2011年のメルマガ

日本質的心理学会 メールマガジン No.86======================2011/12/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.86======================2011/12/20

 先月の広島大会はいかがだったでしょうか。原発事故が引き金になったのか、
原爆にまつわる企画が多かったのが――よい意味で――印象的でした。本号か
ら『フォーラム』の震災関連の連載が再開しました。それから、学会のホーム
ページが新しくなったことについて報告があります。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆理事長からのメッセージ

 ◆HP運営WG担当より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆質的研究の国際活動研究会

 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆理事長からのメッセージ

新しいHPを共同生成と多声発信の場に
理事長 やまだようこ

みなさま、
日本質的心理学会の新しいHPができました(http://www.jaqp.jp/)。

「夜明けと共同生成のイメージ」
 新HPのイメージは、「夜明け」です。「春はあけぼの。やうやう しろく
なりゆく山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる(『枕の草
子』)」を引くまでもなく、夜明けは私たちの文化に深く根ざし、感性をいき
いきと動かします。
 夜明けの雲の変化と微妙な色彩のグラディエーションは、何度見ても、ひと
つとして同じものはありません。毎日異なる演目の素晴らしいショーが天空で
繰り広げられているかのようです。夜明けは太陽だけで行われるのではなく、
共同生成のたまものです。季節や天候や雲の動きや山影など、そのときどきの
文脈によって、まったく異なる展開になり、そして刻一刻とすばやく変化して
いきます。夜明けは、文脈に埋め込まれたさまざまなものとの共同生成、そし
て変化プロセスを大切にする日本質的心理学会のイメージにふさわしいでしょ
う。
 夜明けは、毎日同じように東の空から明けていく決まったルールにも従って
います。ひとつひとつ異なる展開をするのに、そこには文脈を超えて共通する
一般的なルールがあります。しかし、そのルールは物理的法則と同じではあり
ません。太陽ではなく地球が回っていることは周知の事実ですが、私たちは
「ああ、今日も一回転したね」とは言いません。私たちは「朝が来た」「太陽
が昇った」と言いますが、それは間違いではなく、地上に生きる人間のものの
見方や経験世界のナラティヴ(物語)として妥当といえるでしょう。質的研究
は、このような人間の経験世界に迫ろうとするのです。
「夜明けの歌よ、昨日の悲しみ流しておくれ(夜明けの歌)」やビートルズの
”Here comes the sun “など、夜明けに希望をたくす歌は、古今東西たくさん
つくられ歌われてきました。震災のときも「明けない夜はない」ということば
が飛び交いましたし、映画『風と共に去りぬ』の主人公は、何もかも失ったあと
” Tomorrow is another day ! (明日はまた別の日よ)”と叫びます。夜明けに
は、死と再生のいのちのリズムにも似た生命の躍動が感じられるのかもしれませ
ん。日本質的心理学会は、夜明けのように希望を紡ぎ出すいきいきした学会であ
りたいと願っています。

「新HPを多声発信の場に」
 学会は創立8年を超え、新HPは、3代目になります。HPの1代目は長谷川元
洋さん(研究交流委員会)、2代目は荒川歩さん(研究交流委員会)、そして3
代目は浦田悠さん(会務委員会)の献身的なご努力によって作成されました。
 そのあいだに、本学会の学会員も1000人近くになりました。「質的心理学研
究編集委員会」「質的心理学フォーラム編集委員会」「研究交流委員会」「会
務委員会」など、各委員会の活動も活発で、本学会はますます発展しつつあり
ます。11月には広島の安田女子大学で第8回の質的心理学会大会が開催されまし
た。大会は毎回、開催校の個性が反映された豊かな手作りの学会で大好評です。
震災関連のWGも動いています。
 多くの方々のボランティア精神あふれる活躍で、本学会の活動やHPが生み出
され、継承され、さらに新たな創造が生み出されつつあります。それら刻一刻
と変化しつづける学会活動の情報をHPに集約し、見やすくしました。今後は海
外の学会情報なども掲載できたらと考えています。HPの英文化も含めて、国際
発信は次の課題として重要でしょう。
 今後は、HPを学会員のみなさまの交流の場としても活用していただき、そし
て多声発信の場としても有効に機能していくことができたらと考えています。
なお多声発信とは、数多くの声を集約するだけではなく、矛盾する声も含めて、
さまざまに質の異なる多様な声が発信される場にしたいということです。
 学会員のみなさまのご協力に心から感謝いたしますと共に、今後の活動を共
同生成していく力になっていただけるよう御願いします。ぜひ、みなさまの力
で、さらに良いHPにしていきましょう。

◆HP運営WG担当より

 学会HP(ホームページ)が刷新されました!
 12月1日から学会HPが刷新されたことにお気づきでしょうか? 検索エンジン
で「日本質的心理学会」と入れて検索すると、なお今までのHPがトップに出て
きますが、旧HPの上部にある「新Webページに移行します」をクリックすると、
新しいHPへ飛ぶことができます。それぞれのURLは、下記の通りです。

 旧HP http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 新HP http://www.jaqp.jp/

 まずはぜひ一度アクセスしてみてください。これまでの青色を基調としたや
やゴチャゴチャとした感じのHPから、白を基調としたすっきりしたデザインに
なったことに、すぐに気づいていただけると思います。新HPのテーマは「夜明
け」。本格的に質的研究を共同生成していく始まりの地点にいま私たちは立っ
ているという思いが、そこに込められています。トップページには、それをイ
メージさせる写真も掲載されました。
 その写真の下には、メニューが分かりやすく整理されています。それぞれの
メニューにカーソルを合わせると、さらに下位メニューが現れます。ぜひそれ
ぞれのページを開いてご覧ください。新たな記事が載せられたときには、右側
下方、検索ボックスの下に「最新の記事一覧」として現れるようになりました。
今後はこのHPに、理事会や各委員会の活動などを随時載せ更新していきます。
 学会HPは、学会の顔として学会員のみなさまを繋ぐメディアであると同時に、
広く質的研究に感心を抱く学会外の人たちと繋がっていくメディアでもありま
す。お気づきの点があれば、どうぞ遠慮なくお知らせください。このHPがメディ
アとしての役割をいっそう果たしていけるよう、学会員のみなさまにもぜひお力
添えをお願いいたします。

(HP運営WG担当 伊藤哲司)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 質的心理学会広島大会にご参加のみなさまお疲れさまでした。編集委員会企
画シンポジウム“「個性」の質的研究”は、2日目の最終セッションであった
にもかかわらず多くの皆様に参加していただき、刺激的なディスカッションの
場となりました。ご存じのように、このテーマは第13号の特集であり、投稿を
促進するための準備企画でした。

 さらに初の試みとして、個人発表セクションにおいてもこのテーマに関わる
発表をわかるようにしておき、担当責任編集者や編集委員との質疑応答が容易
に行なえるように工夫しました。こうした直接のやりとりが、参加してくださっ
た皆様、とりわけ、投稿を考えていただいている皆様にとって、今後の研究論
文の執筆と投稿のご参考になれば幸いです。

 さて、12月に入り、『質的心理学研究』第11号の編集も最終局面を迎えてい
ます。広島大会における会員総会でもお伝えしました通り、今回は特集論文
(「病い、ケア、臨床」森岡正芳・西村ユミ責任編集)6篇と一般論文4篇、
計10篇を掲載する運びとなりました。加えて書評特集が2つありますので、前
号よりも2割ほどの増ページで皆様のお手元にお届けいたします。発刊予定は
2012年3月です。

 
 最後に非常に重要なお知らせがあります。
 編集委員会では現在、2012年4月より投稿を電子化するための準備を進めて
いるところです。電子化によって、投稿の手続きがより簡単になり、査読も迅
速化されます。
 2012年4月以降の投稿は、特集・一般を問わず、原則的にウェブ上で行うこと
になり、現在行われている、事務局を介しての紙媒体での投稿は、原則的に廃
止されます(ただし、2012年3月以前に受稿されている論文については、再投稿
においても紙媒体での手続きが必要になります)。
 なお、電子化に伴う新しい規約、投稿の手引き等は2012年1月以後なるべく早
い時期に、学会HP上で公開する予定です。投稿をお考えの方は是非、ご確認く
ださい。

 震災や原発事故をはじめとして波乱続きであった2011年も終わろうとしてい
ます。2012年が皆様にとってよき年であることを、心よりお祈り申し上げます。

『質的心理学研究』編集委員長 能智正博)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

メルマガ連載再開!「質的心理学の東日本大震災 第2部」第1回

 東日本大震災に対する質的心理学のさまざまなかかわりを紹介する「緊急特
集」を、2012年刊行予定の『フォーラム』第4号でも継続することになりました。
その一部をメルマガで先行掲載していきます。
 連載再開にあたり、第1部第1回(78号,2011年4月)をご執筆いただいた矢守先
生にふたたび筆を取っていただきました。本連載の企画趣旨も同号に掲載されて
います。(担当:八ッ塚一郎(特集幹事)・山田富秋)

☆──「17年前と17年後」矢守克也(京都大学防災研究所)

 以前、本メルマガに寄せた原稿とそのフォローの短文に、次のように書いた。
「筆者が阪神・淡路大震災の被災者と結成した語り部の団体や、防災について学
ぶ神戸の大学生が中心となって、岩手県野田村(東日本大震災の被災地)の小学
生たちを、夏休みに神戸に招待した」。
 先日、今度は、神戸側のメンバーが野田村を訪問した。大学生と子どもたちは
ドッジボールやバーベキューで、大人たちはカラオケ大宴会で、大いに盛り上
がった。語り部メンバーは、教室で、「阪神のときの子どもたち」をテーマにし
た特別授業も行った。

 17年前、語り部のメンバーはみんな、被災直後の苦しみのなかにあった。そし
て、その思いは、もちろん今も完全に消えることはない。だからこそ、野田村の
人たちに、自分たちの被災とその後の17年について話しにいこうと意気込んだ。
 17年前、大学生たちは全員、小学校に入る以前の子どもだった。だから、震災
については、うっすらとした記憶とその後の教育を通じて知っているだけである。
しかし、だからこそ、大災害後を生きることになる野田の子どもたちを勇気づけ
ようと思ってくれた。大学生たちは、神戸で撮影した写真を一人一人別々にまと
めた「世界に一つしかないアルバム」をお土産として持参した。野田の子どもた
ちは、きっと、17年後もそれを大切にしてくれているだろう。

 さて、正直なところ、語り部団体に関わった当初、私にとって、メンバーの被
災者の方は、お話をうかがう対象でしかなかった。また、大学生たちも、私に
とっては、防災について教える対象でしかなかった。しかし、一緒に野田村の方
々と関わるとき、私たちはともに、村の復興や子どもたちの将来を考える仲間
(コラボレーター)である。もちろん、筆者には研究者としての自負もあるし、
語り部のみなさんには被災者としての痛切な思いがある。また、大学生は私には
絶対に真似のできないパフォーマンスを示してくれた。ちがいはある。しかし、
みな、野田の方々の17年後に思いを馳せているのだ。

 これは、野田の話ではないが、同じような話をもう一つ。筆者は、神戸市職員
の聞きとり調査をベースに、防災ゲーム「クロスロード」を作成した。震災から
10年後、今から7年前のことだった。そして、今、聞きとり調査のインタビュイー
数人が、「クロスロード」のファシリテータとして、東北地方を含め全国を駆け
まわってくださっている。そのうち一人とは、一緒に論文まで執筆した。「私イ
ンタビュワー、あなたインタビュイー」という関係が、7年かけて、「私たち一
緒に防災する仲間(コラボレーター)」へと変化してきたわけである。

 こうした研究者(筆者自身)を含む、新たな「私たち」の成立とその変容は、
長期にわたるフィールドへの密着に根ざしたアクションリサーチにとっては、
不可避である。不可避というのは、本来排除すべきだがやむを得ないという意
味ではなく、むしろ、それを積極的な必然とうけとめ、研究/実践に活かして
いくべきだという意味である。
 私事になるが、17年前、筆者は31歳、駆け出しの研究者であった。当時、恩
師や先輩から「何ごとも10年続けなさい」と言われたことの意味が、今頃、
やっと腑に落ちた。17年後は、勤務先で定年を迎える時期である。そのときま
でに、どんな「私たち」を作っていけるだろうか。また、どのような気持ちで、
野田村の17年後を見つめることになるのだろうか。

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◆会務委員会より

 ★12月15日付けの会員動向は以下のとおりです。

 ●会員数 : 1050名
 ●2010年会費納入率 : 64.5%

 ★総会の報告
 2011年11月27日(日)安田女子大学にて日本質的心理学会の(仮)総会が行
われました。参加人数は116名で、残念ながら定足数に達しませんでした。
 会員の身分に関する重大な決定を含め以下のようなことが(仮)総会で議論
されました。

 2010年度収支決算及び2011年度の予算案について審議の上で了承されました。
 また、2012年度より、会務及び『質的心理学研究』の編集事務の主な部分につ
いて(株)国際文献印刷社に委託することが了承され、それにともない事務局の
住所移転も審議の上で了承されました。
 さらに、年会費を5年以上納めていない70名の方に対し督促状を送付した上で、
年会費が納められない場合には「退会処分」を行うことも審議の上で了承されま
した。
 このメールが届いてから1ヶ月以内に会員の半数以上の方から異議申し立てが
なければ仮総会の決定は総会の決定として認められることになります。
 欠席者の方で資料や議事録などが必要な方はお申し出ください。

 ★第9回大会開催予定について
 次回の大会は以下のように決まりました。皆様の参加をお待ちしております。
 ●日時:2012年9月1日(土)-2日(日)
 ●会場:東京都市大学 環境情報学部
 (神奈川県横浜市都筑区牛久保西3-3-1)
 ●大会準備委員長:上野直樹(東京都市大学環境情報学部)

(会務委員会 サトウタツヤ)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆質的研究の国際活動研究会

 「質的研究の国際活動研究会」が発足しました。
 11月に広島・安田女子大学で行われました本学会第8回大会において、会員企画
シンポジウムに参加したメンバーを中心に「質的研究の国際活動研究会」を立ち上
げました。
 国際的な活動に関心のある方、すでに海外交流の取り組みをされている方、皆さ
まふるってご参加ください。
 現在メーリングリストを作成し、今後の研究会活動について議論中です。日本の
質的研究をつなぎ、世界に発信していきましょう!

 ●問合せ・申込み:kayoppesan@hotmail.com
 ●お名前、ご所属、メールアドレスを上記アドレスまでご送信ください。
 ●川崎医療福祉大学 植田嘉好子

(情報提供者 植田嘉好子 様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

 東京フィールド研究検討会は、広くフィールド研究を行なっている研究者にご自
身の研究を公に、しかも長時間検討する機会を提供する研究会です。これまで発表
希望者は、研究会メンバーに閉じていましたが、次回の研究会では、広く発表者を
募ることにしました。ご関心のあるかたは、担当の荒川までご連絡ください。

 締切は2012年1月13日です(人数が定員に達し次第、募集は終了します)。

 ●日時(予定):2012年2月26日(日)11時半~17時
 ●場所:武蔵野美術大学 新宿サテライトRoom E(新宿西口から徒歩5分)
 http://cc.musabi.ac.jp/whatsnew/040413.html
 ●研究会主催:荒川歩・徳田治子・松本光太郎
 ●申込先:荒川歩[arakawaアットmusabi.ac.jp] (アットを@に)

(情報提供者 荒川 歩 様)

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[クッピーより]
 先日サッカークラブワールドカップ決勝を観戦しました。一方的な試合でし
たが、FCバルセロナのサッカーを堪能しました。チーム全体が1つの身体の動き
のように連動していて、その身体のかたちは変幻自在です。ゲシュタルトの変
容過程を見えているようです。心理学研究に生かせないかと妄想中です。
 もう年末です。今年はいろいろありました。収束していない課題がたくさん
あります。来年以降も負け試合が続きそうですが、それもまたよしです。
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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第86号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年12月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
 情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.85======================2011/11/20

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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.85======================2011/11/20

 大会準備委員会からの案内にもあるように、広島大会が間近に迫ってきました。
疲れ気味の最近の生きる希望は近日食べる予定の『広島焼き』です。少なくとも
2回食す予定があります。最近まで暖かかったので、宮島の紅葉を観ることができ
そうです。大会準備委員会の皆さま、よろしくお願いします!!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

 ◆研究交流委員会より
  ○大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、突き抜けよう!』

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第11回よそおい・しぐさ研究会「身体と表現と美」

 ◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会

■ 書籍情報

 ◆『ボランティア教育の現象学-他者支援を教えるとは何か』

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

第8回大会準備委員会より 広島大会まもなく開催!

日ごとに寒さがつのる今日この頃、広島ではまさに紅葉が最も美しい時期を迎
えました。いよいよ、来る11月26日(土)・27日(日)の2日間、第8回大会が
ここ広島で開催されます。
本大会は『文化とプロフェッションの生成と継承』をメインテーマに、興味深
い企画が盛りだくさんです。すでに予約参加の手続きをいただいた皆様には
抄録集をお送りさせていただきました。抄録集は大会HPからもダウンロード
可能ですので、ぜひご覧ください。
(第8回大会HP http://home.hiroshima-u.ac.jp/yasuda/index.html

それでは、本大会の見所をご紹介します。

【内田樹先生による大会記念講演】
2日目(27日)には、内田樹先生をお迎えしての大会記念講演
「現代日本の霊性と鎮魂-受け継がれてきた癒しの心-」を開催します。

【ポスター賞の選考】
ポスターは、大会の2日間にわたり掲示させていただきます。
優秀な個人発表に対して,最優秀発表賞1名と優秀発表賞数名を選考し、
懇親会で表彰させていただく予定です。

【ピアノ演奏】
1日目(26日)12:30より、ポスター会場、休憩スペースのある9号館アトリウ
ムにて、会場校である安田女子大学音楽教員によるピアノ演奏も予定していま
す。美しいピアノの音色にも耳をお傾けください。

【懇親会】
1日目17:45から、学内にて懇親会を開催します!
広島の食材を使ったお料理やお酒をご準備しております。
当日参加も歓迎しますので、ぜひ皆様お集まりください。

【ご当地お土産】
昨年度の茨城大会で好評の「休憩スペースでのご当地土産」を、本大会でも受
け継がせていただきたいと思います。ご提供いただいたお菓子等は、休憩スペ
ースにコメントと共に置かせていただきます。
広島のお菓子もご準備させていただきますので皆様ご賞味ください。

準備委員一同、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

*********************************

◆研究交流委員会より:大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わお
う、突き抜けよう!』

 当委員会と共催で行われる大会プレ企画では、以下の発表について検討しま
す。参加申込はプレ企画前日まで受け付けています。みんなで研究検討しま
しょう!

【参加申込概要】
 誰でも参加することが出来ます。費用は必要ありません。座席準備のため、
11月24日までに以下のアドレスに申込が必要です。tofuken2011@gmail.com

【日時】2011年11月25日(金曜、大会前日) 12時半~17時
【場所】広島市・安田学園セミナーハウス 研修室  広島市東区牛田新町1
丁目6-12
【ゲスト】箕浦康子先生、【司会】松本光太郎(茨城大学)

【主催】東京フィールド研究検討会
【共催】日本質的心理学会第8回大会準備委員会、日本質的心理学会研究交流
委員会

【発表概要】
<発表者1> 山崎徳子(常磐会学園大学)
「「きりた」の生きづらさはどこにあるのか:広汎性発達障碍のある子どもの
自己感」
 私が指導員という立場で障碍児学童保育Pの広汎性発達障碍のある子どもたち
と過ごして7年が経ちました。「関与しながらの観察」を続け、エピソードをも
とに母親と対話することを続けるなかで、子どもたちの「問題行動」をどのよう
に低減するかという視点ではなく、彼らの「自己についての意識」が周囲の他
者に支えられて、どのような変容を遂げるかが、関心の中心になりました。
 これまで、十分に自閉症らしい子ども(おかしな表現ですが)3人を分かろうとし
てきて、自己感の変容とともに、「分からない」存在が、曲がりなりにも「分か
る」存在になる、という過程を見出してきたつもりでした。
 今年は、いわゆる「軽度」と呼ばれる広汎性発達障碍のある子ども「きりた」
との3年間の歩みを振り返ろうとしています。「きりたにとっての私」「私に
とってのきりた」「きりたの母親-恵さんにとってのきりた」を描いてみたの
ですが、見えてきたのは、きりたにも恵さんにも残る、私の「分からなさ」、
周囲の人々のこの子どもを受け止められるだろうかという不安です。皆さんに
検討していただき、なんとかこの事例の着地点を定めたいと思います。

<発表者2> 山下智也(西日本短期大学)
「子どもの「地域への浸着」過程と、それを支える場の開かれ方」
 近年、子どもを取り巻く生活環境の変化から、子どもが地域に生きづらくなっ
ています。それは単に子どもが地域で過ごせる空間が激減してしまったという
空間的な問題だけではなく、「子どものために」という理由で大人が安心を得
るために、子どもを地域から乖離させてしまうという、大人と子どもの関係性
の問題でもありました。そのような思いに至ったのも、私が子どもの遊び場
「きんしゃいきゃんぱす」という実践現場を切り開き、営み続けてきたからで
す。
 7年前、昔ながらの商店街の空き店舗に入り込み、日常的に子どもたちと遊
び続ける中で、地域での子どもの「生」を目の当たりにしてきました。その中
でも、この「きんしゃいきゃんぱす」を拠点として立ち現われる、子どもと大
人の関係性は興味深く、その関係性の出現・変容過程を詳らかにすることを通
して、子どもの「地域への浸着」論(試案)を提示してきました。それは、子
どもの権利の1つである「子ども参加」論のオルタナティブとなるとともに、
「子どもと地域との乖離」問題の解決へと踏み出す糸口でもあると考えます。
とはいえ、まだまだ未熟な論ですので、本研究会での議論を通して、多くの気
づきが得られれば幸いです。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 「日本質的心理学会第8回大会」の開催が迫ってきました。会員の皆さまは、
着々と準備を進めている頃でしょうか。安田女子大学(広島)において、活発
な議論ができるのを、今から楽しみにしております。

 大会においては、毎年恒例となりました「『質的心理学研究』編集委員会企
画シンポジウム」を予定しております。本シンポジウムは、本誌13号の特集と
連動しており、「『個性』の質的研究―個をとらえる、個をくらべる、個とか
かわる―」(企画:渡邊芳之・森直久)をテーマとして、大会2日目(11月27
日)に開催されます。少し先走りすぎかもしれませんが、本企画と関連する特
集論文は、2012年10月末日が締め切りです。特集への投稿を考えておられる方、
アイデアを前にして悩んでおられる方、関心をお持ちの方、特に、関連研究を
大会でポスター発表される方は、是非、本シンポジウムの議論に加わって頂き、
多様なアイデアや切り口を持ち帰って、論文に反映させて頂きたく思います。

 10月末日に締め切りを迎えた、第12号の特集「文化と発達」(責任編集者:
柴山真琴・田中共子)には、数本の論文が投稿されました。これから、執筆者
の皆様と査読を担当する編集委員との対話が始まります。両者の間で充実した
議論ができるように、査読・編集プロセスを進めていく予定です。

 さらに、14号の特集(責任編集者:田垣正晋他)の検討も始めております。
14号では、東日本大震災の課題を射程に置きつつ、社会における広義の実践と
質的研究の接点に関する特集を企画する予定です。3月の東日本大震災と原発事
故は、私たちに多くの課題をもたらしました。この課題に対して本誌編集委員会
は、長期的な展望をもって取り組む計画を立てました。本年度末に出版予定の11
号では、関連書籍の書評特集を掲載いたします。その後も14号まで継続的して、
東日本大震災に関わる特集を企画いたしますので、積極的にご参加ください。詳
細は、「日本質的心理学会」ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
に掲載いたします。

(『質的心理学研究』副編集委員長 西村ユミ)

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◆会務委員会より

 11月15日現在の会員動向をお知らせいたします。
 今日現在の会員状況は以下のとおりです。
 ●会員数 : 1037名
 ●2011年度会費納入率 : 62.3%
 
 先日の、会費納入督促にご協力いただいたみなさんありがとうございました。
広島でお会いするのを楽しみにしています。懇親会はフランクな懇親会ですの
で、ぜひ皆で話をしましょう。

(会務委員会 サトウタツヤ)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第11回よそおい・しぐさ研究会「身体と表現と美」
【日時】2011年12月4日(日)14:00~16:30
【場所】京都大学
 詳細はYS研のページに後ほど掲載しますので、ご確認をお願いいたします。
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
【企画趣旨】
 これまで本研究会では、主に装いについて検討してきた。今回は、身体表現分
野の二人の研究者に登壇いただき、それぞれのアプローチから、身体とその表
現、そしてそこに現れる美とそれに対する意識や評価などを発表いただき、皆
で検討していきたい。
【発表1】総合的人体プロデュース:姿勢の変化による身体のイメージや美しさ
の評価・その実践的手法
島本健太郎(Studio ZillO'll代表/京都ノートルダム女子大学大学院)
 人々の『美』に対する欲求は年々高まっている。姿勢の変化による身体の
イメージや美しさの評価はダイエットや美容整形などと比べると、体重や身体そ
のものを変えるわけではないので、比較的簡単に、なおかつ誰でもが行うことが
できる。身体的な負担が少ないわりに、人からの評価が大きく変わるため、今後
色々と研究を深めていく価値があると考える。
 今回は実践的手法を交えながら、姿勢変化によるイメージや美しさの評価の変
化を楽しんでいただく。
【発表2】The Art of Seduction: The Construction of Female Sexualities
through Sensual Dances Among Hong Kong and Japanese Women
CHOW Shuk-yee, Venus(The Chinese University of Hong Kong)
 In the past decade, increasing numbers of Hong Kong and Japanese
women are spending their leisure time learning what I define as sensual
dances, including belly dance from the Middle East and exotic dances
such as pole and lap dances from the United States. These sensual dances
are explicitly sexual or sensual in terms of the movements and attire,
and are frequently associated with sex or prostitution due to their
histories. Expressing women's sexualities is still a taboo in many East
Asian societies including Hong Kong and Japan, but these women choose to
devote their money and energy on these sensual dances as their leisure
activities. This project aims to understand what these sensual dances
mean to the Hong Kong and Japanese women who learn them in their leisure
time, and how these women create their own erotic space. I will also
examine how the dance schools and media portray images of these dances.
I will conduct participant observation in dance classes and in-depth
interviews with dance instructors, school owners, women dancers and
their partners in Hong Kong and Tokyo. I will also analyze the media
coverage and promotion materials of these dances. This study will
provide an account of how women's sexualities are viewed and consumed by
women in two East Asian cities.
注:CHOW Shuk-yee, Venusさんの発表は英語で行われます。これについては通訳
等の予定はありませんが、パワーポイント、あるいは要約については日本語のも
のも用意する予定です。
【参加方法】参加費無料・要事前申し込み
【主催】日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
【第11回研究会問い合わせ・申込先】鈴木(第11回担当)
suzukirt_[at]nifty.com([at]を@にして下さい)

(情報提供 荒川歩 様)

◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会 
 日本パーソナリティ心理学会第21回大会を2012年10月6日(土)・7日(日)に
島根県民会館(島根県松江市)で開催いたします。
 本大会は若手会員の有志グループによる主催となっており,「早割システム」
などの様々な新しい試みを導入しております。皆さまのご参加をスタッフ一同,
心よりお待ちしております。
【会場】島根県民会館(島根県松江市)
【大会公式サイト】http://jspp2012.jp/
【Twitter公式アカウント】jspp_2012
 本大会は非会員の方でも会員と同じ金額で参加可能です。また,早めに申込と
払込を完了していただくと,大会参加費を当日受付にて1,000円キャッシュバック
するという「早割システム」を導入しております。このシステムにより,実質
5,000円で(院生・学生は3,000円で)大会参加・発表が可能となります。
(※発表を行うためには2012年度会員である必要があります)
 詳細は大会サイト(http://jspp2012.jp/)をご覧下さい。
 学会大会だけでなく,観光もお楽しみいただけます。是非ともこの機会に,
「神々の国」島根へお越し下さい。 
 神々の国しまね ~古事記1300年~ スペシャルサイト
http://www.shimane-shinwa.jp/ ※音が出ますので,ご注意下さい。
 ご不明な点等ございましたら,遠慮なくお問い合わせ下さい。
【お問い合わせ先】日本パーソナリティ心理学会第21回大会準備委員会 事務局
(〒690-8504 島根県松江市西川津町1060 島根大学キャリアセンター内)
jspp2012@gmail.com
 委員長:家島明彦(島根大学)、副委員長:市村美帆(東洋大学)、副委員長:
本田周二(神戸学院大学)、事務局長:三保紀裕(島根大学)

(情報提供 家島明彦 様)

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■ 書籍情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『ボランティア教育の現象学-他者支援を教えるとは何か』

植田嘉好子著

文芸社 2011年10月15日発行

定価1470円(税込)

概要:本書は、現象学の方法を用いて、中高生が地域福祉教育の中で取り組むボ
ランティア活動の意味を、彼ら自身の生きる視点から読み解いたものです。また
彼らを指導する立場の学校教師、ボランティア受入れ施設の職員、社会福祉協議
会の立場からも、ボランティア活動を促し、導いていく経験の意味を探求しまし
た。
ボランティア活動は、自分ではなく他者が遭遇した困難や苦しみ、深い悲しみ、
絶望に自ら寄り添おうとする行為です。これが、人間が生きる上でどのような意
味を持つのか。
支援実践の現象学的研究の一事例として、また現象学の原理をどのように理解す
るのか、それを実際に用いた意味解明過程の検証も試みているので、ぜひご参照
ください。

(話題提供者:植田嘉好子 様)

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[クッピーより]
 最近プロ野球日本シリーズを観ています。普段観ないからか、新鮮で、その
プレーの質の高さについつい観てしまいます。こういった年に一度のお祭りは
いいですね。学会の年次大会も祭りのようなものかもしれません。12月には世
界各地から日本にやってくる大きなお祭りがあります。来月のメルマガで報告
できればと思います。
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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第85号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年11月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時25号======================2011/10/27

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時25号======================2011/10/27

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆研究交流委員会より
  ○研究会「修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)の可
      能性??現場と理論のつながりを問う」

 ◆会員からの研究会情報
  ○第11回よそおい・しぐさ研究会

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◆研究会「修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)の可能性
  ??現場と理論のつながりを問う」開催のお知らせ

【開催趣旨】M-GTA研究会および日本質的心理学会が共に強固な基盤をもたな
い東北地方において、現地で地道に質的研究を展開してきた東北大学「質的
分析」研究会と連携し、共同研究会を開催いたします。本会で目指すのは、
(1)M-GTAの可能性について、現場と理論のつながりに照準して検討するこ
と、(2)データ提供者とスーパーバイザーによる公開スーパービジョンをと
おして、M-GTAを活用した分析の実際を実感的に理解することです。奮っての
ご参加をお待ちしています。

【日時】2011年11月12日(土) 13:00?17:00
【会場】東北大学(星稜キャンパス)医学部1号館1階第1講義室(定員170名)
【参加申込】以下のホームページから11月10日(木)迄にお申込みください。
https://ssl.formman.com/form/pc/AbxvgL6VdXsfH2Yv/
【参加費】M-GTA研究会、日本質的心理学会、東北大学「質的分析」研究会の
会員は無料。それ以外の方は資料代として500円いただきます。

【プログラム】
13:00-13:10 開会の挨拶・趣旨説明 山崎浩司(信州大学)
13:10-13:55 講演? 「実践する人間」と「研究する人間」 小倉啓子(ヤマ
ザキ学園大学)
13:55-14:40 講演? 理論とフィールドの対話を目指して  徳川直人(東北大
学)
14:50-16:50 公開スーパービジョン「分析の実際」
データ提供者:菊地真実(早稲田大学)
スーパーバイザー2名:M-GTA研究会世話人等が担当予定
16:50-17:00 閉会の挨拶 徳川直人・小倉啓子

【共催】実践的グラウンデッド・セオリー(M-GTA)研究会、日本質的心理学
会研究交流委員会
【協賛】東北大学「質的分析」研究会

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◆第11回よそおい・しぐさ研究会「身体と表現と美」
【日時】2011年12月4日(日)14:00?16:30
【場所】京都大学
 詳細はYS研のページに後ほど掲載しますので、ご確認をお願いいたします。
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
【企画趣旨】
 これまで本研究会では、主に装いについて検討してきた。今回は、身体表現分
野の二人の研究者に登壇いただき、それぞれのアプローチから、身体とその表
現、そしてそこに現れる美とそれに対する意識や評価などを発表いただき、皆
で検討していきたい。
【発表1】総合的人体プロデュース:姿勢の変化による身体のイメージや美しさ
の評価・その実践的手法
島本健太郎(Studio ZillO'll代表/京都ノートルダム女子大学大学院)
 人々の『美』に対する欲求は年々高まっている。姿勢の変化による身体の
イメージや美しさの評価はダイエットや美容整形などと比べると、体重や身体そ
のものを変えるわけではないので、比較的簡単に、なおかつ誰でもが行うことが
できる。身体的な負担が少ないわりに、人からの評価が大きく変わるため、今後
色々と研究を深めていく価値があると考える。
 今回は実践的手法を交えながら、姿勢変化によるイメージや美しさの評価の変
化を楽しんで(?)いただく。
【発表2】The Art of Seduction: The Construction of Female Sexualities
through Sensual Dances Among Hong Kong and Japanese Women
CHOW Shuk-yee, Venus(The Chinese University of Hong Kong)
 In the past decade, increasing numbers of Hong Kong and Japanese
women are spending their leisure time learning what I define as sensual
dances, including belly dance from the Middle East and exotic dances
such as pole and lap dances from the United States. These sensual dances
are explicitly sexual or sensual in terms of the movements and attire,
and are frequently associated with sex or prostitution due to their
histories. Expressing women's sexualities is still a taboo in many East
Asian societies including Hong Kong and Japan, but these women choose to
devote their money and energy on these sensual dances as their leisure
activities. This project aims to understand what these sensual dances
mean to the Hong Kong and Japanese women who learn them in their leisure
time, and how these women create their own erotic space. I will also
examine how the dance schools and media portray images of these dances.
I will conduct participant observation in dance classes and in-depth
interviews with dance instructors, school owners, women dancers and
their partners in Hong Kong and Tokyo. I will also analyze the media
coverage and promotion materials of these dances. This study will
provide an account of how women's sexualities are viewed and consumed by
women in two East Asian cities.
注:CHOW Shuk-yee, Venusさんの発表は英語で行われます。これについては通訳
等の予定はありませんが、パワーポイント、あるいは要約については日本語のも
のも用意する予定です。
【参加方法】参加費無料・要事前申し込み
【主催】日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
【第11回研究会問い合わせ・申込先】鈴木(第11回担当)
suzukirt_[at]nifty.com([at]を@にして下さい)

(情報提供 荒川歩 様)

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 臨時25号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年10月27日
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●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
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http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
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日本質的心理学会 メールマガジン No.84======================2011/10/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.84======================2011/10/20

 第8回広島大会の事務局は次第に忙しくなっているのではないかと想像し
ます。お世話になります。先日飛行機とホテルの予約をしました。おっと参
加費・懇親会費の振込をしていないことを思い出しました。年会費は大会時
に請求されないように先週払い込みました。あとは飲食店のリサーチが必要
かな。皆さん、準備は万端ですか??

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆研究交流委員会より
  ○大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、突き抜けよう!』

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆甲南大学(文学部)開設60周年記念国際シンポジウム『戦争を生きた子ど
もたち?ドイツと日本の経験から』

■ 書籍情報

 ◆『育てる者への発達心理学 -関係発達論入門』

 ◆『オーラルヒストリーの理論と実践-人文・社会科学を学ぶすべての人のた
   めに』

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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わお
う、突き抜けよう!』

 当委員会と共催で行われる大会プレ企画では、以下の発表について検討しま
す。参加申込はプレ企画前日まで受け付けています。みんなで研究検討しま
しょう!

【参加申込概要】
 誰でも参加することが出来ます。費用は必要ありません。座席準備のため、
11月24日までに以下のアドレスに申込が必要です。tofuken2011@gmail.com

【日時】2011年11月25日(金曜、大会前日) 12時半?17時
【場所】広島市・安田学園セミナーハウス 研修室  広島市東区牛田新町1
丁目6-12
【ゲスト】箕浦康子先生、【司会】松本光太郎(茨城大学)

【主催】東京フィールド研究検討会
【共催】日本質的心理学会第8回大会準備委員会、日本質的心理学会研究交流
委員会

【発表概要】
<発表者1> 山崎徳子(常磐会学園大学)
「「きりた」の生きづらさはどこにあるのか:広汎性発達障碍のある子どもの
自己感」
 私が指導員という立場で障碍児学童保育Pの広汎性発達障碍のある子どもたち
と過ごして7年が経ちました。「関与しながらの観察」を続け、エピソードをも
とに母親と対話することを続けるなかで、子どもたちの「問題行動」をどのよう
に低減するかという視点ではなく、彼らの「自己についての意識」が周囲の他
者に支えられて、どのような変容を遂げるかが、関心の中心になりました。
 これまで、十分に自閉症らしい子ども(おかしな表現ですが)3人を分かろうと

てきて、自己感の変容とともに、「分からない」存在が、曲がりなりにも「分か
る」存在になる、という過程を見出してきたつもりでした。
 今年は、いわゆる「軽度」と呼ばれる広汎性発達障碍のある子ども「きりた」
との3年間の歩みを振り返ろうとしています。「きりたにとっての私」「私に
とってのきりた」「きりたの母親?恵さんにとってのきりた」を描いてみたの
ですが、見えてきたのは、きりたにも恵さんにも残る、私の「分からなさ」、
周囲の人々のこの子どもを受け止められるだろうかという不安です。皆さんに
検討していただき、なんとかこの事例の着地点を定めたいと思います。

<発表者2> 山下智也(西日本短期大学)
「子どもの「地域への浸着」過程と、それを支える場の開かれ方」
 近年、子どもを取り巻く生活環境の変化から、子どもが地域に生きづらくなっ
ています。それは単に子どもが地域で過ごせる空間が激減してしまったという
空間的な問題だけではなく、「子どものために」という理由で大人が安心を得
るために、子どもを地域から乖離させてしまうという、大人と子どもの関係性
の問題でもありました。そのような思いに至ったのも、私が子どもの遊び場
「きんしゃいきゃんぱす」という実践現場を切り開き、営み続けてきたからで
す。
 7年前、昔ながらの商店街の空き店舗に入り込み、日常的に子どもたちと遊
び続ける中で、地域での子どもの「生」を目の当たりにしてきました。その中
でも、この「きんしゃいきゃんぱす」を拠点として立ち現われる、子どもと大
人の関係性は興味深く、その関係性の出現・変容過程を詳らかにすることを通
して、子どもの「地域への浸着」論(試案)を提示してきました。それは、子
どもの権利の1つである「子ども参加」論のオルタナティブとなるとともに、
「子どもと地域との乖離」問題の解決へと踏み出す糸口でもあると考えます。
とはいえ、まだまだ未熟な論ですので、本研究会での議論を通して、多くの気
づきが得られれば幸いです。

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

 今年の年次大会は、はや来月と近づいてきました。本誌編集委員会では、
特集と連動させた企画として、再来年度末刊行の第13号「「個性」の質的
研究?個を捉える、個をくらべる、個とかかわる?」(責任編集者:渡邊
芳之・森直久)をめぐって、編集委員会企画シンポジウムを準備していま
す。会員どうしで最先端の議論を楽しみ、成果を投稿へとつなげていって
いただければ幸いです。

 来年度末に発刊予定の第12号は、特集「文化と発達」を掲載します。こ
れについても昨年の大会で編集委員会企画シンポジウムが行われ、大いに
議論したことは記憶に新しいところでしょう。この特集論文の投稿締め切
りは、10月末日に迫っています。10月12日現在1本届いておりますが、例
年締め切り前には増えるようです。さらなる投稿をお待ちしております。
なお今年度に新規投稿された一般論文の数もご報告しますと、特集とあわ
せて合計11本となっています。

 今年度末に発刊される第11号に向けては、震災関連企画としての書評特
集の編集作業が進んでいます。震災に直接関わる書籍のみならず、間接的
に我々をサポートしてくれる書籍も含めて、編集委員会と震災ワーキング
グループで選びました。震災体験を振り返って吟味し、今後の生き方を考
えながら前に進んでいくよすがとなる書籍を幅広く取り上げます。本学会
らしい研究実践が、そこから芽生えてくることを願っています。

(『質的心理学研究』副編集委員長 柴山真琴)

**********************************

◆会務委員会より

 会費の請求がお手元に届いたみなさん。ぜひ、今年度(まで)の会費の納
入をお願いします。
 なお、次年度からは事務を委託しようと思っていますので、白梅事務局か
らの督促も今年度限りです。。。
 さて、2011年10月14日現在の会員状況は以下のとおりです。

 ●会員数:1041名
 ●2011年会費納入率:58%

 さて、広島での学会も近づいてきました。今年度の懇親会、大学で行いま
すのでおそらくリーズナブル(お安い)設定になっていると思います。日頃、
話す機会のない先生方と話すことができるチャンスです。ぜひご参加くださ
い。誰かと話をしてみたいけど、気後れする、という方は私が責任もってお
話できるように繋ぎますので、遠慮無くお申し出ください(私と話すのに気
後れという人は(笑)、立命館大学の名札を着けている学生・院生を介して
私にたどりついてください)。

(会務委員会 サトウタツヤ)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆甲南大学(文学部)開設60周年記念国際シンポジウム『戦争を生きた子ども
たち?ドイツと日本の経験から』

 「戦争と子ども」は、世界の安全と平和を考えるうえで、最も重要なテーマ
の一つである。「戦争の被害から子どもを救う」ことは、世界の紛争地域での
人道的支援活動の重要な課題である。では、日本で戦争を体験した子どもたち
は、どのような影響を受け、戦後の社会をどのように生きてきたのだろうか。
「敗戦国」である日本とドイツの子どもの経験を、世界の平和の実現への道に
つなげることはできないのだろうか。
 ドイツでは、近年、大戦が残した市民への影響の研究が急速に盛んになって
いる。「戦争下の子ども時代」を主題とした研究プロジェクトを立ち上げ、そ
の一翼を担ってこられた、ミヒャエル・エルマン氏をお招きし、甲南大学が進
めてきた戦争体験研究の結果も披露しながら、戦争体験について見つめなおす
機会としたい。指定討論者には、NHKで数多くのドキュメンタリー作品を制
作されてきた大森淳郎氏、東京大空襲についてきわめて興味深い体験の発掘を
行っておられる田中禎昭氏をお招きする。
 あわせて、写真展『戦火の子どもたち』を開催し、現在の「子どもの戦争被
害」を視野に入れることで、「私たち」の体験を世界の子どもにつなぐ機会と
したい。

日時:2011年10月23日(日)13:00?17:00
場所:甲南大学5号館511教室
プログラム
基調講演
 ミヒャエル・エルマン (元ミュンヘン大学医学部教授、ドイツ精神分析協会)
 『戦時の子ども時代を思い出すドイツ人』
シンポジスト発題
 森茂起(甲南大学文学部)『日本における子どもの戦争体験?関西地域の聞
き取り調査より』
 田中禎昭(すみだ郷土文化資料館学芸員、東京都墨田区)『語りうる戦争体
験、語りえない戦争体験』
 大森淳郎(NHK制作局 文化・福祉番組チーフ・ディレクター)『ドキュメン
タリー制作による戦争体験の発掘と理解』
全体討論

入場無料・申し込み不要

ミヒャエル・エルマン(Michael Ermann)氏略歴
1943年 ドイツ、シュテッティンStettin(現ポーランド、シュチェチン
Szczecin)に生まれる。
ヴュルツブルク大学で、芸術、哲学を学んだのち、フライブルク、ハンブル
ク、ウィーンで医学を学ぶ。1968年フライブルクにて医師資格取得。
1971-76 シュツットガルト心理療法センターで研究および治療実践。精神分
析家訓練。
1976-85 マンハイム、精神衛生中央機関心身医学クリニック、主任医師
1978 大学教員資格
1980 ハイデルベルク大学、心身医学および精神分析部門主任
1985 ミュンヘン大学教授
1985-2009 ミュンヘン大学病院精神科、「心身医学と心理療法」科部長
2009年より、ミュンヘンにて、「心理療法と心身医学」クリニック開業
ドイツ精神分析協会理事、国際精神分析協会理事

?関連企画?
・60周年記念ギャルリー・パンセ企画展(511号教室前オープンスペース)
豊田直巳(フォトジャーナリスト)写真展 『戦火の子どもたち』
期間 : 10月17日(月)?10月30日(金)

・ギャルリー・パンセ関連企画
豊田直巳(フォトジャーナリスト)との対談
日時 : 2011年10月23日(日) 午前中(時間未定)
会場 : 511講義室
対談者: 豊田直巳(フォトジャーナリスト)、港道隆(甲南大学 哲学)

(情報提供者 山口智子 様)

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■ 書籍情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『育てる者への発達心理学 -関係発達論入門』
大倉得史(著)
ナカニシヤ出版

概要:青年期、初期成人期を経て、人はどのように親になっていくのか。また
子どもはどのようにして生まれ、どのように育っていくのか。著者自身の体験
や50近いエピソード記述を盛り込みながら、子どもと養育者の関係性の変容過
程を詳細に追いかけていく「実際編」。ピアジェやヴィゴツキー、ワロン、ウ
ェルナーなど、従来の偉大な発達心理学者たちの仕事について、関係発達論的
視点から整理していく「理論編」。関係発達論のポイントを押さえるための分
かりやすい入門書・教科書です。

(情報提供 大倉得史 様)

『オーラルヒストリーの理論と実践-人文・社会科学を学ぶすべての人のため
に』
ヴァレリー ヤウ著
吉田かよ子 監訳・訳 平田光司、安倍尚紀、加藤直子 訳
インターブックス 2011年9月10日発行
定価(本体4500円+税)

 質的心理学会の会員のみなさまには、オーラルヒストリーにはあまりなじみ
がないという方もおられると思います。オーラルヒストリーは、個人の人生に
ついての「語り」という点についてはライフストーリーと同義に扱われること
もありますが、その名が示す通り出自が主に歴史学にあるため、インタビュー
を記録として残すことを前提としている点において特徴があります。つまり、
個人の「語り」を聞き取り、記録として保存し、アーカイブズとして公開する
ことで後世に伝えるという立場に立脚しているため、手法としてのみならず記
録されたインタビューそのものについても指す言葉であるといえます。保存さ
れている文書資料の多くは、古くは男性エリート中心の記述によるものであっ
たことから、声なき声を掬いあげる手段のひとつとしてオーラルヒストリーは
発展してきました。そのため、主に労働史、女性史、地域史の分野でさかんに
用いられています。

 原著者であるValerie Yowは、ジャーナルOral History Reviewの編集に携わ
るとともに、豊富なインタビュー経験をもとにアメリカの各大学でオーラルヒ
ストリアンの養成に力を注いできました。本書には、インタビューの実施には
どのような問題に直面しがちであり、その場合どのようなことに気をつけてど
う対処したら良いのかというインタビュー初心者にとって具体的で示唆に富む
内容が多く盛り込まれています。インタビューに関する法律や研究倫理の問題
といった我が国では未整備な課題についても、米国における踏み込んだ議論が
紹介されており、まさに「理論と実践」の双方をカバーする内容であるといえ
ます。また、記憶に関する心理学からの知見をもとに、口述記録の信頼性と妥
当性について考察する第二章「オーラルヒストリーと記憶」は、本学会会員の
みなさまにとって特に興味深い内容であるといえるでしょう。質的な研究につ
いては常にその「科学性」が議論されてきました。この点について、インタ
ビューを保存、公開するという前提にたったオーラルヒストリーの手法は、す
べての質的研究の実践者にとって参考になるといえるでしょう。本書は、2006
年の米国図書館協会によるBest Academic Textsのひとつに選定されています。
ご一読いただけましたら幸いです。

(情報提供 加藤直子 様)

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[クッピーより]
 食欲の秋です。日々おいしいものをいただいています。その満喫する気持ち
のなかに、放射能が含まれていることを危惧する気持ちが入り混じっています。
食べ物に純粋に向かえる日は来るのでしょうか。放射能の拡散から免れた地域
で食事をする際には、どこか後ろめたい気持ちになります。広島でおいしいも
のを食べているときにも後ろめたい気持ちが付きまとうのでしょう。いやはや…。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第84号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年10月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.83======================2011/9/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.83======================2011/9/20

 徐々に風が秋らしくなり、食卓も秋めいてきていることと思います。先日、新幹線
の車中、広島駅近くで目が釘づけになったのが、広島カープの新しい本拠地『ズーム
ズームスタジアム広島』でした。『こども環境学会』を立ち上げた1人である仙田満
の設計です。スタジアムがいいと野球が楽しそうです。広島大会はもう2ヵ月後です。
徐々にご準備を!!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より
  ○大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、突き抜けよう!』

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆「心の科学の基礎論」第63回研究会

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より:大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、
突き抜けよう!』

 当委員会と共催で行われる大会プレ企画について、発表者の募集期間を10月10日まで延長
いたします。参加者は随時募集しています。この機会のぜひご応募ください。

【日時】2011年11月25日(金曜、大会前日) 12時半~17時
【場所】安田女子大学(詳細は追ってHPに掲載します。また参加申込者にはメールで連絡します)

【ゲスト】箕浦康子先生
【司会】松本光太郎(茨城大学)

【主催】東京フィールド研究検討会
【共催】日本質的心理学会第8回大会準備委員会、日本質的心理学会研究交流委員会

【概要】東京フィールド研究検討会(とうふ研)は、大学院生においては研究室外で、
研究者においては所属先外で、公にじっくりと長時間の研究検討の機会を提供しています。
今回は、箕浦康子先生をゲストにお招きして、質的心理学会広島大会の前日にプレ企画とし
て研究会を開催いたします。
 募集する研究発表者は2名です。研究発表者は大会参加者に限りますが、研究会には、事前
申込をしていただければ、どなたでも参加できます。
 研究発表者においては、未公刊で、すこし行き詰まりを感じている研究、あとひと山ふた山
が越えられないでいる研究、そのような自分では打開できない状況にある研究について、箕浦
先生や研究会参加者との議論を通して、突き抜けるきっかけを掴んでみませんか。
 参加者においては、研究を育む手助けをすることは、自分の研究実践に必ず活きてきます。
研究発表者以外の参加も積極的に募集しています。

【研究発表者の応募概要】
・募集人数
 2名
・応募資格
 大会参加者に限る。
・応募書類
 研究発表者は、テーマ、概要、そして現状を文章にまとめて、以下のアドレスに応募する。
tofuken2011@gmail.com(とうふ研)。
・応募締切
 10月10日に延長。
・諸費用
 必要ない。

【参加者の申込概要】
 誰でも参加することが出来る。費用は必要ない。座席準備のため、事前に以下のアドレスに
申込が必要。tofuken2011@gmail.com(とうふ研)。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 西日本が台風12号に見舞われましたが、皆様、大過なくお過ごしでしょうか。
 去る9月4日に、第2回常任編集委員会が東京大学で開催されました。台風が中国地方に上陸し
た翌日で新幹線の一部運休があったにも拘らず、各地から編集委員の方々がご参集下さり、約3
時間半にわたって活発な議論が行われました。以下にホットな話題をいくつかお伝えします。

 まず第11号の査読状況については、現時点で既に5編の論文の掲載が決定し、数編が掲載予定
になっているなど、きわめて順調な査読状況であることが報告されました。また、第11号書評特
集「会話分析の新しい展開-ことばと身体の連鎖分析-」(細馬宏通 責任編集)も既に評者に原稿
依頼済みで、順調に進んでいる旨、報告されました。

 次に主な審議事項として、第11号震災対応書評特集、第14号特集企画案、投稿の電子化につい
て、審議がなされました。既にお知らせした通り、第11号震災対応書評特集は、本学会災害対応
ワーキンググループの協力を得て進めている震災対応の特別書評小特集です。今回の小特集では、
直接に災害や災害対応に関係する文献に限らず、自然と人間の関係や再生の体験に関わる文献な
ども含めて、幅広い視点から関連文献を収集したいと考えています。こうした社会との接点を積
極的に求める姿勢を後押しするために、第14号特集として「社会に関わる質的心理学(仮題)」を
企画中で、その特集趣旨についても議論されました。また、投稿の電子化については、これまで
の一連の投稿・査読過程を踏まえた電子投稿のフロー案の詳細な検討が行われました。会員の皆様
にとっても本編集委員会にとっても、従来以上に迅速で確実な投稿と査読が実現できるよう、より
よいシステムを作っていきたいと考えています。

 最後になりますが、第12号特集「文化と発達」(柴山真琴・田中共子 責任編集)の投稿締切がいよ
いよ来月末(10月末)となりました。特集の責任編集者として、1編でも多くの特集論文を掲載でき
るよう願っております。皆様、ぜひ奮ってご投稿下さい。

(『質的心理学研究』副編集委員長 柴山真琴)

**********************************

◆会務委員会より

 9月13日現在の会員動向をお知らせいたします。
 今日現在の会員状況は以下のとおりです。
 ●会員数:1035 名
 ●2011年会費納入率:54%
 なお、未納者の方にご案内を差し上げますので、会費納入をよろしくお願いします。

(会務委員会 サトウタツヤ)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「心の科学の基礎論」第63回研究会

日時:2011年10月1日(土) 13:30~17:45
場所:明治大学 駿河台キャンパス 研究棟2階、第8会議室
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

(話題提供1)小松 明(帝京大学・神経科学)
【タイトル】臨床におけるプラシーボ治療の現在
【要旨】プラシーボ(偽薬)は治験で実薬に対する対 照として使用され、現在
では被験者からインフォーム ドコンセント(I.C.)を得た上で行われる。一方、
臨 床現場ではプラシーボ効果をねらって「薬」として患 者に与薬する、治療を
目的とした使用法がある(プラ シーボ治療)。プラシーボ治療は患者本人に知
られる と意味を失う処置であるためI.C.の取得が困難であ る。I.C.の取得なし
でプラシーボ治療を行えば生命倫 理の四原則の中の『自立性の原則』と『正義
の原則』 に抵触する。反面、患者を治療するので『善行の原 則』に則り、薬理
学的に不活性な物質を与薬するので 『無加害の原則』に抵触しない。このよう
にプラシー ボ治療は倫理的な問題をかかえた医学的処置である。 臨床現場にお
けるプラシーボ治療の現状を医師、看護 師を対照に全国調査した結果を報告し、
プラシーボ治 療の問題点を考察する。また、日本の生命倫理学にお いて前提視
されているビーチャムとチルドレスの四原 則の基盤をなす直感主義を反省的に
考察したい。
指定討論:水本正晴(北見工業大学・哲学)

(話題提供2)福田敦史(慶應義塾大学・哲学)
【タイトル】自我であることのミニマルな条件を巡って
【要旨】G.ストローソンによって考えられているMinimal Selfとは、1)経験の
主体であり、2)ものであり、3)心的存在であり、4)単一であるような存在者
である。本発表では、このMinimal Selfという概念をとりあげ、自我であるため
に必要な条件とは何かという問題(の一部)について検討したい。まず、
Narrative Selfという概念と対比させてMinimal Selfについての概略を示し、そ
の後、条件1)の「経験の主体」であるためには、どのようなことが必要なのか考えたい。
指定討論:渡辺恒夫(東邦大学・心理学)
その後、18時ごろから懇親会の予定です。時間の許す方は、ぜひ、ご参加下さい。

研究会案内(心の科学の基礎論研究会)http://www.isc.meiji.ac.jp/~ishikawa/kokoro.html

 

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[クッピーより]
 大震災から半年が経ちました。自分の振舞いがどこか未来志向になってきてい
ることに気づきます。被災地や原発との間に距離が出来て、どこか他人事になっ
ているように感じます。距離を縮めるために、先日脱原発集会に行ってみました。
周辺から眺めていただけですが、事態が切実であることを改めて実感しました。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第83号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年9月20日
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  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
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までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時23号======================2011/8/24

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時23号======================2011/8/24

 臨時号をお送りいたします。82号に掲載していたはずの情報です。研究交流委員会内
メルマガ担当の不手際で、関係者の皆様にご迷惑おかけしたことお詫び申し上げます。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□会員からの情報コーナー

■ 公募情報

 ◆西南学院大学人間科学部児童教育学科専任教員

■ 研究会情報

 ◆国際シンポジウム 病いの経験と語り:分析手法としてのナラティヴアプローチの可能性

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■ 公募情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆西南学院大学人間科学部児童教育学科専任教員

1.主要担当科目  子どもの発達と学習(教職科目)・発達心理学及び関連の科目
2.職  名 講師(専任)
3.募集人員 1名
4.応募資格 (1)キリスト教に基づく教育に理解があり、人間科学部の運営に協力でき
る方
(2)関連する保育・教育の科目を担当できる方
(3)博士課程修了 又は それと同等以上の教育・研究歴を有する方
5.採用年月日 2012(平成24)年4月1日
6.応募締切 2011(平成23)年9月15日(水)必着
7.待遇等 西南学院規程による
8.提出書類 (1)履歴書及び職務調書(指定の様式1に従って作成すること)
(2)教育研究業績書(指定の様式2に準じて作成すること)
(3)写真一枚(縦4cm×横3cm)
(4)主要著書・論文などの現物、別刷り、又は写し(5点以内 業績一覧中に○印を付す
こと)
(5)現在までの研究概要及び着任後の研究計画(2000字程度)
(6)これまでの教育実績と本学で行おうとする専門教育への抱負(2000字程度)
(7)子どもの発達と学習 及び 発達心理学の授業計画(半期15回分)
(8)これまでの研究費獲得状況
(9)学位記の写し 又は 修了証明書もしくは学位授与証明書
(10)1名の方からの推薦状 又は 応募者についての所見を求め得る方1名の氏名及び連
絡先
(11)応募書類返送用封筒(書類送付先を参照)
*指定の様式1及び2は本学ホームページの採用情報(下記)を参照のこと。
http://www.seinan-gu.ac.jp/about/staff_employment/employment_infomation.html
*なお、(4)、(9)、(10)及び(11)以外は、原則A4判に書式を統一すること。
*(1)及び(2)については、Word 又は テキストファイルでUSBに保存したものも併せて
提出すること。
9.選考方法      (1)第1次選考 書類審査
(2)第2次選考 研究・教育に関するプレゼンテーション(20分程度) 及び 面接
*選考結果は、選考手続きが終了次第、本人直接通知。
10.書類送付先   〒814-8511 福岡市早良区西新6丁目2番92号
西南学院大学 人間科学部長 野口幸弘 宛
*封筒表面に「児童教育学科教員応募書類在中」と朱書し、書留にて郵送(宅配便も可)
のこと。
なお、著書現物及びUSBは返却するので、必ず、返信用封筒(返送宛先明記)を同封する
こと。
11.担当部署 西南学院大学 人事課 tel: 092-823-3217 fax: 092-823-3238
12.その他
1)応募に関する秘密は厳守いたします。
2)応募書類は今回の選考以外の目的には利用いたしません。
また、著書現物およびUSB以外は原則として返却せず、選考終了後、責任をもってこちら
で破棄いたします。
3)「子どもの発達と学習」は教職に関する科目(幼稚園・小学校教諭免許)であるため、
採用内定者には、後日、文部科学省(教職課程科目)任用審査を受けていただきます。
4)採用内定者は、後日、健康診断証明書(1年以内に受診したもの)をご提出いただきま
す。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆国際シンポジウム 病いの経験と語り:分析手法としてのナラティヴアプローチの可能性

『傷ついた物語の語り手: 身体・病い・倫理』などで知られるナラティヴ研究の第一人者、
アーサー・フランク先生(カナダ・カルガリー大学)をお招きして講演会とシンポジウム
を行います。

事前申し込み要となっていますので、その点、ご注意くださいませ。(暑い中、立ち見がで
たら大変と思ってますので、事前に状況を知りたいのです。ご協力をよろしくお願いします)

日時:2011年8月28日(日) 13:30~16:30(開場・受付開始13:00)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館1階 カンファレンスルーム
入場無料:定員130名(事前申込要)

※ 電子メールにて、件名を「アーサー・フランク国際シンポジウム申込み」とし、本文に
「ご氏名・ご所属等・ご連絡先(E-mailアドレス)をご記入の上、
ars-vive@st.ritsumei.ac.jpまで送信してください。

【プログラム】
13:30~13:40 開会のごあいさつ 立岩真也
13:40~15:10 【基調講演】
 Arthur W. Frank
“Holding One’s Own as an Art of Living: Reflections on Companion
Stories and Narrative Analysis”
15:20~16:20 【シンポジウム】
[話題提供者]
・大野真由子『想像できない痛みを生きる―複合性局所疼痛性症候群(CRPS)
患者の病いの語り』
・大谷通高『「被害」の語り、「病い」の語り。その異同について考える』
・赤阪麻由『病いの語りが生成される場と関係性―多重なセルフの語りから』
[指定討論者]Arthur W. Frank、サトウタツヤ
16:20~16:30 閉会のごあいさつ 松原洋子
主催:立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点、立命館大学
生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所、立命館大学大学院先端総合学術研究科

◇関連リンク
・企画ページ http://www.arsvi.com/a/20110828.htm

(情報提供者 サトウタツヤ 様)

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 臨時23号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年8月24日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.82======================2011/8/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.82======================2011/8/20

 映画「ブタがいた教室」をDVDで観ました。とても面白い映画でした。小学6年生のクラス
で飼育したブタを食べるのかどうか、子どもたちと先生で思い悩みます。倫理学的課題のよ
うに思えますが、心理学的課題でもあります。自分たちで飼育してきた「このブタ」、そし
てこのブタは自分たちと同じように生きているわけです。このブタをめぐる子どもたちと先
生の心理的構図はどのようなものか、ハードな心理学的課題だと思いました。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆震災ワーキンググループより

 ◆研究交流委員会より
  ○『第2回質的心理学研究法セミナー』
  ○大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、突き抜けよう!』

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 
 
 ◆会務委員会より

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆震災ワーキンググループより

 東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 未曽有の大災害にあたり、「理事長からのメッセージ」(本学会ホームページ)を具体化
する一歩として、日本質的心理学会・東日本大震災ワーキンググループ(震災WG)が設置
されました。以下のメンバーが、既存の各委員会と連携しながら活動しています。

 伊藤哲司(茨城大学)
 田垣正晋(大阪府立大学  「質的心理学研究」編集委員会)
 徳田治子(高千穂大学 研究交流委員会)
 八ッ塚一郎(熊本大学 「質的心理学フォーラム」編集委員会)
 矢守克也(京都大学)

 研究合宿の開催(下記を参照)、機関紙への特集掲載、大会でのシンポジウム共催などを
今後予定しています。具体的な内容や活動方針はホームページ「東日本大震災に対する本学
会の取り組み」に掲載しています。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

(八ッ塚一郎)

○研究合宿(茨城・大洗町)のご案内

 東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 震災ワーキンググループでは、未曾有の大災害と、それがもたらした人々への影響につい
て理解を深めるとともに、復興へのささやかな一助となることを期して、下記の合宿研究会
を企画いたしました。関心をお持ちの会員の方々に広くご参加いただければ幸いです。

 会場の大洗町は、津波により大きな被害を受けましたが、それによる犠牲者は幸いありま
せんでした。しかし、海の観光で成り立っている大洗町は、原発事故の余波もあり、少々厳
しい夏を迎えています。被災された住民の方々は、伊藤哲司(震災WG、茨城大学)をはじ
めとする研究者など、多彩な人々と力を合わせて、復興への取り組みを展開しておられます。

 被災を経験された方々の声と、そこから紡ぎだされた活動に耳を傾けることを通して、質
的心理学の課題と可能性を考える場になればと考えております。フィールドに寄り添い、経
験を決して量に還元させない、質的心理学会ならではの研究会となりますよう、震災WG一
同より、会員の皆様のご参加とご助力をお願い申しあげます。

場所:茨城県東茨城郡大洗町
日程:2011年10月8日~10日

初日(8日)15時ぐらいまでに現地に集合
   交通:神戸空港→茨城空港 11時10分発、12時25分着
    (※時間は各自でご確認ください)
   もしくは常磐線で水戸駅乗り換え大洗鹿島線で大洗駅へ(所要時間約30分)
    ※空港や駅には迎えを出します。参加者には詳細の案内を出します。
   ミーティング(1)主旨の確認。アイスブレーキング
   夕食・入浴・懇親会
2日目(9日)
   ミーティング(2)大洗町民の声を聞く
   町内の魚市場で昼食/町内を視察
   ミーティング(3)ワークショップ・災害と質的心理学
   バーベキュー(できれば町民の方も迎えて)
3日目(10日)
   朝食後に解散
    オプションで津波被害の大きかった北茨城市へ車で移動
   津波被害が大きかった大津港あたりを視察
   16時前に高萩駅で解散
     ※16時12分発上野行きの特急あり。
     飛行機で神戸に戻る場合は、水戸あたりにもう1泊する必要あり。

参加費:3万5千円(最高級の老舗旅館を通常より安く提供。2泊4食付き)
    (※宿泊・食事をより安い一般旅館ですませる場合は1万8千円)
    北茨城への視察オプション 2000円

 なお、細かい日程および費用は、参加人数等によって若干変動する可能性があります。10
月に新装開店する老舗旅館のご主人は、大洗復興のプロジェクトを茨城大学の学生らと伊藤
が行っている仲間です。今回特別価格での提供をいただけることになりました。茨城での最
高のおもてなしが期待できます。ミーティングはすべてそちらで行いますので、一般旅館に
宿泊の場合は、徒歩で移動が必要になります。

 申し込み締め切りは9月10日。問い合わせ・申し込みは、伊藤哲司(tetsuji64@ybb.ne.jp
まで。件名に「質心震災合宿申し込み」と記し、下記の項目についてお知らせください。

お名前:
ご所属:
肩書き:
連絡先メールアドレス:
学会への加入:会員/非会員(※費用は変わりません)
ご自身の研究テーマ:
宿泊の希望:老舗旅館/一般旅館
オプション参加(北茨城市大津港視察):あり/なし
その他ご希望等:

*********************************

◆研究交流委員会より:『第2回質的心理学研究法セミナー』

 本年より、試行的に『質的心理学研究法セミナー』を開催いたします。
 この企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、(3)事前課題付きの参
加型の3点が特徴です。
 9月23日の第1回企画は、定員に達しましたため、募集を終了しています。10月22日の第2回
企画は、8月末締切で募集します。ご検討のうえ、ぜひお申し込み下さい。

【申込先】seminar_111022@yahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアンダーバー)
【申込期限】8月31日(水) ※今回の募集が最終になります。
【問い合わせ先】樫田 kashida@ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円、非会員は4,000円。
 ※定員超過時は研究構想案で選抜する。※学会入会は、下記サイトで行って下さい。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/annai.html )(会員資格で申込の場合は、8月中に入会
して下さい)

○第2回質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトづくりの実際と会話分析の初歩(初級者向け)』
 このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプトづくりの実
際と会話分析の実際を、講師と一緒に体験することで、自力で学び続けるきっかけを得よう
とするものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/111022_seminar2.htm
(詳細な情報:振込先・振り込み方法についての指示があります)
【日時】2011年10月22日(土) 10:00~16:30
【場所】京都大学吉田キャンパス 稲盛財団記念館3階 小会議室I
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_b.htm (京阪丸太町駅から鴨川沿いに
北へ2分、川端通と近衛通の角)
【教科書】なし(受講登録者は、HP掲載の参考書等を適宜参照して下さい)
【講師団】川島理恵(東京医科大学)、樫田美雄(徳島大学)、高田明(京都大学)
【募集人数】15~20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1~2枚程度)。
【申込時の記載内容】1)氏名と所属(無所属でも可)、2)連絡先、3)研究主題と研究領域、
4)研究構想案(500字程度)、5)会話分析との接触歴、6)会員/非会員の別

◆研究交流委員会より:大会プレ企画『みんなで研究検討会:話そう、味わおう、突き抜け
よう!』

 広島にて開催される第8回大会前日(11月25日)、大会プレ企画「みんなで研究検討会:話
そう、味わおう、突き抜けよう!」が当委員会と共催で行われます。今回案内するのは、研
究発表者と参加者の募集です。どしどしご応募ください。

【日時】2011年11月25日(金曜、大会前日) 12時半~17時
【場所】安田女子大学(詳細は追ってHPに掲載します。また参加申込者にはメールで連絡し
ます)

【ゲスト】箕浦康子先生
【司会】松本光太郎(茨城大学)

【主催】東京フィールド研究検討会
【共催】日本質的心理学会第8回大会準備委員会、日本質的心理学会研究交流委員会

【概要】東京フィールド研究検討会(とうふ研)は、大学院生においては研究室外で、研究
者においては所属先外で、公にじっくりと長時間の研究検討の機会を提供しています。
今回は、箕浦康子先生をゲストにお招きして、質的心理学会広島大会の前日にプレ企画とし
て研究会を開催いたします。
 募集する研究発表者は2名です。研究発表者は大会参加者に限りますが、研究会には、事前
申込をしていただければ、どなたでも参加できます。
 研究発表者においては、未公刊で、すこし行き詰まりを感じている研究、あとひと山ふた山
が越えられないでいる研究、そのような自分では打開できない状況にある研究について、箕浦
先生や研究会参加者との議論を通して、突き抜けるきっかけを掴んでみませんか。
 参加者においては、研究を育む手助けをすることは、自分の研究実践に必ず活きてきます。
研究発表者以外の参加も積極的に募集しています。

【研究発表者の応募概要】
・募集人数
 2名
・応募資格
 大会参加者に限る。
・応募書類
 研究発表者は、テーマ、概要、そして現状を文章にまとめて、以下のアドレスに応募する。
tofuken2011@gmail.com(とうふ研)。
・応募締切
 9月20日。9月30日までに研究発表者を決定する予定。
・諸費用
 必要ない。

【参加者の申込概要】
 誰でも参加することが出来る。費用は必要ない。座席準備のため、事前に以下のアドレスに
申込が必要。tofuken2011@gmail.com(とうふ研)。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 日本質的心理学会会員の皆様

 この蒸し暑い真夏の日々をどのように過ごしていらっしゃいますでしょうか。8月は大学
に勤めている者にとって、授業から解放されるしばしの安息の日々‥‥のように見えますが
、そう見えるだけで、この時期に溜まっている仕事を少しでも片付けていかないと後で泣き
を見ることになります。『質的心理学研究』の編集の仕事もそこに含まれるものの一部です。
 現在、編集委員会ではいくつかの仕事を並行して行っています。中心になるのはもちろん
、第11号に掲載する原著論文を決定したり手直しをお願いしたりという作業です。しかし同
時に、書評特集などの編集作業もあります。11号の書評特集「会話分析の新しい展開―こと
ばと身体の連鎖分析 」(細馬宏通 責任編集)は執筆にかかっているところです。また、小
特集として緊急に企画された、質的心理学の視点から震災を考えるための書籍の紹介と書評
についてもとりあえず順調に進行しています。
 これらは比較的ページ数も少ないので、添えものとしてさらっとすませているように思わ
れるかもしれませんが、決してそうではありません。たとえば書評特集は、まず編集委員会
でいくつかのテーマ候補を出し、種々の条件を勘案しながらそのなかから特集テーマと責任
編集者を決めます。次いで責任編集者がテーマ選定の理由をまとめる一方、責任編集者を中
心に適切な書籍と執筆者を選び、執筆を依頼することになります。原稿が届くとその内容を
確認し、必要に応じて修正をお願いします。この一連の過程はけっこう手間のかかる作業で
す。次号ではさらに、上記の震災対応企画を並行させており、これもささやかながら新たな
挑戦と言えると思います。分量的には少ない書評特集の背後にも、そういう手間暇が隠れて
いることを少しだけお伝えしておきたいと思います。
 大震災の被災地ではまだ避難所で生活されている方々もおられますし、自宅や故郷から遠
く離れての生活を余儀なくされている方々もおられます。そうした方々を直接支えることは
できなくとも、最低限、身の回りでできることをしっかりやらなければと思っています。そ
れはたとえば節電であり、また私たちにとっては、この編集作業です。今後もご支援のほど
よろしくお願いします。

(編集委員長 能智正博)

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◆会務委員会より

 11月の学会にむけて多くの方を新入会員としてお迎えできました。
 
8月11日現在の会員状況は以下のとおりです。

 ●会員数 : 1031名
 ●2011年会費納入率 : 53%

 広島でお会いできるのを楽しみにしています(会場は安田女子大学です)。

(会務委員会 サトウタツヤ)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 
 皆さん、夏休みに入り、研究に、もしくは被災地支援に力を注いでおられると思います。
いや、オープンキャンパスをはじめ様々な雑務に時間を割き、それどころではないと憂鬱な
気分の方もおられると思います。安心してください。そんな人間がここにもいます。お盆も
勤務先で仕事をしていました。あと少しガンバロ~。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第82号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年8月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時22号======================2011/7/30

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時22号======================2011/7/30

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆研究交流委員会より
  ○「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集延長

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◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集延長

 2011年度の研究助成の応募につきまして、7月末が応募締め切りでしたが、
8月14日まで締切を延長しました。皆様どうぞ奮ってご応募ください。
 なお、応募要領は下記の通りです。

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集をいたします。ふるって応募くだ
さい。

 「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。
 継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】申請時に大学院在学中であることが条件です。研究
計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を
記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理
学会 研究奨励制度応募」としてください。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してください)

○「研究企画助成制度」の応募要領

 研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円~最高10
万円を助成します(1~2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

 講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】研究計画書および予算計画書の様式を学会ホーム
ページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付して
ください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてく
ださい。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

 助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
 さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 臨時22号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年7月30日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.81======================2011/7/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.81======================2011/7/20

 女子サッカーワールドカップで、日本チームが優勝しました。裏番組で放送して
いた男子サッカー南米選手権準々決勝では、パラグアイが強豪ブラジルを破りまし
た。最近サッカーを観ていると「Collective(集合的な)」という言葉をよく耳に
します。あらためて、サッカーの単位はチームであって、個人の能力はチームにお
いて生きてなんぼだと感じさせられました。サッカーは難しい、だからおもしろい!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

 ◆研究交流委員会より
  ○新企画『質的心理学研究法セミナー』
  ○「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆人文死生学研究会・心の科学の基礎論研究会 合同研究会

 ◆東京フィールド研究検討会

■ 著書の紹介
 
 ◆大倉得史(著)『「語り合い」のアイデンティティ心理学』京都大学学術出版会

 ◆Encyclopaideia - Journal of Phenomenology and Education, XV(29), 2011』

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

メルマガ6月号でもお知らせしましたように、日本質的心理学会第8回大会は、
晩秋の広島で開催いたします。詳細は、第8回大会HPをご覧ください。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yasuda/index.html
                               
会期:2011年11月26日(土)・27日(日)
会場:安田女子大学 (広島市中心部からアストラムラインで20分)
大会テーマ:文化とプロフェッションの生成と継承
大会記念講演(一般公開):「現代日本の霊性と鎮魂-受け継がれてきた癒しの心-」
 講演者:内田樹先生(神戸女学院大学 名誉教授)

【大会時講習会】
第8回大会講習会の具体が決定しました。サトウタツヤ先生と好井裕明先生には、
昨年度の茨城大会での講習会が大好評でしたので、今回その第2弾をお願いし
ご快諾いただきました。講習会の参加申し込み手続きは、第8回大会HP
「各種お申し込み」欄に掲載しています。

『ステップ質的研究法TAE』       講師: 得丸さと子先生 (日本女子体育大学)
『TEM(複数経路・等至性モデル)入門』  講師: サトウタツヤ先生 (立命館大学)
『エスノメソドロジ―入門』           講師: 好井裕明先生 (筑波大学)

【各種お申し込み】
研究発表・シンポジウム・小講演の申し込みは、7月31日(日)までに、
第8回大会HPの「各種お申し込み」の手続きにしたがってお申し込みください。
多数のお申し込みを期待しています。

1) 研究発表:今大会のテーマ、その他の研究発表(ポスター発表)
2) シンポジウム:各種委員会企画、自主シンポジウム
3) 小講演:大会のメインテーマに関する質的研究に携わってこられた先生に
  お願いして、ご自身の研究と研究法について語っていただきます。
  (自薦、他薦を問わず、ご推薦下さい)

【大会までのスケジュール】
7月31日     個人発表(ポスター)・会員企画シンポジウム申込期限
8月10日     個人発表・会員企画シンポジウムの可否のお知らせ
9月10日     会員企画シンポジウム等の抄録提出締切
9月23日     プレ企画1
10月10日    予約参加申込締め切り
11月25日    プレ企画2
11月26日・27日 本大会開催

皆様のご参加を、準備委員一同、心よりお待ちしています。

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◆研究交流委員会より:新企画『質的心理学研究法セミナー』

 会員の技能習得のニーズに答えるべく検討を重ねてきました。その結果、本年より、
試行的に『質的心理学研究法セミナー』を開催することといたしました。
 この企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、(3)事前課題付
きの参加型の3点が特徴です。
 来年度以降の継続は今期の成果に依ります。是非、ご参加下さい。

【申込先】seminar_110923@yahoo.co.jp
      (※seminarと数字の間にアンダーバー、@を半角に)
【申込期限】7月31日(日) ※定員に達する見込みです。
【問い合わせ先】樫田 kashida@ias.tokushima-u.ac.jp(@を半角に)
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円、非会員は4,000円。
 ※定員超過時は研究構想案で選抜する。※学会入会は、下記サイトで行って下さい
   http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/annai.html

○第1回質的心理学研究法セミナー
『インタビューの仕方とまとめ方の初歩(半構造化面接の場合)』
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yasuda/pre-program.html
(詳細な情報)
【日時】2011年9月23日(金・祝)
 10:00~16:30(前便で18:30と記載したのは誤りです)
【場所】安田女子大学9号館5階 9521教室
http://www.yasuda-u.ac.jp/top/campus/campusmap/index.html
【教科書】能智正博著、『質的研究法』、2011、東京大学出版会
【講師団】樫田美雄(徳島大学、日本質的心理学会研究交流委員会委員長)ほか
【申込時の記載内容】1)氏名と所属(無所属でも可)、2)連絡先、3)研究主題と研究領
域、4)研究構想案(500字程度)、5)会員/非会員の別

○第2回質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトづくりの実際と会話分析の初歩(初級者向け)』
 このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプトづくり
の実際と会話分析の実際を、講師と一緒に体験することで、自力で学び続けるきっかけ
を得ようとするものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/111022_seminar2.htm
(詳細な情報)
【日時】2011年10月22日(土) 10:00~16:30
【場所】京都大学吉田キャンパス 稲森財団記念館3階 小会議室I
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_b.htm (京阪丸太町駅から鴨川
沿いに北へ2分、川端通と近衛通の角)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師団】川島理恵(東京医科大学)、樫田美雄(徳島大学)、高田明(京都大学)
【募集人数】15~20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1~2枚程度)。
【申込時の記載内容】1)氏名と所属(無所属でも可)、2)連絡先、3)研究主題と研究領
域、4)研究構想案(500字程度)、5)会話分析との接触歴、6)会員/非会員の別

◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集を開始いたします。ふるって応募
ください。

 「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。
 継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】申請時に大学院在学中であることが条件です。研究
計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を
記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理
学会 研究奨励制度応募」としてください。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。
【〆切】2011年7月末

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してくださ
い)

○「研究企画助成制度」の応募要領

 研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円~最高10
万円を助成します(1~2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

 講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】研究計画書および予算計画書の様式を学会ホーム
ページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付して
ください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてく
ださい。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。
【〆切】2011年7月末

 助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
 さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 『質的心理学研究』編集委員会では、5月の理事会以降、論文や特集、書評特集の
編集作業に加えて、2つの新たな課題に取り組んでおります。

 1つは、東日本大震災に関わる企画です。すでに日本質的心理学会では、震災にかか
わる対応を幾つか開始しております。当編集委員会では、前回のメールマガジンでも
ご紹介しましたとおり、震災のその後を考えていくために参考になる、文献情報の書
評特集を企画しました。このたびの震災は、質的研究を軸にして多分野の専門家が集
まる本学会に、大きな問いを投げかけていると思います。その問いを、しっかり受け
止めていくための手がかりとなるような書籍や関連文献をご紹介できるように、編集
委員および震災対応ワーキンググループメンバーの間で情報を交換し合っております。
またこの小特集は、2014年に発刊予定の第14号の特集「社会に関わる質的心理学」(仮題)
へと連なっていく、出発点にあたる企画でもあります。本年度末に刊行される11号に掲載
される予定ですので、楽しみにお待ちください。

 2つ目は、電子投稿システムの導入に向けた具体的な検討です。現在は、執筆された
論文原稿は郵送されて学会事務局に届き、諸々の手続きを経てから、査読者へ郵送され
て審査されます。論文原稿をしっかり管理して、著者と査読者の橋渡しをすることは、
学会事務局、および編集委員会の大切な業務となっておりますが、紙媒体を扱うことに
伴って多くの時間と労力を要しているのも事実です。投稿する側も、原稿や資料を何部
もコピーして郵送するなど、煩わしさを感じるところもあったのではないかと思います。
そこで、少しでもスムーズに査読や編集作業を進めていくために、電子投稿システムの
導入を考えました。導入時期は、改めてお知らせいたします。
 今回、ご紹介させていただきました取り組みは、『質的心理学研究』にとって大きな
動きです。これらは、会員の皆さまにも、少なからぬ影響を及ぼす取り組みであると思っ
ております。今後もそのつど、進捗状況をお伝えいたしますので、ご確認をよろしくお願
いいたします。

(『質的心理学研究』副編集委員長 西村ユミ)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

第3号緊急特集「質的心理学の東日本大震災」メルマガ連載第4回

 『フォーラム』第3号緊急特集の一部をメルマガで連載しています。第4回は塩瀬隆之
先生にご執筆いただきました。企画趣旨については、連載第1回(2011年4月,78号)を
ご覧下さい。(担当:八ッ塚一郎(特集幹事)・山田富秋)

☆──「原子力発電所事故と科学コミュニケーション」塩瀬隆之(京都大学)

 東日本大震災の発生から3カ月を経て、なお復興だけに全神経を集中できない理由の一
つに、福島第一原子力発電所の事故があげられる。予断を許さない日々の状況変化を世界
中が見守る一方で、次世代のエネルギー政策をめぐっての論争も激しさを増している。本
稿は、反対論にも推進論にも依拠しない。隠蔽体質やいずれかの指導力の有無を糾弾する
ことも目的としない。ただ市民と専門家とのあいだで起こっていたコミュニケーションの
齟齬に注目した一つの試みについてのみ紹介する。

 事故発生直後からテレビや新聞報道を通じて、ベクレルやシーベルトといった専門用語
の羅列が市民を混乱させた。「ただちに大きな影響を心配するレベルではない」という専
門家の意味深な表現が、子育て中の母親をよりいっそう不安に陥れた。専門家の一部は、
放射線のイロハ程度はどの市民も学んでおくべきだと科学リテラシーの不足を嘆く。市民
の一部は、言説が難解な専門家のコミュニケーション能力の不足こそを問題視する。科学
技術をめぐる説明と理解の溝、これをいかに埋めるかが科学コミュニケーションに寄せら
れた期待であった。科学コミュニケーションの活動は「この日」に間に合わなかったのか。
科学コミュニケーションに関わる研究者には、無力感におそわれた者も少なくない。一方
で、今回の問題は、科学に対して日頃より興味関心を抱かせ、冷静に批判的解釈の力を提
供する科学コミュニケーションの範疇ではそもそもなく、クライシスコミュニケーション
の問題だと断じる者もいた。しかし、市民にとってはその細かな定義の差異そのものが意
味をなさない。科学コミュニケーションに同様の期待が寄せられることは容易に想像され、
市民と専門家とのあいだで「科学の言葉」が通じ合わなかったことは疑いない事実である。

 筆者は、京都や大阪でコミュニケーションに関する活動・研究に携わっている若手有志
とともに、3月22日に原発問題をめぐるコミュニケーションギャップに関する意見交換会を
開いた(報告記事はhttp://hdl.handle.net/2115/45785)。元原子炉実験所所長をはじめ、
放射線影響やリスクコミュニケーションに明るい専門家、報道関係者、小中高校の先生ら
教育関係者を含めた50名が集まった。事態の収束、先行きが見えない中での開催に躊躇す
る声もあったが、慎重に議論を重ねた上で当時の不確実な情報に対する生の市民感情や混
乱をありのままに記録する必要性があった。同時に、科学技術への過信や妄信を払しょく
する冷静な態度、「科学の言葉」がどれほど市民と専門家の間で理解が共有されているか
を知る必要があった。

 会場には、深刻な状況下で参集したという自覚からか、緊張した面持ちで臨んだ人が多
かった。しかし、それでも一人一人、なにかせずにはいられないと思っていた中で、この
場の中で真摯に言葉を交わし合うことへの決意の表情もうかがうことができた。ある報道
関係者からは、「判断のために必要な情報が出つくしているのかを知りたい」といった態
度で情報収集に挑む一方で、次から次へと専門用語がでてきて、「結局,何が知りたかっ
たのか分からなくなってきた」という困惑した言葉が寄せられた。一人の高校生の「自分
が『このような疑問を持っているのだ』という情報発信をした上で情報を受け取りたい」
という発言には、参加者一同がハッとさせられた。「科学の言葉」は専門家だけのもので
はなく、市民とともになければならない。市民と専門家との共通言語としての「科学の言
葉」を探る試み、それが科学コミュニケーションの果たすべき役割ではなかろうか。

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◆会務委員会より
 
 7月15日現在の会員数は1011名です。

 会費納入率は以下の通りです。
 ●2010年会費納入率 : 71%
 ●2011年会費納入率 : 48%
 会費納入をよろしくお願いします。また、今年の学会に新しい会員をお誘いください。

 トルコのECPに出席してきました。「文化と心理学」に関するポスター発表は、大変フレ
ンドリーな雰囲気で、様々な文化心理学研究者と知り合いになれました。質的心理学関係
でも国際学会がいくつかありますので、ぜひ皆さんも体験してほしいと思います。

(会務委員会 サトウタツヤ)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆人文死生学研究会・心の科学の基礎論研究会 合同研究会

 第九回人文死生学研究会を、心の科学の基礎論研究会との合同研究会として、
下記の通り実施いたします。ふるってご参加下さい。
【日時】2011年7月23日(土) 午後1時30分~5時45分
【会場】明治大学駿河台研究棟  3階・第10会議室    
(研究棟はリバティータワーの裏手の12階建ての建物です。次の地図をご参照下さい。)
http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html
【趣旨】かって死はタブーでしたが、近年は死生学の研究も盛んになっており、
その多くは臨床死生学です。しかし、自分自身の死についての洞察が臨床死生学
の基礎には必要と思われます。人文死生学研究会は、そうした一人称の死に焦点
を当て、哲学、倫理学、宗教学、心理学、人類学、精神医学から宇宙論にまで及
ぶ、学際的な思索と研究の場として発足しました。
 今回で九回目になりますが、
これまで「刹那滅」「輪廻転生」「死の非在論証」「人間原理」などがテーマとし
て取り上げられました。これらのテーマは、死に対する洞察が、哲学や科学におい
て古くから問題にされている自我と時間の探求を、おのずから要請していることを
明らかにしています。
 今回は、哲学的時間論の問題として「現在主義」、理論物理学と自我の問題とし
て「量子自殺」を話題に取り上げます。
【内容】1)「人文死生学研究会」の従来の議論の経緯 重久俊夫 (人文死生学
研究会世話人・西洋史、哲学) 1時30分から 
2)時間の経過について :現在主義の観点から 左金武(哲学・大阪大学)2時15
分ごろから
3)量子自殺の可能性・「私」の存在の客観的価値について 三浦俊彦(哲学・和
洋女子大学、「人文死生学研究会世話人」) 4時ごろから
・その後、6時ごろから懇親会の予定です。時間の許す方は、ぜひ、ご参加下さい。
【参加資格】趣旨に関心のある方はどなたでも参加できます。申し込みは必要あり
ませんが、会場準備のため、できれば事務局(重久)まで、ご一報下さい。
(世話人・代表) 渡辺恒夫 psychotw@env.sci.toho-u.ac.jp(@を半角に)
(世話人) 三浦俊彦
(世話人・事務局)重久俊夫 ts-mh-shimakaze@yacht.ocn.ne.jp(@を半角に)
心の科学の基礎論研究会に関しては、HPをご参照下さい。http://www.isc.meiji.ac.jp/~ishikawa/kokoro.htm

(情報提供者 渡辺恒夫 様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

 今回は、東京ではなく、茨城県・水戸市にて研究検討会を行います。水戸が
東日本震災にて被った被害は、沿岸部の被災地と比べると軽微とはいえ、街は
厳しい状況に陥っています。今回の研究検討会は、公に研究を検討する機会と
いうだけでなく、直接人とお金が動くことも期待して水戸にて行います。
 今回研究検討を行うテーマは、いずれも中学生と幼児とのふれ合いです。こ
の地でのふれ合いを通して、新たな何かが生まれることを期待しています。
 東京から水戸まで特急電車で1時間ちょっと、高速バスで2時間でアクセスで
きます。ぜひご参加ください。
 参加希望の方は、研究会後の懇親会の参加希望と併せて、下記の申込先まで
メールにてご連絡ください。

【日時】2011年7月23日(土)12時~17時
【場所】茨城大学 水戸キャンパス 人文学部A棟 コラボレーションルーム
http://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/campus/mito/index.html
【申込先】松本光太郎[m-kotaroアットmx.ibaraki.ac.jp] (アットを@に)

【研究検討1】
「中学生と幼児のふれ合い体験における幼児にとっての意義について」
天野美和子(白梅学園大学)

【研究検討2】
「中学生と幼児との交流活動の授業づくりとナラティブ・アプローチによる中
学生の学習経験の変容」
小高さほみ(秋田大学)
 
【世話人】荒川歩(武蔵野美術大学)・徳田治子(高千穂大学)・松本光太郎
(茨城大学)

(情報提供者 荒川歩 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆大倉得史(著)『「語り合い」のアイデンティティ心理学』京都大学学術出版会

 博士論文を出版用に書き直したものです。5人の友人協力者に対して「語り合い法」
を用いた調査を行い、現代の青年がどのようにアイデンティティ問題を生きているの
かを考えています。前著『拡散 diffusion』で十分できなかった理論的検討を徹底的
に行っていますので、よければご一読ください。      

(情報提供者 大倉得史 様)

◆Encyclopaideia – Journal of Phenomenology and Education, XV(29), 2011』

 イタリアのボローニャ大学で編集している、世界でも珍しい現象学的教育学心理学
関連の国際誌。4篇の原著論文は、2篇がイタリア語、2篇が英語で、うち1篇は日
本人による寄稿ということで、紹介します。
From Spiegelberg's "I-am-me" experience to the solipsistic experience:
Towards a phenomenological understanding. Pages 91-113, by Tsuneo Watanabe
ジャーナルのサイト http://encyclopaideia.it/?lang=en      

(情報提供者 渡辺恒夫 様)

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[クッピーより]
 
 節電の夏、いかがお過ごしでしょうか?この夏は研究室の蛍光灯が6本中4本
持っていかれました。エアコンは集中管理になり、先ほど(午前10時)想定す
る電力使用量をオーバーしたそうで、エアコンが切られました。加えて、想定
する電力使用量がオーバーしたままであれば、すべての電源を落とすとアナウ
ンスがありました。被災地の人たちや福島原発の作業員を思えば、大したこと
はない・・・と思いつつ、暑いです。皆さんの地域ではいかがでしょうか?

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第81号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年7月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
   情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
  (メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.80======================2011/6/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.80======================2011/6/20

 第8回広島大会の案内が届きました。このタイミングで広島を訪ねることはめ
ぐりあわせのようなものを感じます。先の戦争において原子力爆弾が投下された
ことに加えて、広島には海と山と空の結節点のように感じられる厳島神社があり
ます。自然とは何だろうか、そんな思索を深めに大会の前後に訪れてみてはいか
がでしょうか。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

 ◆研究交流委員会より
  ○新企画『質的心理学研究法セミナー』
  ○「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集
    ○研修会「子どもをみる行為をみつめなおす」の開催報告

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第1次世界健康質的研究学術大会(ソウル)  
  テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

 ◆東京フィールド研究検討会

■ 著書の紹介
 
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆日本質的心理学会第8回大会のご案内

日本質的心理学会第8回大会は、晩秋の広島で開催いたします。
第8回大会HPを公開しました。http://home.hiroshima-u.ac.jp/yasuda/index.html
                               
会期:  2011年11月26日(土)・27日(日)
会場:  安田女子大学 (広島市中心部からアストラムラインで20分)
大会テーマ:  文化とプロフェッションの生成と継承

 本大会のメインテーマは、『文化とプロフェッションの生成と継承』といたしま
した。文化の生成は、心理学、社会学、教育学、福祉学、医学、看護学、人類学、
建築学等、本学会会員のあらゆる専門分野にまたがり、有機的な連関をもっていま
す。そしてそれぞれの分野で発展してきたプロフェッショナル・ワークはまた、歴
史と社会の接点に生み出される「文化」そのものです。一方で、今日、それらの文
化やプロフェッションは、厳しい継承の危機に直面しているとも言わざるを得ませ
ん。本大会では、 それらの生成と、世代を超えた継承の営みについて、参会者の皆
さまとともに考えていきたいと思います。
 大会の内容は、これまでの大会を引き継ぎ、次のような企画を予定しています。大
会HPのそれぞれのページをご覧ください。
1) 研究発表: 今大会のテーマ、その他の研究発表(ポスター発表)
2) シンポジウム:  準備委員会企画、各種委員会企画、自主シンポジウム
3) 小講演:  大会のメインテーマに関する質的研究に携わってこられた先生にお願い
して、ご自身の研究と研究法について語っていただきます。(自薦、他薦を問わず、
ご推薦下さい)
4) 質的研究法・データ分析法に関する講習会: 本学会が発足した当初からの「質的
心理学研究法」に対する熱い関心を引き継ぎ、 さらなる発展をめざして、  講習会
を開催します。 
 大会記念講演(一般公開)として、内田樹先生(神戸女学院大学 名誉教授)をお迎え
し、「現代日本の霊性と鎮魂?受け継がれてきた癒しの心?」というテーマでご講演
をいただきます。内田樹先生は、皆様もよくご存じのように、現代のわが国において、
教育・社会・文化等の領域で、最もシャープな論客のお一人です。講演のテーマは、
東日本大震災を経験したわが国の現在の心的状況と被爆地 広島での開催にふさわしい
ものと考えています。
 大会の詳細及び申し込み方法等は、第8回大会HPの参加案内・申し込みページにてご
案内しています。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

第8回大会準備委員一同
委員長 岡本祐子
   
事務局から(澤田英三)
 日本質的心理学会第8回大会は、広島市北部(中心部から20分)に位置する安田女子
大学で行います。岡本祐子委員長をはじめとして、広島近郊を準備委員の知恵を出し合
い広島大会としての企画内容を考えておりますが、特別な催しを準備しているわけでは
ありません。ただ、もてなしの心は大切にしながら、参加者のみなさまをお迎えしたい
と思っています。
 研究発表(ポスター)は、オープンなアトリウムに2日間掲示し、責任在席時間外で
も発表者との議論や発表者抜きでの議論が展開できるようにします。 特に今大会では、
質的心理学研究第12号特集テーマ『「個性」の質的研究』に関連する個人発表を区分け
して、特集テーマに関する議論ができるスペースを設けます。また昨年度と同様に、研
究発表は1日目(11/26)午前中に行い、その夕方の懇親会で優秀発表を表彰する予定で
す。懇親会は、昨年度の茨城大会と同様に、学内の学生食堂で行います。院生のみなさ
んも参加しやすい値段設定にしていますので、こちらにも積極的に参加していただいて、
さまざまな研究者と交流できることを願っております。
 大会の企画・運営に関して、不明な点、ご希望などがありましたら、
japq8jimu@yasuda-u.ac.jpまでお問い合わせください。
 なお、第8回大会は、下記の委員で準備させていただくことになりました。何卒よろ
しくお願い申し上げます。

第8回大会準備委員会
 岡本祐子(委員長,広島大学)、澤田英三(事務局長,安田女子大学)、南 博文(九
州大学)、田中共子(岡山大学)、中坪史典(広島大学)、鹿島達哉(広島国際大学)、
小嶋由香(安田女子大学)、永田彰子(安田女子大学)、 渡邉照美(くらしき作陽大学)、
奥田紗史美(神戸女学院大学)、岡花祈一郎(福岡女学院大学)
協力委員
 境愛一郎(広島大学)、深瀬裕子(広島大学)

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◆研究交流委員会より:新企画『質的心理学研究法セミナー』

 会員の技能習得のニーズに答えるべく検討を重ねてきました。その結果、本年より、
試行的に『質的心理学研究法セミナー』を開催することといたしました。
 この企画は、①長時間(4時間以上)の講習、②事前登録制の少人数、③事前課題付
きの参加型の3点が特徴です。
 来年度以降の継続は今期の成果に依ります。是非、ご参加下さい。

【申込先】seminar_110923@yahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアンダーバー)
【申込期限】6月30日(木) ※定員に満たない場合は再募集
【問い合わせ先】樫田 kashida@ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円(学会との同時入会も可)、
非会員は4,000円。 ※2回を同時に申し込んだ場合、優先的に選抜され、かつ登録料が
500円安くなる。 ※定員超過時は研究構想案で選抜する。
【オプション】課題が十分なレベルで達成されたと認定された方には、セミナー受講に
関する修了証を郵送します。

○第1回質的心理学研究法セミナー
『インタビューの仕方とまとめ方の初歩(半構造化面接の場合)』
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/110923_seminar1.html
(詳細な情報)
【日時】2011年9月23日(金・祝) 10:00?18:30
【場所】安田女子大学9号館5階 9521教室
http://www.yasuda-u.ac.jp/top/campus/campusmap/index.html
【スケジュール】9:45受付開始(班分けした名簿の配布)
10:00?11:00 第一講義 インタビュー方法の概説
11:10?11:50 模擬インタビューと質疑(登壇者1名立候補募集中)
11:50?12:30 第一グループワーク(6人ずつ3班)
13:30?14:00 第二講義 インタビューからデータ分析へ
14:10?14:40 第一グループワークの発表
14:40?16:10 第二グループワーク
16:10?16:20 総括討論とまとめ
16:20?16:30 事後課題(オプション)の説明
【教科書】能智正博著、『質的研究法』、2011、東京大学出版会
【講師団】樫田美雄(徳島大学、日本質的心理学会研究交流委員会委員長)ほか
【申込時の記載内容】1)氏名と所属(無所属でも可)、2)連絡先、3)研究主題と研究領
域、4)研究構想案(500字程度)、5)会員/非会員の別

○第2回質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトづくりの実際と会話分析の初歩(初級者向け)』
 このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプトづくり
の実際と会話分析の実際を、講師と一緒に体験することで、自力で学び続けるきっかけ
を得ようとするものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/111022_seminar2.htm
(詳細な情報)
【日時】2011年10月22日(土) 10:00?16:30
【場所】京都大学吉田キャンパス 稲森財団記念館3階 小会議室I
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_b.htm (京阪丸太町駅から鴨川
沿いに北へ2分、川端通と近衛通の角)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師団】川島理恵(東京医科大学)、樫田美雄(徳島大学)、高田明(京都大学)
【募集人数】15?20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1?2枚程度)。
【申込時の記載内容】1)氏名と所属(無所属でも可)、2)連絡先、3)研究主題と研究領
域、4)研究構想案(500字程度)、5)会話分析との接触歴、6)会員/非会員の別

◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集を開始いたします。ふるって応募
ください。

 「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。
 継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】申請時に大学院在学中であることが条件です。研究
計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を
記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理
学会 研究奨励制度応募」としてください。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。
【〆切】2011年7月末

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してくださ
い)

○「研究企画助成制度」の応募要領

 研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円?最高10
万円を助成します(1?2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

 講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】研究計画書および予算計画書の様式を学会ホーム
ページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付して
ください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてく
ださい。
【連絡事項】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。
【〆切】2011年7月末

 助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
 さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

◆研究交流委員会より:研修会の開催報告

 研究交流委員会による大会外企画として「子どもをみる行為をみつめなおす」が
実施された。大阪の私立幼稚園の園内研修の場を借り,公開保育とその後の研修か
らなる二部構成の会であった。以下に研修の概要を記し報告としたい。

 自由時間のKの様子をどうみるかが議論の焦点とされた。期せずして研究者と実践
者が同じ子どもに目を止めていた。Kは遊びに没頭しているとは言いがたい様子であっ
た。「この様子は園の環境構成に問題があるためか」という問いに対し,フロアから
別の視点が提出された。「3歳児Kにとって,園生活に慣れる重要な試行錯誤の過程を
過ごしている」という見方であった。意見を求められたKの担任・副担任とも,この
視点に同意した。担任・副担任は,いまここを自分なりに過ごすKを受け止め,見守
る時期と捉えていた。年長クラスで過ごす(Kと似た)兄との比較から,他の教員も
その意見に同意した。
 一見,遊びに没頭できていないと映るKの様子は,あるいはこの園が目指す環境構
成の産物とポジティブに捉えることができるかもしれない。直近の園便りにこうある。
「幼稚園には園生活に必要なもの以外は持ってこないようにして下さい」。近年では
保護者のニーズに沿い,何もかもが豊富に揃う園もある。加えて園児たちは日常生活
においても,豊かな物資に囲まれて暮らしている。言うなれば「退屈する暇がない」
状態を生きている。しかしこのような環境下で,保育が目指す能動的な(自己性をもっ
た)子どもは育つのか。環境を制限し,子どもの試行や工夫を待つ保育は,子どもの
みならず大人にとっても我慢が求められる。敢えてそのような保育を選び,保護者の
理解を求めつつ進める当園の保育において,Kはねらったいまを生きているとも捉え
られた。
 今後の課題としてKの今後が挙げられた。当園を安定的また没頭して過ごした子ど
もが卒園(就学)後,学校生活に不適応を示す場合がある。子どものもつ個性とそれ
を育てる環境とのマッチングの観点から,Kの今後が考えられなければならない。
 なお実践者と同じ子どもに目を向け,研修会の議論を主導した研究者は,主に質的
な方法論に依拠する研究者であった。また,兄との比較からKを見守る保育に根拠を
与え,かつKの今後を課題として指摘したのは,量的・縦断的研究者からの示唆であっ
た。
 互いの視点の異同に気づき,それを越えて協働に至るという目標は,本研修会を経
てその第一歩が踏まれたものと考えられる。

(研究交流委員会 梅崎高行)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

 秋の年次大会の準備が動き出しています。本誌編集委員会では、今年も特集と
連動させた企画を準備しています。再来年度末に刊行される第13号のための特集
は、「「個性」の質的研究?個を捉える、個をくらべる、個とかかわる?」(責
任編集者:渡邊芳之・森直久)です。このタイトルを冠した編集委員会企画シン
ポジウムで、大いに議論を深めたいと思います。次の研究への着想が生まれたり、
論文をまとめる視点への好刺激が得られたりして、特集論文の投稿につながって
いくようにと願っています。

 現在募集中の特集論文は、来年度末発刊予定の第12号への掲載を目指した「文化
と発達」です。昨年度の年次大会では、この題を掲げて編集委員会企画シンポジウ
ムが行われ、多くの方々と関心を共有することができました。こちらの締め切りは、
来る10月末日です。すでに論文が届き始めており、締め切りが近づくほど増えると
思われます。
 本年度はまだ始まったばかりですが、特集論文と一般論文をあわせて4月と5月の
新規投稿数は計2本となっています。今後のご投稿をお待ちしております。

 今年度末に発刊される第11号に向けては、このたびの震災という大きな体験に向
き合い、私たちに何ができるかを問うために、緊急に書評特集を一つ追加する方向
で考えています。進むべき道を探る一助となる書籍を紹介していく予定であり、そ
れらをよすがに、これからを一緒に考えていければと思います。

(副編集委員長 田中共子)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

1.意見論文を募集しています!

 第2号の特集「物語りと共約幻想」に対する意見論文を募集しています。(第3
号掲載予定)
(1) 原稿の分量:1,700 字以上3,600 字以内(手引きの書式1 ページ35 字× 32行
で約1.5 枚?3.2 枚)。
(2) 締切: 2011年6月30日(木)メール入稿必着
※詳細は、質的心理学フォーラム第2号116ページをご覧ください。

2.第3号緊急特集「質的心理学の東日本大震災」メルマガ連載第3回

 『フォーラム』第3号緊急特集の一部をメルマガで連載しています。白柿綾先生
は、看護師として、発災直後の福祉避難所に外部から支援に入られました。連載の
企画趣旨についてはメルマガ78号(2011年4月)をご覧下さい。(担当:八ッ塚一
郎(特集幹事)・山田富秋)

☆──「情熱と冷静を超えたところ」白柿綾(特定医療法人 和ホスピタル 看護師
(愛媛県松山市))

 3月27日、私は支援ボランティアの機会を得て宮城県石巻市を訪れた。震災直後に
組織された「東北関東大震災・共同支援ネットワーク」を通じて、避難所で支援活動
をしている人たちを支援するという目的で、ある知的障害者施設に1週間滞在すること
になった。そこは震災前に施設としては閉鎖されていたが、奇跡的に津波の難を逃れた
建物で、他に設置された避難所から何らかの生活上のケアが必要な方々が運びこまれ
ており、そしてその方々をこの施設の福祉法人職員が支援しているという場所だった。
つまり、ここで支援活動をしている主体は、自らも被災して避難生活を送りながら他
の避難者を支援している人びとであった。

 こういった場所で外から行ってできることは何か、結局私は滞在した1週間ずっと
このことを考え続けていたように思う。というのも、震災から2週間が経過したその頃、
外からやってくるボランティアの「何かやってあげたい」という思いが「何とかしよう」
と踏ん張っている地元の支援者たちの気持ちを邪魔することがあるという声を聴いたか
らである。避難所に入る前日にこの話を聞きながら、ボランティア事務局で「出しゃば
らない。張り切らない。いいとこ取らない」という心構えを教わった。今から思えばこ
の心構えはすごく当たり前のことだけれど、当時の私は行き過ぎた情熱がこみあげてい
たのだろうか、正直なところ心の中は少し動揺したが、この感情体験はとても貴重だっ
たと思う。

 実際、ライフラインが整わず、避難者や支援者の出入りが激しく、混乱していた避
難所の中で私は一日に何度も「冷静に」と自分に言い聞かせることがあった。続々と
全国からやってくる支援者たちと避難所内のニーズのマッチング問題が現地の支援者
たちを疲労困憊させた。必要な物資や必要な支援は時間ごとに変化した。タオルが足り
ないと声を上げても多量に届きすぎれば避難所の幅をとるだけの物になる。炊き出し
チームが重なってやってくればご馳走が無駄にならないための工夫と手間が必要にな
る。突然やってくる医療チームに最優先の手当てをしてもらうためには、鋭い観察力
と判断力で医療ニーズを掴んでおかなければならない。そういったニーズと支援の隙
間が広がったために起こる支援者同士の衝突が暖も灯りもなかった避難所の空気をさ
らに寒々としたものにしそうだった。

 とにかく、少しでも穏やかな空気を意識して過ごした5日目、ようやくライフライ
ンが復活した。さっそく浴室を掃除して準備したお風呂の湯気は、避難所内を本当
に温かくして多くの人たちを笑顔にした。避難所のみんなが20日ぶりのお風呂に入
れた夜遅く、現地の支援者の疲労度と着ている服がとても汚れていることに気がつ
いた。たずねると、その人は津波に浸かった時の服をそのまま着続けているという。
休むことができない心境もよくわかったけれど、でも休んで欲しいと初めて言葉にし
た。しかし、その人は「抱きかかえていた子どもが流されてもここで同じく働いてい
る同僚がいる。仕事があるだけありがたい。少なくとも給料と生活の場が自分には残っ
ている」と答えた。それからは言葉が出なかった。その時私は感情が熱くなったわけ
でも、冷静だったわけでもなく、語られたことを現実のことと受け入れることができ
なかったように思う。本当になんてことが起こってしまったのだろうか…ということ
ばかりが自宅に戻ってからも頭の中で繰り返された。

 3か月がたち今は思う。悲惨な現実は存在している。そして、今後も人や町が再創造
されていく過程においては厳しい現実が続くだろう。私たちは支援者としても研究者
としても、目に見える形の支援だけではなく、圧倒されそうな現実に身を置き、目に
見えないものも共に体験し、そして記述していくことが必要だと思う。まずは、いか
にしてその現実に存在しつづけるかが大きな課題である。

**********************************

◆会務委員会より
 
 会務委員会より
 6月13日現在の会員状況・会費納入は以下のとおりです。
 ●会員数 : 1004名
 ●2010年会費納入率 : 70%
 ●2011年会費納入率 : 45%

登録会員数が1000名突破。ついに4ケタとなりました!
会費納入率が低いのが気がかりです。未納入の方、よろしくお願いします。

(会務委員会 サトウタツヤ)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第1次世界健康質的研究学術大会
 テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

 第1回世界健康質的研究学術大会が2011年 6月23日(木)?25日(土)まで
梨花女子大学で開催されます(組織委員長・辛瓊林教授)。メインテーマは
'Understanding and Caring for the Human Being'です。
 この件は、日本の広報を担当している YUN OKJONGさんから連絡をいただ
きました。
 参加してみたい方、質問がある方は、Okjong Yun,RN,PhD.さんにメール
でコンタクトしてみてください。日本語okとのことです。

【期間】:2011年 6月 23日?25日
【場所】:梨花女子大学(組織委員長 辛瓊林 教授)

 本学術大会は、25ヶ国以上が参加する行事として多学制的で学問的融合を
強調して交流しようとおもいます。また看護学、心理学、社会福祉学、哲学、
教育学、医学、人類学、相談学、体育学など質的研究が成り立つことができ
るすべての分野の研究者が自分の研究論文を発表して、関連学者たちと討論
することができる場になるだけでなく世界的に有名な質的研究者を仕えて主
題講演とワークショップであえる良い機会にもなるとおもいます。学術大会
の登録及び abstract 提出 締切は3月31日です。多くの関心と参加をお願い
致します。詳しい情報は下のホームページを参照してください。

第1次 世界健康質的研究 組織委準備事務局
〒120-750  ソウル市西大門区大硯洞 11-1 梨花女子大学ヘレン館 305号

【公式 HP】 http://www.gcqhr.com
     日本語  E-mail  : yunokjong@yahoo.co.jp
      
(情報提供者 YUN OKJONG 様 推薦者 サトウタツヤ 様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

 今回は、東京ではなく、茨城県・水戸市にて研究検討会を行います。水戸が
東日本震災にて被った被害は、沿岸部の被災地と比べると軽微とはいえ、街は
厳しい状況に陥っています。今回の研究検討会は、公に研究を検討する機会と
いうだけでなく、直接人とお金が動くことも期待して水戸にて行います。
 今回研究検討を行うテーマは、いずれも中学生と幼児とのふれ合いです。こ
の地でのふれ合いを通して、新たな何かが生まれることを期待しています。
 東京から水戸まで特急電車で1時間ちょっと、高速バスで2時間でアクセスで
きます。ぜひご参加ください。
 参加希望の方は、研究会後の懇親会の参加希望と併せて、下記の申込先まで
メールにてご連絡ください。

【日時】2011年7月23日(土)12時?17時
【場所】茨城大学 水戸キャンパス 人文学部A棟 コラボレーションルーム
http://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/campus/mito/index.html
【申込先】松本光太郎[m-kotaroアットmx.ibaraki.ac.jp] (アットを@に)

【研究検討1】
「中学生と幼児のふれ合い体験における幼児にとっての意義について」
天野美和子(白梅学園大学)

【研究検討2】
「中学生と幼児との交流活動の授業づくりとナラティブ・アプローチによる中
学生の学習経験の変容」
小高さほみ(秋田大学)
 
【世話人】荒川歩(武蔵野美術大学)・徳田治子(高千穂大学)・松本光太郎
(茨城大学)

(情報提供者 荒川歩 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 
 メルマガの情報がお役に立っていれば幸いです。ところで今号で80号になります。
80回出してきたのですから大したものです。80という数字で何を思い浮かべるでしょ
うか。サッカー選手ロナウジーニョのミラン時代の背番号でしょうか。A評価を与え
る点数でしょうか。ウルトラマン80というのもいましたね。次は90号を目指します!

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第80号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年6月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.79======================2011/5/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.79======================2011/5/20

 東日本ではまだ余震が散発しています。地面が揺れることが日常になってきま
した。昨年亡くなった荒川修作は岐阜の「養老天命反転地」にグネグネの大地を
創りました。彼だったらどんなことを思うかなと、悠長ではありますが、そんな
ことを思います。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○子どもをみる行為をみつめなおす

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第1次世界健康質的研究学術大会(ソウル)  
  テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

■ 著書の紹介
 
 なし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集を開始いたします。ふるって応募
ください。

 「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。

 継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】
 申請時に大学院在学中であることが条件です。研究計画書および予算計画書の様
式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担
当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度
応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してくださ
い)

○「研究企画助成制度」の応募要領

 研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円~最高10
万円を助成します(1~2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

 講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】
 研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必
要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトル
は「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

 助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
 さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

*********************************

◆研究交流委員会企画の研究会
○子どもをみる行為をみつめなおす

【【日時】2011年6月10日(金)
    13:00-18:00(開場は10分前です)。
    第1部 公開保育(13:00-15:00)
    第2部 研修会(16:00-18:00)
    子どもをみて,それから研修会をはじめます。
    公開保育のみのご参加はご遠慮ください。
【場所】大阪府八尾市聖光幼稚園(同園の園内研修を兼ねます)
【費用】会員・現職保育者・保育者志望の学生は無料,他の方は資料代として
300円を頂きます
【定員】最大20名(予定)
【お申込み・お問い合わせ】梅崎(umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっ
と」を@に代えて送信下さい)までメールでお願いします。園への直接のお問い
合わせはご遠慮下さい。スペースの関係上,定員に達し次第申し込みは締め切ら
せていただきます。

梅崎 高行(企画・司会)
 保育者は保育の場で,子どもの何を,どのようにみているのだろうか。また,
みたことをどのように,保育実践に反映しようとしているのだろうか。
 一方研究者は,子どもをどうみているのだろうか。研究者が採用するみかたは,
実践者の全体的なみかたと比べたときに,何を重視し,反対に何を捨象すること
を余儀なくされているのだろうか。そもそも研究者はこの点に自覚的だろうか。
また,そうしたみかたを選択した結果,どのような知見が保育の場に還元されて
いるのだろうか。
 保育者にとって,保育の場で子どもをどうみるかは,その後の保育にかかわる
重要なプロセスである。保育者の観察は,各人のもつ保育観に基づき,経験によ
って洗練されると考えられる。以上の過程は研究者のみかたにも当てはまること
だが,本会では,こうした研究者のみかた(および所産としての知見)が,実践
者のみかたにとってどのような意味をもたらすものかという点について議論を行
う。ここでは仮想的に,実践者にとっての「みる」行為が,その日常性がゆえに
自明視されやすく,研究者の「みかた」は,実践者の「みかた」を揺さぶる視点
刺激的な位置にあると捉える。議論を通し,このような仮想(あるいは研究者の
期待)を現実のものとしていくための問題や諸条件について明らかにしたい。
 以上の目的に向けて本会では,現場の保育者,定性的な観察法を採用する研究
者,定量的な観察法を採用する研究者の三者に登壇いただく。三者からの話題提
供を受けた後,質的・量的アプローチを併用した研究デザインによって,子ども
の社会性の発達を研究する指定討論者からコメントをいただく。この後,フロア
も交えたディスカッションを行うことによって,参加者相互の気づきに資するこ
とが期待される。登壇者4名および提供いただく話題は下記のとおりである。

登壇者:
林 和代 氏(聖光幼稚園)
 林氏は,「保育の仲間づくり研究会」の会員園でもある幼稚園の園長である。
当研究会では「子どもを真ん中におく保育」を掲げ,月に一度の定例会や会員園
同士の公開保育,さらには海外研修などを通し,学びや情報交換を精力的に行っ
ている。2010年は「子どものみとり」をテーマに保育カンファレンスを重ね,中
でも聖光幼稚園では,質の高い意見交換が行われた。また,同幼稚園はオープン
なスタンスで,これまで多くの研究依頼を受け付けてきた。さらに氏自身は大学
院に所属する研究者として,幼児を対象とした研究を進めている。これらの活動
や実績を踏まえ,実践者の立場から子どもをみる行為について語っていただく。

野口 隆子 氏(十文字学園女子大学)
 野口氏は,質的心理学会誌に掲載された『保育者の持つ"良い保育者"イメージに
関するビジュアルエスノグラフィー』の第一著者である。また「保育プロセスの質
」研究プロジェクトのメンバーであり,同プロジェクトが提示した映像を用いた保
育観察の視点は,子どものみとりを具体的に進める手順を示唆したものとして有用
である。「保育の仲間づくり研究会」が援用した子どものみとりの視点も,同プロ
ジェクトが整理した視点であった。定性的な観点から子どもをみる行為について語
っていただく。

松本 聡子 氏(お茶の水女子大学)
 松本氏は,大規模・長期縦断的な手法を用いて子どもの発達プロセスを記述する
研究に取り組んでいる。とりわけ子どもが生活する環境(人的・物的)の影響に着
目し,子どもと環境の相互作用を分析することによって,子どもの発達を導く諸要
因の影響を同定している。個別具体的な子どもの育ちをいかにすくいとるのかとい
う縦断的な研究の課題に対しては,観察を併用し,得られた情報を量的に変換する
ことによって対応されている。定量的な観点から子どもをみる行為について語って
いただく。

酒井 厚 氏(山梨大学)
 酒井氏も松本氏同様,長期縦断的な手法を用いて子どもの発達プロセスを明らか
にする研究に取り組んでいる。2010年からは,研究プロジェクト-PEERS
(Project of environmental effects of relationships and self)-を開始した。
PEERSは,子どもの社会性の諸側面のうち,関係性と自己の発達に焦点化し,長期
縦断的に1)他者への信頼感,2)自己受容感,3)向社会的行動および問題行動の
発現プロセスを明らかにしようとするものである。PEERSでは,量(質問紙)と質
(観察・実験)を併用した研究デザインが用いられ,フィールド(家庭や保育現場)
でのデータ収集も計画されている。このような活動を踏まえて話題提供者の話題に
コメントいただく。

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

 既に編集委員長が先月の本欄でお知らせした通り、本年度から3名の常任編集
委員(谷口明子氏・山口智子氏・森直久氏)と2名の編集監事(飯牟礼悦子氏・川島大
輔氏)が新メンバーとして加わりました。去る5月14日には、第1回編集委員会が
東京大学で開催され、様々な報告や審議が行われました。報告事項としては、第
11号発刊に向けての論文審査状況などが確認されました。今年は、現時点で、特
集論文3編と一般論文1編の掲載が決定しているという順調な状況ですが、第11
号掲載に向けて改稿中の会員の皆様、なるべく早い時期の再投稿をお待ちしてお
ります。

 審議事項としては、第11号書評特集と第14号特集企画などについて、活発な議
論がなされました。特に第14号特集テーマに関しては、「質的心理学研究と社会と
の繋がりにスポットを当てていこう」という方向性が出されました。特集テーマと
企画趣旨については、更なる議論を経て学会HPや第11号巻末に掲載予定ですので、
どうぞお楽しみに。

 また、第8回大会でも、編集委員会企画自主シンポジウムとして、第13号特集
(「個性の質的研究-個をとらえる、個をくらべる、個とかかわる」/責任編集:
渡邊芳之・森直久)への投稿準備企画を開催することが決定されました。詳細につ
いては、今後、HPに掲載予定ですので、ぜひご参加下さい。

 第12号特集(「文化と発達」/責任編集:柴山真琴・田中共子)の締切は、2011年10
月末ですが、一般論文については、随時、投稿を受け付けております。査読を迅速
に行い、査読結果をなるべく早く投稿者にお返しするためにも、「原稿作成の手引
き」をご熟読の上、「チェックリスト」を添付してご投稿下さるようお願い致します。
詳細につきましては、本学会HPをご覧下さい。会員の皆様の積極的な投稿をお待ち
しております。(学会HPアドレス:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/) 

                (『質的心理学研究』副編集委員長 柴山真琴)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

1.意見論文を募集しています!

 第2号の特集「物語りと共約幻想」に対する意見論文を募集しています。(第3
号掲載予定)
(1) 原稿の分量:1,700 字以上3,600 字以内(手引きの書式1 ページ35 字× 32行
で約1.5 枚?3.2 枚)。
(2) 締切: 2011年6月30日(木)メール入稿必着
※詳細は、質的心理学フォーラム第2号116ページをご覧ください。

2.第3号緊急特集「質的心理学の東日本大震災」メルマガ連載第2回

 『フォーラム』第3号緊急特集の一部をメルマガで連載しています。第2回は金丸
隆太先生にご執筆いただきました。連載の企画趣旨については、メルマガ前号の第1
回(2011年4月,78号)をご覧下さい。(担当:八ッ塚一郎(特集幹事)・山田富秋)

☆──「記録と記憶」金丸隆太(茨城大学)

 震災後、茨城県内でも震災の被害が大きかった県北沿岸部の避難所を訪れた。ボラ
ンティアの臨床心理士として避難所を回るためであった。避難所に行く前に、被害が
大きいと聞いていた港へ向かった。県央や県南の仲間たちに、あまり報道されない県
北の状況を知らせるために、被害状況を写真におさめようと思っていた。

 港の光景は私に巨大な混乱をもたらした。堤防を切り裂く深い亀裂や陥没。地上の、
そこにそんなものがあるはずのない何艘もの漁船たち。私にとって漁船は港に浮かん
でいて少し離れて見下ろすものである。陸の上で目の前の漁船を見上げる行動は、錯
視図形を見ているようであり、ダリの絵の世界に入ったようでもあったが、そういった
創り物の世界ではないことが、音や匂いや手触りなど、あらゆる感覚器を通して入って
くる情報によっていやでも認識させられた。私は今「触れるはずのない船底に触って」
いるのである。

 写真を撮る気持ちが完全に失せてしまった。記録に残さずとも、記憶に残ればいいと。
思えば「記録よりも記憶に残る選手になりたい。」というスポーツ選手が多いが、質的
研究法を重視する研究者に似ているかもしれない。記録はわかりやすく説得力がある。
そのスポーツを知らない人にも、その選手のすごさを説明できて、万人受けする。記録
には残らないが記憶には残る選手は、量的な面ではなく質的な面で、人々に記憶を残す
のであろう。そしてそのインパクトは見上げる船のように大きい。真にそのスポーツを
好きな人たちの心をつかんで離さない。

 震災以降、災害後の心理的援助に関する世界中の研究の成果が、未曾有の災害に見舞
われた日本に向かって、それこそ津波のように押し寄せてきたような感じであった。
「これがエビデンスのある介入です。使ってください。」と語りかけてくるそれらの研
究成果は、「強制的なdebriefingは逆効果」「prolonged exposureとEMDRが有効」と胸
を張っている。量的研究によって実証されたこれらの理論は、わかりやすく説得力があ
る。しかし自明のことだが、こういった行動療法的な介入は機械的に実践しても効果は
ないし、それこそ逆効果である。「丁寧に語りを聴きながら進めていくこと」が含まれ
るわけだが、結果重視の量的研究により、そういったプロセスに光が当たりにくくなっ
ていることが怖い。同業者にとって記録に残る治療者は、多くの患者を治した人である
かもしれないが、患者にとって記憶に残る治療者は、自分一人とじっくり向き合った人
であろう。

 さて現実に目を向ければ、避難所ではprolonged exposureもEMDRも使えないし、使う
必要もない。はっきり言ってしまえば、心理療法をしているわけではない。話をしたが
っている人がいるから、話を聴く仕事の人が話を聴きに行っているだけである。しかし
聴き手である私自身、3月11日に水戸で被災し、そして避難所を訪れる前に、津波がも
たらした「ありえなさ」を五官を通して体験して来た。こういった当事者性を備える専
門家が話を聴くことの意義を実感した。これについて研究する余裕は今はないが、いつ
か研究したい。質的な方法で。

**********************************

◆会務委員会より
 
 2011年度から、事務局は会務委員会という名称として活動することになりました。
メルマガの記事も今回から少し形式を変えることにしました。よろしくお願いします。

<会員動向>会員動向をお知らせします。2011年5月9日現在、会員数 993名です。
2011年度会費納入率は30%です。納入をよろしくお願いします。

<学会動向>★2011年度最初の理事会・常任理事会が行われ、予算の審議が行われまし
た。また、大震災に関してWGを設置して本学会ならではの取りくみをしていこうという
ことになりました。矢守克也常任理事が担当者となります。
★学会賞選考委員会が開かれ、受賞3論文が決定しました。正式決定後、みなさまにも
お知らせいたします。

<会務委員の一言>福島市は第一原発から近距離というわけではないですが、小中学校
の校庭は使えない。福島の放射能問題を扱うTVを見ていると、かつて住んでいたところ
の近所の風景がたまに出てきます。今回の大震災で個人として何ができるかはわかりま
せんが、少なくとも福島のみなさんの応援を長い時間していきたいと思っているところ
です(サトウタツヤ)。

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
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     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第1次世界健康質的研究学術大会
 テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

 第1回世界健康質的研究学術大会が2011年 6月23日(木)~25日(土)まで
梨花女子大学で開催されます(組織委員長・辛瓊林教授)。メインテーマは
'Understanding and Caring for the Human Being'です。
 この件は、日本の広報を担当している YUN OKJONGさんから連絡をいただ
きました。
 参加してみたい方、質問がある方は、Okjong Yun,RN,PhD.さんにメール
でコンタクトしてみてください。日本語okとのことです。

【期間】:2011年 6月 23日~25日
【場所】:梨花女子大学(組織委員長 辛瓊林 教授)

 本学術大会は、25ヶ国以上が参加する行事として多学制的で学問的融合を
強調して交流しようとおもいます。また看護学、心理学、社会福祉学、哲学、
教育学、医学、人類学、相談学、体育学など質的研究が成り立つことができ
るすべての分野の研究者が自分の研究論文を発表して、関連学者たちと討論
することができる場になるだけでなく世界的に有名な質的研究者を仕えて主
題講演とワークショップであえる良い機会にもなるとおもいます。学術大会
の登録及び abstract 提出 締切は3月31日です。多くの関心と参加をお願い
致します。詳しい情報は下のホームページを参照してください。

第1次 世界健康質的研究 組織委準備事務局
〒120-750  ソウル市西大門区大硯洞 11-1 梨花女子大学ヘレン館 305号

【公式 HP】 http://www.gcqhr.com
     日本語  E-mail  : yunokjong@yahoo.co.jp
      (情報提供者 YUN OKJONG 様 推薦者 サトウタツヤ 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 
 毎月20日が近くなると、交流委員会の先生方からメルマガに掲載する情報が寄
せられます。その情報をメルマガに編集することは難しくないのですが、毎月20
日の期日を忘れてしまうことを恐れています。来月のメルマガも20日に忘れずに
発刊する予定です。ぜひ情報をお寄せください。 

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第78号担当:坂本將暢・徳田治子・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.78======================2011/4/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.78======================2011/4/20

 余震が続き放射性物質が飛散するなかで書いています。自然は意図がなく
手加減してくれません。僕らは無力です。また、原子力エネルギーは人が見
つけ出し、原発は人が作ったものです。僕らは惨酷です。質的心理学は、人を
機能に分割するのではなく、全体としてとらえる野心的な学問だと思います。
僕らが無力で惨酷であることに質的心理学はどう応えるのか。切実な問いです。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆理事長からのメッセージ「私たちに、何ができるでしょうか?」
  
 ◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○子どもをみる行為をみつめなおす

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 
 ◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第1次世界健康質的研究学術大会(ソウル)  
  テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

■ 著書の紹介
 
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆理事長からのメッセージ「私たちに、何ができるでしょうか?」

                            2011年3月31日
                       日本質的心理学会 理事長
                             やまだようこ

 私たちが1000年にいちど出会うかどうか、という大きな災害が東日本で起こり
ました。この未曾有の災害に出会って、ことばを失うばかりです。被災された
みなさんには、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 かけがえのない人を失い、家や職場を失い、ふるさとの風景を失い、今も被災地
で不自由な暮らしをせざるをえない方々のお気持ちを想像するだけでも、胸がはり
さけそうです。しかし、津波で祖母を亡くした娘さんは、「(葬式など)何もでき
ないと思っていたので、遺体が見つかり、お経を読んでもらっただけで、ありがたい。
おばあちゃんの分まで生きるよ」と語っていました。自宅の2階が波にさらわれ、
1キロ離れた小学校の屋上で見つかった男性は、「災難だったが、布団やアルバムが
残っていただけでもありがたい」と話していました。

 「ありがたい」、ふつうに何げなく使っていることばですが、今ここに生きていて、
日常のふつうの生活をしていること自体が、「有り難い」こと、感謝すべきことだった
と、改めて気づかされます。

 ふるさとが一瞬にして津波に飲み込まれた光景を目に焼き付けたあと、夜中に一睡も
できないで非常階段の上にいた男性は、「空を見上げると、満天の星空が広がっていた。
電気が消えた被災地の空は、透き通るように澄み渡っていた。電気のない時代には、
こんな夜空を見ていたんでしょうかね。」そう言いながら、みんなで空を見上げたと
いいます。

 そのようなことばを口にしながら、前向きに生きようとしている被災地の人々の姿は、
逆に私たちを励まし、共に生きていく力を生み出してくれます。悲劇のどん底からでも、
私たちは人間にとって何が大切なのか、どのように生きていくべきなのか、人間の強さ
についても弱さについても、たくさん学ぶことができるのです。
 イギリスのインデペンデント新聞は、日の丸の赤い円の中に日本語で書いた「がんばれ、
日本。がんばれ、東北」を1面トップにしました。それを、イギリスの友人がいちはやく
知らせてくれました。これを作った記者は、悲惨な報道写真と励ましのことばと、どちら
を載せるべきか、最後まで迷い、社内でも反論が多かったということです。でも、その
決断のおかげで、私たちは、多くの友人がいることに気づきました。つい最近、韓国の
マンションにも「がんばれ 日本、の垂れ幕がかけてあるよ」と友人が知らせてくれま
した。
 日本質的心理学会として、私たちは、被災者を支援するために、この未曾有の災害に
立ち向かうために、何ができるのでしょうか?この学会には、フィールド研究や実践研究
や当事者研究、語りやケアや教育や社会について研究する専門家が集まっています。
今こそ、私たち、質的研究者の力が、ほんとうに試されていると思われます。

 私たちができること、私たちの得意分野は何でしょうか。たぶん、大規模な情報収集や
汎用的な知識の集約庫を刻々と提供する事業は、他のメディアや学会にまかせてもよい
かもしれません。

 私たちがすべきこと、私たちの使命は何でしょうか。今回の災害は大規模で、長期戦
です。すぐさま行動に起こすべきことも多々ありますが、長期にわたって支援していく
地道な活動はもっと必要になるかもしれません。

 今の時点では、あまり美しいことばを語れません。立派な決意表明もできません。
すでに現地で被災者支援に乗り出して奮闘している学会員もいます。しかし、まだ多く
の学会員は、ひとりひとりが、自分に問いかけたり、身近な人々と語りあったりしてい
るところかもしれません。遅くはありません。これからが長い道程になるでしょう。私
たちの力を集めて、学会としての具体的なアクションにむすびつけていきましょう。

 日本質的心理学会では、被災者や支援者のみなさんの生活や人生の具体的な文脈を
大切にし、こころの核心にしっかりとどく、生きたことばや役立つ情報を提供していき
たいと思います。

 日本質的心理学会では、被災を受けたみなさんのかたわらに寄り添い、支援活動や
心のケアに携わるみなさんを支援し、海外の友人たちに共感の輪を広げるために、みな
さんと共に真摯に歩んで行きたいと思っています。

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◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集を開始いたします。ふるって応募
ください。

 「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。

 継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】
 申請時に大学院在学中であることが条件です。研究計画書および予算計画書の様
式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担
当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度
応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してくださ
い)

○「研究企画助成制度」の応募要領

 研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円~最高10
万円を助成します(1~2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

 講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】
 研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必
要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトル
は「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

 助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
 さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

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◆研究交流委員会企画の研究会
○子どもをみる行為をみつめなおす

【日時】2011年6月10日(金),16:00-18:00(開場15:50)
【場所】大阪府八尾市聖光幼稚園(同園の園内研修を兼ねます)
【費用】会員・現職保育者・養成校学生は無料,他の方は資料代として300円を
    頂きます
【定員】最大20名(予定)
【お申込み・お問い合わせ】
    梅崎までメールでお願いします。園への直接のお問い合わせはご遠慮下
    さい。スペースの関係上,定員に達し次第申し込みは締め切らせていた
        だきます。
    umezaki@konan-wu.ac.jp(@を半角@に代えて送信下さい)

梅崎 高行(企画・司会)
 保育者は保育の場で,子どもの何を,どのようにみているのだろうか。また,
みたことをどのように,保育実践に反映しようとしているのだろうか。
 一方研究者は,子どもをどうみているのだろうか。研究者が採用するみかたは,
実践者の全体的なみかたと比べたときに,何を重視し,反対に何を捨象すること
を余儀なくされているのだろうか。そもそも研究者はこの点に自覚的だろうか。
また,そうしたみかたを選択した結果,どのような知見が保育の場に還元されて
いるのだろうか。
 保育者にとって,保育の場で子どもをどうみるかは,その後の保育にかかわる
重要なプロセスである。保育者の観察は,各人のもつ保育観に基づき,経験によ
って洗練されると考えられる。以上の過程は研究者のみかたにも当てはまること
だが,本会では,こうした研究者のみかた(および所産としての知見)が,実践
者のみかたにとってどのような意味をもたらすものかという点について議論を行
う。ここでは仮想的に,実践者にとっての「みる」行為が,その日常性がゆえに
自明視されやすく,研究者の「みかた」は,実践者の「みかた」を揺さぶる視点
刺激的な位置にあると捉える。議論を通し,このような仮想(あるいは研究者の
期待)を現実のものとしていくための問題や諸条件について明らかにしたい。
 以上の目的に向けて本会では,現場の保育者,定性的な観察法を採用する研究
者,定量的な観察法を採用する研究者の三者に登壇いただく。三者からの話題提
供を受けた後,質的・量的アプローチを併用した研究デザインによって,子ども
の社会性の発達を研究する指定討論者からコメントをいただく。この後,フロア
も交えたディスカッションを行うことによって,参加者相互の気づきに資するこ
とが期待される。登壇者4名および提供いただく話題は下記のとおりである。

登壇者:
林 和代 氏(聖光幼稚園)
 林氏は,「保育の仲間づくり研究会」の会員園でもある幼稚園の園長である。
当研究会では「子どもを真ん中におく保育」を掲げ,月に一度の定例会や会員園
同士の公開保育,さらには海外研修などを通し,学びや情報交換を精力的に行っ
ている。2010年は「子どものみとり」をテーマに保育カンファレンスを重ね,中
でも聖光幼稚園では,質の高い意見交換が行われた。また,同幼稚園はオープン
なスタンスで,これまで多くの研究依頼を受け付けてきた。さらに氏自身は大学
院に所属する研究者として,幼児を対象とした研究を進めている。これらの活動
や実績を踏まえ,実践者の立場から子どもをみる行為について語っていただく。

野口 隆子 氏(十文字学園女子大学)
 野口氏は,質的心理学会誌に掲載された『保育者の持つ"良い保育者"イメージに
関するビジュアルエスノグラフィー』の第一著者である。また「保育プロセスの質
」研究プロジェクトのメンバーであり,同プロジェクトが提示した映像を用いた保
育観察の視点は,子どものみとりを具体的に進める手順を示唆したものとして有用
である。「保育の仲間づくり研究会」が援用した子どものみとりの視点も,同プロ
ジェクトが整理した視点であった。定性的な観点から子どもをみる行為について語
っていただく。

松本 聡子 氏(お茶の水女子大学)
 松本氏は,大規模・長期縦断的な手法を用いて子どもの発達プロセスを記述する
研究に取り組んでいる。とりわけ子どもが生活する環境(人的・物的)の影響に着
目し,子どもと環境の相互作用を分析することによって,子どもの発達を導く諸要
因の影響を同定している。個別具体的な子どもの育ちをいかにすくいとるのかとい
う縦断的な研究の課題に対しては,観察を併用し,得られた情報を量的に変換する
ことによって対応されている。定量的な観点から子どもをみる行為について語って
いただく。

酒井 厚 氏(山梨大学)
 酒井氏も松本氏同様,長期縦断的な手法を用いて子どもの発達プロセスを明らか
にする研究に取り組んでいる。2010年からは,研究プロジェクト-PEERS
(Project of environmental effects of relationships and self)-を開始した。
PEERSは,子どもの社会性の諸側面のうち,関係性と自己の発達に焦点化し,長期
縦断的に1)他者への信頼感,2)自己受容感,3)向社会的行動および問題行動の
発現プロセスを明らかにしようとするものである。PEERSでは,量(質問紙)と質
(観察・実験)を併用した研究デザインが用いられ,フィールド(家庭や保育現場)
でのデータ収集も計画されている。このような活動を踏まえて話題提供者の話題に
コメントいただく。

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

 『質的心理学研究』第10号の発刊から1ヶ月が過ぎました。会員の皆様からご感
想をお聞きしたいところですが、やはり1ヶ月前に起こった東日本大震災という未
曾有の出来事を前に、研究どころではないと感じられた方も、もしかしたらいらっ
しゃるのではないかと想像します。まずは、このたびの震災によって被災された皆
さまに対して謹んでお見舞い申し上げたく思います。また、直接の被災がなくても、
じっとしていることができない不安や焦燥の日々をおくられている方々もいらっしゃ
るかもしれません。『質的心理学研究』としても、本誌として何ができるのか、さ
らには学会全体として何ができるのかを考えていかなければならない事態に直面し
ていると思います。会員の皆様からもご意見などありましたら、編集委員会事務局
宛のメールなどを通じて、なんなりとご意見をお寄せいただければありがたく思い
ます。

 原子力発電所の事故処理の問題はまだまだ予断を許さないものの、首都圏の大学
では新学期の授業を開始したところもあり、不安をかかえながらももとの日常生活
への歩みが少しずつ始まっています。被災された方々を積極的に支援する活動を行
う重要性もさることながら、日常的な活動を粛々と行うことで支援の動きをその外
側から支えていくのも大事なことではないかと思います。編集委員会でも震災への
対応を考えつつも、予定されている第11号以降の編集作業を着実に進めていくつも
りです。

 編集委員会の方では、年度が変わるのに伴って委員と監事の顔ぶれが少し変わりま
した。新たな編集委員として加わってくださることになったのは、山口智子先生
(日本福祉大学)、谷口明子先生(山梨大学)、森直久先生(札幌学院大学)です。
また、編集監事として、飯牟礼悦子先生(聖セシリア女子短期大学)、川島大輔先生
(北海道教育大学)が参加してくださいます。こうした新たな陣容で今後の編集作業
を進めることになりますが、会員の皆様にも、新たな論文の積極的なご投稿など、
いっそうのご支援とご助力をお願いしたく思います。

                       (編集委員長 能智正博)

*********************************

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

1.第2号の東北地方配送について

 東日本大震災に伴い、配送が遅れておりました東北6県につきましても、名取市、
仙台市若林区等への発送分(個別にメールでご相談差し上げます)を除き発送いたしま
した。それ以外の地域で『フォーラム』が届かない場合は、日本質的心理学会事務局
まで、ご一報ください。

2.意見論文を募集しています!

 第2号の特集「物語りと共約幻想」に対する意見論文を募集しています。
(1) 原稿の分量:1,700 字以上3,600 字以内(手引きの書式1 ページ35 字× 32行で
約1.5 枚~3.2 枚)。
(2) 締切: 2011年6月30日(木)メール入稿必着
※詳細は、質的心理学フォーラム第2号116ページをご覧ください。

3.第3号緊急特集「質的心理学の東日本大震災」メルマガ連載第1回

 『フォーラム』第3号で標記の緊急特集を掲載することとなりました。その予告、
および、会員の活動支援・情報共有のため、原稿の一部をメルマガで連載していき
ます。   (担当:八ッ塚一郎(特集幹事)・山田富秋)

☆----企画にあたって

 被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。未曾有の大災害にあたり、質的
心理学を標榜する私たちはなおのこと、科学の名を借りて調査を強行したり、人に語
りを強要したりすることのないよう、繊細な注意を払っていきたいと思います。

 一方、「阪神」に始まる多くの経験を踏まえつつ、人々の苦難に寄り添い、ともに
生活を取り戻す道筋を歩もうとする活動が、複数の会員によってすでに始まっています。
そこで、フィールドに根差し、体験を決して量に還元させない姿勢で共通するさまざま
な支援の活動を、広く会員同士で共有する場を設けたいと私たちは考えました。そうし
た場のあること自体が、個々の活動に対する学会としての支援となり、被災地に貢献す
るための一助ともなるのではないかと考えたからです。

 同時に、被災され困難な状況に向き合っておられる会員の声に耳を傾ける場を、何よ
り設けたいと考えました。もちろん、今はまだ、語ることそのものが痛苦である時期か
もしれません。しかし、会員の方々のうちに、聞き手を求める切実な声、いま発信して
おかなくては失われてしまう声があるなら、それに耳を傾けるための場を設けたいと思
います。それこそが、『質的心理学フォーラム』という媒体の使命でもあると考えるか
らです。第1回は矢守克也先生にご執筆いただきました。

☆----「北から」 矢守克也(京都大学防災研究所)

 後に「東日本大震災」と呼ばれる地震・津波の発生後、私は、仲間(渥美公秀氏、
永田素彦氏、八ッ塚一郎氏、いずれも本学会会員)とともに、青森に飛んだ。渥美氏が
理事長を務める「日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)」の先遣隊として
である。
 なぜ、青森か。阪神・淡路大震災をきっかけに立ち上がった団体として、また、中越
地震、四川大地震など、国内外の被災地で活動してきた団体として、次のような予感
があったからだ。「大きな支援は東京・仙台を拠点に南から入っている。きっと北に
行き届かない地域が残る。自分たちは北から南下、どこかで南からの仲間と出会えれ
ばいい」。これが、「北から」のベースである。

 「北から」には、別の理由もあった。私たちが本拠を置く関西は、被災地からいか
にも遠い。遠くからの支援が、渦中にいる人びとにとって、この上ない喜びであると
同時に、時に言いようのない隔靴掻痒の感や摩擦を生むことを、NVNAD自身、これまで
何度も感じてきた。「被災地の周縁に、私たちと志を同じくする仲間がいるはず。その
方々と連携して進めないと被災地に迷惑をかける」。本学会会員の一人作道信介氏
(弘前大学)に連絡をとった。同氏の紹介で弘前、青森、八戸方面の多くの仲間と知り
合えた。現時点(2011年4月初め)では、彼らとともに、岩手県三陸沿岸の最北部に位置
する小さな村(野田村)への支援活動をお手伝いしている。

 「北から」には、さらにもう一つ理由がある。遡ること16年前、阪神・淡路大震災の
後、八戸青年会議所が、NVNADの本拠地兵庫県西宮市の子どもたちを、八戸に迎えてくれ
た。西宮の子どもたちは、今回牙を剥いた太平洋で地引き網などを楽しんだ。その時の
お返しがしたい。その思いも、「北から」を支えている。NVNADのもう一つのキャッチ
フレーズで表現すれば、「被災地つながり」である。被災者にとって、(かつての)被災
者の支援は格別だからである。今回の訪問で、当時の青年会議所理事長(現商工会議所
メンバー)ともお目にかかれた。超広域災害であり、超長期災害である本災害では、
いずれ被災地の地元経済振興なども課題となってくる。たとえば、商工会の方と連携して
現地の農海産物などを阪神地域でプロモーションすれば、遠くにいても支援はできる。
実際、いくつかの災害でNVNADは、そうした活動にとり組んできた実績もある。

 最後に。今は、研究などしている場合ではない。むろん、一般的にそうだというのでは
ない。被災地で被災者を対象にした研究という意味である。これは主義主張というより、
ごく素朴な事実認識である。しかし、私たちは研究者なのだから、研究者マインドを
もって支援活動にあたることは大切である。筆者自身は、「質的心理学研究」(第8号)
や第7回大会(茨城大学)で伊藤哲司氏とともにフィーチャーした「インター・ローカリ
ティ」を念頭において、支援活動にとり組んでいるつもりである。

 その第8号に寄せた拙稿で用いたフレーズで本稿を締めくくりたい。
今こそ、Think practically,Act theoretically(実践的に考え、理論的にふるまおう)。

**********************************

◆会務委員会より
 
新年度になりました。4月15日現在の会員動向をお知らせいたします。
 ●会員数 : 986名
1000人を前に一進一退が続いてますが、今年度こそぜひ会員1000人台を達成したいです。

会費納入率は
 ●2010年会費納入率 : 68%
 ●2011年会費納入率 : 23% 
です。みなさま、お手元の会費振り込み用紙をご確認ください。

なお、昨年度までの「事務局から」を「会務委員会から」にリニューアルしました。
皆様よろしくお願いします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第1次        世界健康質的研究学術大会
 テーマ:Understanding and Caring for the Human Being

 第1回世界健康質的研究学術大会が2011年 6月23日(木)~25日(土)まで
梨花女子大学で開催されます(組織委員長・辛瓊林教授)。メインテーマは
‘Understanding and Caring for the Human Being'です。
 この件は、日本の広報を担当している YUN OKJONGさんから連絡をいただ
きました。
 参加してみたい方、質問がある方は、Okjong Yun,RN,PhD.さんにメール
でコンタクトしてみてください。日本語okとのことです。

【期間】:2011年 6月 23日~25日
【場所】:梨花女子大学(組織委員長 辛瓊林 教授)

 本学術大会は、25ヶ国以上が参加する行事として多学制的で学問的融合を
強調して交流しようとおもいます。また看護学、心理学、社会福祉学、哲学、
教育学、医学、人類学、相談学、体育学など質的研究が成り立つことができ
るすべての分野の研究者が自分の研究論文を発表して、関連学者たちと討論
することができる場になるだけでなく世界的に有名な質的研究者を仕えて主
題講演とワークショップであえる良い機会にもなるとおもいます。 学術大
会の登録及び abstract 提出 締切は3月31日です。多くの関心と参加をお願
い致します。詳しい情報は下のホームページを参照してください。

第1次 世界健康質的研究 組織委準備事務局
〒120-750  ソウル市西大門区大硯洞 11-1 梨花女子大学ヘレン館 305号

【公式 HP】 http://www.gcqhr.com
     日本語  E-mail  : yunokjong@yahoo.co.jp
      (情報提供者 YUN OKJONG 様 推薦者 サトウタツヤ 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

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[クッピーより]
 メルマガの担当者が一部交替しました。今年度よろしくお願いします。
 深刻な被害にあい、依然避難生活を強いられている方々の心中は察するに
余りあります。程度は異なるとはいえ、誰しも気持ちが塞ぎこんでいる状態
だと想像します。何かささやかなことでも喜びを得てほしいと思います。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第78号担当:徳田治子・坂本將暢・松本光太郎
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年4月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.77======================2011/3/26

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.77======================2011/3/26

 3月11日に発生しました東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い
申し上げます。東北・関東地方を中心に余震や停電などが頻発し、まだまだ予
断を許さない状況が続いております。どうか皆さま、くれぐれもお気をつけて
お過ごしください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第1次世界健康質的研究学術大会テーマ:Understanding and Caring for
  the Human Being(ソウル)

■ 著書の紹介
 
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」「研究企画助成制度」の募集

○「研究奨励制度」について2011年度分の募集を開始いたします。ふるって応募
ください。

「研究奨励制度」とは、大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査
の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するとい
うものです(2件まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討されて
いる方におすすめします。2011年度分の〆切は2011年7月末です。9月から調査を
開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

【申請の手続きとスケジュール】
申請時に大学院在学中であることが条件です。研究計画書および予算計画書の様
式を学会ホームページからダウンロードし、必要事項を記入して電子メールで担
当者まで送付してください。メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度
応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全体
で1,200字程度)

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を実
現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがありま
す。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。応募およびお
問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki「あっと」konan-wu.ac.jp(「あっと」を@に変換してくださ
い)

○「研究企画助成制度」の応募要領

研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も最低5万円~最高10
万円を助成します(1~2件を採択します)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
・理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
・研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
・特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。助成される費
用は、講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費です。

【応募の手続きとスケジュール】
研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、必
要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイトル
は「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてください。

連絡事項:氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書:希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など

予算計画書:物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具
体的にご記入ください。

〆切:2011年7月末

助成を受けた場合、時間的に十分な余裕をもって(原則的に1か月前には)、学
会ホームページおよびメールマガジンで開催内容の周知に努めてください。
また、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文を
寄稿してください。
さらに、研究交流委員会宛にも所定の報告書及び領収書(原本)を提出いただき
ますのでご準備ください。余剰金については返還いただきますのでご注意くださ
い。
申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いす
ることがあります。詳しい応募方法などは学会ホームページでご案内しています。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会 研究企画助成担当
藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):fujie「あっと」kansai-u.ac.jp
 (「あっと」を@に変えて下さい。)

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

 第2号を発送中です!

 第2号の発刊が大幅に遅れ、会員のみなさまには大変ご迷惑をかけました。お
詫び申しあげます。このたび、第2号が無事完成いたしました。既に、発送を開
始しております。間もなく、みなさまのお手元に届きます。おかげさまで、充実
した内容が詰め込まれています。今後の編集に向けまして、是非、みなさまのご
感想・ご意見をお聞かせください。

 なお、このたびの東北・関東地域の大震災に伴いまして、東北地域(青森県、
秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)につきましては、メール便の配送が
停止されています。大変申し訳ありませんが、配送が再開されますまで、『フォ
ーラム』の発送を控えております。該当地域につきましては、お届けが新年度に
なりますこと、ご容赦ください。
 また、一部地域につきましては、1週間程度の遅延が生じる可能性があるとの
ことです。東北6県以外で、4月になりましても『フォーラム』が届かない場合
は、『質的心理学フォーラム』編集委員会事務局(E-mail:qp-forum2009(at
 マーク)cc.nara-wu.ac.jp)まで、ご一報ください。

◆事務局より
地震の被害にあわれたみなさんに心よりお見舞い申し上げます。
会員のみなさんの手元には会費振り込み用紙が届いたと思います。
2010年度分の会費未納の方には『質的心理学研究』の最新号を送ることができ
ません。
振り込みをよろしくお願いします。
事情により今年度で退会希望の方は遠慮無く事務局までお申し出ください(ま
た縁ができたらご入会ください)。
事務局組織を会務委員会という組織に衣替え中です。会員の皆様へのメッセー
ジも次号からは会務委員会から、という形にしようと考えています。
会員1000人越えは2011年度に持ち込まれましたが、達成はすぐの見こみです。
次年度もよろしくお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 このたびの東日本大震災の被害に遭われておられる皆様に、心よりお見舞い申
し上げます。まだまだ落ち着かない状況が続きますので、編集委員会においても
メンバー間で情報交換をしつつ、状況に応じて対応していく準備を行っていると
ころです。
 メールマガジンが会員の皆さまのお手元に届くちょうど同じ時期に、『質的心
理学研究 第10号』も皆さまに届いている頃だと思います。しかし、震災の影響
もありますので、各地域の状況に応じて発送をさせて頂く予定です。投稿をして
下さった会員の皆さまと編集委員との対話から生まれた本学会誌の一つひとつの
論文は、引き続きその対話を、会員の皆様と続けていかれることでしょう。楽し
みにページを捲って頂き、そこから11号に向けた新たな論考が生まれ出てくるこ
とを期待しています。
 10号の出版準備とともに、編集委員会では、11号への投稿論文、特集論文の審
査を進めつつ、書評特集の企画、さらには12号の特集企画の準備を進めておりま
す。1年に1冊ずつの出版は、3号分の雑誌の重なりを、つまり前号の振り返りと
次号の創造、次々号への夢が重なることによって、達成されています。この終わ
りと継続と始まりの重なりが、この時期の編集委員会の仕事になります。
 それは同時に、本年度の編集委員の交代の時期であることも意味しています。
本年度は、委員長、副委員長の交代があり、新体制となって1年間、編集を担当
してきました。10号の発行の時期は、一方で任期を終えるメンバーと、他方で新
たに加わるメンバーとが、交差する時期でもあります。この交差が、それぞれの
場所で、会員の皆さまとの新たな対話を生む契機となることを期待しております。

                       (副編集委員長 西村ユミ)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第1次      世界健康質的研究学術大会テーマ:Understanding and Caring for
 the Human Being
 第1回世界健康質的研究学術大会が2011年 6月23日(木)~25日(土)まで
梨花女子大学で開催されます(組織委員長・辛瓊林教授)。メインテーマは
‘Understanding and Caring for the Human Being'です。
 この件は、日本の広報を担当している YUN OKJONGさんから連絡をいただ
きました。
 学術大会の登録及び abstract 提出 締切は 3月 31日とのことです。
 参加してみたい方、質問がある方は、Okjong Yun,RN,PhD.さんにメール
でコンタクトしてみてください。日本語okとのことです。

【期間】:2011年 6月 23日~25日
【場所】:梨花女子大学(組織委員長 辛瓊林 教授)

 本学術大会は、25ヶ国以上が参加する行事として多学制的で学問的融合を
強調して交流しようとおもいます。また看護学、心理学、社会福祉学、哲学、
教育学、医学、人類学、相談学、体育学など質的研究が成り立つことができ
るすべての分野の研究者が自分の研究論文を発表して、関連学者たちと討論
することができる場になるだけでなく世界的に有名な質的研究者を仕えて主
題講演とワークショップであえる良い機会にもなるとおもいます。 学術大
会の登録及び abstract 提出 締切は3月31日です。多くの関心と参加をお願
い致します。詳しい情報は下のホームページを参照してください。

第1次 世界健康質的研究 組織委準備事務局
〒120-750  ソウル市西大門区大硯洞 11-1 梨花女子大学ヘレン館 305号

【公式 HP】 http://www.gcqhr.com
     日本語  E-mail  : yunokjong@yahoo.co.jp
      (情報提供者 YUN OKJONG 様 推薦者 サトウタツヤ 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

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[クッピーより]
 新年度を前に大変な状況が続いております。なかなか研究に集中できる環境
とは言い難いですが、少しでも早く落ち着いた生活が送れるようになると良い
ですね。今後とも当メルマガをぜひご活用ください。皆さまからのご意見やア
イデアもお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第77号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年3月26日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.76======================2011/2/22

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.76======================2011/2/22

 クッピーです。寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。大
学等では長い休みに入ったところも多く、ようやく一息つけたという方や、今
がチャンスとばかりに執筆作業に取り組まれている方、新年度の準備に相変わ
らず忙しくされている方など、さまざまだと思います。クッピーはと言えば、
忙しさにかまけて随分酷使してきた体のケアを、今少しずつしているところで
す。春の足音がもうそこまで聞こえてきているこの時期に、いろいろな面での
準備をしっかり整えて、元気に春を迎えたいですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「感覚の『異文化』から見る<からだ>と<ことば>」(京都)

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

 ◆(社)日本心理学会 批判心理学研究会 第2回批判心理学シンポジウム「
  批判心理学とは何か:日本における可能性」(東京)

 ◆2011年よそおい研究の挑戦(東京)

 

 

◆看護質的統合法(KJ法)研究会・第3回研究集会のご案内(大阪)

 ◆第1次世界健康質的研究学術大会

テーマ:Understanding and Caring for
  the Human Being(ソウル)

■ 著書の紹介
 
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会企画の研究会

○感覚の「異文化」から見る〈からだ〉と〈ことば〉~共感覚、自閉症、幼児
の体験世界~
 人間は〈ことば〉の世界を生きている―これが現在の質的心理学の「常識」
であり、多くの分析手法もこの前提に基づいている。しかし、元来、人間の
〈ことば〉は〈からだ〉の働きに基礎を持つものとして発展してきたものであ
る。また、どんなに〈ことば〉の世界が発展したとしても、人は最終的にはこ
の〈からだ〉でもって生きるほかない。そうした事実を忘れ、〈ことば〉の世
界にのみ研究者の目が向くとすれば、それは人間の生に迫ろうとする質的心理
学にとって大きな危機ではなかろうか。
 当企画では、〈からだ〉と〈ことば〉がいかなる関係にあるのかを改めて問
い直し、人間の生を捉えるためにどういった視点が重要なのかを、3人のパネリ
ストの講演を手掛かりにして考えていく。3人に共通するのは、〈からだ〉と
〈ことば〉が特異(非定型的)な結びつき方をしているように見える人々(共
感覚、自閉症、幼児など)の独特の感覚世界を参照しつつ、思索を進めている
ことである。
〈からだ〉のいかなる働きから〈ことば〉が生まれ、いかにして我々の世界を
作り出していくのか、さらにはそのことが〈からだ〉にいかなる作用を及ぼす
ものなのか―感覚の「異文化」との接触を通して、そうした問題への糸口を模
索していく。

【日時】2011年3月5日(土) 13:00~16:30
【会場】キャンパスプラザ京都 4F第4講義室
    http://www.consortium.or.jp/
【内容】
講演1  岩崎純一「共感覚とは何か」
講演2  西村多寿子「ことばとからだ~共感覚者や音声工学研究に関わって
     きたナースの視点~」
講演3  村上靖彦「眼光と夢~原視線触発について」(仮題)
指定討論 浜田寿美男
司会   大倉得史

<登壇者紹介>
・岩崎純一
文字や数字に色を感じる、音・味・匂いに色や形を感じる、風景に音を聴くな
ど、さまざまな共感覚を持つ。著書に『音に色が見える世界』(PHP新書)など。
・西村多寿子
翻訳者兼ライター。「身体的側面から見た言語習得」の探究をライフワークの
一つとし、多方面で活躍。書評、論文等多数。
・村上靖彦
大阪大学大学院人間科学研究科。専門は現象学、精神病理学。精神分析学にも
精通。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)など。
・浜田寿美男
幼児、自閉症、供述分析などの研究を通して〈からだ〉と〈ことば〉の関連を
探究。『私と他者と語りの世界』(ミネルヴァ書房)など著書多数。

【参加費】学会員 無料
     非会員 500円
【主催】日本質的心理学会研究交流委員会、京都大学人間・環境学研究科質的
心理学研究会
【申込方法】「3月5日参加希望」と題したメールに「氏名」「所属」「連絡先」
「会員・非会員の別」を明記し、下記の宛先まで送信ください。なお、会場の
関係で定員になり次第締め切らせていただきます。
(宛先)大倉得史 tokushi_okura〔あっと〕yahoo.co.jp(〔あっと〕を@にし
てください)
研修会担当 京都大学大学院人間・環境学研究科 大倉得史

 
◆事務局より
2月7日付けの会員動向は以下のとおりです。

2011年2月7日現在  会員数 997名  会費納入率 64%

 会員1000人超えは来年度の課題になりそうです。

 本年度会費未納の方、『質的心理学研究』が届きませんので、会費納入をよろしくお
願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 晩秋の年次大会の余韻に浸っている間に、もう次の大会の準備が動き出して
います。第8回大会は、2011年11月26日(土)と27日(日) に、安田女子大学(
広島県広島市)で行われる予定です。大会発表を目指してデータの収集や分析
にいそしんでおられる方や、企画をあたためておられる方も多いことでしょう。
大会を一里塚として進められた貴重な研究は、ぜひ本誌にご投稿ください。
 第10号は編集作業を終えて現在校正中ですが、来月にはお手元に届く予定
です。一足先に論文の題を紹介しますと、環境をテーマにした特集論文は、「
乳児期におけるつかまり立ちの生態幾何学的記述―姿勢制御と面の配置の知覚
に着目して―」「食事における容器操作の縦断的研究―容器の発見と利用の過
程―」「「起き上がるカブトムシ」の観察―環境-行為系の創発―」の3本です。
一般論文は、「高校家庭科教科書の言説分析と教科再編への展望」「青年の語
りからみた金縛りの心理的意味」など5本です。
 今月は本年度第三回目の本誌編集委員会が行われますが、第10号の経費、
第11号の発刊スケジュール、論文の審査状況などが話題です。投稿数には時
期的な変動がありますが、特集論文の締め切りを過ぎた今は落ち着いている頃
で、年明けからの新規投稿はまだ3本です。次はぜひ自分がと思ってくださっ
た方は、納得のいく内容になったら、どうぞ書式のチェックへとお進みくださ
い。その1本を、お待ちしております。 
                      (副編集委員長 田中共子)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)
 今回は、当研究会を主催している
徳田、松本、荒川の研究を検討する予定です。題して「主催者デー」。参加希
望の方は、研究会後の懇親会の参加希望と併せて、下記の申込先までメールに
てご連絡ください。

日時】:2011年2月26日(土)11時~17時

場所】:武蔵野美術大学 新宿サテライトRoom E(新宿西口から徒歩5分)
 http://cc.musabi.ac.jp/whatsnew/040413.html

申込先】:松本光太郎[m-kotaroアットmx.ibaraki.ac.jp] (アットを@に)

研究検討概要:
【研究検討1】
「被害証言をめぐる聴き手の経験:ハンセン病国賠訴訟におけ
る弁護士の聴き取り過程」
徳田治子(高千穂大学)

 本発表では、ハンセン病国賠訴訟の原告となった元ハンセン病患者の「人生
被害」(被害証言)の聞き取りにたずさわった12名の弁護士へのインタビュー
データを元に、(1)聴き取りの方略、(2)傷つきや被害を聴き取る聴き手
側の心理的経験、及び、(3)その個人差の類型を明らかにする。ハンセン病
訴訟は、90年にわたる国の隔離政策によってもたらされた被害の実態を、原告
となった元患者一人ひとりの人生の語りを通して立証しようとした。この裁判
において、弁護士は、親子や夫婦間でも語られることのなかった思いや経験を
受け取る最初の聴き手(証人)となるだけでなく、その経験を法的な被害の語
り(証言)へと変換する能動的な聴き手としての役割を担った。 従来、「聴
く」行為は、情報収集や治療的行為の方法としてその技法的側面を中心に議論
されてきた。近年では、ナラティヴ・アプローチをはじめとする構成主義的な
立場をとる研究者によって、"語り"の相互作用的側面が強調され、聴き手と語
り手の関係性や両者の相互作用過程に注目する考察がなされるようになってい
る。しかしながら、それらの考察はあくまでもデータ解釈の一部やよりよいデ
ータ収集の道具としてのインタビュー技法の洗練を目指す試みの一部として位
置づけられるものであり、聴く行為そのものの(根源的)意味を問いかけ、他
者の人生や経験に触れ、それを理解しようとする聴き手の心理的経験、及びそ
の個人差に迫ろうとするものではない。

 本発表では、以上のような問題意識のもと、語り手と聴き手に様々な情動経
験や語り/聞き取りの困難をもたらすとされる、被害や傷つきといった語りを
めぐる聴き手の経験に注目し、「聴く」行為をめぐる聴き手の心理的経験への
アプローチを試みる。

【研究検討2】
「フィールドノートを読み返していた際、思い出せなかった事
例について」
松本光太郎(茨城大学)

 フィールド研究では、研究者が実際に見聞きした経験について時間を隔てて
後に考察するという過程が欠かせません。このとき、「実際に見聞きした研究
者」と「後に考察する研究者」は連続しているのか非連続なのか、また連続
or 非連続とジャッジするのは何者なのか、このあたりは議論がし尽くされて
いないように思います。今回は、上記の問題意識を下地にしながら、私がある
フィールドノートを読み返していた際、その事実の有無さえ思い出せなかった
事例を中心にした研究検討を希望しています。参加者の皆さんのお知恵を拝借
できればと思っています。

【研究検討3】
「法教育ゲーミングによる体験世界のリ・デザイン」
荒川 歩
(武蔵野美術大学)

 最近ゲーミングの面白さに取りつかれている。初めてのゲームに慣れていく
に従い、普段と違うコミュニケーション方略や世界観が浮かび上がってくる。
ゲームが終わる時、日常生活の見方が少し変わる、なんてとってもいいなあと
思う。今回は、これまで作ったいくつかのゲームを紹介したうえで、現在共同
研究で開発予定の民事紛争ゲームの構想をお話しする。できればどれかのゲー
ムは実際に体験してもらい、皆さんからの意見をいただければうれしい。

                     (情報提供 松本光太郎 様)

 

 

 

◆(社)日本心理学会 批判心理学研究会 第2回批判心理学シンポジウム「批
判心理学とは何か:日本における可能性」

 
下記のとおり、第2回批判心理学シンポジウムを開催いたします。批判心理学
に関心をおもちの方ならどなたでもご参加いただけます。ふるってご参集くだ
さい.参加費や事前登録は必要ありません。

日時】:2011年3月4日(金) 午後1時30分~午後6時00分

会場】:明治学院大学白金校舎 本館1201教室
    (http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

プログラム:

1.批判心理学とは何か
 五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学):演題「現代批判心理学運動の歴史
的位置と日本における可能性」
 百合草 禎二(富士常葉大学):演題「ホルツカンプとドイツ批判心理学」

2.批判心理学と研究方法

 白井 利明(大阪教育大学):演題「批判心理学の研究方法」
 加藤 弘通(静岡大学):演題「批判心理学とナラティブ」

3.批判心理学的研究の実際

 いとう たけひこ(和光大学):演題「批判心理学とメディア・リテラシー」

 大久保 智生(香川大学): 演題「批判心理学的視点による調査研究のあ
り方」

4.討論

 指定討論者 森岡 正芳(神戸大学)
 指定討論者 岩男 征樹(東京工業大学)


連絡先】:五十嵐 靖博 yigarashi(at)yamano.ac.jp  (at)を@に変えて送
信ください.
                    

(情報提供者 五十嵐靖博 様)

 

 

 

◆2011年よそおい研究の挑戦
【日程】:2011年3月15日14:00~17:00
【場所】:武蔵野美術大学・新宿オフィスRoomB

   (http://zokeifile.musabi.ac.jp/pdf/map.pdf
登壇者:木戸彩恵(京都大学)

    鈴木公啓(東京未来大学)

    矢澤美香子(早稲田大学)

    荒川歩(武蔵野美術大学)

指定討論者:川浦康至(東京経済大学):社会心理学の観点から

      東海林麗華(山梨大学):質的研究と発達心理学の観点から

企画趣旨: 本企画の主題は2つある。

 1つは、装い選択過程の質的研究の報告であり、装い研究に新たな方向性
を見出すことが期待されるものである。その2は、装い研究の基礎理論であ
る。

 第1の主題に関して、これまで装い研究は、主に調査による量的な研究が
おこなわれてきており,質的な研究は少なかった。そのため、変わりゆく時
代の中で、どのような服が流行しているということは統計的に明らかになっ
たとしても、個人個人がどのように服装を選択しているのかについては明ら
かになっているとは言えない。そこで、本企画では、インタビュー調査をも
とに、服装を選択している過程について報告する。

 第2の主題に関して、装い研究は、研究報告数に比して、根底となる基礎
理論に乏しく、理論的な蓄積が困難であった。本報告では、装いの機能とい
う観点で,装いの心理モデルを構築し,その説明に使える既存理論を同定す
る。まだ十分なものではないが、たたき台として、装い研究の発展のために
資することを目指す。


主催】:日本心理学会よそおい・しぐさ研究会

参加方法】:参加費無料・要事前申し込み
問い合わせ
【申込先】:荒川 arakawaあっとmusabi.ac.jp (あっとを置き換えてくだ
      さい。)
                  
                      (情報提供 荒川歩 様)

 

 

 

◆看護質的統合法(KJ法)研究会・第3回研究集会のご案内

 本会は、看護学における質的統合法(KJ法)の確立により、会員相互の学
術的研鑽を図り、看護学の発展に寄与することを目的として、2009年3月に
発足。千葉大学大学院看護学研究科長・看護学部長正木治恵教授を会長に、
KJ法創案者のもとで20年間研究と普及に従事した山浦晴男情報工房代表が顧
問に就任しています。第3回研究集会が、次のようなプログラムで開催され
ます。KJ法に興味のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。

研究会事務局】:千葉大学大学院看護学研究科 老人看護学教育研究分野
研究室

http://www.n.chiba-u.jp/gerontology/introduction/academics-action/seminar.html

【日時】2011年3月20日(日)午前10時~午後5時(午前9時から受付)
【場所】大阪医科大学医学部講義実習棟 第一講義室(JR高槻駅または、阪
    急高槻市駅より徒歩約5~7分)

【参加費】1000円(事前申し込みは不要です)
【プログラム】
 ・10:10~11:40 記念講演 山浦晴男 「KJ法から現場改革へ」

 ・13:30~15:30 KJ法研究成果発表会
  1)太田名美(大阪医科大学)「臓器移植を受けたレシピエントの気づ
   かい」の研究を通じて

  2)河井伸子(千葉大学大学院)「糖尿病患者のContinuityに関する研
   究」の成果発表を通じて(仮題)

  3)小林裕美(日本赤十字九州国際看護大学)「在宅で親や配偶者の見
   取りを行う介護者の情緒体験と予期悲嘆」の成果発表を通じて(仮題)
 他

 ・15:40~17:00テーマ別ディスカッション
  1)初心者の疑問を出し合う
  2)KJ法による分析方法を深める
  3)結果を実践に活かす

  4)分かりやすいプレゼンテーションとは
【問合せ先】
TEL:06-6879-2540  shimizuy@shas.med.osaka-u.ac.jp
      大阪大学大学院医学研究科 保健学専攻 看護実践開発科学
      講座 清水安子

                   (情報提供者 山浦晴男 様)

 

 

◆第1次        世界健康質的研究学術大会

テーマ:Understanding and Caring for
 the Human Being
 第1回世界健康質的研究学術大会が2011年 6月23日(木)~25日(土)まで
梨花女子大学で開催されます(組織委員長・辛瓊林教授)。メインテーマは
‘Understanding and Caring for the Human Being'です。
 この件は、日本の広報を担当している YUN OKJONGさんから連絡をいただ
きました。
 学術大会の登録及び abstract 提出 締切は 3月 31日とのことです。
 参加してみたい方、質問がある方は、Okjong Yun,RN,PhD.さんにメール
でコンタクトしてみてください。日本語okとのことです。


期間】:2011年 6月 23日~25日

場所】:梨花女子大学(組織委員長 辛瓊林 教授)

 

 本学術大会は、25ヶ国以上が参加する行事として多学制的で学問的融合を
強調して交流しようとおもいます。また看護学、心理学、社会福祉学、哲学、
教育学、医学、人類学、相談学、体育学など質的研究が成り立つことができ
るすべての分野の研究者が自分の研究論文を発表して、関連学者たちと討論
することができる場になるだけでなく世界的に有名な質的研究者を仕えて主
題講演とワークショップであえる良い機会にもなるとおもいます。 学術大
会の登録及び abstract 提出 締切は3月31日です。多くの関心と参加をお願
い致します。

詳しい情報は下のホームページを参照してください。

第1次 世界健康質的研究 組織委準備事務局
〒120-750  ソウル市西大門区大硯洞 11-1 梨花女子大学ヘレン館 305号

【公式 HP】 http://www.gcqhr.com
     日本語  E-mail  : yunokjong@yahoo.co.jp
      (情報提供者 YUN OKJONG 様 推薦者 サトウタツヤ 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

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[クッピーより]
 第76号はいかがでしたか。今月も春休みの研究会情報をたくさんお寄せ
いただきました。今後とも当メルマガをぜひご活用ください。少しでも読
みやすく、楽しいものにしていけるよう、工夫をしていきたいと思います。
皆さまからの意見やアイデアもお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第76号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年2月22日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.75======================2011/1/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃1┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.75======================2011/1/20

 明けましておめでとうございます。皆さま、どのような新年を迎えられたで
しょうか。クッピーは例のごとく、年末年始から食べて飲んでを繰り返し、ま
た少し太ってしまいました。毎年少しずつお正月太りをし、増えた分の体重が
戻らないという形で、年とともに段々立派なお腹ができあがってくるものみた
いです。ともあれ、のんびりできたのはお正月くらいで、年明けから慌しい毎
日を過ごされている方も多いのではないかと思います。寒さがさらに厳しくな
っていますので、体に気をつけて、元気なスタートを切っていきたいですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」(京都)
  ○「感覚の『異文化』から見る<からだ>と<ことば>」(京都)

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より 

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆TEM研究会@京都

 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)

 ◆2011年よそおい研究の挑戦(東京)

■ 著書の紹介
 
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会企画の研究会
 研究交流委員会では以下の2企画を主催いたします。どちらもまだ定員まで
若干の余裕があるようなので、お早めにお申し込みください。

○サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~
 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等研修(東大阪大学 三島亜紀子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
  FAX:0774-25-2409
  Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、

「行き」については、向島発の9時台のバスは「9時10分」「9時40分」がありま
す。

「帰り」については、京都文教大学発の17時以降のバスは「17時」「17時30分」
「18時05分(最終)」があります。
研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里

○感覚の「異文化」から見る〈からだ〉と〈ことば〉~共感覚、自閉症、幼児
の体験世界~
 人間は〈ことば〉の世界を生きている―これが現在の質的心理学の「常識」
であり、多くの分析手法もこの前提に基づいている。しかし、元来、人間の
〈ことば〉は〈からだ〉の働きに基礎を持つものとして発展してきたものであ
る。また、どんなに〈ことば〉の世界が発展したとしても、人は最終的にはこ
の〈からだ〉でもって生きるほかない。そうした事実を忘れ、〈ことば〉の世
界にのみ研究者の目が向くとすれば、それは人間の生に迫ろうとする質的心理
学にとって大きな危機ではなかろうか。
 当企画では、〈からだ〉と〈ことば〉がいかなる関係にあるのかを改めて問
い直し、人間の生を捉えるためにどういった視点が重要なのかを、3人のパネリ
ストの講演を手掛かりにして考えていく。3人に共通するのは、〈からだ〉と
〈ことば〉が特異(非定型的)な結びつき方をしているように見える人々(共
感覚、自閉症、幼児など)の独特の感覚世界を参照しつつ、思索を進めている
ことである。
〈からだ〉のいかなる働きから〈ことば〉が生まれ、いかにして我々の世界を
作り出していくのか、さらにはそのことが〈からだ〉にいかなる作用を及ぼす
ものなのか―感覚の「異文化」との接触を通して、そうした問題への糸口を模
索していく。

【日時】2011年3月5日(土) 13:00~16:30(予定)
【会場】キャンパスプラザ京都 4F第4講義室
    http://www.consortium.or.jp/
【内容】
講演1  岩崎純一「共感覚とは何か」
講演2  西村多寿子「ことばとからだ~共感覚者や音声工学研究に関わって
     きたナースの視点~」
講演3  村上靖彦「眼光と夢~原視線触発について」
指定討論 浜田寿美男
司会   大倉得史

<登壇者紹介>
・岩崎純一
文字や数字に色を感じる、音・味・匂いに色や形を感じる、風景に音を聴くな
ど、さまざまな共感覚を持つ。著書に『音に色が見える世界』(PHP新書)など。
・西村多寿子
翻訳者兼ライター。「身体的側面から見た言語習得」の探究をライフワークの
一つとし、多方面で活躍。書評、論文等多数。
・村上靖彦
大阪大学大学院人間科学研究科。専門は現象学、精神病理学。精神分析学にも
精通。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)など。
・浜田寿美男
幼児、自閉症、供述分析などの研究を通して〈からだ〉と〈ことば〉の関連を
探究。『私と他者と語りの世界』(ミネルヴァ書房)など著書多数。

【参加費】学会員 無料
     非会員 500円
【主催】日本質的心理学会研究交流委員会、京都大学人間・環境学研究科質的
心理学研究会
【申込方法】「3月5日参加希望」と題したメールに「氏名」「所属」「連絡先」
「会員・非会員の別」を明記し、下記の宛先まで送信ください。なお、会場の
関係で定員になり次第締め切らせていただきます。
(宛先)大倉得史 tokushi_okura〔あっと〕yahoo.co.jp(〔あっと〕を@にし
てください)
※開始・終了時間は暫定的なものです。詳細は追ってお知らせいたします。
研修会担当 京都大学大学院人間・環境学研究科 大倉得史

 
◆事務局より
1月17日付けの会員動向は以下のとおりです。

●会員数 : 994名
●2010年会費納入率 : 64%

学会誌の発行も間近です。会費納入の確認をよろしくお願いいたします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 新しい年が始まりました。新年という時間の区切りは、4月始まり3月終わり
という生活と仕事のサイクルの中で、日常世界を新たな気持ちで感受し得る貴
重な時間のように思います。
 編集委員会では、この3月に皆様のお手元に『質的心理学研究』第10号をお
届けするべく、最後の編集・出版作業に入っております。「環境の実在」に質
的心理学の立場から切り込んだ3編の特集論文と、読み応えのある4編の一般論
文、書評特集(「アクションリサーチ」)が新たに本誌の財産に加わります。ど
うぞお楽しみに。
 同時に、第11号特集「病い、ケア、臨床」(責任編集者:森岡正芳・西村ユミ)
に投稿された論文と一般論文の査読作業も進めています。編集委員の連携プレ
ーの下に、なるべく迅速に査読結果をお返できるよう努めております。
 さらに並行して、第12号特集「文化と発達」(責任編集者:柴山真琴・田中共
子)への投稿募集も行っております。昨年11月の第7回大会で、第12号特集に向
けての企画としてシンポジウムを開催しましたが、その後、投稿に向けて論文
執筆の準備をしているという声が聞こえ始めています。特集の責任編集者とし
ては、嬉しい限りです。10月末日の締切まで、まだ時間がありますので、皆様、
奮ってご投稿下さい。
 このように3つの号の編集作業を同時進行させるサイクルは、編集委員会特
有の時間の刻みと言えるかもしれません。こうしたサイクルが続くのも、会員
の皆様からの投稿があってこそ。本誌作りへの皆様の積極的なご参加をお待ち
しております。
                      (副編集委員長 柴山 真琴)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆TEM研究会@京都
【日時】:2011年2月9日(水) 13:30~
【場所】 :キャンパスプラザ京都 6階 第一講習会室(JR京都駅徒歩5分)
      http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585
【企画】 :サトウタツヤ(立命館大学)・安田裕子(京都大学)
参加費は無料です。どなたでもご参加いただけます。

13:30~     開始
13:40~13:50 はじめの挨拶

○発表者とテーマ(発表20分・討議20分)
13:50~14:30
 山田嘉徳 (関西大学)
 「卒論に取り組む学生の葛藤体験過程―指導教員との関係を中心として」
14:35~15:15 
廣瀬太介 (立命館大学)  
「破壊的カルト脱会者の心理過程に関する研究― 適応的と見られる脱会者の
語りを通して」

休憩(15分)

15:30~16:10 
 和田美香 (厚木市立病院)
 「ひきこもりを抱えた家族におけるきょうだいの自律過程」
16:15~16:55
 香曽我部琢 (上越教育大学)
「公立保育士の保育者アイデンティティの形成プロセス」

休憩(15分)

17:10~17:50
 上田 敏丈 (中国学園大学)
「保育者の省察プロセスの分析」
17:55~18:35
 横江美佐子(立命館大学)
「若者の移行期を支える支援者の専門的力量とは―フリースク―ルスタッフ
の語りから(仮)」

18:35~18:40  終わりの挨拶
18:50      片づけて終了
19:00~     移動・懇親会(希望者)

【お問い合わせ】:安田裕子 yuko-y@kcat.zaq.ne.jp(@を小文字に)

【主催】:立命館大学 戦略的研究基盤形成支援事業 「大学を模擬社会空
間とした自立支援のための持続的対人援助モデルの構築」 情報蓄積と移行
システム プロジェクト
【共催】:科学研究費 若手研究A「不妊夫婦の喪失と葛藤,その支援―見
えない選択径路を可視化する質的研究法の応用的展開」科学研究費  挑戦的
萌芽研究「ナラティブと対話的自己を取り入れた難病患者ライフのぶ厚い記
述-厚生心理学の提唱」
              (情報提供 サトウタツヤ様 安田裕子様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)
今回は、当研究会を主催している徳田、松本、荒川の研究を検討する予定です。
題して「主催者デー」。参加希望の方は、研究会後の懇親会の参加希望と併せ
て、下記の申込先までメールにてご連絡ください。

日時:2011年2月26日(土)11時~17時
場所:武蔵野美術大学 新宿サテライトRoom E(新宿西口から徒歩5分)
http://cc.musabi.ac.jp/whatsnew/040413.html
申込先:松本光太郎[m-kotaroアットmx.ibaraki.ac.jp] (アットを@に)

研究検討概要:
【研究検討1】
「被害証言をめぐる聴き手の経験:ハンセン病国賠訴訟における弁護士の聴き
取り過程」
徳田治子(高千穂大学)
 本発表では、ハンセン病国賠訴訟の原告となった元ハンセン病患者の「人生
被害」(被害証言)の聞き取りにたずさわった12名の弁護士へのインタビュー
データを元に、(1)聴き取りの方略、(2)傷つきや被害を聴き取る聴き手
側の心理的経験、及び、(3)その個人差の類型を明らかにする。ハンセン病
訴訟は、90年にわたる国の隔離政策によってもたらされた被害の実態を、原告
となった元患者一人ひとりの人生の語りを通して立証しようとした。この裁判
において、弁護士は、親子や夫婦間でも語られることのなかった思いや経験を
受け取る最初の聴き手(証人)となるだけでなく、その経験を法的な被害の語
り(証言)へと変換する能動的な聴き手としての役割を担った。
 従来、「聴く」行為は、情報収集や治療的行為の方法としてその技法的側面
を中心に議論されてきた。近年では、ナラティヴ・アプローチをはじめとする
構成主義的な立場をとる研究者によって、"語り"の相互作用的側面が強調され、
聴き手と語り手の関係性や両者の相互作用過程に注目する考察がなされるよう
になっている。しかしながら、それらの考察はあくまでもデータ解釈の一部や
よりよいデータ収集の道具としてのインタビュー技法の洗練を目指す試みの一
部として位置づけられるものであり、聴く行為そのものの(根源的)意味を問
いかけ、他者の人生や経験に触れ、それを理解しようとする聴き手の心理的経
験、及びその個人差に迫ろうとするものではない。
 本発表では、以上のような問題意識のもと、語り手と聴き手に様々な情動経
験や語り/聞き取りの困難をもたらすとされる、被害や傷つきといった語りを
めぐる聴き手の経験に注目し、「聴く」行為をめぐる聴き手の心理的経験への
アプローチを試みる。

【研究検討2】
「フィールドノートを読み返していた際、思い出せなかった事例について」
松本光太郎(茨城大学)
 フィールド研究では、研究者が実際に見聞きした経験について時間を隔てて
後に考察するという過程が欠かせません。このとき、「実際に見聞きした研究
者」と「後に考察する研究者」は連続しているのか非連続なのか、また連続
 or 非連続とジャッジするのは何者なのか、このあたりは議論がし尽くされて
いないように思います。今回は、上記の問題意識を下地にしながら、私がある
フィールドノートを読み返していた際、その事実の有無さえ思い出せなかった
事例を中心にした研究検討を希望しています。参加者の皆さんのお知恵を拝借
できればと思っています。

【研究検討3】
「法教育ゲーミングによる体験世界のリ・デザイン」
荒川 歩(武蔵野美術大学) 
 最近ゲーミングの面白さに取りつかれている。初めてのゲームに慣れていく
に従い、普段と違うコミュニケーション方略や世界観が浮かび上がってくる。
ゲームが終わる時、日常生活の見方が少し変わる、なんてとってもいいなあと
思う。今回は、これまで作ったいくつかのゲームを紹介したうえで、現在共同
研究で開発予定の民事紛争ゲームの構想をお話しする。できればどれかのゲー
ムは実際に体験してもらい、皆さんからの意見をいただければうれしい。
                     (情報提供 松本光太郎 様)

◆2011年よそおい研究の挑戦
日程:2011年3月15日14:00~17:00
場所:武蔵野美術大学・新宿オフィスRoomB
   (http://zokeifile.musabi.ac.jp/pdf/map.pdf)

登壇者:木戸彩恵(京都大学)
    鈴木公啓(東京未来大学)
    矢澤美香子(早稲田大学)
    荒川歩(武蔵野美術大学)
指定討論者:川浦康至(東京経済大学):社会心理学の観点から
      東海林麗華(山梨大学):質的研究と発達心理学の観点から

企画趣旨:
本企画の主題は2つある。
 1つは、装い選択過程の質的研究の報告であり、装い研究に新たな方向性
を見出すことが期待されるものである。その2は、装い研究の基礎理論であ
る。
 第1の主題に関して、これまで装い研究は、主に調査による量的な研究が
おこなわれてきており,質的な研究は少なかった。。そのため、変わりゆく
時代の中で、どのような服が流行しているということは統計的に明らかにな
ったとしても、個人個人がどのように服装を選択しているのかについては明
らかになっているとは言えない。そこで、本企画では、インタビュー調査を
もとに、服装を選択している過程について報告する。
 第2の主題に関して、装い研究は、研究報告数に比して、根底となる基礎
理論に乏しく、理論的な蓄積が困難であった。本報告では、装いの機能とい
う観点で,装いの心理モデルを構築し,その説明に使える既存理論を同定す
る。まだ十分なものではないが、たたき台として、装い研究の発展のために
資することを目指す。

主催:日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
参加方法:参加費無料・要事前申し込み
問い合わせ・申込先:荒川 arakawaあっとmusabi.ac.jp (あっとを置き換
えてください。)
                      (情報提供 荒川歩 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません

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[クッピーより]
 第75号はいかがでしたか。これから春休みにかけて、研究会等も増えてくる
かと思います。今後とも当メルマガをぜひご活用ください。少しでも読みやす
く、楽しいものにしていけるよう、工夫をしていくとともに、皆さまからの意
見やアイデアもお待ちしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第75号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2011年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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