2004年のメルマガ

日本質的心理学会 メールマガジン No.5 ======================2004/12/24

Date: Fri, 24 Dec 2004 14:04:27 +0900
Subject: 日本質的心理学会メールマガジン  No.5 ======================2004/12/24

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃4┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.5 ======================2004/12/24

 クッピーです。今年は、暖かい冬の始まりとなりましたね。スキー好きと
花粉症には辛い冬とも言えますが…。本号も、交流委員会主催ワークショップ
を中心にお届けいたします。12月18日 (土)の関東で行われた、
「<1>臨床心理活動の実践に即した質的研究法の探究」には、多数のご出席
を賜り、本当にありがとうございました。2005年1月22日(土)の関西での、
「<2>心理臨床の場をいかに記述するか?:質的研究法からの提案」も、
なにとぞよろしくお願いします。

 また、今回は、五十嵐先生から、研究会の報告を投稿いただきました。
活発な研究会の雰囲気がわかって、嬉しいです!これからも、よろしく
お願い申し上げます。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本質的心理学会研究交流委員会の主催するワークショップについて
 ○第2回関西ワークショップ
  1)締切を、1月12日(水)までに延長いたしました。
  2)託児保育を行います。
●風に聞く・風を追う:雪あかり やまだようこ先生
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
 ○日本質的心理学会 第1回総会議事録について
 ○会員情報を未送付の方へのお願い
●「質的研究」情報コーナー:
  投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
 【研究会報告】○「Ian Parker教授とErica Burman教授を囲むセミナー」
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 日本質的心理学会研究交流委員会の主催するワークショップについて
……………………………………………………………………………………………
<1>臨床心理活動の実践に即した質的研究法の探究:12月18日 (土)

 「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップの
第1回 が、12月18日(土)に、青山学院大学にて、100名を超える参加者を
得て開催されまし た。盛りだくさんの内容にもかかわらず、最後まで
おつきあいくださいまして、あり がとうございました。
 当日は、臨床心理学の全体地図における質的研究法の意義や(下山講演)、
質的研 究法の特徴と運用についてのお話(能智講演)に続いて、研究の
実際例が3例ほど示 され(シンポジウム)、臨床心理学と質的研究法の
関係と実際の困難と可能性が議論 されました。能智先生のご発表に対する
下山先生の「研究することが実践になる」と いうご言及には、励まされる
方が少なからずおられたことと思います。
 なお、終了後のアンケートにおいて、休憩回数の少なさについて多くの
方からお叱 りをいただきました。この場を借りましてお詫び申し上げます。
また、今後の企画に つきましては、研究手法の運用例を含めた講習会の
開催から、他学問とのコラボレー ションまで、種々のご提案を頂戴し、
みなさまのご関心の高さと期待の大きさを改め て認識いたしました。
今後の企画に生かしていかれるよう、委員会では努力して参り ます。
今後とも、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

<2>心理臨床の場をいかに記述するか?:質的研究法からの提案
   :2005年1月22日(土)について

 さて、第2回関西ワークショップが下記の通り開催されます。多彩な
顔ぶれで、心 理臨床実践の質的研究について、ジェンダーや生涯発達を
視野に入れた話題が頂戴で きることと思います。東京とはまた別の趣向を
凝らしていますので、臨床心理士のみ なさまをはじめ、多くの方々の
ご参加をお待ちしています。

 なお、これまでのご案内と2点ほど変更いたしました。
 1)締切を、1月12日(水)までに延長いたしました。
 2)託児保育を行います。有料ですが、お子さんを
   連れてご参加いただけます。詳しくは、下記をご参照ください。

「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップ<2>
  心理臨床の場をいかに記述するか?:質的研究法からの提案

  ■日時:2005年1月22日(土) 受付 午前11時45分より午後12時25分
  ■会場:奈良女子大学(近鉄奈良駅より徒歩7分)文学部北棟N103教室
    アクセス方法   http://www.nara-wu.ac.jp/accessmap.html
    キャンパスマップ http://www.nara-wu.ac.jp/campus.html

  ■内容(開会:午後12時30分)
   第1部:講演会(午後12時40分~2時10分)  
        『心理臨床実践と質的研究法のあいだで』 
    講師:森 岡 正 芳(奈良女子大学)
   第2部:シンポジウム(午後2時30分~5時30分)
        『質的研究法からみた事例研究の可能性』
    話題提供:山 口 智 子(日本福祉大学)・野 坂 祐 子(大阪教育大学)
         岡 本 祐 子(広島大学)
    指定討論:森 岡 正 芳(奈良女子大学)・尾 見 康 博(山梨大学)

  ■参加費:3000円(日本質的心理学会会員は1000円)

  ■申し込み締め切り  2005年1月12日(水)
     ただし定員(100名)になり次第締め切らせていただきます。
     (定員に達した場合は、ホームページにて、連絡をいたします)

 * なお、本ワークショップは、各日とも、臨床心理士資格認定協会の
   定める1日ワークショップ(2P)として申請予定です。認定協会の定める
   ワークショップとして認められるためには、参加者の30%以上が臨床心理士で
   あることが条件となります。質的心理学や臨床心理学にご関心をお持ち
   の方のほか、臨床心理士のみなさまのご参加を歓迎いたします。
   お誘い合わせの上、ご参加ください。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

■参加費の払い込み、申し込み方法
 詳細はホームページにあります http://quality.kinjo-u.ac.jp/ 
必ずご確認ください。

(1)参加費の払い込み方法
ご希望の方は参加費を以下の郵便口座にお振り込み下さい。その際、通信欄に
ワークショップの日付と開催場所(1/22関西希望)を必ず明記してください。
 口座記号番号  00150-4-704455
 加入者名 日本質的心理学会研究交流委員会

(2)申し込み方法
入金後,<1>、<2>それぞれの申し込み締め切り日までに、
 日本質的心理学会Webサイト http://quality.kinjo-u.ac.jp/ 上の
「ワークショップのご案内」ページから、申し込みフォーム(関西会場を選択)
を利 用し、必要事項を送信してください。
(注意)2005年1月9日(日)は,電源工事のため,サーバーが終日停止いたします.
    1月9日を避けて,申し込みをお願いいたします.
   *参加費は事前振込みとし、入金が確認された時点で申し込み完了
    となります。参加申し込みを確実に行うためにも、上記手順通り、
    参加費を先に振り込んでください。

(3)インターネットでの申し込みができない場合
 インターネットでの申し込みができない場合は,往復はがきに,必要事項を明記の上、
下記郵送先まで、お申し込みください。2005年1月12日(水)必着とします。
 郵便局から振り込んだことを示す伝票のコピーを往復はがきに貼付してください。
(限られた人員と予算の中で、企画を行っております。できるかぎり、インターネット
経由での申し込みをしてください。参加者の皆様のご協力をお願い申し上げます。)

(往復はがきにご記入いただく情報)
1.申し込むワークショップの地域(関西と記入)
2.氏名
3.ふりがな
4.所属
5.連絡先(住所、電話、ファックス、メールアドレス)
6.会員種別(以前からの会員・新規会員・非会員)<=一つ、お選びください。
7.(臨床心理士の方のみ)認定番号
8.ワークショップの情報を何から知ったか?
 日本質的心理学会のメルマガから、ポスターから、先生、友人から、Yahoo等での
検索結果から、メーリングリストで、その他(      )

<郵送先>
〒150-8366 
渋谷区渋谷4-4-25
青山学院女子短期大学 児童教育学科 
菅野研究室気付 日本質的心理学会研究交流委員会

●注意
○入金後のキャンセルについては、原則として応じません。
○現時点で、非会員の方でも申しみ時に入会していただけましたら、
 会員と同額の参加費になります。
 学会への入会希望の方は、学会Webサイトの会員募集のページより手続きを
 お願いします。
◎本ワークショップの参加費振込み口座と、学会費納入の口座とは異なります
 ので、ご注意ください。
○当日参加証は発行いたしません。
○参加者リストをこちらで認定協会に一括送付しますので、資格更新に際して
 証明は必要ありません。
○受領書が必要な方は当日受付にてお申し付けください。

■託児保育について
○お子様お一人1200円(保育費、おやつ代)で、お預かりします。
(きょうだい割引あ り:お二人2000円、三人2500円)。
費用は、当日、現金でお支払いください。
○ワークショップ申し込みとは別に、本山( re-moto@mbk.nifty.com )まで、
メールで保育をお申し込みください。2歳以下のお子さんと障害をおもちの
お子さんについて は、早めにご相談ください。
*申し込みのメールには、1)お子さんのお名前(よみがな)・年齢・性別 
2)アレルギーの有無 3)その他留意点(障害の程度を含む)、
をご記入ください。
*折り返し、当日のご案内を差し上げます。
○準備の都合上、託児保育の申込期限は1月19日(水)とします。スペースと
人数等の事 情から、収容力を超える場合はお断りすることがあります。
○風邪等罹患されている場合は、前日までにご相談ください。

■お問合せ先
○申し込みについての質問窓口 菅野( suganoy@luce.aoyama.ac.jp )
○内容についての質問窓口   松嶋( matsushima@shc.usp.ac.jp )
○学会ホームページ http://quality.kinjo-u.ac.jp/
○ワークショップWeb 学会ホームページより「研究会」を参照。

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 風に聞く・風を追う: 雪あかり
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 質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
 それでは、第5回目の「語り」は、第1回大会を無事終えられたのに、
 さらに忙しくなっている、やまだ先生です。

☆☆☆    やまだようこ  (京都大学大学院教育学研究科)  ☆☆☆

 今年は、台風が列島を駆け抜けるように、日々の突風に追われてすごすうちに、
とうとう暮れになってしまった。学会設立の準備からはじまって、記念集会の
開催、各種規約づくり、学会誌の編集、第一回大会の準備と開催、大会後の
事務処理など、いろいろな仕事が同時に絶えずやってきて、そのなかを駆け抜けて
きた一年であった。今はようやく、第4号刊行めどがついたところで、ほんの少し
ほっとしている。
 久しぶりに、ここしばらく途絶えていた骨董やさん巡りをはじめた。近所に
あるいくつかの馴染みの店をひやかし、あれこれ品定めしながら、骨董やさんの
うんちくに耳をかたむける。はじめは欲しくなくても、まんまと骨董やさんの
語る「珍しい品で・・・」という物語にひっかかることもあれば、こちらが
「してやったり・・・」とひとり微笑むこともある。お互いの「目利き」ぐあいを
「はっし!」と直感して、「おぬし、見かけによらず、やるな!」という空気が
瞬時に行き交うときが楽しい。
 最近のヒットは、「雪あかり」と名づけた灯りである。電気をつけると、ぽっと
中がほのかに赤く染まる。雪のかまくらで、ろうそくを灯したときのような温かみ
があるので、「雪あかり」と名づけた。
 もともとは、一人用の小さな丸い手あぶりで、まだ灰もそのまま入っていた。
肌は、うすいぼかしの黄土色の素朴な土いろで、手のあたるところはすべすべと
肌触りがよく、李朝のちょうちん壺のようにぽつてりとした丸みがあるが、胴は
すっきりしている。
 「これ、なかに電球を入れて灯りにしたいのだけど・・・。」「えっ? 
電球を?」骨董やさんも、手あぶりの火鉢を灯りにしたいという案にはびっくり
して、あれこれ相談にのってくれる。最初は、陶器の下にコードを通す穴だけを
あけてもらうはずだったのだが、とうとう最後には、ぴったりあう電球を探して
完璧な「灯り」に改造して、我が家に持ってきてくれた。
 「これを灯りにねえ・・思いつかなんだねえ。そのアイデアに参りましたわ。」
お互いに商売ぬきで、どうしたらこの品がいちばん生きるか考えて、共同生成した
逸品である。このように廃品になって使い道がなくなり、人に見向きもされない
ような古い物が、現代の生活のなかに、ぴったりうまくはまって生かされたときが
最高である。値段が高いか安いかではなく、ものが場所と組み合わせの妙をえて、
生きるか生きないかが勝負である。
 最近は、お宝鑑定などといって、すべてを金銭に換算する風潮があるけれど、
あれは邪道だよと思う。ものの「質」をすべて、お金の「量」にかえて換算できる
と思ったとたんに、価値やすすむ方向が大きくズレてしまうのではないだろうか。

    
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 学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆事務局より 

○日本質的心理学会 第1回総会議事録について

 第1回総会議事録につきまして、Web上での閲覧期間が終了いたしました。
これをも ちまして正式な議事録とさせていただきます。
ありがとうございました。今後につきましては、正式な議事録として学会
ホームページ上に掲載し、会員の皆 様の閲覧を可能にいたします。
(会員限定ページを閲覧するためのパスワードはメールマガジン第3号を
 ご確認ください.)

○会員情報を未送付の方へのお願い

 これまでに会費を入金(学会当日に支払いまたは口座に払込)された
方で、名簿関連情報をまだメールいただいていない方は、お早めに送付
してください。その際、日本質的心理学会Webサイトの会員募集ペー
ジから会費納入連絡フォーム
( http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kanyu )
を利用して、送信してください。
雑誌送付の際に,住所が必要となりますので,未送付の方はご協力のほ
ど、よろしくお願いいたします。

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■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
     HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。
     http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会の報告 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

五十嵐靖博(山野美容芸術短期大学美容保健学科)

内容:「Ian Parker教授とErica Burman教授を囲むセミナー」
日時:2004年10月20日午後3時半~7時
会場:明治大学駿河台校舎
企画:理論心理学研究会

 批判心理学で著名なIan Parker先生とErica Burman先生(ともにマンチェス
ターメトロポリタン大学)をお迎えして、セミナーを行いました。批判的
(フーコー派)ディスコース分析の第一人者によるレクチャーと討論の一端を
ご紹介します。
 Parker教授のレクチャー「批判心理学とディスコース分析」は、心理学的
言説が流布し浸透した現代の心理学的文化の分析と、批判的ディスコース分析
の役割がテーマでした。時代の文脈のなかで活動する心理学者が生み出した
言説が、行政など様々な社会的セクターの活動と一体化してpsy-complexとな
り、
個々人の主観性を構成しています。その作用に対抗するイギリスの実践活動の
具体例が紹介されました。社会構成主義は相対主義だ、との批判を受けて
います。かねてParker教授はR.Bhaskarが提唱する批判的実在論に拠って、
これに反論しています。質疑応答の中で相対主義論争自体が不毛であり、
自分が批判的実在論をとったことも間違いだった、と率直に表明され、会場から
驚きの声があがりました。
 Burman教授のレクチャー「フェミニスト心理学:起源と成果と可能性」では、
1980年代以来のフェミニスト心理学の発展を概観した後、女性化を手段として
いっそうの効率の追求を推進する現代社会の状況が検討されました。
女性の視覚的イメージを活用した軍事企業の広告ポスターやイギリス軍の
兵士募集用のパンフレットやウェブサイトのディスコース分析によって、
この女性化の問題が具体例に分析されました。参加者から'主観性のテクノ
ロジー'やpsy-complexについて質問があり、現実が構成される過程をこれらの
概念を適用して検討する意義が説明されました。
 セミナー後、銀座の天ぷら店で懇親会をひらきました。揚げたての天ぷらと
冷えたビールを味わいながら、欧米における社会構成主義の動向や、日本の
心理学と社会におけるその役割などについて、活発な議論が交わされました。
当日はあいにく台風にみまわれ、大雨の中での開催となりましたが、批判的
ディスコース分析の第一人者から最新の研究成果を伺った経験は、大きな
知的刺激をもたらしました。両先生もますます日本への関心を深められた
ようで、イギリスで開花した批判心理学の視点から日本の心理学がどのように
分析されるか、その成果が楽しみです。
 (補足 批判的ディスコース分析については、C.ウィリッグ著
「質的心理学研究法入門」(上淵寿・大家まゆみ・小松至訳,培風館)の
第7章「フーコー派言説分析」を、批判心理学については石川幹人・
渡辺恒夫編「マインドサイエンスの思想」(新曜社)所収の拙稿
「現代理論心理学」をご参照下さい。両先生の著作の一部は
www.discourseunit.com で、テキストの本文を読むことができます。)

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[クッピーより]

 第5号はいかがでしたか?交流委員会のメンバーは、ワークショップの
準備等で、寝る間もないようで、準備のメールは、深夜から明け方に行わ
れています。
 さて、今年も後わずか。今年は、学会の創立という、記念すべき年と
なったことを、心から喜んでいます。それでは、みなさまが来年も
良いお年でありますことを、お祈りしています。良いお年をお迎えください。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第5号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道 
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
 でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
Copyright (C) 2004 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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日本質的心理学会 メールマガジン No.4 ======================2004/11/20

<>Date: Sat, 20 Nov 2004 06:26:06 +0900

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃4┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.4 ======================2004/11/20

 クッピーです。名古屋の番組で、ワッキーという方が、全国を「しりとり」
で旅をしていましたが、クッピーも質的研究という大きな世界に旅立っている
ようです。質的研究の研究方法の実践的なワークショップや研究会が各地で
広がっていますね。
 参加された方は、ぜひ内容を投稿していただければ嬉しいです(^^)。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●風に聞く・風を追う:学会ネーミング問題? 学会のネーミングは問題?
●学会より会員のみなさまへ:
 ○編集委員会からのお知らせ
●「質的研究」情報コーナー:
 ○「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップ
 ○【近日開催!】質的心理学研究検討会
 ○オーラルヒストリーの会 第7回研究会「生きる場と語られるストーリー」
●学会ホームページの裏技紹介
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 風に聞く・風を追う:学会ネーミング問題? 学会のネーミングは問題?
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 質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
 それでは、第4回目の「語り」は、サトウ先生です。

☆☆☆    サトウタツヤ  (立命館大学)  ☆☆☆

 実は、10月号への執筆依頼をもらっていたのだが、色々あってお断りして
いた。そして、その「お断りの効力」は半年くらい有効だと考えていた。
ところが、なんと11月号への依頼が来ていたのであった。しかし、その
11月号への依頼を、10月号の依頼の繰り返しと思っていた私は、「終わった
話なのに!」と馬耳東風状態であった。しかし、実際にはそうではなく、
依頼は月ごとに更新されるということであった。
 私もニューズレターなどの編集・発行に携わったことがあるから、その
編集作業の大変さは分かっている。そうした経験からしても、メルマガを
毎月1回出すということは想像を絶する頻度である。毎月の刊行を維持しよう
という努力を前にして、こちらの事情だけで断るわけにはいかない、と観念
したのであった。
 さて、本題だが、学会のネーミング問題、というのがどうもあるらしい。
日本質的心理学会という名称のことである。ことさらに質的、と言う必要が
あるのか、あるいは、心理学という名称を付けると、学問領域を狭くして
しまうのではないか、ということである。
 2004年03月20日(土)の日本質的心理学会設立記念集会における
シンポジウム「質的心理学が切り開く地平」の席上でも述べさせてもらった
のだが、こうした指摘は半分は外れているし半分は当たっている。
 質的、と言わなければいけなかった文脈があるのだし、心理学をやってる
人たちがそれに敏感だった、というのが「半分はずれている」という部分に
あたる。実際、11月15日現在で、366人もの方がこの学会に集まって
いただいているのだから、この名称でも十分やれたことはある、ということ
になる。
 名称の限定性への懸念について「半分当たっている」という部分もある。
それは、この名称に批判的な方が(それだけが理由ではないにせよ)
この学会に入りにくい、ということである。そういう方が実際どれくらいの
数いらっしゃるのかは分からない。
 この学会は雑誌と研究交流が両輪となっている。これらが魅力的であれば
ネーミングは問題でない、というのが私の立場ではあったが、このごろは
変更も有りかもしれないと思うようになった。この学会に集った会員の
一人一人が内発的問題として名称変更が必要だということになったときには
真摯に検討を始めるべきだと思い始めた。

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 学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆編集委員会からのお知らせ

○第4号の編集作業は、大忙し、これから大詰めへ
 来年3月に発行予定の、第4号の編集作業は大忙し、スピードアップして
作業しています。11月末には、ほぼ概要が確定し、これから大詰めを迎える
ことになります。

○第4号「特集」の予定
 次のように計画しています。ご期待ください。
-特集:質的心理学のあり方-(責任編集やまだようこ/無藤隆/サトウタツヤ)
「対談 質的心理学の来し方と行方」
   大橋英寿(放送大学)・やまだようこ(京都大学)
「質的心理学が切り開く地平」
     -日本質的心理学会設立記念集会シンポジウムより
   大谷尚(名古屋大学)・無藤隆(白梅学園短期大学)
      ・サトウタツヤ(立命館大学)
「TRANSFORMATIONS AND FLEXIBLE FORMS
   :WHERE QUALITATIVE PSYCHOLOGY BEGINS」Jaan Valsiner(Clark University)
「質的研究の三つのジレンマ:『再詳述法』の提案による質的心理学の可能性」
   無藤隆(白梅学園短期大学)

○第4号「書評特集」の予定
 先日発売されました『ワードマップ質的心理学』
(無藤・やまだ・南・麻生・サトウ編、新曜社)を中心に、看護学、情報学、
  社会学、生物学など多方面の方々にそれぞれの立場から多次元的なコメント
をしていただく、書評特集を組む予定です。

○第5号の予定(再掲)
 第5号は、「臨床と福祉の実践」(能智正博 責任編集)というテーマで
特集を組む予定です。質的研究は心理学だけではなく、教育学、看護学、
福祉学、医学などの実践領域においても注目されており、学際的な交流と
情報交換の場をもつことでいっそうの成果が得られると予想されます。
そこで第5号では、心理臨床、医療、福祉、その他援助場面、およびそこに
関わりをもつ人の言動を対象とした質的研究論文を幅広く募集したいと思い
ます。その現場における相互作用、関わる人々の語りやライフストーリー、
調査者と被調査者の関わりなど、検討すべき問題は多岐にわたりますので、
心理学に限らず様々な分野や視点からのユニークな研究の投稿を期待します。
締切は、来年の3月末ということになっておりますが、それまでにも投稿は
随時受け付けておりますので、原稿が完成次第、委員会の方にお送り下さい
ますようお願いします。

○「質的心理学研究」を所属機関で定期講読しよう!
 みなさまの所属大学や機関などで、ぜひ「質的心理学研究」を定期的に
講読してください。学会の機能の中枢である雑誌を、ぜひ所属機関に入れて、
多くの方々に読んでいだけますようご協力お願いします。

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■□■□               「質的研究」情報コーナー     
□■□
【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
     HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。
      http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■□日本質的心理学会研究交流委員会の主催するワークショップのご案内

【「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップ】

 日本質的心理学会研究交流委員会では、ワークショップを東京と関西で企画
しています。ワークショップには、学会員はもちろん非会員もご参加いただけ
ます。臨床心理学や臨床実践にご関心のある方、あるいは、質的研究法の適用
可能性や、実践と研究との関係にご関心のある方など、みなさまのご参加を、
お待ちしています。

* なお、本ワークショップは、各日とも、臨床心理士資格認定協会の
   定める1日ワークショップとして申請予定です。臨床心理士の方が
   受講されますと、1日につき2Pが認められます。

【詳しくは、メールマガジン 臨時No.5(2004年11月13日発行)をご覧ください】

  <1>臨床心理活動の実践に即した質的研究法の探究
    ■日時: 12月18日 (土) 受付 午前11時45分より午後12時25分
    ■会場: 青山学院大学(青山キャンパス11号館2階1123教室)
    ■申し込み締め切り  2004年12月8日(水)

  <2>心理臨床の場をいかに記述するか?:質的研究法からの提案
    ■日時:2005年1月22日(土) 受付 午前11時45分より午後12時25分
    ■会場:奈良女子大学(文学部北棟N103教室)
        土曜日のため、南門は閉門しています。近鉄1番出口側の正門
        をご利用ください。
    ■申し込み締め切り  2005年1月7日(金)

 ○申し込み方法
  「日本質的心理学会Webサイト http://quality.kinjo-u.ac.jp/ 上の
  「ワークショップのご案内」ページから、申し込みフォーム(東京会場/
   関西会場別)を利用し、必要事項を送信してください。

■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

□■質的心理学研究検討会

    「質的研究ってどうやって研究するの?」
    「質的研究では分析視点をどのように定めるのだろうか??」

 質的研究に関心があるものの、どのようにアプローチしたらよいかがわから
ない、このようにお悩みの方はいらしゃいませんか?研究手法などについて、
一緒に考え議論することを通じて、本研究会が、質的研究への学びを少しでも
深める機会になればと思っています。発表者は修士論文に取り組んでいる方々
です。興味・関心をお持ちのみなさま、奮ってご参加下さいませ!

  日時:2004年11月28日(日)午前11時~午後3時30分          
 
  場所:立命館大学 創思館 プロジェクト研究会室403・404
  アクセスマップ
     http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/
  キャンパスガイド
 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/campus/kinu.html
  (創思館は、芝生の広場の横にある丸い建物です。正門からすぐの所です。)
  
  企画:立命館大学人間科学研究所
    「対人援助のための人間環境デザインに関する総合研究プロジェクト」

  コメンテーター:滋賀県立大学 松嶋秀明 氏
           立命館大学  荒川歩 氏
  発表者:
     ●入川常美氏(立命館大学 応用人間科学研究科 臨床心理学領域)
        「老年期における発達課題と基本的信頼感との関連について」
     ●小宅理沙氏(立命館大学 応用人間科学研究科 対人援助領域)
        「中絶・出産の社会的決定要因」  
     ●齊藤聖子氏(立命館大学 応用人間科学研究科 臨床心理学領域)
         「娘の立場から見た母親の介護体験」
     ●古屋佳子氏(立命館大学 応用人間科学研究科 臨床心理学領域)
        「他者の援助を職業とすることの意味―バーンアウト再考からの
         考察」
           (なお、発表順序には変更があります。)

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□■オーラルヒストリーの会 第7回研究会

共催・科学研究費プロジェクト「語りをとらえる質的心理学の方法」

どうぞ自由に、どなたでも直接会場へお越しください。
無料です。予約も不要です。

1.日時
   2004年12月12日(日) 13時~17時
2.会場
   京都大学文学部新棟 第3講義室
   http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/map.html
3.コーディネーター
   やまだようこ(京都大学)・サトウタツヤ(立命館大学)
4.共通テーマ
   c
5.報告
  <第1報告>
 能智 正博(東京女子大学文理学部)
  「失語症をもつ方のライフストーリー 
   ―どのように聴くか、どのように語るか」
   司会 徳田治子(九州女子短期大学)
  <第2報告>
 石井宏典(茨城大学文学部) 
  「戦場(いくさば)の跡を縫い合わす―那覇・新天地市場の女たち」
    司会 荒川歩(立命館大学人間科学研究所)
6.報告要旨

<第1報告要旨>
 ライフストーリー研究のデータは面接で語られた内容を中心とすることが多
いのだが、例えば言語障害をもつ人の場合などは、語りデータがしばしば大
幅に制限される。しかし、彼らも独自の視点に基づく独自のライフストーリー
をもつはずである。
 今回の報告では、失語症で言語表出が非常に限られた一事例について、
長期的な観察と行動データ、映像データ、周囲の人からの面接データなどを
総合することにより、その事例の体験する「生きる場」に関するストーリーを
再構成していく試みを紹介する。

<第2報告要旨>
 戦場となって焼き尽くされた那覇の街が復興する過程で、「新天地市場」と
呼ばれる衣料品卸市場が形成された。闇市を管理する目的で設置された公設
市場の周辺に、衣料売りの女性たちが群れだしたのが始まりだった。市場として
整備されたとき、一人当たりの売り場面積は幅60cmに奥行き90cmと決められた。
自分の身体と製品をふた山ぶん置けるだけの空間だった。1960年代の最盛期
にはここに400名をこえる女性たちがひしめき、みなが身を擦り合わせて座るさま
は、「まるで養鶏所の鶏のようだった」という。彼女たちは、品物を売り終えると
生地を買って家に帰り、それを裁断して一台のミシンを頼りに縫製し、翌日の
午前中に市場に売りに出るというサイクルを繰り返した。やがて、各地で小売業
を営む人たちが、沖縄本島に限らず、宮古、八重山、奄美など、琉球弧の島々
から押し寄せるようになった。
 新天地市場は、戦争による喪失を抱えた者たちが互いに身を寄せ合い、懸命
に働きつづけつくりあげてきた場所である。ここでは、それぞれの家族を営む
一人ひとりの女たちが、出身集落ごとに結びつき、同じ台に座る者同士でも繋
がり合いながら、市場全体としてもまとまるという重層的な共同体を形成して
きた。身を擦り合わせるなかで生まれた活力を、彼女たちの語りから伝えたい。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

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 学会ホームページの裏技紹介
……………………………………………………………………………………………

日本質的心理学会HPの左側、上側のフレームを消す裏技です。
これにより、広い画面で日本質的心理学会の情報画面を見ることができます。
方法はホームページ内のリンククリックする時に、左クリックではなく、
『右』クリックして、『新しいウィンドウで開く』を選択すれば、フレーム
のない画面が開きます。

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]

 第4号はいかがでしたか?交流委員会のメンバーは、主催ワークショップ
の準備で、大忙しです。クッピーもウロウロしているのですが、役にたって
いませんね。毎日が寒くなってきていますので、会員のみなさま、お体に
気をつけて頑張ってくださいネ。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第 号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道 
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【 学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
 でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.4===================2004/10/22

Date: Fri, 22 Oct 2004 05:13:25 +0900

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.4===================2004/10/22

 第3号に10/07に提供をいただいていた研究会情報の記載漏れミスがありまし
たため、臨時号を発行し、会員の皆様にご連絡を申し上げます。
 関係各位に、深くお詫び申しあげます。さっそく、再発防止策を取り、同様
の事態で会員の皆様に、ご迷惑をおかけしないよう、努めたいと思います。

 以下に本来第3号に掲載すべきであった情報をご案内いたします。
 また、アブストラクト集の申し込み方法に関する問い合わせが事務局に多数
ありますので、申し込み方法について、再度、ご案内させていただきます。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「質的研究」情報コーナー:
  ○質的研究は保育実践にどのように役立ちうるか?
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
 ○第1回大会アブストラクト集の申し込みについて(再掲)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

……………………………………………………………………………………………
■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
     学会Webサイトに掲載しましたので、ご参照ください。
     http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。メルマガに掲載する予定の研究会情報は学会Webサイトで
     も情報提供いたします。 http://quality.kinjo-u.ac.jp/ の定期
     チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○次世代人間科学研究会

テーマ:存在論的問いに基づく質的研究は保育実践にどのように役立ちうるか?
    ―「音楽」「遊び」の存在論的探求とその現場への「再投入」を通して

企画責任者:西條剛央・岡本拡子
共催:次世代人間科学研究会・保育内容の再構造化プロジェクト
司会  :松嶋秀明(滋賀県立大学)
話題提供:清水 武(早稲田大学・日本学術振興会特別研究員)
     岡本拡子(高崎健康福祉大学)
     無藤 隆(白梅学園短期大学)
指定討論:砂上史子(弘前大学)
     阪本英二(九州大学)
 西條剛央(国立精神・神経センター精神保健研究所)
日時 11月7日(日) 12:00~16:30(その後懇親会あり)
場所 西早稲田キャンパス(高田馬場) 
http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
16号館2階 大会議室A
http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
#資料代等に参加費500円を頂戴しております。

■企画趣旨
 存在論的問いに基づく質的研究は,どのように実践に寄与することができるだ
ろうか?
 現在,いわゆる質的研究者の中でも,対象の存在論的探究にどのような意義が
あるのかは,ほとんど理解されておらず,ましてや,現場に役立ちうるというこ
とは全く考えられていないのが現状のようである。
 しかし,本当にそうであろうか?
 こうした問いを立てることは,質的研究の意義を確認すると同時に,理論と実
践をいかに接続するかという問題につながってくる。実際,保育現場では「音楽
性」「遊び」等々,様々な「用語」が,反省されることもなく,自明のものとし
て用いられており,そのために保育実践の可能性が矮小化されたり,実践者間の
信念対立に発展するなどの弊害を生んでいるのが現状なのである。
 本研究は,こうした観点から,理論(研究)と実践をいかに接続するかといっ
た具体的「方法」について探求してゆく。会場も含めたディスカッションも1時
間以上行うことになっている。様々な立場の皆様の参加していただき,建設的な
議論を行うことにより,問題を先に進めていきたい。関心のある方はふるってご
参加ください。

■ 学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>━━━━━┓

○第1回大会アブストラクト集の申し込みについて(再掲)

 メールマガジン第3号記事のうち、第1回大会委員会よりご案内のあ
りました大会アブストラクト集・増刷分の申し込み方法につきまして、
お知らせいたします。
 アブストラクト集・増刷のお知らせは、2004年9月16日付のメールマガジン
臨時号(No.2)にて行っており、今回の第3号分及び以下のご案内は,再掲と
なります。申し込み方法につきましては、9月16日付と変更ありません。

 なお、本学会において会員への周知は、メールやホームページなど電子
媒体を中心に行っております。メールマガジンにつきましては、内容の充実
と共に、読みやすさの確保のために簡潔な情報提供を心がけております。
そのため、詳細事項や再掲情報等につきましては、ホームページのURLを
提示しております。お問い合わせに先立ち、まずはホームページをご参照
いただきたく、ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。

==ここから、指定の行まで改変を加えない限りにおいて転載可
<増刷アブストラクト集・申し込み要領> <再掲>

 1)「質的アブストラクト・会員」(アブストラクト集1冊と郵送費は無料です。)
  学会員で大会参加費を支払ったけれど、まだアブストラクト集を受け取っ
 ておられない方。(当日に学会会員になられた方も該当します。)

 →タイトルに「質的アブストラクト・会員」と明記の上、下記の大会事務局へ、
  メールか葉書で、送付先住所とお名前をお知らせください。(事務局でも
 お名前を控えておりますが、手違いを防ぐために、申し訳ありませんが、
 もう一度ご連絡ください。ご連絡いただいた方から10月初旬に順次郵送し
 ます。)

 2)「質的アブストラクト・非会員」(アブストラクト集1冊1000円、1冊分の郵送
  費は大会で負担します。)
  非学会員で当日参加費を支払われた方で、アブストラクト集の購入を希望
 される方。

 →アブストラクト集代1000円を、郵便局の振り込み用紙で下記口座にお振
 り込みください。振り込み用紙には、送付先の住所・氏名・電話・メールアド
 レス、「質的アブストラクト・非会員」と明記してください。アブストラクト集の郵
 送費は、大会事務局で負担します。(事務局で振り込みを確認しだい、発送
 いたします。)

 3)「質的アブストラクト・購入希望」(アブストラクト集代と郵送費手数料込み
  で、1冊1500円です。)
  学会員、非学会員にかかわらず、アブストラクト集のみ購入、あるいは追加
 購入希望の方。

 →アブストラクト集代(郵送費・手数料込み)1冊あたり1500円を、郵便局の
 振り込み用紙で下記口座にお振り込みください。振り込み用紙には、送付先
 の住所・氏名・電話・メールアドレス、「質的アブストラクト・購入希望」と明記
 してください。(事務局で振り込みを確認しだい、発送いたします。)
 ———————————————–
  (注)アブストラクト集の増刷部数は、270部です。10月初旬の発送予定です。
 お申し込みを受け取った後、先着順で発送しますので、売り切れになった場合
 はご容赦ください。ただし、1)「質的アブストラクト・会員」の方の場合には、
 大会費にアブストラクト集代が含まれておりますので、事務局でお名前を控え
 させていただいた方の分は、あらかじめ部数を事務局で確保いたします。
 ———————————————–

口座番号:00980-6-277603
口座名称:日本質的心理学会第1回大会事務局

 <問い合わせ先>
 〒606-8501
   京都市左京区吉田二本松町
  京都大学高等教育研究開発推進センター内
  日本質的心理学会第1回大会事務局 大会事務局長 溝上慎一
〔email〕smizok@hedu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
〔Tel〕075-753-3047(研究室)
〔Fax〕075-753-3045(高等教育センター)

 ◆アブストラクト集増刷のお知らせ◆
  http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1/abstract.htm

 ◆質的心理学会第一回大会Webサイト◆
  http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm
 
    <「第1回大会アブストラクト集の申し込みについて」の連絡を
     まだご存じでないお知り合いの方がおられましたら、
     転送いただけますと幸いです>。
===この行まで転載可

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報は次のフォームから募集してお
 ります。採否の判断を研究交流委員会が行います。
 http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。  【 学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
     Copyright (C) 2004 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.3======================2004/10/20

Date: Wed, 20 Oct 2004 06:47:53 +0900

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃4┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.3======================2004/10/20

 秋も深まり、そろそろ紅葉の時期です。えっ、公用ばかりで見る暇もな
 いって?ちょっと、お寒いギャグで申し訳ありません。クッピーです。
 なにより、体力が基本の質的研究ですから、みなさま、季節の変わり目
 に、お風邪などをひかれないように、充分に気をつけてくださいね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本質的心理学会第2回大会のお知らせ【訂正】
●風に聞く・風を追う:「研究交流委員会」誕生秘話!?
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
 ○日本質的心理学会 第1回(仮)総会 議事録 の公表について
 ○研究交流委員会主催ワークショップの企画予告:
  【「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップ】
●「質的研究」情報コーナー:
  投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
        ○「病いの語り」 講演会
 【本日開催!】○Ian Parker教授とErica Burman教授を囲むセミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

……………………………………………………………………………………………
 日本質的心理学会第2回大会のお知らせ【訂正】
……………………………………………………………………………………………

 第2回大会は会場収容人数等の都合もあり10月9日ではなく別の日を
 検討してまいりました。現在、9/29の午後と9/30全日を予定し
 ています。会場は東京大学本郷キャンパスです。なにとぞよろしくお願
 い申し上げます。
 
                準備委員長 秋田喜代美(東京大学)

……………………………………………………………………………………………
 風に聞く・風を追う:「研究交流委員会」誕生秘話!?
……………………………………………………………………………………………

 質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
 それでは、第3回目の「語り」は、「研究交流委員会」のボス
 の語りです(本人は、否定していますが・・・)。
 それでは、ボス、お願いします!

☆☆☆   尾見康博    (山梨大学教育人間科学部)  ☆☆☆

   「はじめからあまり委員会を作らない方がいいと思います。」

 思えば,この私の発言がことの始まりだった。質的心理学会発足前夜、もう
少し詳しくいうと、今年2月上旬のある晩、無藤理事長予定者とサトウ事務局
長予定者(ちょっとくどいか)に数人が呼び出され、会合が持たれた。
 本学会には、すでに編集委員会はあった。でも,学会を作る以上、雑誌編集
以外の事業もしなければならない。でもでも、ナンチャラ委員会とかカンチャラ
委員会をいくつも並びたてることは、経済的側面からも人的側面からも困難で
あるし、それ以上に私が問題だと思ったのは、各委員会がオートノミーを過剰
に発揮してしまって、悪しき官僚社会が形成されてしまうことだった。
 それを防ぐためには、いろんな事業を抱える一つの委員会を作るべきだとい
うのが上記発言の真意である。一応、他学会でそのように見えることがあった
故の問題意識ではあった。

 ところがここからが問題!

 なんと、私の意見を採り上げてくださる一方、その委員会の委員長をしてく
れということになってしまったのだ!私は質的研究者として何か優れた業績が
あるわけでもないし、なにぶん、委員会を引っ張るだけの力量がない(いろい
ろな意味で)。
 人に頼られるうちが花、だとはいっても、ちょいと荷が重すぎるなあ。でも、
言い出しっぺとしての責任もあるしなあ。などとブツブツ言いながら、副委員
長として協力してくれることが決まっていた本山さんとともに委員の人選を始
めた。
 ということで、会員のリストを眺めていたら、お!、これはすごい、おもし
ろいことができそうだ、と私もけっこうやる気になってきた。いろいろな分野
で活躍している方たちが学会発足直後の段階で名を連ねていたのだ。
「委員会活動を通じてワクワクするような出会いの場が作れるかもしれない。」
 そう思えてからは、開き直って委員長ヅラしている。ということで、あきら
かに頼りなげな委員長の下、気鋭の質的研究者の面々が研究交流委員会を引っ
張ってくださっている。ま、そういうことで,最後にごあいさつを。

   ♪♪♪(サザエさんのエンディング・モードで)♪♪♪

   さぁ~て、研究交流委員会の活動内容はぁ!

   尾見です。だんだん寒くなりつつありますが、委員会では最近ますま
  す熱く議論しています。そのうち、国際交流も視野に入れ、多面的な研
  究交流ができればいいと思っていま~す。
  現在の活動内容は、
   「メルマガの発行やHPの作成・管理といった広報活動」
   「講習会や各種シンポジウム等の企画」
   「質的研究にかんする全国のローカルな研究会とのネットワーキング」
  のサンボンでーす。 
    
    
……………………………………………………………………………………………
 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆◆◆事務局より 

○日本質的心理学会 第1回(仮)総会 議事録 の公表について

                      日本質的心理学会事務局

 日本質的心理学会の第1回(仮)総会議事録をWebページ(ホームページ)
によって公表します。なおこの会の出席者は67名であり、会員過半数
(122名)に満たなかったため仮総会となっております。
 総会に関する細則により「仮総会の場合は、決議事項を会員に公表し、
その後1ヶ月以内に会員の過半数が文書によって反対した時には、総会と
しての決議としての効力 を失う」ことが定められております。
 会員のみなさまにおかれましては、資料ファイルとあわせて本議事録を
閲覧のうえご検討ください。
 不明な点については事務局までお問い合わせください。
 なお、このたびの総会議事録及び関連資料のWebページ掲載期間は
約1ヶ月間で、2004年11月末日までといたします。

 http://quality.kinjo-u.ac.jp/

 より、左側の会員限定へのボタンをクリックしてください。
 メンバー限定ページのパスワードは、以下の通りです。
  
   ユーザー名 member
   パスワード q-kaiin 

○<質的大会アブストラクト集・増刷のお知らせ> 2004年9月16日<再掲>
  京都大学で9月11日に開催されました日本質的心理学会第一回大会では、
 多くの方々に御参加いただき、本当にありがとうございました。
 おかげさまで、新しい「質的研究」の門出にふさわしい、熱いエネルギー
 に満ちた記念碑的大会になりました。

  当日は、大会予約者の約2倍、学会会員数程度の人数が入れる会場を準備
 しておりましたが、実際には予約者の約4倍、予想を超える530人以上の
 方々の当日参加がありました。当初400部印刷しましたアブストラクト集
 が足りなくなり、多くの方々にご不便とご迷惑をおかけしましたことを、
 お詫びいたします。

  大会事務局では、急遽アブストラクト集を増刷しまして、下記のような
 かたちで10月初旬にはお手元にお送りできるよう手配をすすめております。
 お手数をおかけして申し訳ありませんが、改めて下記サイトに書かれている、
 要領でお申し込みいただければ幸いです。
 
 ◆アブストラクト集増刷のお知らせ◆
  http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1/abstract.htm

    <この連絡をまだご存じでないお知り合いの方がおられましたら、
     転送いただけますと幸いです>。

◆◆◆研究交流委員会より<含:HP更新情報>

○【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
  HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。

  http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html

  ★各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件について

   研究会やシンポジウム、講演会、フォーラムなど、自主的に開催されて
   いる研究交流活動につきまして、以下の要件を満たしている研究会
   (シンポジウム,講演会,フォーラムを含む。以下同じ)において
   「日本質的心理学会研究交流委員会」共催または後援とすることが可能
   になりました。研究交流委員会共催または後援となりました研究会は、
   メールマガジンでの広告のほか、要望に応じて学会ホームページ上で
   広告することも可能です。学会活動の一環としまして、ご活用ください。

 【要件】
 1.内容
  1)質的心理学または人文科学・社会科学の質的研究法を用いた領域を主たる
   内容とすること。
 2.研究会参加資格
  1)公開であること(参加資格は,学会員以外に広く開かれていること)。
 3.共催申請資格
  1)研究会代表者または企画者・司会者・話題提供者・指定討論者のいずれか
   が学会員であること。
 4.助成金
  1)共催(後援)に際して、研究交流委員会から助成金は当面の間支払わない。
 5.報告義務
  1)共催(または後援)決定後、開催広告を研究交流委員会に提出すること。
   その折、学会ホームページへの掲載希望の有無を連絡すること。
  2)開催後1ヶ月以内に、開催報告を研究交流委員長宛に提出すること。
   添付ファイルで可。
  (主催者、企画趣旨、日時・場所、当日の発表や議論の内容、参加者数、
   開催広告など)。
 6.共催回数
  1)同一団体(研究会)あるいは同一人による企画は、年間2回まで共催を
   認める。
 7.申請方法
   次の(1)~(5)の内容を記載したメールを、研究交流委員会委員長宛に
   提出する。申請メールについては次のメールフォームから送信する。
  http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

   (1)主催者:団体(研究会)名と代表者(所属)
   (2)企画趣旨
   (3)企画内容(日時、場所、企画、司会、話題提供者など。学会員に○印)
   (4)参加資格及び予定参加者数
   (5)共催または後援の希望(共催でも後援でも、応募者の希望に応じて
                検討する)

○メールマガジンの締切りが毎月15日で20日発行ですので、研究会の案内を頂
 いても、研究会が終わってからの発行のことがあります。その場合は、掲載
 しないため、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

 そのため、できる限りHP上でも情報を掲載し、メールマガジンの情報と補完
 しあってまいりますので、ぜひHPも定期的にチェックしていただけるようお
 願い申し上げます。

○研究交流委員会主催のワークショップ(予告)
 日本質的心理学会研究交流委員会では、以下のワークショップを、関東と
 関西で企画しています。どちらかのみの参加ももちろん可能です。

 【「臨床心理行為」をよりよく記述するための質的研究法ワークショップ】

 ■主催: 日本質的心理学会研究交流委員会

 ■企画趣旨
  臨床心理士は、日々の実践活動はもちろん、自らの実践を言語化して振り
 返ること、研究を通して自らの実践を批判的に検証することが、その専門性の
 向上のためには必要となる。これまでそのツールとして盛んに用いられてきた
 のは「事例研究法」であろう。この方法は、研究であると同時に、心理臨床の
 トレーニングとしても位置づけられ、今日にいたるまで、その存在は広く認知
 されてきた。ただし、今日、臨床心理士が直面する課題は多岐にわたる。ス
 クールカウンセリング、医療臨床場面、あるいは虐待、非行への対処、災害時
 の危機介入など、社会にでて、他職種と連携することがますます求められるよ
 うになってきている。こうした活動のなかには、従来の面接室内での面接とは
 異なった、多くの記述すべきリアリティがある。しかしながら、従来の事例研
 究法がこうした場面を適切に記述できているとは言いがたいのではないだろう
 か。ここにひとつの問題がある。
  記述方法に関する問題もあるだろう。我々実践家ひとりひとりが、それぞれ
 に固有な出会いを記述することに終始するのではなく、ある種の「客観性」
 「科学性」をもった知をうみだしていくための努力はをしていく必要がある。
 こうした改善にむけた努力は、サービス受益者であるクライエントへのアカウ
 ンタビリティ、倫理性といった問題にも通じるはずである。もちろん、心理
 臨床場面でおこっている現象を、自然科学的研究と同列には評価できない。
 私たちがつけている実践記録は、質的研究で用いられるビデオやテープレコー
 ダーのように正確でないかもしれないが、実践記録に基づく事例研究が劣って
 いるとするのもまた早計である。問題は単純ではない。今回のワークショップ
 では、こうした問題点をふまえつつ、心理臨床的なテーマにせまる道具として
 の「質的研究法」をすすめていくための「やりかた」の紹介をはじめとして、
 心理臨床場面の実態をふまえた「質的研究法」のあり方にいたるまで、多く
 の有益な議論を深めていくことを目的としたい。多くの臨床心理士の参加を
 お待ちしています。

 * なお、本ワークショップは、各日とも、臨床心理士資格認定協会の定める
   1日ワークショップとして申請予定です。臨床心理士の方が受講
   されますと、1日につき2Pが認められます。

<1>心理臨床実践に即した質的研究法の探究

 ■日時: 2004年12月18日(土)午後12時30分~5時30分(開場 午後12時)
 ■場所: 青山学院大学(青山キャンパス)11号館2階1123教室
 ■参加費:3000円(学会員1000円)
 ■内容
  第1部:講演会 『心理臨床場面をいかに記述するか?』
     (午後12時40分~2時10分)  講師:下山 晴彦 氏(東京大学)
  第2部:シンポジウム『質的研究法の可能性探求-心理臨床場面の質的研究』
     (午後2時30分~5時10分)
  総括
 ■申し込み:準備中(決まり次第、学会HPとメルマガにてご連絡いたします)

<2>心理臨床の場をいかに記述するか?:質的研究法からの提案

 ■日時: 2005年1月22日(土) 午後1時~6時(開場 午後12時30分)
                 =時間 については予定
 ■場所: 京都または大阪
 ■参加費:3000円(学会員1000円)
 ■内容
  第1部:講演会『心理臨床実践と質的研究法のあいだで』
     (午後1時10分~2時40分)講師:森岡正芳氏(奈良女子大学)
  第2部:シンポジウム『質的研究法からみた事例研究の可能性』
     (午後3時~5時40分)
  総括
 ■申し込み:準備中(決まり次第、学会HPとメルマガにてご連絡いたします)

……………………………………………………………………………………………
■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
     HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。
     http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究交流委員会共催研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○        「病いの語り」 講演会

日時:  11月27日(土) 13:00~15:30
場所:  京都大学 医学部 芝蘭会館別館(国際交流会館)研修室2
( 〒606-8302 京都市左京区吉田牛の宮11-1 電話 075-771-0958.
京大正門前下車徒歩数分)
www.museum.kyoto-u.ac.jp/japanese/event/shiranhall.html
企画者: やまだようこ・桑原知子 (京都大学大学院教育学研究科)
主催:  21COE京都大学心理学連合
共催:  科研費プロジェクト「語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」
     質的心理学会研究交流委員会
(関連サイト:http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/events.htm#041127

予約申し込み・問い合わせ: develop@www.educ.kyoto-u.ac.jp
(参加希望者は、タイトルに「病いの語り申し込み」と記し、住所・名前・
所属と共に上記に11月20日までにメールで申し込んでください。
定員約100人。無料です。)

ウェブ: http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/quality/kenkyu.html

講演者:江口重幸先生
    (東京武蔵野病院・精神科医)

演題: 「病いの経験を聴く:臨床民族誌の視点から」

講演概要: 「病いの経験を語り,それを聴き取るという行為のうちに含まれ
る多様な意味や可能性を,具体的な事例をとおして検討したい。それには医療
人類学や文化精神医学から取り入れられた,「病いは物語である」という視点
や精神医学への文化批評という視点が含まれる。それら民族誌的視点が日常臨
床においても重要な役割を果たす点を論じたい。」

講師紹介: 江口重幸先生は、1951年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。
早くから文化精神医学、臨床人類学、ナラティヴのご研究をされてこられ、
ナラティヴ・ベイスト・メディスンの先駆者で第一人者です。また、憑物の
研究やシャルコーやジャネを中心とした精神医学史のご研究でも著名です。
語り関係のおもな著書・翻訳書には、以下のものがあります。「病いの経験を
聴く:医療人類学の系譜とナラティヴ・アプローチ」(『ナラティヴ・セラ
ピーの世界』日本評論社)。「病いの語りと人生の変容-「慢性分裂病」への
臨床民族誌的アプローチ(『人生を物語る』ミネルヴァ書房)。「精神医学に
なぜエスノグラフィーが必要なのか」(『文化精神医学序説-病い・物語・
民族誌』金剛出版)。「病の自然経過とその物語的構成」(『病の自然経過と
精神療法』中山書店)。「語りの臨床」(『語り・物語・精神療法』日本評論
社)。翻訳書:アーサー・クライマン『病いの語り-慢性の病いをめぐる臨床
人類学』誠信書房)など多数。

■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【本日開催!】
○Ian Parker教授とErica Burman教授を囲むセミナーのお知らせ

 このたびManchester Metropolitan大学のIan Parker先生とErica Burman先生
をお招きして,セミナーを開催することとなりました.Parker先生はディスコ
ース分析とラカン派精神分析の領野で活躍する批判心理学の第一人者です.
Burman先生はフェミニスト心理学を代表する研究者として知られ,
‘Feminists and Psychological Practice (1990) ’や
‘Deconstructing Feminist Psychology(1998) ’などの編著書は世界的に有名
です.

*日時:10月20日(水曜)の 午後3時半から7時まで.
*会場:明治大学駿河台研究棟4階第5会議室.
    JRお茶の水駅から神保町に向かって坂を下りると、
    右手に23階建ての高層校舎リバティタワーがあります.
    その裏手の10階建ての建物が研究棟です.

*レクチャー:
 1.Ian Parker教授(Manchester Metropolitan University)
   「批判心理学とディスコース分析(仮題)」:批判心理学の意義や
   ディスコース分析の実際,その臨床心理学・健康心理学との関係な
   どをレクチャーしていただく予定です.
 2.Erica Burman教授(Manchester Metropolitan University)
   「フェミニスト心理学の射程:その起源,現状と課題(仮題)」:
   フェミニスト心理学と発達心理学の関係や批判心理学について, 
   レクチャーしていただく予定です.
 
 両先生からそれぞれ1時間ほどレクチャーをいただいたあと,30分程度
 討議の時間をもうけます.通訳はつきませんが,平易な言葉でゆっくり
 説明してくださるようにお願いしました.

*懇親会:セミナー終了後に懇親会をひらきます.ふるってご参加ください.

*理論心理学研究会の有志が中心となって,十数名ほどの少人数でセミナー
 を行いますが,席にはまだ多少余裕があります.参加を希望なさる方は,
 世話人の五十嵐(veh03661@nifty.ne.jp)までeメールにてご連絡下さい.
 特に批判心理学やフェミニスト心理学,ディスコース分析などに関心を
 お持ちの方の参加を歓迎します.

 世話人:五十嵐靖博(山野美容芸術短期大学美容保健学科)
 世話人:小松栄一(明治大学情報コミュニケーション学部)
 世話人:河野哲也(玉川大学文学部)
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[クッピーより]

 第3号はいかがでしたか?五十嵐先生のご紹介いただいた、「Ian Parker
 教授とErica Burman教授を囲むセミナー」は、20日の開催です。今すぐ、
 部屋を飛び出して、会場へ向かいましょう!

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第3号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道 
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
 でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン No.2======================2004/10/05

Date: Tue, 05 Oct 2004 18:54:21 +0900
件名:【質的】楽しかったですか?第1回大会を終えて・・・。

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃4┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.2======================2004/10/05

こんにちは。日本質的心理学会メールマガジンのクッピーです。第1回大会も
無事に終わって、ホットしています。やまだようこさんをはじめとする実行委員
のみ
なさまおつかれさまでした。今回は、特集として第1回大会について語ってもら
いま
した。また、みなさんの第1回大会の感想もお待ちしております。ぜひ、第2回
へつ
なげるためにも投稿をお願いします。それでは、楽しんでいってください!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本質的心理学会第2回大会のお知らせ
●質的心理学会第1回大会を終えて:大会会長 やまだようこ より
●質的心理学会第1回大会を終えて:大会事務局 徳田治子 より
●開催校院生のみた第1回大会:川島大輔 より
●クッピーのみた第1回大会:「つつましく、謙虚に!」
●風に聞く・風を追う:風のつぶやき“質的心理学会の崩壊を夢見る”
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
●「質的研究」情報コーナー:
  投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
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 日本質的心理学会第2回大会のお知らせ
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 日本質的心理学会第2回大会は、2005年10月9日に東京で開催されます。
 次回の学会でも、いろいろな興味ある企画を行う予定ですので、ぜひ、
 みなさまのアイデアをお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 質的心理学会第1回大会を終えて:大会会長やまだようこ より
……………………………………………………………………………………………
☆☆☆ 大会運営委員長 やまだようこ(京都大学大学院教育学研究科) 
☆☆☆

 質的心理学会第1回大会が、2004年9月11日に京都大学で開催されま
した。多くの方々のご参加ありがとうございました。「本当に新しい学会がで
きたんだ!」という渦巻きを身体ぐるみで実感するような、創始の記念日に
ふさわしい「事件」ともいえるような、凄い熱気がみなぎる学会になりました。
 朝早くから長蛇の列をつくって受付に並んでくださった皆さま、本当にあり
がとうございました。会場の条件が不十分だったにもかかわらず、集中して話
を聴き、熱心に討論に参加してくださいました皆さま、本当にありがとうござ
いました。会場の準備が至りませんで、大変なご不便やご迷惑をおかけしたこ
と、まことの申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。この学会に
対する期待の大きさと責任の重さを、痛感いたしました。
 当日参加者は、約560人という数字になりそうです(事務局は、大盛況で
かつ大混乱だった大会後の整理にまだ追われており、正確な参加者数も何度も
数え直しているところです。)この参加者数は、当時230人程度だった学会
員の約2倍、130人ほどだった予約参加者の約4倍にのぼるわけです。
当日はいくつもの関係学会が重なっておりましたし、学会員が全部来られても
200人台ですので、その程度の参加者を予測しておりました。アブストラク
ト集も、400部と多めに準備したはずでしたが、1時間足らずで売り切れに
なってしまいました。
  (現在、アブストラクト集を増刷しております。御希望の方は、
   第一回大会のHPの案内をご覧の上、お申し込みください。
   http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm
 第一回大会では、心理学だけではなく、医学、看護学、人類学、社会学、
教育学、生物学、情報学など、さまざまに多様な分野の方々が参加してくだ
さったことも大きな特色でした。当初想像していた以上に、学際的な雰囲気の
学会であることが確認できたのではないかと思います。専門家どうしの内輪の
コミュニケーションとは異なるだけに、意志の疎通やことばの違いなどで難し
い問題もあったと思いますが、異なる分野の方々との新鮮な出会いと会話から
与えられた刺激もまた大きかったのではないでしょうか。
 私は、裏方で走り回っていたこともあり、あいにく自分が出られたセッション
は限られており、個々の企画に関しては、発表者や参加された方々の感想や
ご意見をぜひお寄せいただきたいと思います。いくつかの企画に関しては、
発表者からも参加者からも、ぜひ継続して議論をつづけていきたいという熱い
要望をいただいています。
 さて、余談ですが、「質的」心理学会とはいえ、「熱い」「凄い!」という
ような感嘆詞つきのことばで質的に記述するよりも、参加者数などは先に示し
たように数字で表したほうが、説得力がありますね。言うまでもないことです
が、質的心理学は、「数」の長所も十分認めているからこそ、「質」でないと
表せない質の長所も大事にしているわけで、数を排除するものではないのです
ね。あのあと日本心理学会でも、この学会の盛況が話題になり、統計の先生が
「質的心理学会」におおいに関心を示してくださったり、「これからは、院生
の希望に応じるために質的研究も勉強しておかなくては」という風潮も生まれ
たことが印象的でした。
 もうひとつ余談ですが、大会準備の前々日と前日の多忙のさなかに、私たち
裏方スタッフは、ボランティアで働いてくださる院生さんを含めて、ひそかに
参加者数をあてるカケをしました。あたった人には、委員長特別賞など豪華景品
を贈ろうという企画でした。しかし、幸か不幸か、みんな大幅にハズレ。
早朝6時半の準備から始まった学会当日の裏方スタッフは、会場を行ったり来
たり、何万枚と追加コピーをしたり、参加者にひたすら謝ったり、会場変更の
案内をしたり、椅子を入れたり出したり、みんなそれぞれの部署で自主的な
判断を迫られ、メイッパイ動きまわって、1日の終わりにはゾーキンみたいに
クタクタ、特別賞のことを思い出す気力ある人は誰もいませんでした。
 この記念すべき第一回大会は、いろいろな意味で、のちのちの語り草になる
かもしれない破天荒なものでした。この学会に参加された方々は、めったに
出会えない生成の渦と未来に向かう熱い息吹から、有形・無形の何かを確実に
手にされたことでしょう。

……………………………………………………………………………………………
 質的心理学会第1回大会を終えて:大会事務局 徳田治子 より
……………………………………………………………………………………………
☆☆☆ 第1回大会事務局 徳田治子(九州女子短期大学(10月より))☆☆☆

 9月11日に京都大学で開催された日本質的心理学会第1回大会にはたくさんの
方にご参加いただき、ありがとうございました。当日は、私たち運営側の予想
を遥かに超える560名もの方々にご参加いただきました。
 このため、会場に足を運んで下さった皆様(特に午前中のシンポジウム)
には、会場に入れなかったり、長時間立ったままの姿勢でお話を聞いていた
だくことになり、多大なご迷惑をおかけしたことと思います。まずは、この
点につきまして、運営側のスタッフの一人として、心からお詫び申し上げた
いと思います。
***********************************
 質的研究者だけに、量的予測ができない・・・。
 当日受付に並んだ長蛇の列をみて、多くの方が(運営側も含めて)、そうつ
ぶやいたことと思います。私自身、受付前に並ぶ当日参加者の長蛇の列にめま
いを覚えながら、何度もそう繰り返していました。そして、次々と足りなく
なっていく物資(おつり、名札、トイレットペーパー、プログラム)の手配に
奔走し、次々に浮上する現場への対応に追われていました。受付の混乱がよう
やくおさまった午前11時頃、その場にいたスタッフと、「まだ午前も終わって
ないんだよね。」とつぶやいたことを覚えています。すべては、こちらの読み
の甘さゆえの事態だと言えばそれまでなのですが、改めて、質的な研究アプロ
ーチへの関心と期待の高まりを感じた1日でもありました。
 現実とは、常に我々の予想を破り、はるかに超えていくもの。重要なのは、
それに対してどう対応するか。そして、そんな現実への対応や奮闘ぶりが質的
研究者の底力(?)、運営側の腕の見せ所である。今回の事態を運営側として
そのように総括してしまうのは、開き直り以外のなにものでもないかもしれま
せん。また、とても不遜な態度なのかもしれません。
 ただ、個人的には、この“予測できなさ”というのは、おそらく今後も質的
心理学会自体に常に付きまとう要素なのではないかと思っています。学会が、
これからどのように動き、広がっていくか、何を成し、どんな人材を輩出して
いくか・・・、それは本当に未知数で、だからこそ、今回、学会員ではない
当日参加者があれだけ集まったのではないかと思います。そのような多くの
期待をどう取り込みながら、今後、学会としての歴史と未来を築いていくか、
第1回大会の事務局を担当した者として、そして、これからは質的心理学会の
会員の一人として、今後の学会の展開と、来年、東京で行なわれる第2回大会を
楽しみにしたいと思っています。

……………………………………………………………………………………………
 開催校院生のみた第1回大会: 川島大輔 より
……………………………………………………………………………………………
☆☆☆ 川島大輔(京都大学大学院教育学研究科 博士後期課程)☆☆☆ 

 お陰さまをもちまして大盛況のうちに終了した日本質的心理学会第1回大会
ですが、当日は参加者の皆様に大変なご迷惑をおかけしました。
 開催当日の一番の問題は、当初の予定を大幅に上回る方々が参加されたため、
会場に入ることができないという事態が発生したことでした。幸い、事務局の
諸先生方や大会実行委員会の院生方のとっさの機転と判断力のお陰で、新たな
会場の手配や外部中継が行われ、午後の講演についてはこの問題は幾分改善さ
れましたが、それでもこちらの不手際で記念すべき第一回の大会シンポジウム
をお聞きできなかった方々に対する十分なフォローを行うことができず、会場
の責任者としてただただお詫び申し上げる次第です。
 また、各講演会場にて配布しておりました資料も急ぎ増刷しましたが、間に
合わず、お手元に資料のないまま講演をお聞きになられた方が少なからずいら
っしゃったことについても大変申し訳なく感じております。
 その他にも多々至らない点があったかと思います。しかし、このような多く
の問題にもかかわらず、大会終了後に多くの参加者の皆様からは温かい労いの
お言葉をかけていただきました。皆様のお気持ちを非常に有り難く思います。
ありがとうございました。
 この学会の今後ますますの発展を願いつつ、この場をお借りしてお詫びと
御礼をさせていただきます。

……………………………………………………………………………………………
 クッピーのみた第1回大会:「つつましく、謙虚に!」
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 「つつましく、謙虚に!」。川喜田先生の、この言葉を聞くことができ、
充実した1日でした(KJ法の創設者の川喜田先生が、KJ法でデータをまとめる
場合には、2‐3枚づつ、極めて慎ましく集めることが大切と言われたのです)。
ついでに、川喜田語録を紹介しますと、「古典を勉強しないと、コテンぱんに
やられる」、「書斎とか実験室とか、いじけた狭いところから、野外科学へ」、
「KJ法は、国際的な問題解決に役立ち、世界の共有として地球化する必要があ
る」などです。残念ながら、今回の大会に出席できなかった方、いかがでしょ
うか?なんとなく雰囲気が伝わりましたか?なお、質的心理学研究第2号に、
川喜田先生の対談があるので、読まれてない方は、ぜひ読まれると良いかも。
 そんなことばかりメモしていたクッピーでした・・・。 

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 風に聞く・風を追う:風のつぶやき“質的心理学会の崩壊を夢見る”
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 質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
 それでは、第2回目の「語り」をお願いします!

☆☆☆ 麻生 武  (奈良女子大学大学院人間文化研究科) ☆☆☆

 「風のつぶやき“質的心理学会の崩壊を夢見る”」

 いつも不安がある。それは、自分が正統なことをしていないと深く感じてい
るからである。いつもダブルバインド(アンビバレンツ)を感じている。人々
に認められるような仕事がしたい。イチローのようにヒットを打ちたい。ヒット
を打てば認められるような、そのようなシンプルなゲームをしたい。そのよう
に思うことがある。反面、それは違うだろう。あんたのやりたいことはそんな
安易なことではなかったはずだ(イチローのどこが安易というのだろうか?)。
というもう一つの声がある。有意義な仕事や、有意義な研究はたくさん存在す
るのに、一番やりたいことはそのような仕事じゃないだろうとその声は言う。
本当は、そのような有意義な仕事や研究がしたいのだろう。それができないか
らそのようなへそ曲がりなことを言うのだ、そのような反論ももちろん自分の
中にあるのだが。
 とは言え、自分のやりたいことが分からないわけではない。それははっきり
している。私にとっての「謎」を解き明かしたいのだ。「謎」は至る所にある。
なぜヒトは模倣するのか? なぜ真核生物が登場して死が出現したのか? 
なぜ意識があるのか? なぜヒトはことばを話すのか?・・・問題は、このよ
うな問いがエンドレスに生じてしまうことである。あなたは心理学者なのか?
そう尋ねられると、私は当惑する。では発達心理学者か? ヴァルシナー氏が
言うように発達心理学が心理学ではないとすれば、少し発達心理学者であると
言ってもよいような気がしてくる。「今、ないもの」=「存在しないもの」が
「私」である。何という発想か、私はまだ青年期を脱していないかのようなの
だ。私が志している学問は、まだ「存在していない学問」、形成途上にある
「学問」である。その学問を規定しているのは「存在しない」という属性であ
る。「まだ存在していない学問」を専攻している「まだ存在していない私」を
夢見て、「私」になろうとしているが私なのである。よくわからない? 確か
に「よく分からなくても当然である」。私にもよくわからないのだから。なの
に職を得ていることには、ある種の後ろめたさがある。
 いたるところに不思議がある。「質的心理学」は「心理学」ではない。もっ
と広いものだ。「質(クオリア)」はすべての「量」の母である。あらゆる学
問が、ヒトの活動としてトータルに理解されて、いたるところに「つながり」
が生じ、あらゆる不思議がリンクし大きな「不思議」になるその瞬間を目撃
したい。「質的心理学」は諸学問の「母」である。子どもたちが先に認知され、
最後に「母」がひっそり名乗り出でたのである。「物理学」も「生物学」も
「社会学」も「文学」も「宗教学」も「歴史学」もすべて「質的心理学」のも
とに集まり、長かった別離の時間を埋め合わせるように「ヒトの終わりの時」
まで語り明かせばよいのではないか。そのような気持ちを抱いて「大学」にい
るのは、少し居心地悪さがある。いつも不安があると言ったのは、そのせいで
ある。この30年、それを癒してくれたのはフィールドであった。それは、
そこに「臨床心理学的な」意味での癒しがあったからではない。そこには、た
くさんの「不思議の花」が咲いていたからである。「大学」「学会」「学会誌」
「査読」「研究費」「研究職」「実践現場」「有効性」「ギルド」「職業的共
同性」「専門用語」などのことばが好きではない。それは好きであるという告
白とも受け取られるかもしれない。いつもアンビバレンツ(ダブルバインド)
を感じている。
「質的心理学会」が「ない」から「ある」になったことは、わくわくするこ
とである。だが、それが持続することには何の面白みもない。「脱構築する」
こと、あらゆる学問を含むように、あるいは、あらゆる学問を含まなくなる
ように、「質的心理学会」が不断に生成的に崩壊していくことに一抹の希望
を抱いている。               

……………………………………………………………………………………………
 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆◆◆事務局より 

○会員情報を未送付の方へのお願い

 これまでに会費を入金(学会当日に支払いまたは口座に払込)された方で、
情報(特に学歴等の追加情報)をまだメールいただいていない方は、お早めに
送付してください。その際、日本質的心理学会Webサイトの会員募集ページ
から会費納入連絡フォーム
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kanyu
を利用して、送信してください。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

なお、第1回大会時に行なわれた理事会の報告と仮総会の結果の周知については
次号にてお知らせする予定です。

◆◆◆編集委員会からのお知らせ

○第4号に向けての近況報告
 現在編集委員会では、来年3月に発行予定の、第4号の編集作業を行ってい
るところです。後期の授業も始まり、日々の教務や研究活動の合間を縫っての
作業ではありますが、少しずつ前進しております。第4号は「質的心理学会設
立記念特集」ということで、質的心理学の将来をうらなう対談や論文を掲載予
定です。また、一般論文も充実しております。ご期待ください。

○第5号の予定
 第5号は、「臨床と福祉の実践」(能智正博 責任編集)というテーマで特
集を組んでいます。質的研究は心理学だけではなく、教育学、看護学、福祉学、
医学などの実践領域においても注目されており、学際的な交流と情報交換の場
をもつことでいっそうの成果が得られると予想されます。そこで第5号では、
心理臨床、医療、福祉、その他援助場面、およびそこに関わりをもつ人の言動
を対象とした質的研究論文を幅広く募集したいと思います。その現場における
相互作用、関わる人々の語りやライフストーリー、調査者と被調査者の関わり
など、検討すべき問題は多岐にわたりますので、心理学に限らず様々な分野や
視点からのユニークな研究の投稿を期待します。締切は、来年の3月末という
ことになっておりますが、それまでにも投稿は随時受け付けておりますので、
原稿が完成次第、委員会の方にお送り下さいますようお願いします。

○投稿規定の追加
 9月に行われました編集委員会で、電子メディアを引用する際の形式が決め
られました。論文執筆において電子メディア(インターネット上のホームペー
ジやメールマガジンなど)を参照することは近年ますます多くなっております。
その際本文でどのように言及したらいいのか、参考文献表にどのように記入し
たらいいのか、といった質問も次第に増えてきました。今回、投稿規定の一部
として、電子メディアの引用の形式が明示されましたので、今後はそちらを参
考にしてください。具体的な内容は、学会HPで見ることができます。
 アドレス: http://quality.kinjo-u.ac.jp/

◆◆◆研究交流委員会より<含:HP更新情報>

○研究交流委員会では、研究交流や異分野交流を目的として主に次の業務を担当
 しています。
 1)学会内外に向けた広報活動:ホームページの作成・管理、
   及びメールマガジンなど会員向け広報媒体の発行
 2)各種研究会・講習会等の企画や運営

○第2回委員会報告(2004年9月10日開催)

◇臨時メルマガの発行の要件
まず、尾見委員長より、原則として月刊であり、臨時号は理事会、事務局から
の依頼があった場合に限るという案がだされた。審議された結果、理事会、事
務局からの依頼があった場合には、臨時号を発刊することが了承された。ま
た、メルマガの持続可能性と良質な情報を提供することを両立するという観点
から、「〆切は原則として10日前(毎月20日が発行日)」を周知すること
を徹底するとともに、「おいしい情報は逃さない」よう〆切の運用については
情報によって柔軟に対応していくことが決定された。

◇共催企画のルール作り
どういう時に共催を可とするかをめぐって議論され、以前、本山先生が作成さ
れた案を採用することとなった。また、宣伝をかねるという観点から、会員申
し込みの宣伝の協力要請くらいはしてもよいのではないかという案もだされた
(形式としては学会HPにpdfなどではりつけておき、そこからDLすることを宣伝
してもらう)。

◇年度内の企画
年度内に臨床心理士関連の、単発の企画を行うことが決まった。坂上先生、呉
先生、高橋先生、松嶋が担当することとなった。企画の趣旨や、開催地、人選
などについては今後、メーリングリスト上でおこなうこととなった。

◇委員の増員
看護関係の教員から、1名委員を人選し、研究交流委員の増員をしていくとい
う方針が決定された。

◇謝礼
謝礼については、会員は支払わず、非会員についてのみ支払うこととなった。
ただし、会員であっても上記の講習会のような場合は、謝礼をだす方がよいの
ではないかという意見や、謝礼に交通費を含む/ないのかといった意見もあ
り、今後継続してメーリングリストで議論していくこととなった。

○研究交流員会との共催の申請募集について<再掲>
現在、学会員が企画などを行う各種研究会につきまして、研究交流委員会
との共催の希望を募集すべく検討を進めています。大学や個人で開催する
研究会のうち条件を満たしたものは申請手続きを経て委員会で了承されま
すと、質的心理学会研究交流委員会との共催(または後援)研究会として広
く周知いただくことができます。詳細は、手続きが決まり次第、ホームペ
ージ及び近刊のメールマガジンにてお知らせします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
……………………………………………………………………………………………

■□投稿の呼びかけ<再掲>

 ここ数年、質的研究に関するテキストが発刊されることも増え、以前に比べれ
ばだいぶん質的研究に関連する情報を得やすくなってきました。しかし、まだま
だ質的研究は誰にとっても取り組みやすいものではありません。会員同士が質的
研究についての認識を深め、議論の輪をひろげていくことが必要です。質的研究
の実際にふれる機会を増やしたり、実際の質的研究に多くふれ、相互に良質の議
論をつみかさねていくことが、今後ますます求められていくことでしょう。
 そこでこのコーナーでは、自らの専門や領域にかかわらず、(1)「質的研究」
に関する研究会の情報、(2)「質的研究」をもちいた著作(論文・本)をひろく
つのり、宣伝・紹介する「場」とすることで、良質な議論を生みだすお手伝いを
したいと考えます。
 会員のみなさまからご提供いただいた情報を掲載していくつもりです。
下記見本・要領にしたがって、コーナー下部に記されたアドレスまでメールで
情報をおよせください。
 会員のみなさんが、多くの魅力的なコンテンツでこの場をうめていってくださ
るのをお待ちしています。以下の要領を参照してドシドシお寄せください。お待
ちしています。
■□投稿要領
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

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■ 著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

質的心理学―創造的に活用するコツ ワードマップ
 無藤 隆・やまだようこ・南 博文・麻生 武・サトウタツヤ 編
 価格: ¥2,310 (税込)単行本: 269 p ; サイズ(cm): 19
 新曜社 ; ISBN: 478850913X ; (2004/09)

 雑誌『質的心理学研究』(小社発行)が早くも3号を数え、「質的心理学会」
も設立されて、質的方法への関心が大きく高まっています。そうして若い研究
者や学生から、どのように研究し、論文にまとめたらよいのかを解説した、
実際的で役に立つテキストが欲しい、という声があがっていました。そこで、
この道の専門家が結集して、そのコツ、勘どころをおしげなく明かしたのが、
本書です。<新曜社HPより>

是非、お読みいただきご意見くださいませ。
★ http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0913-X.htm
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[クッピーより]

 第2号はいかがでしたか?第1回大会では、メルマガに対して、みなさまの励
ましのお言葉も頂き、感激しています(^^)。また、さっそく食材を送っていただ
けた
会員の方には、感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。ありがと
うご
ざいました。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第2号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道 
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
 でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.3===================2004/9/20

Date: Tue, 21 Sep 2004 16:47:21 +0900

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.3===================2004/9/20

「質的研究」情報コーナーの“研究会の紹介”ですが、研究交流委員会の規定が正式
に決定しておらず、会員のみなさまにご迷惑をおかけしております。9月21日よりの
研究会の投稿を頂きましたので、臨時メールマガジンとして情報提供いたします。研
究交流委員会では、研究会等について臨時メールマガジンでお知らせする場合は、共
催企画に限ると考えております。そのため、会員のみなさまからの投稿は毎月15日締
切りで、20日ごろに定期メールマガジンにて会員のみなさまへの情報提供とさせてい
ただきたくお願い申し上げます。なにとぞ、ご理解の上、ご協力をお願いします。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 会員情報を未送付の方へのお願い
●「質的研究」情報コーナー:
  投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
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 会員情報を未送付の方へのお願い 事務局より
……………………………………………………………………………………………
 これまでに会費を入金(学会当日に支払いまたは口座に払込)された方で、
情報(特に学歴等の追加情報)をまだメールいただいていない方は、お早めに
送付してください。その際、日本質的心理学会Webサイトの会員募集ページ
から会費納入連絡フォーム
(http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kanyu)
を利用して、送信してください。
 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
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■□投稿の呼びかけ

 ここ数年、質的研究に関するテキストが発刊されることも増え、以前に比べれ
ばだいぶん質的研究に関連する情報を得やすくなってきました。しかし、まだま
だ質的研究は誰にとっても取り組みやすいものではありません。会員同士が質的
研究についての認識を深め、議論の輪をひろげていくことが必要です。質的研究
の実際にふれる機会を増やしたり、実際の質的研究に多くふれ、相互に良質の議
論をつみかさねていくことが、今後ますます求められていくことでしょう。
 そこでこのコーナーでは、自らの専門や領域にかかわらず、(1)「質的研究」
に関する研究会の情報、(2)「質的研究」をもちいた著作(論文・本)をひろく
つのり、宣伝・紹介する「場」とすることで、良質な議論を生みだすお手伝いを
したいと考えます。
 会員のみなさまからご提供いただいた情報を掲載していくつもりです。下記見本・
要領にしたがって、コーナー下部に記されたアドレスまでメールで情報をおよせくだ
さい。
 会員のみなさんが、多くの魅力的なコンテンツでこの場をうめていってくださ
るのをお待ちしています。以下の要領を参照してドシドシお寄せください。お待
ちしています。<再掲>

■□投稿要領
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

■ 研究会の紹介A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

「いのちの教育」のゆくえ

 立命館大学大学院先端総合学術研究科
 衣笠総合研究機構連携プロジェクト研究「争点としての生命」研究会
                
  日時:04年9月25(土)午後1-6時 終了後,懇談会を予定。
  場所:立命館大学衣笠キャンパス:〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
   マップ 
    http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/kic-access.htm
  会場:創思館3階プロジェクト研究会室303・304
   報告者1:鈴木康明(国士舘大学助教授 心理学(カウンセリング)
             東京・生と死を考える会副会長)
   報告者2:岩田文昭(大阪教育大学助教授 宗教哲学)
   指定討論者:土屋貴志(大阪市立大学助教授 倫理学,医療倫理学)
 
    新しい道徳教育としての動きも予見できる「いのちの教育」は,
    アルフォンス・デーケン氏に代表されるようなキリスト教的
    デス・エデュケーションの段階から,日本的「いのちの教育」を
    期待される段階へと移行しつつあります。また,生命倫理をめぐる
    問題群ともかかわりながら,感性と体験を重視し,生命倫理教育
    とは異なった語り口を特徴としています。報告者のおふたりは
   「いのちの教育」の単なる啓蒙推進運動にも,それが安易な道徳教育
    と結びつくこととも距離をとりつつ,「いのちの教育」そのものの
    意義と可能性を見いだすことには積極的な姿勢をとっています。
    両氏からの報告を切り口に,「いのちの教育」の文化的問題,教育
    活動における意義に加え,そこで作動する「力」についても,議論
    を深めたいと思います。

 問合せ:立命館大学衣笠研究支援センター人間科学研究所:(075)465-8358

■ 研究会の紹介B━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

パーソナリティ心理学会におけるシンポジウム

 日本パーソナリティ心理学会第13回大会で、M-GTAの木下康仁先生
 をお迎えして質的アプローチに関するシンポジウムを行います。また、
 このほかにも、木下先生と尾見康博先生の対談も企画されています。
 ご興味をお持ちの皆様はどうぞご来場下さい。
 本シンポジウムについてご不明な点は、9/20までに荒川
 (arakawaa@fc.ritsumei.ac.jp)まで、ご連絡下さい。

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 日本パーソナリティ心理学会第13回大会
 会期 2004年9月21日(火)~9月22日(水)
 会場 早稲田大学 所沢キャンパス
    所沢市三ヶ島 2-579-15
    西武池袋線 小手指駅下車バス12分
 大会参加費:一般   5000円
       学生会員 4000円
 大会HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp/cong/cong13/cong13_00.html
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 シンポジウム7 9月22日 16:40~18:10         A118教室
 タイトル: 状況論,物語論といった質的アプローチがアイデンティティ
       研究に何をもたらすのか?―具体的研究の検討を通じて―
 
 企画者:   次世代人間科学研究会
        荒川 歩(立命館大学人間科学研究所)
 司会者:   荒川 歩(立命館大学人間科学研究所)
 話題提供者: 湧井 幸子(京都大学大学院教育学研究科)
        香川 秀太(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
 指定討論者: 木下 康仁(立教大学社会学部)
        渡邊 芳之(帯広畜産大学畜産学部)
        西條 剛央(国立精神神経センター)
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■ 研究会の紹介C━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

Michael Bamberg先生講演会

  アメリカのクラーク大学から,Michael Bamberg先生をお招きして,
  下記の要領で講演会を開催いたします。Bamberg先生は,全世界
  を飛び回っている先生で,こんなチャンスはめったにありません。
  男の子の自我発達,男性性,語りについてが主たる専門です。
  是非,ご都合をつけて参加してください。

 タイトル:THE FUNCTION OF 'SMALL STORIES'
IN THE IDENTITY FORMATION OF ADOLESCENT MALES
Michael Bamberg 教授 (Clark University, Worcester, U.S.)

http://www.clarku.edu/~mbamberg
日時:2004年9月30日 (木) 午後14:00~17:00
場所:お茶の水女子大学  生活科学部 学部会議室(103)

司会 酒井 朗 (お茶の水女子大学)
講演  午後14:00~15:30
質疑応答 午後15:45~17:00
主催 : お茶の水女子大学 21世紀COEプログラム
「誕生から死までの人間発達科学」              
共催 : お茶の水女子大学 子ども発達教育研究センター
問い合せ先:kodomo-c@cc.ocha.ac.jp (参加無料)
http://www.kodomo.ocha.ac.jp

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.2===================2004/9/16

Date: Thu, 16 Sep 2004 14:40:09 +0900

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.2===================2004/9/16

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(以下転載自由)

<質的大会アブストラクト集・増刷のお知らせ> 2004年9月16日

京都大学で9月11日に開催されました日本質的心理学会第一回大会では、多くの方々
に御参加いただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで、新しい「質的研究」の門出にふさわしい、熱いエネルギーに満ちた記
念碑的大会になりました。

当日は、会場が手狭で混雑し、アブストラクト集も足りなくなって、多くの方々に大
変ご迷惑をおかけしました。
まことに申し訳ありませんでした。ご不便をおかけしましたことを深くおわびいたし
ます。

当日は、大会予約者の約2倍、学会会員数程度の人数が入れる会場を準備しておりま
したが、実際には予約者の約4倍、予想を超える530人以上の方々の当日参加があ
りました。会場の準備や手配が行き届かず、まことに申し訳ありませんでした。ま
た、当初400部印刷しましたアブストラクト集が足りなくなり、多くの方々にご不
便とご迷惑をおかけしましたことを、お詫びいたします。

大会事務局では、急遽アブストラクト集を増刷しまして、下記のようなかたちで10
月初旬にはお手元にお送りできるよう手配をすすめております。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、改めて下記の要領でお申し込みいただけれ
ば幸いです。何とぞ、ご了解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

既存学会のルールが通用せず、予測をはるかに超える方々にご参集いただいたこと
は、「質的心理学会」に対する大きな期待と、マグマのような熱い未知の可能性を感
じさせられます。第一回大会の運営の不備につきましては真摯に反省しますと共に、
みなさまの期待を今後の学会活動に生かしていきたいと考えております。
どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。

<この連絡をまだご存じでないお知り合いの方がおられましたら、転送いただけますと幸
いです>。
<質的心理学会第一回大会の詳細は、HPをご覧ください。>
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm
 

日本質的心理学会第一回大会運営委員長
京都大学大学院教育学研究科

やまだようこ

--------------
<増刷アブストラクト集・申し込み要領>

1)「質的アブストラクト・会員」(アブストラクト集1冊と郵送費は無料です。)
学会員で大会参加費を支払ったけれど、まだアブストラクト集を受け取っておられな
い方。(当日に学会会員になられた方も該当します。)

 →タイトルに「質的アブストラクト・会員」と明記の上、下記の大会事務局へ、
メールか葉書で、送付先住所とお名前をお知らせください。(事務局でもお名前を控
えておりますが、手違いを防ぐために、申し訳ありませんが、もう一度ご連絡くださ
い。ご連絡いただいた方から10月初旬に順次郵送します。)

2)「質的アブストラクト・非会員」(アブストラクト集1冊1000円、1冊分の郵送費
は大会で負担します。)
非学会員で当日参加費を支払われた方で、アブストラクト集の購入を希望される方。
 

→アブストラクト集代1000円を、郵便局の振り込み用紙で下記口座にお振り込み
ください。振り込み用紙には、送付先の住所・氏名・電話・メールアドレス、「質的
アブストラクト・非会員」と明記してください。アブストラクト集の郵送費は、大会
事務局で負担します。(事務局で振り込みを確認しだい、発送いたします。)

3)「質的アブストラクト・購入希望」(アブストラクト集代と郵送費手数料込みで、1
冊1500円です。)
学会員、非学会員にかかわらず、アブストラクト集のみ購入、あるいは追加購入希望の方

 →アブストラクト集代(郵送費・手数料込み)1冊あたり1500円
を、郵便局の振り込み用
紙で下記口座にお振り込みください。振り込み用紙には、送付先の住所・氏名・電話
・メールアドレス、「質的アブストラクト・購入希望」と明記してください。(事務
局で振り込みを確認しだい、発送いたします。)

———————————————–
(注)アブストラクト集の増刷部数は、270部です。10月初旬の発送予定です。お
申し込みを受け取った後、先着順で発送しますので、売り切れになった場合はご容赦
ください。ただし、1)「質的アブストラクト・会員」の方の場合には、大会費にア
ブストラクト集代が含まれておりますので、事務局でお名前を控えさせていただいた
方の分は、あらかじめ部数を事務局で確保いたします。
———————————————–

口座番号:00980-6-277603
口座名称:日本質的心理学会第1回大会事務局

<問い合わせ先>
〒606-8501
京都市左京区吉田二本松町
京都大学高等教育研究開発推進センター内
日本質的心理学会第1回大会事務局 大会事務局長 溝上慎一
〔email〕smizok@hedu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
〔Tel〕075-753-3047(研究室)
〔Fax〕075-753-3045(高等教育センター)

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.1===================2004/9/07

Date: Tue, 07 Sep 2004 16:47:25 +0900

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.1===================2004/9/07

 日本質的心理学会メールマガジンのクッピーです。今回は、臨時メール
マガジンをお届けします。日本質的心理学会の共催企画の紹介です。また、
第一回大会のアブストラクト集には、川喜田先生の…(^^)。楽しみです!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「質的研究」情報コーナー :
   ナラティヴ心理学・バンバーグ教授・公開講演会
   パーソナリティー心理学会の「対談」
● 第一回質的心理学会大会について(追加)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
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■ 共催企画の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
<ナラティヴ心理学・バンバーグ教授・公開講演会のお知らせ>

アメリカ・クラーク大学から、Michael Bamberg教授
(http://www.clarku.edu/~mbamberg/ )をお迎えし、講演会を予定しています。
Bamberg教授は、心理学におけるナラティヴ研究に取り組まれており、現在は
とくに、少年から青年への移行期における発達研究の長期にわたる縦断的プロ
ジェクトを推進しておられます。また、ナラティヴに関する、理論的、実証的、
そして方法論的な研究雑誌”Narrative Inquiry”
http://www.clarku.edu/~mbamberg/narrativeinq/index.htm )の編者でも
あります。専門領域に関わらず、ナラティヴ研究に関心をお持ちの方は、どな
たでも自由にご参加ください。

講演タイトル:"SMALL STORIES IN THE LIVES OF ADOLESCENTS"

日時: 2004年9月28日(火) 17:30-19:00
場所: 京都大学大学院教育学研究科 1F 第1講義室
企画者: やまだようこ(京大)・保坂裕子(兵庫県立大学)
コメンテーター: 小島康次(北海道学園大学) 

主催・科学研究費「フィールドの語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」
共催・京都大学21COE心理学連合
   日本質的心理学会

■ 共催企画の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
<パーソナリティー心理学会の「対談」のお知らせ>

日本パーソナリティ心理学会第13回大会
  日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会・
  日本質的心理学会研究交流委員会共同企画
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp/cong/cong13/taidan.html

  日時:9月22日(水)15:00-16:30 早稲田大学所沢キャンパス
  大会参加費(院生・学生:\4000,一般:\5000)
   「M-GTAの手法とその応用:M-GTAはパーソナリティを
    どのように捉えるか」
 
  対談者 木下康仁(立教大学:非会員)、尾見康博(山梨大学)
  司会 川野健治(国立神経・精神センター精神保健研究所)

……………………………………………………………………………………………
  第一回質的心理学会大会について(追加)   やまだようこ
……………………………………………………………………………………………

 現在、9月11日の第一回質的心理学会大会を京大で開催する準備をすす
めています。最新情報は、HPをご覧ください。

http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm

アブストラクト集には、川喜田先生の手書きの図解も載せています。
新しい画期的な学会にしていきたいと願っています。
みなさま多数のご来場をお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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日本質的心理学会 メールマガジン No.1======================2004/8/10

Date: Fri, 20 Aug 2004 10:36:31 +0900
To: q-info@genyo.kinjo-u.ac.jp

   \\ ★★★ 始めまして質的メルマガです ★★★ //
 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃4┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
        
  ★    ★     ★    ★    ★    ★     ★
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           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

                  (このハデハデは、今回のみです)

 ■■■■■■■■■■メールマガジン発刊のお知らせ■■■■■■■■■■

 このたび、質的心理学会では、学会からのお知らせと学会員相互の情報交流を
目的として、学会員の皆さまを対象に、メールマガジン(メールニュース)を月1
回20日に刊行することにいたしました。本日は、第1号をお届けします。編集
は、質的心理学会研究交流委員会が担当しております。
 当分の間、楽しい記事満載のメールマガジンを季刊として、毎月の情報共有が
メインのメールニュースを刊行していく予定であります。もちろん、みなさまか
らのご意見を参考に、試行錯誤を繰り返すことになると思いますので、よろしく
お願いします。しばらくは、毎月20日を刊行日といたしますので、原稿の締め切
りは、毎月10日とさせていただきます。みなさまからの投稿を、お待ちしており
ます。
 このメールマガジンは、配信専用のメーリングリストを用いて配信しておりま
すので、直接このアドレスにご返信いただくことはできません。のちほどご説明
いたしますが、メールマガジンへのご意見、ご感想、ご要望等含めて、各種情報
やアイディアのご投稿は、Web上の投稿用メールフォームをご利用ください。
 今回は、創刊号といたしまして分量が重くなっておりますが、重要なお知らせ
を含んでいますので、最後までお目通しいただきたく、よろしくお願いいたしま
す。

 ☆ このアドレスでよろしかったでしょうか?
   無事に、みなさまのところへ届いたと思いますが、
   このアドレスでよろしかったでしょうか。
   また、アドレスの変更や停止に関しては、学会事務局
   まで、直接メールしてください。
   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp】  ☆

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

日本質的心理学会 メールマガジン No.1======================2004/8/10

はじめまして。日本質的心理学会メールマガジンのクッピーです。これから、
わたしがメルマガのコック長として、みなさまからの投稿を食材として、おいし
い料理を作って、みなさまの質的研究のお役に立てるようにしていきますね。ぜ
ひ、食材を送ってください。よろしくお願いします。さて今回は、「日本質的心
理学会第1回大会のお知らせ」と食材の送り方として「投稿の呼びかけ」を中心
に掲載いたします。それでは、楽しんでいってください!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本質的心理学会第1回大会の開催にあたって
●第1回大会の裏話:悩んでいる、そこのあなたへ!
●風に聞く・風を追う:メールマガジン創刊にあたって
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
●「質的研究」情報コーナー:
  投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
 日本質的心理学会第1回大会の開催にあたって
……………………………………………………………………………………………

 いよいよ、2004年9月11日(土)に京都大学吉田本部キャンパスで、
 日本質的心理学会第1回大会が開催されます。

 今回の学会では、いろいろな興味ある企画が盛りだくさんです。
 詳細は、http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm をご覧
 いただくとして、メルマガでは大会委員長に、ご挨拶を頂きました。

☆☆☆ 大会委員長 やまだようこ (京都大学大学院教育学研究科)☆☆☆

 日本質的心理学会が設立されました2004年、記念すべき第1回大会を京都
大学で開催することになりました。京都は、晩夏と初秋のはざま、苔むした路地
の入り組んだ古都と、先端文化が自由に行き交う国際都市、歩くほどに季節の移
ろいの多彩な表情があらわれる街で、みなさまをお迎えいたします。
 京都大学は、フィールド科学発祥の地でもあり、文系・理系ともにフィールド
研究が非常にさかんなところです。また、外国の研究を紹介する研究よりも、冒
険と進取の気風にあふれた個性で、オリジナルな研究を自ら立ち上げて独創的な
学問を創り、新しい学問を構築していく伝統を長年のあいだ培ってまいりまし
た。このような気がみちたトポス(場所)で、新しい学会の第1回大会を開催
し、新しい質的心理学を創っていこうという意欲にみちた方々をお迎えできるこ
とは、大変うれしいことです。
 学会発足後日が浅いこともあり、いろいろ準備はいきとどきませんが、わずか
1日という短い会期に、招待講演・シンポジウム・WS・対談など、多彩で多様
なかたちの魅力的な企画を満載しました。参加者のみなさまの主体的な活動に
よって熱く刺激的な討論の渦が幾重にも生まれてくるような、既存学会にはない
画期的な共同生成の場をつくっていきたいと願っています。みなさまの力で、こ
の学会を大きく育ててくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

……………………………………………………………………………………………
 第1回大会の裏話:
「よくわからんたった1日の学会のために京都まで行くのもなぁ~(´д`)」

                      と思っているそこのあなたへ
……………………………………………………………………………………………

次に、大会の裏方で頑張っている家島明彦さんにも、お話をお聞きしました。

☆☆☆ 家島明彦 (京都大学大学院(教育学研究科)修士課程)☆☆☆

 いえいえ、かなり充実した1日になることが期待できます。むしろ何日か前
から京都入りしておきたいくらいです。大会内容の魅力だけでなく、開催地
である京大及び大学周辺の魅力についても紹介させてください。

【落ち着いた雰囲気の学内】

京都大学には3つキャンパス(吉田、宇治、桂)があります。今回、日本質
的心理学会第1回大会の会場となるのは吉田キャンパスで、歴史的な建物と
近代的な建物の両方を備えるメインキャンパスです。京都大学には文化財と
して登録されている建築物が10棟ありますが、そのうちの9棟が吉田キャン
パス内にあるので、文化財登録建築物を見てまわることもできます。また、
1925年(大正14年)に誕生して以来3/4世紀以上にわたって京都大学のシン
ボルとして親しまれてきた時計台の改修工事が2003年の12月に終わったとこ
ろであり、正門の前にそびえる百周年時計台記念館は一見の価値ありです!!


 個人的には館内のフランス料理レストラン「La Tour(ラ トゥール)」が
 オススメです(^^)大学内のレストランにしては、かなりオシャレです。
                                  ☆

時計台記念館内の歴史展示室では再現模型や映像資料で歴史の断片に触れる
ことができますし、京都大学総合博物館では国宝や重要文化財を含む文化史
・自然史・技術史の各分野にわたる重要な資料が多数保存されている他、チ
ンパンジーとの知恵比べゲームができるなど、普通にデートで来ても楽しめ
そうな(?)ところもたくさんあります。

【大学周辺の観光スポット】

また、京都大学からちょっと足をのばせば、有名な京都の観光スポットにも
行くことができます。東には銀閣寺、西には京都御所、南には平安神宮、北
(正確には北西)には下鴨神社があります。下鴨神社とは、世界文化遺産に
登録されている有名な神社ですが、ここには「みたらし団子」の名前の由来
である「みたらしの池」がありますし、境内の糺(ただす)の森は歩いてい
て癒されます。

大会の内容だけでも魅力的なのに、開催地もかなり魅力的とくれば、これは
もう行くしかありませんね(笑)。気になっていたけど迷っていた方々、京
都に行きたかった方々、是非この機会に京都にお出かけ下さい。

*詳細は京都大学のHPをご覧下さい。写真や動画で詳しく見れます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/

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 風に聞く・風を追う:メールマガジン創刊にあたって
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 質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
 それでは、第1回目の「語り」をお願いします!

☆☆☆        無藤 隆(白梅学園短期大学)        ☆☆☆

「温かい風と厳しい風と-研究の芽生えから種蒔きまで」

 この度、学会の発足と共に、メールマガジンの配信にまで至ることが出来ま
した。9月には学会大会を控え、事務局からの連絡と共に、皆様の情報の交換な
どに活用して頂くためのものです。
 質的な研究はどうあるべきか、どのような研究が質的なものとして優れている
のかなど、明快なマニュアルがあるわけではなく、またその基準として何がよい
かも研究者により意見も異なるものです。では、まったく人の好き好きかと言え
ば、そうでもなく、優れたものについては「あれはよい」という一致もありま
す。逆に、大事な点を逃していると思えることで、まずいなあと何人かで話して
いて意見の合うこともあります。
 そういったやりとりが、研究の発表自体とともに、学会の種々の媒体を通して
活発になればありがたいのです。学会とは、同じ志向を持った研究者の集まりで
あり、相互のコミュニケーションを行い、また相互の研鑽を可能にする場です。
その場とは、厳しく批判をかわすところと共に、温かく芽生えを大事にしていく
面とがあるはずです。その二つは矛盾するのですが、それをどう両立させるかに
学会の要点があるように思います。
 研究を、芽生えから完成体、さらに次の芽を用意する過程の中で捉えることが
必要なのではないでしょうか。そのあらゆる局面において他の人とやりとりする
場を作りたいものです。また、同時に、一つの研究にその過程を立体的にとらえ
返し、潜在的な可能性を見て取り、実現することに援助の力を尽くせるようにし
たいと願います。
 夢は広がります。しかし、その多くは、会員一人一人のアクティブな関わりに
よってのみ実現することです。学会の始まりの段階においては特に、この学会で
得られるものは、与え寄与することによってのみ、わずかに手元に戻ってくるも
のであるようです。でも、そのわずかかもしれない余滴が、実は、今後の10年
の研究の動きを変えていく大河となっていく始まりかもしれないのです。

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 学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆事務局より 

○事務局紹介
 日本質的心理学会の事務局は理事長の無藤隆先生が学長を務める白梅学園短期
大学にあります。事務局長のサトウタツヤ(立命館大学)が京都にいるため、普
段の事務を切り盛りしてくれているのは白梅学園短期大学専任講師の佐久間路子
先生です。また、実際の事務作業についてはアルバイトの山口祐子さん(早稲田
大学院生)が行ってくれています。彼女から会員の皆様に問い合わせなどあるか
もしれませんが、その時はよろしくお願いします。
 事務局の大きな仕事は雑誌投稿論文の扱いです。投稿された論文やその査読結
果などのやりとりをサポートしています。
 現在は会員の皆さんの入会申し込みと学会費振り込みの確認が大きな課題と
なっております。情報(特に学歴等の追加情報)をまだメールいただいていない
方は送付してください。こうした情報は論文査読のレフリー選定のために必要と
なります。
 また、所属変更など名簿情報の変更はメールで事務局までお願いします。

○連絡先
 メールアドレス jaqp@shiraume.ac.jp
 住所
 〒187-8570 東京都小平市小川町 1-830 白梅学園短大内
       無藤/佐久間研究室気付 日本質的心理学会事務局

○会員数
 なお、8月13日現在の会員数は215名です。学会設立準備会にご賛同いた
だいた方が約180名でしたので、それは超えましたが、まだまだ会員増の余地
はあると思います。お近くの方をお誘いください。
 また、会費と共に寄付のお願いをしたところ、68名の方から約20万円ほど
のご寄付をいただきました。活動のために有効に使わせていただきたいと思って
います。ありがとうございました。

○学会員募集のお知らせ お近くの方に下記情報をお知らせください。
下記郵便口座に会費を振り込んだあと、送信ツールをもちいて連絡をお願いい
たします。詳しくはhttp://quality.kinjo-u.ac.jp/kaihi.htmlをご覧くださ
い。
 口座記号番号   00190-7-278471 加入者名 日本質的心理学会事務局
 会費納入連絡HP  http://quality.kinjo-u.ac.jp/sanka.html

 会費納入のための郵便振替の用紙が必要な場合、公費による納入のために会則
が必要な方は、80円切手を貼った返信用封筒を同封の上、事務局まで郵送して
ください。

◆◆◆理事会報告  事務局長=サトウタツヤ@立命館大学

第1回理事会2004年5月23日(日)15:30-17:45筑波大学学校教育部G502室

 1.理事長挨拶、2.理事、監事、事務局紹介、3.やまだようこ氏から学会
シンボルマークの紹介があった。「質」を表す青銅器時代の甲骨文字であり、学
会HPや封筒などに活用される。
 4.次に、4番目の議題として、理事会に先立って行われた常任理事会につい
て報告があった。常任理事会のメンバーは、常任理事、及び編集副委員長、研究
交流委員長、出版担当理事とした。常任理事は『質的心理学研究』創刊時の編集
委員が務めることになった。
5.会費納入口座の紹介の後、6.事務局より、会則制定、理事評議員の拡
充、会計見通しについて紹介・議論があった。会則については提案に修正の必要
があることが示され、第2回大会で改めて提案される。予算についても会員数の
メドがついた後の第2回理事会で具体的に提案される予定である。
 7.編集委員会より(やまだ氏)、8.研究交流委員会より(尾見氏)、9.第1
回大会準備委員会より(やまだ氏)については、このニュースでも紹介があるだろ
うから割愛する。
 10.11.10番目の話題として第2回大会について、開催校の紹介があっ
た。第2回大会は2005年秋に東京大学が開催する旨、理事でもある秋田氏から説
明がなされた。なお具体的日程については現在検討中である。また、学会時にい
わゆる「学会発表」を行うかどうかは11番目の話題として出されたが、今後の
検討課題となった。
 最後に理事会メンバーを紹介させていただく。心理学出身の方が多いのである
が、他の学範(ディシプリン)の方の参加も順次得ていくことが確認・了承され
た。

 ○常任理事・常任編集委員(5名)
   無藤隆(白梅短大:理事長)、やまだようこ(京大:編集委員長)、
   麻生武(奈良女大)、南博文(九大)、サトウタツヤ(立命大:事務局長)
 ○理事・編集委員(8名)
   秋田喜代美(東大)、伊藤哲司(茨城大)、佐藤公治(北大)、
   能智正博(東京女子大)、矢守克也(京大)、茂呂雄二(筑波大)、
   渡邊芳之(帯広畜産大)、岡本祐子(広大)
 ○理事・諸活動・連携(8名)
   尾見康博(山梨大)、本山方子(奈良女大)、大谷尚(名大)、
   大橋英寿(放送大)、山本登志哉(前橋国際大学)、杉万俊夫(京大)、
   下山晴彦(東大)、斉藤清二(富山大)
 ○監事(2名)
   内田伸子(お茶大)、川野健治(国立精研)

◆◆◆編集委員会からのお知らせ

○投稿のお誘い
 『質的心理学研究』は、質的心理学会の学会誌として継続し、新たな挑戦をは
じめることになりました。既成の学問の常識にとらわれず、知的好奇心が揺さぶ
られるような面白い論文、学のフロンティアを開拓するオリジナリテイあふれる
論文を積極的に発掘し掲載していきたいと考えています。心理学だけではなく、
教育学、社会学、人類学、福祉学、看護学、医学、生物学、工学、情報学、経済
学、法学、文学、言語学、歴史学など他領域の研究や学際的研究も歓迎いたしま
す。
 学会誌は、原稿を<一般>と<特集>に分けて募集します。<特集>は、編集
委員が交替で責任担当をつとめます。投稿は随時受け付けますが、特集には締め
切りをもうけます。学会員のみなさまの積極的な投稿をお待ちしております。今
後の特集の予定です。

*第4号「質的心理学会設立記念特集」
    (無藤隆・やまだようこ・サトウタツヤ責任編集)
*第5号「臨床と福祉の実践」(能智正博 責任編集)2005年3月末締切
*第6号「養育・保育・教育の実践」(秋田喜代美 責任編集)2005年9月末締切

○詳しい投稿規定は、学会HP「論文投稿」をご覧ください。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/

◆◆◆研究交流委員会より<含:HP更新情報>

○研究交流委員会では、研究交流や異分野交流を目的として主に次の業務を担当
 しています。
 1)学会内外に向けた広報活動:ホームページの作成・管理、
   及びメールマガジンなど会員向け広報媒体の発行
 2)各種研究会・講習会等の企画や運営

○現在の委員:
 尾見康博(山梨大学:委員長)、本山方子(奈良女子大学:副委員長)、
 呉 宣児(前橋国際大学)、抱井尚子(青山学院大学)、
 坂上裕子(日立家庭教育研究所)、菅野幸恵(青山学院女子短大)、
 田垣正晋(大阪府立大学)、高橋 直(文化女子大学)、
 長谷川元洋(金城学院大学)、松嶋秀明(滋賀県立大学)、
 湯浅秀道(東海産業医療団中央病院)

○これまでの活動報告

◇学会ホームページをUpしました。(2004/6/2) URLは、
 http://quality.kinjo-u.ac.jp/ です。
 学会からの連絡は、しばらくはこのメールマガジンとホームページを中心に行
 います。

◇学会員メーリングリストを作成しました。(2004/8/16)

◇[共催企画]日本パーソナリティ心理学会第13回大会(於:早稲田大
 学所沢キャンパス)において,日本パーソナリティ心理学会経常的研究
 交流委員会との共催企画対談が開催されます。なお,参加するためには
 大会参加費(院生・学生:\4000,一般:\5000)が必要です。

 日時:9月22日(水)15:00-16:30

 「M-GTAの手法とその応用:M-GTAはパーソナリティを
  どのように捉えるか」
 対談者 木下康仁(立教大学:非会員)、尾見康博(山梨大学)
 司会 川野健治(国立神経・精神センター精神保健研究所)

◇研究交流員会との共催の申請募集について
 現在、学会員が企画などを行う各種研究会につきまして、研究交流委員会
 との共催の希望を募集すべく検討を進めています。大学や個人で開催する
 研究会のうち条件を満たしたものは申請手続きを経て委員会で了承されま
 すと、質的心理学会研究交流委員会との共催(または後援)研究会として広
 く周知いただくことができます。詳細は、手続きが決まり次第、ホームペ
 ージ及び近刊のメールマガジンにてお知らせします。

◇委員会共催にかかわらず、このメールマガジン(月1回20日発行)では、会員
 のみなさまから寄せられた研究会情報を掲載していきます。どうぞ、情報を
 お寄せください。

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■□■□ 「質的研究」情報コーナー   
□■□
……………………………………………………………………………………………

■□投稿の呼びかけ
 ここ数年、質的研究に関するテキストが発刊されることも増え、以前に比べれ
ばだいぶん質的研究に関連する情報を得やすくなってきました。しかし、まだま
だ質的研究は誰にとっても取り組みやすいものではありません。会員同士が質的
研究についての認識を深め、議論の輪をひろげていくことが必要です。質的研究
の実際にふれる機会を増やしたり、実際の質的研究に多くふれ、相互に良質の議
論をつみかさねていくことが、今後ますます求められていくことでしょう。
 そこでこのコーナーでは、自らの専門や領域にかかわらず、(1)「質的研究」
に関する研究会の情報、(2)「質的研究」をもちいた著作(論文・本)をひろく
つのり、宣伝・紹介する「場」とすることで、良質な議論を生みだすお手伝いを
したいと考えます。
 次号から、会員のみなさまからご提供いただいた情報を掲載していくつもりで
す。下記見本・要領にしたがって、コーナー下部に記されたアドレスまでメール
で情報をおよせください。
 会員のみなさんが、多くの魅力的なコンテンツでこの場をうめていってくださ
るのをお待ちしています。以下の要領を参照してドシドシお寄せください。お待
ちしています。

■□投稿要領
 以下に、「研究会の紹介」「著書の紹介」にわけて要領を書きました。参考に
なさってください。なお、投稿に際しては、以下のサイトに投稿フォームを開設
いたしましたので御活用ください。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 会員のみなさまが加わっておられる研究会についての情報をお知らせくださ
い。定期的におこなわれている会の紹介でもかまいませんし、特定の日付けにお
こなわれる会への参加呼びかけでもかまいません。(1)会の名称(責任者名)、
(2)主旨、参加資格などを明記してください。字数は400字以内とします(見本を
参照してください)。特定の日付けにおこなわれる会への参加呼びかけの場合
は、特に制限をもうけませんが、むやみに長いものは避けていただけましたらさ
いわいです。なお,実際の掲載にあたっては,情報提供者名を付記いたしますの
でご了承ください。

=見 本………………………………………………………………………………

・『こころとからだ研究会』
・滋賀県は彦根市にある『滋賀県立大学』人間文化学部のD4-203教室にて、2週
に1度、金曜日の4時半からおこなわれています。「こころ」の問題を「から
だ」の問題と切り離すことなくとらえていくことを目的としています。これまで
の発表内容は、霊長類関係の研究が比較的多くなっていますが、霊長類でも、人
間でも、重視されるのは簡単にカテゴリーにまとめて数量化することではなく、
むしろ、そのカテゴリーが見えてくる過程を質的に、丹念に追いつつ記述するこ
とです。まだ研究としては未完成であってもデータをみながらああでもないこう
でもないと議論できる楽しい空間だと思います。参加資格は特にありません。み
なさまの参加を「こころ」よりお待ちしています。
         ★詳しくは以下のサイトを覧ください。
    http://www.geocities.jp/hidemaru1972/kokokara.html
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■ 著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 会員のみなさまがお書きになった論文・書籍につきまして、1件につき、400
字以内でその内容の簡単な紹介・宣伝を行っていただきたいと思います。紹介さ
れるのは、編著、単著、共著になる本の1章、学会誌論文や紀要論文、ニュース
レターにいたるまで、その種類は問いません。
 ★ただし、書誌情報はわかりやすく最初に提示してください(詳しくは見本を
参照)。現在刊行中で正確な書誌情報がわからないもの、著者に頼まないと手に
入りにくいものなどについては、抜き刷りの請求先などを明記しておかれるとよ
いと思います。

=見 本………………………………………………………………………………

・意見論文『質的研究にもっとプロセスの探究を』

・発達心理学研究 第15巻2号 243-245ページ

・質的研究は、最終的にえられた知見だけではなく、そこに至る研究プロセス
(どのように現場に入り、どのような立場で現場にとどまり、どのような情報を
えたのか)も大事になってきます。ところが学会誌レベルでは、紙幅の関係か
ら、なかなかこのような、質的研究の形成プロセスをとりあげて議論するスペー
スがありません。それだけではなく、プロセスのみをとりあげて議論する意義も
共有されているとはいえません。拙論では、その意義をあらためて提起し、それ
を可能にするための提言をおこないました。他領域、他専攻の方にも重要な問題
提起であると考えます。是非、お読みいただきご意見くださいませ。
 ★抜き刷り請求先:matsushima@shc.usp.ac.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 
……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]

 創刊号はいかがでしたか?このメールマガジンは、日本質的心理学会広報担当
の日本質的心理学会研究交流委員会にいるクッピーより会員の皆様に日本質的心
理学会の近況をお伝えするものです。できるだけ、インタラクティブで楽しい内
容にしていきますので、可愛がってください。広報担当者一同まだ不慣れな部分
が多く、至らない点もあるかとは思いますが、少しずつ改善していこうと考えて
います。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 創刊号担当:長谷川元洋・松嶋秀明・本山方子・湯浅秀道 
 発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
 でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
 複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
 さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
 局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
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