association) 2009 Convention (August 6-9, To-
ronto, Canada)でのシンポジウム(Theorizing Pluralism)のお知らせ
+++++++++++++++++
Theorizing Pluralism
Session ID: 2031
Session Type: Symposium
Division(s): 24, 1, 26, 32
Building: Metro Toronto Convention Centre
Room Description: Meeting Room 704
Room Location: South Building – Level 700
Date: 08/07/2009
Time: 8:00AM – 9:50AM
++++++++++++++++++
◇Jason Goertzen MA
 Cochair
◇William Smythe PhD
 Cochair
◇Jason Goertzen MA
Participant/1stAuthor
Dialectical Pluralism: A Theoretical Conceptualization of Pluralism in Psy-
chology
◇Richard Walsh-Bowers PhD
Participant/1stAuthor
Some Neglected Dimensions of the Debate in Psychology Between Unification
and Pluralism
◇Tsuneo Watanabe PhD
Participant/1stAuthor
Metascientific Foundations for Pluralism in Psychology
◇Aydan Gulerce PhD
Participant/1stAuthor
Toward Relational and Connected Forms of Pluralisms
◇William Smythe PhD
Discussant
◇Thomas Teo PhD
Discussant
◇Jack Martin PhD
Discussant
+++++++++++++++++++
APA2009Convention のHP:
http://www.apa.org/convention09/
                        (情報提供者 渡辺恒夫様)

○メアリー・ガーゲン先生講演会、およびケネス・ガーゲン先生の集中講義
 2009年10月12日(月・祝)に立命館大学創思館カンファレンスルームにて、メア
リー・ガーゲン先生の講演会を行います(午後3時頃から)。詳細は未定ですが、
ご予定を確保しておいてください。
 立命館大学では、ケネス・ガーゲン先生を招聘教授にお迎えし、10/5からの
4日間(社会構成主義の基礎)、10/12からの4日間(臨床発達にも関係する
社会構成主義アプローチ)、それぞれ2単位の集中講義を行います。他大学在籍の
方で、出席したいという方がいれば(虫食いでは困ります。ある程度まとまって出
席できる方)、ご連絡ください。場合によっては参加していただけると思います。
                      (情報提供者 サトウタツヤ様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ○Teo, T., Stenner, P., Rutherford, A., Park, E., & Baerveldt, C. (Eds)
 (2009) Varieties of Theoretical Psychology: International Philosophical
 and Practical Concerns. Ontario, Canada: Captus Press Inc.
【内容紹介】
 Kurt Danziger論文をChap.1 に置き、2007年度トロントでの、International So-
ciety for Theoretical Psychology 発表論文を基にした、全39章からなるアンソロ
ジー。中で、日本人寄稿者の手になるChap.10 Eastern epistemology and the psy-
chology of the subjective self, by Tsuneo Watanabeは、黒田正典の主体変様的
方法の初の本格的な海外への紹介であると共に、これを東洋的認識論としてとらえ
なおし、自我体験などのセルフ研究への応用を示したものとなっています。
                        (情報提供者 渡辺恒夫様)

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[クッピーより]
 第57号はいかがでしたか。9月の大会も近づき、学会・研究会の多い季節が
やってきました。少しでも多くの人に伝えたい情報について、皆様からの投稿
をお待ちしております。また、より見やすい、より役立つメルマガにするため
のアイデアもどしどしお寄せください。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第57号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年7月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.56======================2009/6/22

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.56======================2009/6/22

 クッピーです。暑くなってきましたね。本来、この時期は雨が降り続いて、
 湿気と蒸し暑さに苦労する季節だと思うのですが、今年は空梅雨なのか連
 日いいお天気が続いています。晴れやかな気持ちになるのは良いのですが、
 やっぱり気になるのは水不足ですね。すっきりとした夏空を楽しみに、降
 るべき時にはしっかり雨が降ってくれることを願う毎日です。
  さて、今月号には、平成21年度研究助成制度のご案内もあります。皆さま、
 どうぞ奮ってご応募ください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆研究交流委員会より
 1.「研究奨励制度」と「地方研究企画助成制度」の募集
 2.今年度の研究交流委員について

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○第6回よそおいしぐさ研究会「文化人類学からみた装い」(聖心女子大学)

 ○シンポジウム 「学びと育ちを保障する学校・教師」(東京大学)

 ○研究検討会(てんむすフィールド研究会)

■ 著書の紹介

 ○『自我体験と独我論的体験:自明性の彼方へ』(渡辺恒夫著)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より

1.「研究奨励制度」と「地方研究企画助成制度」の募集

昨年度からスタートした「研究奨励制度」「地方研究企画助成制度」について
2009年度分の募集を開始いたします。ふるって応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査の費用や、学会への参
加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するというものです
(2件まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討され
ている方におすすめします。2009年度分の〆切は2009年7月末です。

○「地方研究企画助成制度」
大都市に集中しがちな研究会、講習会を地方でも開催しやすくすることを目的
として、1件につき5万円程度を助成するものです(2件まで)。
※今年度から助成金額が変更されていますが、趣旨や利用可能な費目等に変更
はありません。

さらに、講師の選定など企画の立案や、広報についても学会でサポートする点
が特長です。2009年度分の〆切は2009年7月末です。

どちらも、詳しい応募方法などは学会WWWページでご案内しています。お問
い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
大家まゆみ:oie〔あっと〕lab.twcu.ac.jp
青山征彦:aoyama〔あっと〕surugadai.ac.jp(〔あっと〕を@に変えてくだ
さい)

2.今年度の研究交流委員について
今年度の研究交流委員が決まりました。下記のメンバーで企画・広報に関する
業務を行っていきますので、会員の皆さまからもぜひアイデアをお寄せくださ
い。
 青山征彦(駿河台大学)
 荒川歩(名古屋大学)
 大家まゆみ(東京女子大学)
 北村勝朗(東北大学)
 谷口明子(山梨大学)
 永田素彦(京都大学)
 余語琢磨(早稲田大学)
          (以上、平成21年度まで)
 大倉得史(京都大学)
 樫田美雄(徳島大学)
 野坂祐子(大阪教育大学)
 松本健義(上越教育大学)
          (以上、平成22年度まで)
 大久保功子(東京医科歯科大学)
 梅崎高行(九州ルーテル学院大学)
 徳田治子(高千穂大学)
 藤江康彦(関西大学)
          (以上、平成23年度まで)

◆事務局より
2009年6月7日に東京大学で理事会・常任理事会が行われ、昨年度の決算と今年
度の予算を審議し、可決しました。

本年度は二回目の役員選挙が行われます。名簿も整備します。
そして何より『質的心理学フォーラム』が創刊されます。
学会誌掲載論文を対象にした学会賞の選定も進んでいます。
これまでの『質的心理学研究』や研究交流活動も今まで以上に活発な活動が展
開されます。

つまり、本学会は、本年度から新たな活動のステージに入ったと言っても良い
と思います。もちろん、この学会を活性化させていくのは会員のみなさまです。
本年度の学会活動にご期待くださるとともに積極的にご参加ください。

まずは札幌でお会いしましょう!

6月14日現在の会員動向についてお知らせいたします。

会員数 852名
2008年度会費納入率 71%
2009年度会費納入率 51%

なお、ご事情により昨年度をもって退会されたい方は昨年度までの会費をご納
入のうえ、今月末をめどに申し出ていただけると幸いです。

◆編集委員会より
 天候不順の日が続いています。みなさまのお住まいの地域ではいかがでしょ
う。蛙が鳴くと傘の忘れ物が増えるというのは有名な偽相関の例ですが、私は
先日も傘をなくしました。この2ヶ月で3本という新記録。詩人の黒田三郎の
詩に「なくす」というのがあったのを思い出します。その詩では、傘や手袋や
身分証明書や原稿など、なくしたものが列挙されたあと、こんな言葉が続きま
す。「なくしたわけでもないのに/なくなってゆく/多くのものがある/僕が
気のつかぬうちに/なくなってゆく/多くのもの/喜びや/夢や/愛情や/後
悔や/馬鹿笑いや」。
 私はライフストーリーを聞かせていただくことが多いのですが、そんななか
で他者の語りを介して、「僕が気のつかぬうちになくなってゆく多くのもの」
にもう一度出会い直しているような気がすることがあります。研究の表には出
てくることは少ないのですが、そうした感覚もまた、質的研究の実践を支えて
いるような気がします。それに比べたら、傘の2本や3本‥‥(でも惜しい)。
 さて、去る6月7日に、今年度第1回目の『質的心理学研究』編集委員会が、
新編集委員、新編集監事も交えて開かれました。とは言っても、対面の委員会
以外に、ML上では編集上の対話は休みなく続いていますし、査読を通じての
投稿者の皆様との対話も継続中です。委員会では、2010年3月発刊予定の、第9
号の編集が続いております。あまり知られていないことですが、3月発刊のため
には10月までには入稿が完成していなければなりません。その意味では、まだ
先の話だと気を抜くことが決してできない時期なのです。
 9号の特集論文についてはすでに締め切られていますが、早くも10号の特集論
文の締め切りが近づいています。10号特集は、「環境の実在を質的心理学はど
うあつかうのか」(南博文・佐々木正人 責任編集)です。10月末日が締め切
りになっておりますので、あと4ヶ月ということになります。投稿を予定されて
いる方は余裕をもって準備していただければと思います。より多くの皆様から
の力のこもった原稿をお待ちしています。
                       (副編集委員長 能智正博)

 

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○第6回よそおいしぐさ研究会「文化人類学からみた装い」

◆企画趣旨
 第6回研究会は,「文化人類学からみた装い」をテーマに開催します。文化人
類学を研究分野とされている余語先生に,装いについてのお話をお願いしていま
す。異なった分野における装いの捉え方は,きっと多くの有益な示唆を与えてく
れるものと考えられます。さらに,心理学を研究分野とされている菅原先生に討
論をお願いしています。分野が違えば装いの捉え方も異なりますが,共通するも
のもあると思われます。分野を超えた議論により,さらに一歩,装いについての
理解を深めたいと思います。フロアの方々も含めた討論の盛り上がりを期待して
います。
◆話す人
 余語琢磨  早稲田大学
◆討論する人
 菅原健介 聖心女子大学
◆日時
 2009年06月27日(土) 18時から19時30分(予定)
◆会場
 聖心女子大学 部屋については,近日中に掲載いたします。
 2号館3階 人間関係観察室
 なお,入構の際に,門のところで手続きをおこなう必要があります。必要事
項を記入いただくことになりますが,ご了承ください。

◆お問い合わせ先: 鈴木公啓(研究会幹事) suzukirt_[at]nifty.com ([at]
を@に変えて下さい。@の前にアンダーバーがあるので注意してください。)
◆参加費: 参加費は無料です。なお,参加の場合は,資料作成の都合上,事前
にご連絡いただけると助かります。
◆研究会URL: http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
                        (情報提供者 荒川歩様)

○シンポジウム 「学びと育ちを保障する学校・教師」

◆日時:7月5日(日) 13:00~17:40(12時30分開場)
◆場所:東京大学福武ホール・ラーニングシアター
◆主催:東京大学大学院教育学研究科 学校教育高度化センター
◆入場料無料:会場の都合で先着200名とさせていただきます。ご了承ください。
 
◆プログラム
 13:00-13:10 教育学研究科長挨拶 武藤芳照 教授
 13:10-13:15センター長挨拶 秋田喜代美教授
 13:15-15:15 セッション1「学びの質を保障する学校づくり」
 【司会・指定討論】
 佐藤学教授(学校教育学)
 【話題提供】
 苅谷剛彦 教授(教育社会学)
 南風原朝和 教授(附属学校長・教育情報科学)
 勝野正章 准教授(学校経営学)
 
 15:30-17:30 セッション2「子どもの育ちを支える教師とカリキュラム」
 【司会・指定討論】
 市川伸一 教授(教育心理学)
 【話題提供】
 田中千穂子 教授(臨床心理学)
 小玉重夫 教授(教育学)
 藤村宣之 准教授(教育心理学・教育方法学)
 17:40 閉会
 ※ その後に1時間程度希望者の方と登壇者での茶話会を予定しております。

◆申込方法
 学校教育高度化センターHP 申込専用フォームより申し込みください
 URL:http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~c-kodoka/
 問い合わせ先:kodosymp@p.u-tokyo.ac.jp 
       学校教育高度化センター 担当:河野
 申込後確認メールをお送りします。送信1週間後までにメールが届かない場合
は、再度ご連絡いただきますようお願い申しあげます。
 《書籍情報》
 2009年6月新刊 東京大学学校教育高度化センター(編)
 『基礎学力を問う:21世紀日本の教育への展望』東京大学出版会 2800円
                     (情報提供者 河野麻沙美様)

○研究検討会(てんむすフィールド研究会)

◆日時:2009年8月2日(日曜) 13~16時
◆場所:名古屋大学 東山キャンパス 法経共用棟2階 906円卓法廷教室
 (ただし、当日は休日につき建物に鍵がかかっています。参加のご連絡を事前
にいただけますと入室方法等をお知らせします。)

◆発表者:藤井 真樹 (名古屋学芸大学助手/京都大学大学院
人間・環境学研究科大倉研究室所属)

「他者を主体として受け止める」こととはどのようなことなのかを大きなテーマ
として持ちながら、現在はこの問題意識から派生してくる問い、「主体であると
いうこと」がいかなることなのかについて考えるべく保育園で子どもたちの関与
観察を継続しています。

◆参加費/参加方法
 無料。事前に下記の連絡先にご連絡下さい。

◆連絡先
 a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp  @を半角に変えて下さい。
  荒川

◆主催:てんむすフィールド研究会
                     (情報提供者 松本光太郎様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ○『自我体験と独我論的体験:自明性の彼方へ』
  渡辺恒夫著、北大路書房、2009年5月刊、4500円。
<帯書より>
「なぜ私は私なのか」「なぜ私は今、ここにいるのか」「他人はすべて機械や
人形のようなものではないか」ーー。哲学を中心に議論されてきた問いを「自
我体験」「独我論的体験」として心理学的に探究するための枠組みを創出しつ
つ、これらの体験の意味・内的構造に迫る。心理学における新たな研究テーマ
の誕生。
<注記>
第5章・第8章は、『質的心理学研究』誌上に掲載された論文を元にしたもの
です。
                      (情報提供者 渡辺恒夫様)

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……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第56号はいかがでしたか。これからも読みやすく、役に立つメルマガを目指
して、少しずつ修正を加えていきたいと思います。皆さま、どしどしとアイデ
ア・情報をお寄せください。委員一同、心からお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第56号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年6月22日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.55======================2009/5/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.55======================2009/5/20

 新緑のまぶしい季節になりましたね。溢れんばかりの光に誘われるように、
 クッピーも最近はよく散歩に出かけます。木漏れ日の中を歩いていると、
 さわやかな風が体の中まで拭きぬけていくようで、本当に気持ちいいです。
 新型インフルエンザが流行りはじめているようですが、ときどき外出して、
 自然の中に身を浸してみるのも悪くないかもしれないですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 なし

■ 著書の紹介

 なし

■ その他

 ○学術映像コンペティションについて

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆事務局より
事務局より
5月15日現在の会員動向は、会員数 839名、2009年度会費振込み率 41
%です。
札幌の大会の募集が始まると新入会員の方がもう少し増えるように思います。
本年度会費未納の方は、納入をよろしくお願いします。

◆編集委員会より
 みなさん、連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、家にこもって
読書と執筆という極楽生活でした。日頃なかなかまとまって執筆の時間がと
れないので、連休はとてもありがたかったわけです。読書と執筆三昧で時間
を過ごそうと思えば、独房に入れてもらうのが一番のようです。この連休、
佐藤優の『獄中記』(岩波現代文庫)を読みました。彼は微罪容疑で512
日間にわたる接見禁止の拘留処分をうけた異能の外交官です。とにかく難解
な哲学書や思想書をよく読み、ひたすら語学の勉強をしています。獄中ノー
トは62冊になるとのことです。また、日本の拘置所の食事は、イギリスの
一流ホテルの食事よりおいしいとのことでした。私の1週間の連休と、佐藤
優氏の512日間の連休とを比べるのは、変かも知れませんが、『獄中記』
はなかなか読み応えのある書物でした。彼は、拘置所があまりにも勉強や思
索にふさわしい環境なので、出所して将来自分で家を建てる機会があればか
ならず一部屋この拘置所の独房と同じ部屋を作り、そこを自分の勉強部屋に
しようと書き記しています。後日談によると、出所後、同様の部屋を設けた
らしいのですが、どうも思っていたようにはいかなかったようです。また、
獄中ノートは、看守に検閲されてしまうのが、最大の問題点です。看守につ
いての細かなフィールドノーツを書くわけにはいきません。佐藤氏が住んで
いた独房の隣近所は、死刑囚が入っていたようです。死刑囚は、佐藤氏と違
って、ビデオで映画などを見る機会も与えられていたようです。「フーテン
の寅さん」を見て笑う死刑囚の笑い声が、印象深く書かれています。62冊
のノートは、フィールドノーツが自由に書けない状況における、ある意味フ
ィールドノーツです。きっと思索や読書ノートと言う形で、記録が書かれて
いるのだと思います。それを読めば512日間の拘留生活が立体的に浮かび
上がるのだろう、そう確信させられる作品が『獄中記』です。質的心理学の
副読本として推薦します。そして、皆さんもバーチャルな512日間の連休
をぜひ味わっていただければと思います。
                       (編集委員長 麻生 武)
 
……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■その他 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○学術映像コンペティションについて
 このたび、学術映像コンペティション実行委員会は、「学術映像」のコンペ
ティションを実施いたします。対象映像には、宇宙や自然、生物を対象とした
映像、社会・文化研究の対象となるドキュメンタリー映画、医学・医療、心理
学の映像など、文理を問わず学術研究に寄与するあらゆる映像を含みます。入
選作品は「京都大学総合博物館学術映像博2009」(2009年8月5日‐12月10日)で
上映され、京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
(2009年12月11日‐13日)における議論の対象となります。この試みにより、学
術研究にとって映像とは何なのか、「学術映像」と他の映像とは何が違うのか
などといった、学術と映像をめぐる議論が活発化することを期待しています。
*詳細につきましては、下記URLにアクセスの上ご確認ください。
【賞】
   ・学術映像大賞  [1本]  副賞 [300,000円]
   ・学術映像優秀賞 [2本]  副賞 [100,000円]
   ・学術映像奨励賞 [5本]
【締め切り】
   1.オンライン・エントリー:2009年8月31日
   2.提出物 (映像、レポートなど):2009年9月15日
*詳細
・日本語:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/japanese/event/competition_jp/index.html
・English:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/english/event/competition_en/index.html

事務局:学術映像コンペティション実行委員会
住所:〒606‐8501京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
お問い合わせ:academic-film-compe@inet.museum.kyoto-u.ac.jp
※本コンペティションについて、電話でのお問い合わせには一切応じません。
                      (情報提供者 安田裕子様)

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[クッピーより]
 第55号はいかがでしたか。ゴールデンウィークも終わり、新年度の忙しさ
の疲れが出てくる時期です。皆さま、お身体に気をつけて、どしどし情報や
アイデアをお寄せください。委員一同、心からお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第55号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
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  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
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●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
  Copyright (C) 2009 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン No.54======================2009/4/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.54======================2009/4/20

 クッピーです。新年度が始まりましたが、みなさまお忙しい毎日をすごさ
 れているのではないでしょうか。そんな中、ふと足をとめてみると、葉桜
 のあいだをさっと吹き抜けていく風がとてもすがすがしく、いつのまにこ
 んなに暖かくなったのだろうという気がします。多忙な日々に埋没してし
 まうとついつい時の経つのも忘れてしまいますが、ときどき季節が移り行
 くのをじっくり味わってみると、いつもとはまた違った時の流れを感じる
 ことができるかもしれませんね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 なし

■ 著書の紹介

 ○『<境界>の今を生きる: 身体から世界空間へ・若手15人の視点』
   荒川歩・川喜田敦子・谷川竜一・内藤順子・柴田晃芳(編)

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆事務局より
 学校と同じく、本学会も新しい年度が始まりました。本年度は、『質的
心理学フォーラム』という新雑誌の発刊が予定されています。また、学会
賞の審査も始まっています。学会賞は第6回大会で授与予定です。北海道
で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
●4月14日現在の会員動向。
会員数 827名
2009年度会費振込み率 27%

 本学会の活動そのものではないですが、二つほど情報提供をいたします。
 まず、ヒューベルト・ハーマンス氏(対話的自己)を8月26-28日に立命
館大学で行われる日本心理学会に招聘しています。グローバル化する世界
における対話的自己の必要性(The Need of a Dialogical Self in a glo-
balizing)というタイトルでの講演が決定しています。
 また、ケネス・ガーゲン氏(社会構成主義)が伴侶であるマリア・ガー
ゲン氏と共に10月5日からと10月12日から、それぞれ4日間、立命館大学
招聘教授として集中講義を行う予定です。一つ目の講義は(Social Const-
ruction, Science, and Society)というタイトル、二つ目の講義は(Thera-
py in the Postmodern Context)というタイトルで行われることになりまし
た。
 本年度も張り切っていきましょう!

◆編集委員会より
 4月は、新年度の始まりだけでなく、通学先・勤務先や所属集団の移動、
役割の交替、転居など、人がさまざまな次元で移動する時期ですね。会員
の皆様の中にも、何らかの形で移動を経験された方がいることと思います。
 常任編集委員会でも、編集委員が一部交替しましたので、お知らせ致し
ます。鹿嶌達哉、戈木クレイグヒル滋子、手塚千鶴子の先生方の任期終了
に伴い、4月から細馬宏通(滋賀県立大学)、南博文(九州大学)、小倉啓子
(ヤマザキ動物看護短期大学)、田垣正晋(大阪府立大学)の4名の先生方が
新編集委員として加わりました。佐々木正人(東京大学)、田中共子(岡山
大学)の両先生は、再任されました。また、新編集監事に、菅野幸恵先生
(青山学院女子短期大学)が加わり、4人体制になりました。麻生編集委員
長を船長とする「『質的心理学研究』号」も3回目(最終年度)の船出とな
りますが、新旧の船員が力を合わせて航海を続けていきたいと思いますの
で、今後とも宜しくお願い致します。
 第10号特集(「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」南博文・
佐々木正人責任編集)の締切は、2009年10月末日(厳守・消印有効)ですが、
一般論文については随時投稿を受け付けております。査読を迅速に行い、
査読結果をなるべく早く投稿者にお返しするためにも、「投稿論文原稿作
成の手引き(改訂版)」をご熟読の上、「チェックリスト」を添付してご投
稿下さるよう、お願い致します。詳細につきましては、本学会HPをご覧下
さい。(学会HPアドレス:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/)

                     (副編集委員長 柴山真琴)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

特にありません。

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ○『<境界>の今を生きる: 身体から世界空間へ・若手15人の視点』
   荒川歩・川喜田敦子・谷川竜一・内藤順子・柴田晃芳(編)

 本書は、いわゆる質的研究についての本でもないし、心理学の本でもな
い。大御所の研究者が書いた概説書でもない。本書の執筆者は歴史学・建
築史学・文化人類学・政治学・心理学などの若手研究者たちであり、その
取り柄といえば、現場に近いところに息づいていることくらいかもしれな
い。そんな彼らが<境界>というテーマのもとに,それぞれが佇む視点か
ら、現場の息吹を書き綴ったものが本書である。

 <境界>と生きる、<境界>で生きる、<境界>が揺らぐ、<境界>を
ひらくという4部で構成される本書は、扱われる内容も身体から世界空間へ
と開かれており、読み物としての迫真性を備えている。しかし一方で、あ
る種のカタログとして、諸々の研究、そして質的研究の限界と可能性を示
すものとして読むこともできる。

 質的研究に取り組んでいると、どこからどこまでが心理学なのか,その
<境界>があいまいになることがある。本書を読み進めることによって,
読者は15人の若手研究者が見たさまざまな景色をともに眺めることとなる
だろう。自分が取り組んでいることがどのように見えるのか、そしてどこ
へ進むべきなのか ― 本書がその指針の一つとなれば幸いである。

http://www.amazon.co.jp/“境界”の今を生きる―身体から世界空間へ・若手
一五人の視点-人文・社会科学振興プロジェクト-荒川-歩/dp/4887139047/

           (情報提供者:荒川歩・荘島幸子・今尾真弓様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
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[クッピーより]
 第54号はいかがでしたか。今月は少し情報が少なくなりましたが、これ
から一層読みやすく、役に立つ情報をお届けしていくために、工夫を重ね
ていきたいと思います。皆さまからの情報やアイデアを、委員一同心から
お待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第54号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年4月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
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●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
  Copyright (C) 2009 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン No.53======================2009/3/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.53======================2009/3/20

 クッピーです。暖かくなってきましたね。九州や四国ではもう桜も咲き始
 めているようです。年度末のあわただしい時期ではありますが、穏やかな
 陽射しの中、今を盛りと咲き始めた花々を目にするとほっとしますよね。
 春の訪れを楽しみつつ、忙しさに負けないよう、今月も張り切っていきま
 しょう。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆第6回大会準備委員会より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○日本パーソナリティ心理学会経常的交流委員会企画
  「人と時代と写真と-人を如何に表現し記述するか」(東洋大学)

■ 著書の紹介

 ○てんむすフォーラム第3号「特集:鯨岡理論」(てんむすフィールド研究
  会編)

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………
◆第6回大会準備委員会より
 日本質的心理学会第6回大会は、北海学園大学(北海道札幌市中心部)を会
場に、北海道在住の質心会員が共同でお引き受けすることになりました。
 4月半ばに大会ホームページを立ち上げる予定です。参加登録、発表申し込
みはウエッブ上で可能ですが、4月末くらいを目途に準備中です。
 北海学園大学は札幌の中心部に位置し、市内を流れる豊平川の河岸にありま
す。交通の便は大変よく、校舎が地下鉄の駅(「学園前駅」)と直結している
(国内)唯一の大学です。
 大会テーマは『知のフロンティアを拓く』。それに相応しい講演、懇親会等
を企画中です。例えば、先住民族として世界の少数民族との連帯を模索するア
イヌ民族のリーダーの方の講演・シンポを予定しています。懇親会場は、北海
道開拓のために来道した外国人技師のためのホテルとして明治13年に建てられ
た瀟洒な白い洋館。国の重要文化財で唯一、現役で活動している豊平館です。
 えっ、学術的な面の企画は?それは学会員の皆さまのアイディア、熱意に期
待することにして…、ポスター、口頭発表、自主シンポなど、新しい、意欲的
な試みをどんどん発信していただきますようお願い申し上げます。

 日程 2009年9月12日(土)、13日(日)
        (11日(金)は講習会等、プレ企画日とします)

 場所 北海学園大学(豊平キャンパス)7号館(地下鉄東豊線「学園前駅」
    直結。詳しくはホームページをご覧ください。)

                      (大会準備委員長 小島康次)

◆事務局より
2009年3月17日現在の会員数は835名、2008年度会費納入率は70%です。
『質的心理学研究』がお手元に届いていない方は、会費が未払いかもしれませ
ん。あるいは事務局のチェックミスかもしれません。まずはお問い合わせくだ
さい。学会は会員のみなさまの学会費によって運営されています。2009年度は
新しい学術誌も誕生します。ますます充実する日本質的心理学会の2009年度会
費のお振り込みもよろしくお願いします。

◆編集委員会より
 桜の開花が待ち望まれる季節になりました。『質的心理学研究』第8号がお
手元に届いたころかと思います。おかげさまでまたひとつ、私たちの学会活動
の成果を形にすることができました。
「今回の号はちょっと薄いな」と感じられた方が多かったかもしれません。論
文審査進行の巡りあわせでこのようになりましたが、もちろん中身までもが薄
くなったということはありません。「インターローカリティ」をキーワードと
した「地域・文化間交流-フィールドを繋ぐ質的心理学-」(矢守克也・伊藤
哲司責任編集)の特集論文が4本、一般論文が2本、それに「身体性と質的研究」
(小島康次担当)の書評が5本収められています。質的研究の新たな展望が見え
てくる内容かと思います。ぜひお手にとってじっくりとお読みください。
 ところで編集委員会ではときおり、質的研究論文の査読の難しさが話題にな
ります。量的研究に比べ評価軸がいろいろありうるためです。2名の査読者の意
見が大きく分かれることもあります。そんなときには、互いに納得できるよう
対話を重ねます。投稿者も含めた査読過程の中での対話が、質的研究の発展の
ためには有益であり、そのような情報がもっと会員の中で共有されていくべき
だという意見も出されています。このように『質的心理学研究』は、新たな対
話を喚起する媒体でもあります。
 対話の傍観者になっていたのでは、あまり面白くないでしょう。「『質的心
理学研究』はややハードルが高い」という声も聞こえてくるのですが、編集委
員も悩みながら査読をしています。必ずしも既存の形式にとらわれない、皆さ
まの気持ちのこもった論文の投稿をお待ちしております。
 なお、一般論文は随時受けつけておりますが、再来年刊行予定の第10号の特
集「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」(南博文・佐々木正人責任
編集)への投稿は、2009年10月末締め切り(消印有効)です。比較的早い時期
の締め切りとなっていますので、特集への投稿をお考えの方は、どうぞ早めに
ご準備ください。
                      (副編集委員長・伊藤哲司)

<『質的心理学研究』編集事務局からのお願い>
3月9日付けで「質的心理学研究」第8号を会員の皆様に発送いたしました。その
うち、宛先不明等で返送されてきたものが何件かありました。
転居などでご住所(学会誌送付先)を変更された方で学会に連絡をされておら
ず、学会誌がまだ届いていない方は、質的心理学会編集事務局までメールにて
ご連絡ください。
質的心理学会編集事務局メールアドレス editjaqp@shiraume.ac.jp

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○日本パーソナリティ心理学会経常的交流委員会企画
 「人と時代と写真と-人を如何に表現し記述するか」
◆講演
 鬼海弘雄(写真家)
 <シンポジスト>
  向山泰代(京都ノートルダム女子大学)
  岡部大介(慶応義塾大学政策・メディア研究科)
  松本 学(共愛学園前橋国際大学)
 <企画・司会>
  伊藤匡(東京大学大学院総合文化研究科)

◆企画趣旨
 世界最初の実用的写真技術であるダゲレオタイプが誕生したのが1839年。それ
に遅れること40年,世界最初の実験心理学研究室がライプチヒ大学に創設された
のが1879年。以来,両者は「人,動植物,環境,社会,時代,生活」といったよ
うにさまざまなものを対象としてきた。両者が同じ俎上で語られることは少なか
ったが,このようにみると両者には「どのようにして世界を切り取り,理解し,
記述・表現するか」について様々な工夫をこらし,苦慮し,そして変化してきた,
といった共通点があるように思える。
 主に人を対象とする本学会において様々な研究方法が検討される中,写真とい
う媒体を通じて新たな心理学の在り方を考えることは有益であると考え,本シン
ポジウムを企画をした。
 今回は写真を通じて人との出会いを長年とらえ続けてこられた写真家の鬼海弘
雄氏をお招きして,スライドを交えながらこれまでの「出会い」について御講演
いただく。また三名の心理学者とのシンポジウムにも加わっていただき,写真を
通じた人との出会いについて考えられればと思う。
 <タイムスケジュール>
 14:00-14:50 鬼海氏の講演
 (休憩)
 15:00-16:30 シンポジウム
 16:30-17:00 質疑応答

◆日時 2009年3月29日(日) 午後2時開始

◆場所 東洋大学白山キャンパス6号館1階6101教室
(都営地下鉄三田線「白山」駅 A3出口から「正面・南門」徒歩5分またはA1出口
 から「西門」徒歩5分)

◆参加費 500円

◆参加申込 
 参加をご希望の方は3月22日(土)までに下記メールアドレスまで事前申込を
行って下さい。その際,メールの表題を「写真企画申込」として、本文には氏名
と日本パーソナリティ心理学会員か否かを明記してください。
 <参加申込/問い合わせ先>  masarui@ardbeg.c.u-tokyo.ac.jp
                        (情報提供者 伊藤匡様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○てんむすフォーラム第3号「特集:鯨岡理論」(てんむすフィールド研究会編)

 2008年9月7日に名古屋大学で催されたシンポジウム「鯨岡理論の現在」の記録
を以下のURLで公開しています。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/tenmus/
 これまで学術の場において「鯨岡理論」(「関係発達論」、実践方法である「
関与しながらの観察」および「エピソード記述法」)が表立って議論されたこと
はほとんどありませんでした。
 今回、鯨岡峻先生当人による講演にくわえて、3人の登壇者(森岡正芳先生、
遠藤利彦先生、大倉得史先生)によって各々異なるポジションから、そして異な
る話題から「鯨岡理論の現在」に迫りました。また鯨岡理論についての質疑を通
して、鯨岡理論の現在がいろいろな方向からとらえることが出来たのではないか
と思います。ぜひご一読ください。

<主な中身>
子どもは「育てられて育つ」:関係発達論再考のために(鯨岡 峻)
関係発達論から得たいくつかの気づき(大倉得史)
鯨岡理論と愛着理論の間(遠藤利彦)
鯨岡理論への接近:実践研究を動かすもの(森岡正芳)
                      (情報提供者 松本光太郎様)

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……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第53号はいかがでしたか。これからもより読みやすく、役に立つ情報をお届け
していくために、工夫を重ねていきたいと思います。皆さまからの情報やアイデ
アをどしどしお寄せください。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第53号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年3月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
  Copyright (C) 2009 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン No.52======================2009/2/23

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.52======================2009/2/23

 クッピーです。2月に入り、うんと寒くなるかと思いきや、とても暖かい
 ポカポカ陽気の日があったり、そこから一転ぐんと冷え込んだり、と寒暖
 の差が激しい今日この頃ですが、皆さま、風邪などひかれていないでしょ
 うか。インフルエンザなども流行っているようです。どうかくれぐれもお
 体にお気をつけください。今月号では3つの学会企画について改めて告知
 しております。関心をお持ちの方は、どうぞ奮ってご応募ください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆研究交流委員会より:新企画「研究奨励制度」 

 ◆研究交流委員会主催シンポジウムのご案内
 「臨床の中の倫理―命の限りと向き合うとき」

 ◆質的心理学講座第三巻研究会
 「春の甲子園球場で『社会と場所の経験』を議論する ‐技法とその思想‐」

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○「これだけは、おさえておきたい質的研究の基礎」(大阪府立大学)

 ○「TEMではじめる質的研究」研究会(立命館大学)

■ 著書の紹介
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より:新企画「研究奨励制度」

 質的研究をより多くの人たちに広げていくことを目的として、新しい制度
がスタートすることになりました。

「研究奨励制度」 です。

これは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査の費用や、
学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するというも
のです(2件まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討さ
れている方におすすめします。2008年度分の〆切は2009年2月末です。

研究交流委員会 研究助成担当
  大家まゆみ:oie〔あっと〕lab.twcu.ac.jp
  青山征彦:aoyama〔あっと〕surugadai.ac.jp
  (〔あっと〕を@に変えてください)

◆研究交流委員会主催シンポジウムのご案内
「臨床の中の倫理―命の限りと向き合うとき」

◇企画趣旨
 この世に受けた生に限りがあるということを知ると、たぶん自分の中で、
良い悪いの基準が大きく変わる気がする。自分の命であればもとより、自分
に近しい人の命のことであっても、しておきたいこと、してはならないこと
を決める基準がいつもとは異なる気がする。どうしてなのだろうか。もとも
と命には限りがあり、永遠に生きることはできない。けれども、いないとい
るとのはざまでいないということを直視するときほど、いる(いない)とい
うことの意味が際立ち、濃縮した時間が流れるように思われる。
 がん看護ないしは医療の現場は、いない(いる)ということが他人事であっ
たり、いない(いる)ということをあまり意識していない、いつもの時間や
意味と、命の限りをまのあたりにした人のそれとが交錯する現場といっても
いいだろう。そのような現場の倫理的課題あるいは判断について、ケア実践
者、哲学者、社会学者の立場からお話していただき、質的研究からどう終末
期の倫理的課題に取り組むことができるのか、あるいは取り組もうとすると
きにどのような倫理的課題があるのかについてご討議いただく予定である。

◇開催日時 2009年3月11日(水) 14:00~17:15(受付は13:30から)

◇開催場所 大阪大学中ノ島センター 10Fホール

◇登壇者
 話題提供者
  田村恵子先生(淀川キリスト教病院 ホスピス主任看護課長/がん看護
         専門看護師)
  鷲田清一先生(国立大学法人大阪大学 総長)
  鈴木智之先生(法政大学社会学部 教授)
 指定討論者
  山田富秋先生(松山大学人文学部社会学科 教授)
 司会
  大久保功子(国立大学法人東京医科歯科大学大学院保健衛生研究科 
        教授)
  操華子(国際医療福祉大学小田原保健医療学部 教授)

◇会費
 会員   500円
 非会員  1500円

◇申込方法
 下記のURLからお申し込みください。
 http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=moushikomi

◆質的心理学講座第三巻研究会
「春の甲子園球場で『社会と場所の経験』を議論する ‐技法とその思想‐」

◇企画趣旨の詳細は学会HPをご覧ください。

◇日時
 2009年3月22日(日)14:30~17:30

◇場所
 神戸山手大学3号館212教室

◇登壇者
・石井宏典(茨城大学)
・好井裕明(筑波大学)
・南博文(九州大学)
・サトウタツヤ(立命館大学)

◇参加申込・問い合せ先
座席に限りがありますので事前にお申し込み下さい。その際、お名前・連
絡先メールアドレス・甲子園観戦時の合流希望の有無をお知らせ下さい。
メールタイトルは「質心第3巻研究会参加希望」または「質心第3巻研究会
について」として下さい。
a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp (@を半角に置き換えて下さい。)

※事務局等へメールやFaxで参加のご連絡をされても受け付けられません
ので,ご注意ください。

◇参加費
 日本質的心理学会会員=無料
    同   非会員=1000円
 定員: 50名(先着順)

◇主催
 日本質的心理学会研究交流委員会

◇甲子園観戦
11:30頃から始まる第2試合を観戦します。合流方法をお知らせしますの
で、参加申込時に、希望をお知らせ下さい。雨天等で試合が中止の場合は
中止します。

◆事務局より
【会員数】
2009年2月10日現在の会員数 828名(ただし6名は、2009年度から入会)。
会費納入率は66%(546名)です。
学会誌『質的心理学研究』は当該年度の会費をお支払いいたいだている方
にのみ送付いたします。
【2008年度会費について】
事務局より、2008年度の会費を納入されていない方へは催促の手紙をお出
しします。確認のうえお振り込みをお願いします。
【2009年度会費について】
これまで、新年度の会費については『質的心理学研究』に振り込み用紙を
同封する方法で請求させていただいておりましたが、今回から、学会誌送
付前に次年度会費を請求する方法に変更いたします。
混乱もあるかと思いますが、請求内容をご確認のうえお支払いをよろしく
お願いします。

◆編集委員会より
 暦の上では春となりましたが‥‥という書き出しが2月の手紙の定番な
のですが、今年はここ関東では春めいた日が多く、この分では花の季節も
例年よりずっと早くなるかもしれません。『質的心理学研究』第8号も発
刊を前に、つぼみを膨らませている段階です。例年通り3月中旬から下旬
の発刊を目指して、現在、新曜社との間で現在最終作業が進んでいます。
今回は、以下のようなラインナップでお届けする予定です。
§特集:地域・文化間交流―フィールドを繋ぐ質的心理学
・過去の経験を“語り継ぐ”ということ
・対話的場所モデル
・「インターローカリティ」をめぐる往復書簡
・「書簡体論文」の可能性と課題
§一般論文: 
・摂食障害傾向のある青年の拒食と過食の心理的意味と変容プロセス
・幼稚園クラス集団におけるお弁当時間の共有ルーティン
§書評特集:身体性と質的心理学
・特異な治療者の身体の意味―ミルトン・エリクソンから考える
・心の身体性について
・「アフォーダンス」―知覚的に同定された質―の発見
・「体験的知識」を伝えるインタビュー記録
・リアルの身体と想像の身体
 第8号は第7号などと比べると論文数は少なく、全体としてコンパクト
になりました。それまで何度か修正が加えられていた論文が何編か第7号
に掲載されたことや、無理に掲載論文数を増やすなどの「人為」を行わず、
よい論文として完成されたものを載せるという基本方針を貫いたことなど
がその理由です。ただ1つ1つの論文は、これまでと同様、春に向けての
植物たちが芽吹きの力を蓄えているような、熱のこもった興味深い内容に
なっています。あとひと月ほどでお手元に届くかと思いますのでご期待く
ださい。また、第9号以降に向けての論文原稿も募集中です。一般論文は
随時受け付けております。是非ご投稿ください。
                    (副編集委員長 能智正博)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○「これだけは、おさえておきたい質的研究の基礎」
 田垣 正晋(大阪府立大学人間社会学部)
 質的研究の基礎のレクチャーを、看護や福祉の方々にします。
 学会企画の1つです。
 第13回日本在宅ケア学会学術集会にて
 2009年3月15日 ランチョンセミナー
 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス
 12:10~12:50 総合教育研究棟1階、117教室

 参加費等詳細は
 http://jahhc.umin.jp/index.html
                      (情報提供者 田垣正晋様)

○「TEMではじめる質的研究」研究会
サトウタツヤ(編著) 『TEMではじめる質的研究 -
時間とプロセスを扱う研究をめざして』発刊を記念して研究会を行います。
また、本企画は、科学研究費補助金(萌芽研究)「発達の多様性を描くための
複線径路・等至性モデルの開発」【代表:佐藤達哉】の研究成果として広く社
会に発信するものです。

日にち:2009年3月8日(日)
場所 :立命館大学衣笠キャンパス創思館3階 303 304 号室
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/kinu.html
時間 :午後1時半~5時半

プログラム(一部変更される場合もあります)
1:40~2:10
 基調講演 心理学におけるTEMとHSSの意義
  渡邊芳之
2:10~3:10
 TEM研究の実際
  安田裕子 不妊治療経験者の子どもを望む思いの変化プロセス
  松本佳久子 「大切な音楽」を媒介とした少年受刑者の語りの変容と意味
  生成の過程
3:10~3:20
  休憩
3:20~4:20
 ラウンドテーブル TEMが扱う時間とプロセス
   荒川 歩・香川秀太・田垣正晋・森 直久
 司会 サトウタツヤ

4:30~5:30
 TEMを用いた新研究
  斎藤進也・山田早紀・稲葉光行・サトウタツヤ (虚偽)自白研究への適用
  弦間 亮 学生相談室に相談したかったが相談できなかった経験の径路

主催:科学研究費(萌芽)
共催:立命館大学オープンリサーチセンター「臨床人間科学の構築」研究法
   開発チーム
   立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点
『TEMではじめる質的研究』については下記ページをご参照ください。
http://www.seishinshobo.co.jp/30170a.html
※駐車場がございませんので,ご来場の際には公共交通機関をご利用ください。
申し込みは必要ありませんが、満席の場合には事前に申し込まれた方を優先す
る場合があります。
事前問い合わせ・申し込み先
立命館大学・サトウタツヤ satotatsu@hotmail.com
                    (情報提供者 サトウタツヤ様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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[クッピーより]
 第52号はいかがでしたでしょうか。学会企画ですが、まだ若干募集定員まで
余裕があるようです。研究奨励制度など若手の方にチャンスとなるものもござ
いますので、ぜひトライされてみてください。メルマガに関しても、皆さまか
らのご意見を編集者一同お待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第52号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年2月23日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
  Copyright (C) 2009 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン No.51======================2009/1/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.51======================2009/1/20

 明けましておめでとうございます。皆さま、2009年をどのように迎えられ
 たでしょうか。クッピーは年の瀬だ、師走だと言ってあわただしくしてい
 たと思ったら、いつのまにか新年を迎えてしまった感がなきにしもあらず
 ですが…。何はともあれ、今年もクッピーとメルマガを、どうぞよろしく
 お願い申し上げます。皆さまにとって、本年が良い年になりますようお祈
 りしております。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

 ◆研究交流委員会主催シンポジウムのご案内
 「臨床の中の倫理―命の限りと向き合うとき」

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○第4回てんむすフィールド研究会「心理学の軌範=行動主義とは別のあ
  り方を考える」(名古屋大学)

 ○キャシー・シャーマズ氏講演会のご案内 「社会構成主義版グラウンデッ
  ド・セオリー法の可能性と展望」(青山学院大学)

 ○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第5回「心理臨床における美の問題」
  (京都大学)

■ 著書の紹介
 ○『ナラティヴからコミュニケーションへ―リフレクティング・プロセス
  の実践―』(矢原隆行・田代順編)

 ○『グラウンデッド・セオリーの構築: 社会構成主義からの挑戦』(キ
  ャシー・シャーマズ著)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会主催シンポジウムのご案内
「臨床の中の倫理―命の限りと向き合うとき」

◇企画趣旨
 この世に受けた生に限りがあるということを知ると、たぶん自分の中で、
良い悪いの基準が大きく変わる気がする。自分の命であればもとより、自分
に近しい人の命のことであっても、しておきたいこと、しなくてはならない
ことを決める基準がいつもとは異なる気がする。どうしてなのだろうか。も
ともと命には限りがあり、永遠に生きることはできない。けれども、あると
ないとのはざまでないということを直視するときほど、ある(ない)という
ことの意味が際立ち、濃縮した時間が流れるように思われる。
 がん看護ないしは医療の、特に終末期ケアの現場は、ある(ない)というこ
とが他人事であったり、ある(ない)ということをあまり意識していない、
いつもの時間や意味と、命の限りをまのあたりにした人のそれとが交錯する
現場といってもいいだろう。そのような現場の倫理的課題や判断について、
ケア実践者、哲学者、社会学者の立場からお話していただき、質的研究から
どう終末期の倫理的課題や判断に取り組むことができるのか、あるいは取り
組もうとするときにどのような倫理的課題があるのかについてご討議いただ
く予定である。

◇開催日時 2009年3月11日(水) 14:00~17:15
                 (受付は13:30から)

◇開催場所 大阪大学中ノ島センター 10Fホール

◇登壇者
 話題提供者
  田村恵子(淀川キリスト教病院 ホスピス主任看護課長/がん看護
         専門看護師)
  鷲田清一(国立大学法人大阪大学 総長)
  鈴木智之(法政大学社会学部 教授)
 指定討論者
  山田富秋(松山大学人文学部社会学科 教授)
 司会
  大久保功子(国立大学法人東京医科歯科大学大学院保健衛生研究科 
        教授)
  操華子(国際医療福祉大学小田原保健医療学部 教授)

◇会費
 会員   500円
 非会員 1500円

◇申込方法
 下記のURLからお申し込みください。
 http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=moushikomi

◆事務局より
 あけましておめでとうございます。
 学会もすでに5年目を迎えており、4月からは、第二期執行部の最後の年
度(3年目)に突入いたします。北海道での学会、新しい学術誌の創刊、な
ど、ますますパワーアップする年になるという予感です。
 会員のみなさまにおかれましても、一層の活躍の年となることを祈念して
います。

◆編集委員会より
 新しい年を迎えましたが、トヨタやソニーの赤字転落が大きく報道され、
世界同時大不況はかなり深刻なまま長引くと予想されています。それだけで
なくきな臭い雰囲気もあります。ガザ地区ではようやく停戦になりましたが、
まだ先行きに明るいものはまったく見えてきません(1月19日現在)。憎しみ
の連鎖には終わりはありません。人類はいつも内部(国内)の矛盾をもみ消
すために、戦争をし続けてきたようにも思います。
 21世紀がどのようになっていくのかまったく先が見えないように感じられ
る今日、明るいニュースに感じられたのが、向谷地生良氏の「『べてるの家』
から吹く風」(いのちのことば社)でした。約3年前に出版された本なので
すが、昨日読了したので個人的にはニュースというわけです。この書物では、
統合失調症の人たちが自分たちの「爆発」や「幻聴」とどのようにつきあっ
ていったのかがユーモラスに描かれています。必要なことは「闘う」ことや
「がんばる」ことではなく、「あきらめる」ことや、「絶望する」ことだそ
うです。「べてるの家」では「爆発した当事者」が自分たちの「爆発」を研
究し、そこから「爆発救助隊」という他者援助が生まれています。また「幻
聴研究班」からは、「幻聴さんに根気よく話しかけ、幻聴さんに『お引き取
りを』お願いする」などの高度な技法が開発されています。まさに先端的ア
クションリサーチです。
 この書物を読んで、私は「21世紀の質的心理学は『べてるの家』をモデル
とする当事者研究だ」と膝を打ちました。ところが、同時に「それはおまえ
の短絡的妄想にすぎない」と「幻聴さん」が耳元でささやき始めたのです。
大切なのは、互いの「幻聴さん」を承認し合うことだといいます。今日の社
会において「質的心理学」に何ができるのか、「あきらめ」「絶望しつつ」、
お互いの「幻聴さん」を承認し合って、ユニークな自己援助や他者援助がた
くさん生まれてくることを今年の初夢としたいと思います。
                        (編集委員長 麻生武)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○第4回てんむすフィールド研究会「心理学の軌範=行動主義とは別のあり方
 を考える」

◆企画主旨
 J.B.ワトソンが1958年に亡くなってから半世紀が経過した。その間に心理学
徒が意識することのないほどに、行動主義は心理学の規範として深く浸透して
いるように思える。認知科学やナラティヴ研究のように、行動主義に対して批
判的な立場をとり距離を置いたかにみえる領域さえも依然その勢力の範疇にあ
るのが実際である。行動主義の影響を意識することもなく、行動主義の影響の
及ばない心理学を想像する力をさえも失うことで、我々の思考から自由度は奪
われ、それ以外の心理学の姿を忘却させられているといえるだろう。これは心
理学の多様性の保持や、オルタナティヴの創造を考える上で無視できない問題
である。そこで、本企画では、行動主義とは異なる心理学の可能性について検
討する。具体的には、一つに行動主義が浸透する前の心理学の状況を検討し、
何が失われたのかを吟味する。二つ目に現在の行動主義の影響を整理し、行動
主義とは異なる心理学の可能性について議論する。

◆日時:2009年2月1日(日)13:15~17:00

◆場所:名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL) 
3階ミーティングルーム
http://www.nagoya-u.ac.jp/camp/map_higashiyama/higashiyama_west.html
の51番の建物です。

◆話題提供者(順不同)
  サトウタツヤ(立命館大学)
  渡邊芳之(帯広畜産大学)
  松本光太郎(名古屋大学)
 コメンテータ
  戸田山和久(名古屋大学)
 司会
  荒川歩(名古屋大学)

◆参加申込み
参加費500円
資料準備の都合上、事前にご連絡いただければ幸いです。
荒川歩 a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp(@を半角にして下さい)

てんむすフィールド研究会のURL(最新情報はこちらでご確認下さい)
http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/tenmus/
                       (情報提供者 荒川歩様)

○キャシー・シャーマズ氏講演会のご案内
「社会構成主義版グラウンデッド・セオリー法の可能性と展望」

◆企画趣旨
『グラウンデッド・セオリーの構築:社会構成主義からの挑戦』(Construct-
ing Grounded Theory: A Practical Guide through Qualitative Analysis)
の著者キャシー・シャーマズ氏(Kathy Charmaz)が3月に青山学院大学におい
て講演を行います。講演会終了後には懇親会も予定されております。
 直接ご本人とお話しをする機会にもなりますので、関心のある方は奮ってご
参加ください。なお、申し込みは先着100名に達し次第締め切らせていただき
ますのでご了承下さい。

【一般講演会】
◆日 時: 2009年3月14日(土) 15:00 — 17:00
◆場 所: 東京都渋谷区渋谷4-4-25 青山学院大学 総研ビル11階 
     第19会議室
◆参加費:無料
* 通訳は付きません。
* 17:30より懇親会があります。(¥2,000)
交通アクセス: http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
キャンパスマップ: http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html
◆申し込み
下記のURLから申し込み登録を行ってください。
http://blog.sipec-square.net/godoken/2009/01/post_110.html

【講演者】
キャシー・シャーマズ博士(Kathy Charmaz, Ph.D.)
米国カリフォルニア州立大学ソノマ校社会学科
(Department of Sociology, Sonoma State University)

【企画】
青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科 末田清子・抱
井尚子
【主催】
青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科
                     (情報提供者 抱井尚子様)

○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第5回「心理臨床における美の問題」
 
◆話す人 東畑開人(京都大学教育学研究科)
◆企画趣旨
 昨今心理学領域では美的なものに関わる関心が高まっている。心理臨床領
域でもまた、美を軽視する姿勢にあったFreud,Jungの心理学から、Kohut,
Hillmanという現代の心理学への以降の中で美に対する関心が高まっている。
このような美への関心の高まりは、摂食障害や醜形恐怖などの自己愛人格障
害を基礎とする一連のパーソナリティを持った患者の増加と関わっていると
考えられる。そのため、美に関心を向ける視点のありようについて発表した
い。本発表を通じて耽美主義やファッション・外見へのこだわりとは、いか
なる主体のありようを基礎とするものであるのかを、心理臨床の理論におけ
る視点のありようを検討することを通して明らかにしたい。
◆日時 2009年3月7日(土) 16:30-18:00
◆会場 京都大学 教育学棟(詳細未定)
◆お問い合わせ先 鈴木公啓(研究会幹事)
 suzukirt_@nifty.com (@を半角に変えて下さい)
◆参加費 参加費は無料です。なお,参加の場合は、資料作成の都合上、
     事前にご連絡いただけると助かります。
◆研究会URL http://homepage3.nifty.com/suzukirt/ys.html
                      (情報提供者 荒川歩様) 

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○『ナラティヴからコミュニケーションへ―リフレクティング・プロセスの
実践―』(弘文堂)
矢原隆行・田代順編

 昨年,9月に上記の本を編者として編んだ。ナラティヴやコミュニケーショ
ン研究など,それらへの質的研究ともリンクする部分が多々あると思われ,
ここに紹介したい。社会学者,社会福祉学者,臨床心理学者の3分野の研究
者が協働して著した,もともと家族療法の技法であった「リフレクティング
・プロセス」(とその応用)をめぐっての論集である。
 内容は,論者らの専門とそれへの応用実践を最大限に活用したものとなっ
た。具体的な内容を概観すると,ルーマンのセラピー観とつなぎつつ,コミ
ュニケーションのシステムとしての在り方を論じ,それが臨床社会学の「実
践」へどのようにつながっていくかを論じたもの,心理臨床や福祉関係に携
わる専門家教育おける研修への応用実践,「いじめ」への予防的介入として
の学校コミュニティへのアプローチや精神障害者家族への心理教育としての
応用実践などを論じた。
 先述したように,リフレクティング・プロセスは,家族療法の技法から出
立したものであるが,その応用実践の範囲と効果の高さは,かなり広いこと
が実感できる論集となった。ご一読を勧めたい。
                      (情報提供者 田代順様)

○『グラウンデッド・セオリーの構築: 社会構成主義からの挑戦』(ナカ
ニシヤ出版) 
キャシー・シャーマズ(著)、抱井尚子・末田清子(監訳)
2008年11月発刊 税込定価 3045円

 「データに根ざした理論」の生成を目指すグラウンデッド・セオリー法が
提案されたのは、今から約40年前である。その後のポストモダニズムからの
問題提起を受ける形で、近年、社会構成主義の視点からグラウンデッド・セ
オリー法を再検討する動きが出てきている。本書は、その中心的存在である
Kathy Charmazが世に送りだした、"Constructing Grounded Theory: A Pra-
ctical Guide Through Qualitative Analysis" (2006年, Sage London)の
全訳である。著者はまず、データやそれらを取り囲むフィールドに根ざした
理論とはどうあるべきか、という根源的な問いから始め、そこから新しいグ
ランデッド・セオリー法を組み立てていく。そして、データやフィールドの
声に真摯に耳を傾け、それらを忠実に再現するための新しい手法が、具体的
な例示を用いて明快に語られる。従って本書は、初学者から豊富な調査経験
を持つ質的研究者に至るまでの幅広い読者層が持つ、根源的な問いや研究実
践上の具体的な疑問に応え得る、稀有の一冊であると言えるだろう。
                     
<目次>
序文
1 グラウンデッド・セオリーへの誘い
2 濃密なデータの収集
3 グラウンデッド・セオリーの実践におけるコード化
4 メモ書き
5 理論的サンプリング・飽和・分類
6 グラウンデッド・セオリー研究における理論の再構築
7 草稿の執筆
8 研究過程を振り返る

http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=503
                     (情報提供者 抱井尚子様)

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[クッピーより]
 1月号から盛り沢山の内容でお送りしましたが、第51号はいかがでしたでし
ょうか。本年も読みやすい形で、皆さまに役立つ情報をお届けすべく、いろい
ろ工夫を重ねてまいりたいと思います。皆さまからのご意見を編集者一同お待
ちしております。どしどしアイデアをお寄せください。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第51号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
  Copyright (C) 2009 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.20 =================2009/1/8

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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.20 =================2009/1/8

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●研究交流委員会よりお知らせ

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●研究交流委員会よりお知らせ

「地方研究企画助成制度」への申し込みは1月10日までです。
応募をお考えの方は、期限に遅れないようにご注意ください。

この制度は、大都市に集中しがちな研究会、講習会を地方でも開催しやすくするこ
とを目的として、1件につき10万円を助成するものです(2件まで)。

さらに、講師の選定など企画の立案や、広報についても学会でサポートする点が
特長です。研究会の企画がある方はぜひ検討してみてください。

なお、応募方法などは学会WWWページでご案内しています。お問い合わせ
は以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
  青山征彦:aoyama〔あっと〕surugadai.ac.jp(〔あっと〕を@に変えてください)

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 臨時20号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2009年1月8日
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  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
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