2010年のメルマガ

日本質的心理学会 メールマガジン No.74======================2010/12/23

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.74======================2010/12/23

 クッピーです。茨城での第7回大会では、水戸の美しい景色とおいしいお酒
を堪能しつつ、多くの方と交流を深めることができました。伊藤委員長はじめ
すばらしい大会の準備に当たってくださった皆さまに心より御礼申し上げます。
そして、早いものでもう師走。一年の片付けに、新年の準備に、皆さま忙しい
日々をお過ごしのことと思います。寒くなってきましたので、風邪などひかれ
ないようお体に気をつけて、良いお年をお迎えください。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」(京都)
  ○「感覚の『異文化』から見る<からだ>と<ことば>」(京都)

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆Blandine Bril氏 連続講演会「運動学習と生態心理学」(東京)

■ 著書の紹介
 ◆「グランデッド・セオリー・アプローチ 実践ワークブック」 (戈木クレ
  イグヒル滋子 編)

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆第7回大会準備委員会より

 日本質的心理学会第7回大会(2010年11月27日・28日)が無事終了しました。
天候にも恵まれ、最終的に330人もの方々(会員190人、非会員140人)にご参
加いただくことができました。大会準備委員会では300人参加を目標と考えて
いましたので、それを1割上回ることができ、大変嬉しく思っています。茨城
大学水戸キャンパスまで足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうご
ざいました。
 今回の大会では、私たちなりにいくつもの「ちょっとした工夫」をさせてい
ただきましたが、いかがだったでしょうか。ご提供いただいたご当地お土産を
休憩室で提供したり、学内で行った懇親会で茨城の各種お酒を楽しんでいただ
いたり、そうしたことをきっかけにインターローカルな対話の場がいろいろな
ところで生まれていったのでは。もちろん至らない点もあったかもしれません。
ぜひ忌憚のないご意見・ご感想をお寄せいただけるとありがたいです。いただ
いた貴重なご意見等は、第8回大会準備委員会に引き継ぎます。
 今回は、茨城大学および東京大学の多くの大学院生たちに大会実行委員とし
て当日のスタッフを務めてもらいました。みなとてもキビキビと気持ちよく動
いてくれて、大会委員長としても嬉しい限りでした。この場を借りて、スタッ
フのみなさんにもお礼を述べたいと思います。
 好評であった浜田寿美男先生による基調講演「現場の心理学はどこまで普遍
性をもちうるのか―渦中の視点、観客の視点、神の視点―」は、大会HP上で
再視聴していただけるよう準備中です。どうぞご期待ください。

 第7回大会HP
 http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

 なお大会プログラム抄録集に若干残部があります。ご希望の方に1部1000円
(送料込み)でおわけします。12月末までに下記宛てにメールで、必要部数と
送付先を明記してお申し込みください。

  第7回大会委員長 伊藤哲司(tetsuji64@ybb.ne.jp

 申し込みを受けたら確認メールを返信します。そのあとに代金の振り込みを
お願いします。振込先は以下の通りです。

 【ゆうちょ銀行からの振込】
   口座番号 00140-5-547141
   加入者名 日本質的心理学会第7回大会準備委員会
 【他の銀行からの振込】
   銀行・店名 ゆうちょ銀行019店
   預金種目 当座
   口座番号 0547141
   加入者名 日本質的心理学会第7回大会準備委員会

 なお発送は年明けになる見込みです。ご了解をお願いいたします。
 
 6月から続けてきたこのメルマガへの寄稿も、今回が最後となります。次回
大会は、ちょうど1年後の2011年11月26日(土)・27日(日)に安田女子大学
で行われます。次は広島でお会いしましょう!
                  (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

 
◆事務局より

★12月13日付けの会員動向は以下のとおりです。
●会員数 : 992名
●2010年会費納入率 : 63%

★総会の報告
 2010年11月28日(日)茨城大学にて日本質的心理学会の(仮)総会が行われ
ました。参加人数は99名で、残念ながら定足数に達しませんでした。
 昨年度行われた役員選挙、今年度からの第3期理事会体制について審議され
了承されました。また、2009年度収支決算及び2010年度の予算案についてにつ
いても審議の上了承されました。
 欠席者の方で資料や議事録などが必要な方はお申し出ください。

★第8回大会開催予定について
 総会でも報告があったとおり、次回の大会は以下のように決まっています。
皆様の参加をお待ちしております。

・2011年11月26~27日 於:安田女子大学
・テーマ:世代と文化の継承性・個性の質的研究
(大会準備委員長・岡本祐子広島大学教授/事務局長・澤田英三安田女子大学
教授)

◆『質的心理学研究』編集委員会より

 去る11月に茨城大学で開催された質的心理学会第7回大会が成功裡に終わっ
てから1ヶ月が経ちました。編集委員会企画のシンポジウム“「文化」と「発
達」が出会う地平”にも50名以上の方にお越しいただき、刺激的な発表と相ま
って、充実した時間を過ごすことができました。2011年10月締め切りの第12号
特集“文化と発達”のための準備企画であったわけですが、今後の投稿のため
のご参考になったとしたら幸いです。
 年の瀬も押し詰まってまいりましたが、編集委員会の方でも第10号の編集作
業が大詰めを迎えており、時間との戦いながら、最後の仕上げにかかっていま
す。この時期にどれだけ進行させられるかが、来年3月に新しい号を会員のみ
なさまのもとにお届けできるかどうか、どのような形でお届けできるのかが決
まってくるのです。
 第10号の特集は“環境の実在を質的心理学はどう扱うか”というやや難しく
見えるテーマで、必ずしも投稿数は多くなかったのですが、生態心理学的なア
プローチでそれぞれの現象に切り結んだ3本のユニークな論文が揃いました。
また、一般論文としては実に多様なアプローチとテーマをもつ4本の論文が掲
載されることになっています。今後は年明けにかけて出版社の方のご協力のも
と、ページの構成や全体の構成作業を行い、来年の3月には完成本を会員の皆
様のお手元にお届け出来る予定です。ご期待ください。
 あと数日で2010年も終わります。年の区切りも、考えてみれば社会文化的に
規定されたものにすぎないかもしれないのですが、区切り目を多くの人と共有
でき、ともに過去を回顧したり未来を展望したりするのは、何ものにも代えが
たい貴重な時間です。編集委員会も、新しい顔ぶれで臨んだこの1年を回顧し、
新たな年における成果を展望しつつ、会員の皆様とともに新たな年を迎えたい
と思っています。
                       (編集委員長 能智正博)

◆研究交流委員会企画の研究会

○サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~
 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等研修(東大阪大学 三島亜紀子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
  FAX:0774-25-2409
  Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、

「行き」については、向島発の9時台のバスは「9時10分」「9時40分」がありま
す。

「帰り」については、京都文教大学発の17時以降のバスは「17時」「17時30分」
「18時05分(最終)」があります。
研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里

○感覚の「異文化」から見る〈からだ〉と〈ことば〉~共感覚、自閉症、幼児
の体験世界~
 人間は〈ことば〉の世界を生きている―これが現在の質的心理学の「常識」
であり、多くの分析手法もこの前提に基づいている。しかし、元来、人間の
〈ことば〉は〈からだ〉の働きに基礎を持つものとして発展してきたものであ
る。また、どんなに〈ことば〉の世界が発展したとしても、人は最終的にはこ
の〈からだ〉でもって生きるほかない。そうした事実を忘れ、〈ことば〉の世
界にのみ研究者の目が向くとすれば、それは人間の生に迫ろうとする質的心理
学にとって大きな危機ではなかろうか。
 当企画では、〈からだ〉と〈ことば〉がいかなる関係にあるのかを改めて問
い直し、人間の生を捉えるためにどういった視点が重要なのかを、3人のパネリ
ストの講演を手掛かりにして考えていく。3人に共通するのは、〈からだ〉と
〈ことば〉が特異(非定型的)な結びつき方をしているように見える人々(共
感覚、自閉症、幼児など)の独特の感覚世界を参照しつつ、思索を進めている
ことである。
〈からだ〉のいかなる働きから〈ことば〉が生まれ、いかにして我々の世界を
作り出していくのか、さらにはそのことが〈からだ〉にいかなる作用を及ぼす
ものなのか―感覚の「異文化」との接触を通して、そうした問題への糸口を模
索していく。

【日時】2011年3月5日(土) 13:00~16:30(予定)
【会場】キャンパスプラザ京都 4F第4講義室
    http://www.consortium.or.jp/
【内容】
講演1  岩崎純一「共感覚とは何か」
講演2  西村多寿子「ことばとからだ~共感覚者や音声工学研究に関わって
     きたナースの視点~」
講演3  村上靖彦「眼光と夢~原視線触発について」
指定討論 浜田寿美男
司会   大倉得史

<登壇者紹介>
・岩崎純一
文字や数字に色を感じる、音・味・匂いに色や形を感じる、風景に音を聴くな
ど、さまざまな共感覚を持つ。著書に『音に色が見える世界』(PHP新書)など。
・西村多寿子
翻訳者兼ライター。「身体的側面から見た言語習得」の探究をライフワークの
一つとし、多方面で活躍。書評、論文等多数。
・村上靖彦
大阪大学大学院人間科学研究科。専門は現象学、精神病理学。精神分析学にも
精通。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)など。
・浜田寿美男
幼児、自閉症、供述分析などの研究を通して〈からだ〉と〈ことば〉の関連を
探究。『私と他者と語りの世界』(ミネルヴァ書房)など著書多数。

【参加費】学会員 無料
     非会員 500円
【主催】日本質的心理学会研究交流委員会、京都大学人間・環境学研究科質的
心理学研究会
【申込方法】「3月5日参加希望」と題したメールに「氏名」「所属」「連絡先」
「会員・非会員の別」を明記し、下記の宛先まで送信ください。なお、会場の
関係で定員になり次第締め切らせていただきます。
(宛先)大倉得史 tokushi_okura〔あっと〕yahoo.co.jp(〔あっと〕を@にし
てください)
※開始・終了時間は暫定的なものです。詳細は追ってお知らせいたします。
研修会担当 京都大学大学院人間・環境学研究科 大倉得史

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆Blandine Bril氏 連続講演会「運動学習と生態心理学」
 
 歩行発達、道具使用、乳児のニッチと運動発達の関係の研究など、心理学、
運動学、人類学を越境した学際的な研究で知られるフランス国立社会科学高等
研究院の研究ディレクター、Blandine Bril氏が1月に来日して連続講演会を行
います。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日:2011年1月17日(月)16:00~19:00
会場:立教大学池袋キャンパス 5号館 5126教室
B. Bril 氏(フランス国立社会科学高等研究院)講演
“The cultural context of early motor development”
G.Dietrich 氏(パリ第5大学)講演
“Cutting expertise in Iaido” 指定討論者:工藤和俊氏(東京大学)

開催日:2011年1月19日(水)17:00~19:00
会場:東京大学駒場キャンパス 16号館 1階 107教室
B. Bril 氏講演
“A functional perspective on tool use: the case of stone knapping”

開催日:2011年1月20 日(木)17:00~19:00
会場:東京大学本郷キャンパス教育学部一階第一会議室
B. Bril 氏講演
“Learning to walk:Discovery of the constraints of the action by
 learners”

本講演会に関する情報は下記ウェブサイトまで
http://ep.human.waseda.ac.jp/groups/ecocom/wiki/d4b35/B.ブリル氏(EHESS)_連続講演会.html

主催:科学研究費補助金:「生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォ
ーダンスに関する実証哲学的研究」(基盤(B)、研究代表者:河野哲也)、
科学研究費補助金「生態学的現象学の技術論的展開:生態学的に優れた人工環
境の構築に向けて」(基盤(B)、研究代表者:村田純一)

問い合わせ先:河野哲也 tetsuyakono@rikkyo.ac.jp(@を小文字に)
予約不要、参加費無料・使用言語英語
                      (情報提供 野中哲士 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆「グランデッド・セオリー・アプローチ 実践ワークブック」
 戈木クレイグヒル滋子 編 日本看護協会出版会 2010年11月20日発行
 定価(本体2400円+税)

 本書は,「インターナショナルナーシングレビュー」誌で, 2009年1月から
2010年10月までの約2年間,全8回 にわたって連載された「実践しながら学ぶグ
ランデッド・セオリー・アプローチ:現象をとらえるステップ」とブログに寄せ
られた質問・回答の一部をワークブックとして活用しやすい形に書き換えたもの
です.
 戈木クレイグヒル氏バージョンのグラウンデッド・セオリー・アプローチをさ
らに発展させ,読者の自己学習に役立つような工夫が満載です.例えば,実際に
分析を体験できるデータが5つも掲載されていますが,それらの中にはインタビ
ューデータだけでなく,参加観察法を使ってで収集したデータも含まれています.
 また,20切片前後の短めの練習用データで分析ステップを一通り体験したら,
99切片という長めの練習用データを用いて分析の練習ができます.長めのデータ
で,短めのデータでは体験できない「現象をわける」ステップを学ぶことができ
ます.このステップは,習得が難しい部分ですが,本書では,実際のデータを用
いながら説明されているので,読者にも理解しやすいのではないかと思います.
 さらに,データ分析過程で作成する図や表,メモなど全ての資料が別冊に掲載
されているので,解説を読む時や自分の分析結果と比較をする時に活用しやすい
と思います.
 最後に,本書の大きな特徴は,ブログ(http://www.jnapc.co.jp/weblog/inr/
でここに出されたデータ分析について執筆者に質問ができることです!本書を読
んでわからなかった事柄を,ぜひご質問ください.

<内容>
 第1章 概念、プロパティとディメンション、ラベル
 第2章 概念の把握
 第3章 概念の関係をとらえる
 第4章 参加観察法で収集したデータの分析
 第5章 カテゴリーの現象分類
 第6章 カテゴリー関連図とストーリーライン
 第7章 理論化を促進するためのテクニック
 第8章 カテゴリー関連図の統合と次のデータ収集に向けてのサンプリング
 第9章 グラウンデッド・セオリー・アプローチに関するQ&A

                        情報提供 三戸由恵 様)

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[クッピーより]
 第74号はいかがでしたか。年の暮れということで何かと慌しい日々が続きま
すが、今後とも当メルマガをどんどん活用していただけるよう、少しずつリニ
ューアルを加えていきたいと思います。皆さまからの意見やアイデアを心より
お待ちしております。それでは良いお年を。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第74号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年12月23日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.73======================2010/11/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.73======================2010/11/20

 クッピーです。茨城大会も近づき、慌しい毎日が続きますが、皆さまいかが
お過ごしでしょうか。ふと気づけばすでに街路樹も深く色づき、晩秋の趣が日
に日に濃くなっています。きっと水戸の町並みも美しい秋のたたずまいを見せ
ているのでしょうね。車窓からの景色を楽しみつつ、クッピーも茨城に向かい
たいと思います。朝晩はかなり冷え込むようになってきましたので、体に気を
つけて、元気な姿でお会いしましょう。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ
  
 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」
  ○「感覚の『異文化』から見る<からだ>と<ことば>」

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆人間生活工学ワークショップ「生活空間のデザイン:生活の景観を考える。
  モノを通じて生活文化を見る。生活文化から生活環境を考える」(早稲田
  大学)

■ 著書の紹介
 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆第7回大会準備委員会より  まもなく茨城大会!

 木々の葉が色づき、いよいよ第7回大会が目前に迫ってきました。今回の大
会には、約300人の方々の参加を見込んでいます。前回大会までと比べて、会員
・非会員の当日参加も参加費が大幅に下がっていますので、ぜひお誘いあわせ
の上、茨城・水戸へお越しください。非会員の方は、当日に学会加入をするこ
とも可能です。この大会中に記念すべき1000人目の会員がでるのではと期待さ
れています。
 プログラム抄録集もできあがりました。大会HPから全文ダウンロードが可
能です。大会に参加されるみなさまには、受付で1部お渡しします。それ以上
に必要な方には、1部1000円で販売します。

 第7回大会HP
 http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

 大会参加をされる方々には、初日(27日)夜に学内で開かれる懇親会にもご
参加ください。こちらも参加しやすい懇親会費に設定しました。水戸の美味し
いお酒を、茨城大学近くの老舗の酒屋から持ち込みます。こちらも100人以上の
出席者を見込んでいます。様々な人が入り交じるインターローカルな大交流会
になることを期待しています。
 2次会以降のお店情報については、下記のブログをご参照ください。

 質的心理学会大会ブログ「そうだ、水戸へ行こう!」
 http://shitsushin.exblog.jp/

 今回の大会の中では、こんなちょっとした工夫をします。

1)ポスター賞の選考・表彰があります!
 学会理事によるポスター賞の選考があります。ポスターで個人発表をされる
方は、内容がもちろん重要ですが、表現にもぜひ工夫を凝らしてください。な
お選考されたポスター賞受賞者は、当日午後に掲示でお知らせすると同時に、
懇親会で表彰させていただきます。

2)総会はお弁当付きです!
 2日目(28日)昼休みに行われる総会は、午前中の浜田寿美男先生による基
調講演に続いて同じ大教室で行われます。もちろん総会は学会員限定ですが、
お弁当が出ます。ぜひそのままご出席ください。ちょっと味のある弁当をご提
供できる予定です。

3)チラシを置けるスペースを設けます!
 出席者の方が持ち込んだチラシを、大会期間中置いておけるスペースを設け
ます。大会の中で行うシンポの宣伝、他の場所での研究会等の案内、ご自身の
著書の紹介・・・大会の趣旨に明らかに反するものでない限り受け付けます。
なお印刷は各自でお願いします。

4)無線LANとコピーサービス、プリントアウトサービスが利用できます!
 会場に2つ設けられる休憩室で無線LANが利用できるようにします(それぞれ
同時に5台までの接続)。また1枚10円のコピーサービスとパソコンからのプ
リントアウトサービスも受付付近で利用できます。ただしインターネット接続
や希望通りのプリントアウトを保証するものではありません。ご理解のうえ、
ご利用ください。

5)「目安箱」を設けます!
 大会運営や内容等について、コメントをいただける「目安箱」を休憩室に設
けます。様々な声をお寄せください。お名前は伏して、必要なら大会委員長が
コメントを書いて掲示させていただきます。いただいたコメントは、次回大会
委員会にも引き継ぎます。

6)ご当地お土産を歓迎します!
 もしそれぞれのご当地のお菓子等をご提供いただけれるならば、お名前とと
もに休憩室に置かせていただきます。「○○○○さんご提供の△△のお菓子で
す!」といったように。ただし十分日持ちのする未開封のものをお願いします。
水戸のお菓子も用意しておきます。

 その他不明な点は、遠慮なく大会事務局までお問い合わせください。

 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
 E-mail: jaqp7info@gmail.com
 Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)

 なお今回の大会は、40人以上の大会準備委員・大会実行委員で運営します。
とくに、主に茨城大学・東京大学の大学院生で構成されている大会実行委員は、
当日は無償ボランティアでの協力です。そこで大会実行委員は、一部のシンポ
ジウム等に参加者として出席させていただきます。会員のみなさまのご理解を
お願いいたします。
 ではまもなく、秋深まる茨城・水戸でお会いしましょう!
                  (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

◆事務局より
11月15日付けの会員動向は以下のとおりです。

 ●会員数 : 982名
 ●2010年会費納入率 : 60%

 茨城大学の大会で会員1000人達成なるか!
 あまりはしゃぐのはみっともないですが、多くの人が集って活発な議論を行
える場になってほしいと思っています。
 また、本年度会費未納のかた、学会会場での支払いをよろしくお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 茨城大学水戸キャンパスで開催されます第7回大会まで、1週間ほどになりま
した。参加予定の皆さまは、シンポジウムや個人発表、その他の企画の準備に
お忙しくされていることと思います。編集委員会も企画シンポジウム:「文化」
と「発達」が出会う地平--第12号特集への投稿準備企画(http://cps.edu.
ibaraki.ac.jp/jaqp7/program_details.html)--の開催を予定しております。
副題にもありますように、『質的心理学研究』第12号の特集「文化と発達」
(責任編集者:柴山真琴・田中共子)(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toukou.
html)に向けて企画を試みてみました。多分野の話題提供者の皆さまに発表を
して頂く予定です。「文化」「発達」にかかわる多様な視点や自由な討論によ
って、特集論文のアイデアが生まれたり練りあげられたりする機会になること
を祈っております。締め切りは、2011年10月末日です。一般論文は、随時受け
付けております。
 第11号の特集「病い、ケア、臨床」(責任編集者:森岡正芳・西村ユミ)は、
先月末の10月31日に締め切りました。会員の皆さまから12本もの投稿論文が届
き、嬉しい悲鳴を上げております。今後の査読審査のプロセスが、著者の皆さ
まと査読者との、新たな質的研究の視点を探っていく対話となるよう心がけて、
取り組んでいきたいと思っております。地道な作業になりますが、お付き合い
をどうぞよろしくお願いいたします。
 こうしたイベントもありますが、他方で編集委員会では、本年度末に発刊予
定の10号の編集作業を並行して行っております。今号は、特集「環境の実在を
質的心理学はどうあつかうのか」(責任編集者:南博文・佐々木正人)と一般
論文、書評特集「アクションリサーチ」(責任編集者:田垣正晋)が掲載され
る予定です。いずれも、1年間にわたって会員の皆様と対話を重ね、論点を交換
し、アイデアを創造してきた知の結晶になっております。こちらも楽しみにお
待ちください。
 それでは、第7回全国大会でお目にかかりましょう。
                      (副編集委員長 西村ユミ)

◆研究交流委員会企画の研究会

○サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~
 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜紀子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
  FAX:0774-25-2409
  Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。
研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

○感覚の「異文化」から見る<からだ>と<ことば>~共感覚、自閉症、幼児
の体験世界~
 人間は<ことば>の世界を生きている―これが現在の質的心理学の「常識」
であり、多くの分析手法もこの前提に基づいている。しかし、元来、人間の
<ことば>は<からだ>の働きに基礎を持つものとして発展してきたものであ
る。また、どんなに<ことば>の世界が発展したとしても、人は最終的にはこ
の<からだ>でもって生きるほかない。そうした事実を忘れ、<ことば>の世
界にのみ研究者の目が向くとすれば、それは人間の生に迫ろうとする質的心理
学にとって大きな危機ではなかろうか。
 当企画では、<からだ>と<ことば>がいかなる関係にあるのかを改めて問
い直し、人間の生を捉えるためにどういった視点が重要なのかを、3人のパネリ
ストの講演を手掛かりにして考えていく。3人に共通するのは、<からだ>と
<ことば>が特異(非定型的)な結びつき方をしているように見える人々(共
感覚、自閉症、幼児など)の独特の感覚世界を参照しつつ、思索を進めている
ことである。
 <からだ>のいかなる働きから<ことば>が生まれ、いかにして我々の世界
を作り出していくのか、さらにはそのことが<からだ>にいかなる作用を及ぼ
すものなのか―感覚の「異文化」との接触を通して、そうした問題への糸口を
模索していく。

【日時】2011年3月5日(土) 13:00~16:30(予定)
【会場】キャンパスプラザ京都 4F第4講義室
    http://www.consortium.or.jp/
【内容】
<登壇者>
・岩崎純一
文字や数字に色を感じる、音・味・匂いに色や形を感じる、風景に音を聴くな
ど、さまざまな共感覚を持つ。著書に『音に色が見える世界』(PHP新書)など。
・西村多寿子
翻訳者兼ライター。「身体的側面から見た言語習得」の探究をライフワークの
一つとし、多方面で活躍。書評、論文等多数。
・村上靖彦・・・大阪大学大学院人間科学研究科。専門は現象学、精神病理学。
精神分析学にも精通。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)など。
<指定討論者>
・浜田寿美男
幼児、自閉症、供述分析などの研究を通して<からだ>と<ことば>の関連を
探究。『私と他者と語りの世界』(ミネルヴァ書房)など著書多数。
<司会>
・大倉得史(京都大学大学院人間・環境学研究科)

【参加費】学会員 無料
     非会員 500円
【主催】日本質的心理学会研究交流委員会、京都大学人間・環境学研究科質的
心理学研究会
【申込方法】「3月5日参加希望」と題したメールに「氏名」「所属」「連絡先」
「会員・非会員の別」を明記し、下記の宛先まで送信ください。なお、会場の
関係で定員になり次第締め切らせていただきます。
(宛先)大倉得史 tokushi_okura[あっと]yahoo.co.jp([あっと]を@にしてく
ださい)
※開始・終了時間は暫定的なものです。詳細は追ってお知らせいたします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆人間生活工学ワークショップ
「生活空間のデザイン:生活の景観を考える。モノを通じて生活文化を見る。
生活文化から生活環境を考える」
【開催趣旨】
 飾らないありのままの生活空間とは、どう、考えていけばよいのか・・・
生活文化に根ざし、身の丈にあった豊かな生活空間は、どう、デザインすれば
よいのか・・・ 生活者を基点に、人間生活工学の新たな展開を参加者とともに
模索していくことを目標といたします。
【日時】2010 年11 月26 日(金曜) 13:30~17:00(13:00 より受付開始)
【場所】早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館2階第3会議室(東京都新宿区
大久保3-4-1)
【主催】早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(社)人間生活工学研究
センター(HQL)
【プログラム】
□ はじめに 「生活空間とデザイン:人間生活工学ワークショップ」にあたって
早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科 小松原明哲 教授
□ 特別講演 「生活感の景観デザイン」
早稲田大学創造理工学部 社会環境工学科 佐々木 葉 教授
単に整然とした景観よりも、人々の暮らしが息づく生活景の方が時に魅力的で
ある。はたしてそれはデザインできるのだろうか。
□ 講演(1)「生活財が語る生活空間」
株式会社 シィー・ディー・アイ 主任研究員 加藤ゆうこ氏
生活財調査は30年にわたり、暮らしにおいての“モノの保有”と“その配置”
に関心を寄せてきた。生活財配置の“遷移”の例を紹介し、暮らしの変化を探
ってみたい。
□ 講演(2)「トイレの変革:昔から未来まで」
TOTO(株)レストルーム事業部ウォシュレット生産本部 林 良祐氏
欧米から100年以上遅れて水洗化してきた日本のトイレ。そこに日本人はたっ
た10年間でトイレ文化を改革し、今では世界の最先端を走っている。衛生的
で環境に優しいトイレを世界の方々にご使用頂くことで地球環境を守りたい。
変革して来たトイレ文化とその最新技術をTOTO の商品を通して紹介する。
□ 質疑とディスカッション
□ 終わりにあたって(社)人間生活工学研究センター(HQL)
【参加申し込み】
どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着
50 名まで受け付けます。
【申し込み先】人間生活工学研究センター東京事務所
       kouza@hql.jp(FAX:03-3570-9536)
       氏名と所属・連絡先、HQL会員にはその旨を明記して下さい。
【参加費】2000円(HQL会員は1000円)。当日受付にて支払い。
【アクセス】東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です(キャ
ンパスは駅に直結)。
http://www.waseda.jp/jp/campus/okubo.html
                     (情報提供 小松原明哲 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第73号はいかがでしたか。大会も近づき、準備等で忙しい日々が続きます。
風邪などひかれないよう体調管理に気をつけて、元気な姿で茨城に向かいまし
ょう。今後も見やすく、役に立つメルマガ目指して、いろいろ工夫を重ねてい
きたいと思います。皆さまからの意見やアイデアをどしどしお寄せください。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第73号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年11月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.72======================2010/10/27

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.72======================2010/10/27

 天高く馬肥ゆる秋。涼しい風が吹く、さわやかな気候ですね。大学では後期
の授業も始まり、皆さま、仕事に研究に忙しい毎日を過ごされていることと思
います。そんな忙しさに負けまいと、クッピーはただいま食欲増進中。秋の味
覚とビールにやや太り気味ですが、そこは「スポーツの秋」の方も頑張って、
何とか今の体型を維持したいと思います。皆さまも、思い思いに美しい秋の季
節を楽しまれてください。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆理事長挨拶
  
 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「傷つきを語ることの意味と聴くという経験 ~質的心理学における
   『語り』研究の地平~」
  ○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」
  ○「感覚の『異文化』から見る<からだ>と<ことば>」

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報
 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第2回ワークショップ(武蔵野美
    術大学)
 ◆ワークショップ:「私」の科学と「私」の形而上学(日本大学)
 ◆人間生活工学ワークショップ「生活空間のデザイン:生活の景観を考える。
  モノを通じて生活文化を見る。生活文化から生活環境を考える」(早稲田
  大学)

■ 著書の紹介
 なし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆理事長挨拶
 日本質的心理学会は、心理学および人間科学・社会科学・自然科学などの関
連諸分野における質的研究を促進すると共に、関係者間の連帯共同によって、
その進歩を図ることを目的として活動しております。心理学に限らず、社会学、
教育学、人類学、医学、看護学などの研究者も多く本学会にも参加しています。
「質的心理学」と名づけていますが、本学会は決してそのメンバーや発表論文
を心理学という学問ジャンルに限っているものではありません。質的アプロー
チとはそういった既成の学問の分け方を越えた、学問横断的なものだと考えら
れるからです。

 本学会では機関誌として、「質的心理学研究」と「質的心理学フォーラム」
の2種類を、それぞれ年1回刊行しています。「質的心理学研究」は、学会員の
投稿を中心とした研究誌で、ジャンルにとらわれず新しい研究領域や研究方法
を開拓するオリジナルな研究を掲載しています。もともと「質的心理学研究」
が先に生まれ、研究誌を母胎にして学会ができただけに、新しいジャンルの開
拓、研究方法や論文の書き方の提案も含めて、学会誌のクオリティの高さには
定評があります。「質的心理学フォーラム」は、学会員の情報交換や討論の場
をつくるために創られた若い雑誌です。質的心理学には、研究者や自身の方法
自体を問い返す、対話的リフレクションが必要であり、さまざまな特集を通じ
て新しい質的研究を創っていこうとする意欲とチャレンジに満ちています。

 質的心理学の学会は、日本全国各地で年1回開催されており、主催大学の土地
や文化や個性を活かし、テーマも試みも毎回異なるユニークな学会になってい
ます。研究交流委員会では、各地で研究会や講演会やシンポジウム等を開催し、
交流の場をつくるとともに研究活動を支援しております。また、学会員が中心
になってつくられた各種の質的心理学のテクストや質的心理学講座なども刊行
されています。

 質的研究とは、どのような特徴をもつのでしょうか。質的研究は多くのルー
ツをもち、多様な理論的な立場と方法がありますから、ひとことで言うことは
難しいでしょう。しかし、人間科学や社会科学のものの見方や方法論に関して、
根本的な変革を提案しているという共通点があります。たとえば、研究者から
「研究対象」を峻別してきた従来の学問研究に対して、研究者と「研究協力者
」の関係性や相互行為や対話を重視し、それらが生起する文脈や情況や生成プ
ロセスを重視するところに特徴があります。従来の研究のように、統計的な数
値、たとえば数量の多さや平均値を代表として一般化してものを考えるだけで
はなく、少数であっても文脈のなかに埋め込まれた具体的な事例や多様性をも
つ質的記述から真実を追求していこうとするアプローチをとるのです。また、
方法論的には仮説検証を行う実験的方法などに比べて、仮説や理論生成を含む
循環的な方法論をとることが多いといえます。質的アプローチには、自分たち
の研究も含めて、既成の学問のものの見方や方法論を振り返るリフレクション
の営みも欠かせません。そうであるならば、いかなる学問分野であっても、そ
れが社会や文化のなかで行われる人間の活動のプロセスを扱う限りにおいて、
質的アプローチは学問の根底からのターンを担っているし、学問の中核にかか
わるといえましょう。

 質的研究において、学問の方法論を整備し、具体的な技法を洗練していくこ
とは、今後ますます必要になると考えられます。質的研究は、特別のトレーニ
ングなしに、誰でもすぐにできる素朴な学問以前の方法でなされるという誤解
がまだ広まっています。当たり前ですが、たとえばいかに月が魅力的なテーマ
だからといって、何の知識も乗り物も道具もなしに、「すぐに誰でも、月に行
けるわけではない」のです。しかしまた、「誰もがはじめの一歩から研究をは
じめなくてよい」のです。誰もがはじめの1歩では、みんながちょぼちょぼで、
そこから先へ進んで大きな成果を出していくことは望めません。先人がしたの
と同じような試行錯誤やまわり道をして、素朴な道具を手づくりする必要はな
いのです。先人が開拓した理論や方法を地道に学んで、そこからさらに積み上
げたり、方法を改良したり、新たな展開をしていくことが学問研究としては必
要です。質的研究の理論や方法論の基礎をつくり、方法の手順やスキルを開発
し、それを次の世代が習得していくことができる教育の場をつくっていかねば
なりません。特に理論と方法論の両方にかかわって、相互研修やワークショッ
プの場を充実させていくことは、本学会の次の課題でしょう。
 
 理事長挨拶という枠を外れて、質的な研究にかかわる一人の研究者として思
うところを述べてしまったようです。本学会がそういった思考を大いに刺激し、
生き生きとした場となっていることも確かだと思います。ぜひ多くの方に学会
に加わっていただければと願っております。
                       (理事長 やまだようこ)

◆第7回大会準備委員会より
 豊かな実りの秋本番となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。第
7回大会まであと1ヶ月余りとなりました。ありがたいことに、200名をはるか
に越える方々から予約参加の申し込みをいただきました。ワークショップや各
講習会への申し込みも、予想以上に多数の方からいただいています。当日は300
人以上の参加者があるのではと、大会準備委員一同楽しみにしているところで
す。
 参加される予定の皆さまは、そろそろ水戸への交通や宿泊のことをご検討く
ださい。学会参加時は、ぜひ水戸でゆっくり宿泊していただきたいと思います
が、茨城大学水戸キャンパス近辺にはホテルはなく、多くの方は水戸駅近辺で
宿泊することになろうかと思います。そのあたりにはリーゾナブルな値段のホ
テルから高級ホテルまで揃っています。関西方面からお越しの方は、神戸空港
-茨城空港の航空便利用が便利かもしれません。東京方面からは、上野駅から
常磐線の利用の他に、東京駅発で茨城大学前に止まる水戸駅南口行きバスもあ
ります。東北地方からは、宇都宮駅まで来て、そこから水戸駅南口行きのバス
(茨城大学前にも停車)に乗るという方法もあります。
 大会プログラムと各企画の抄録も、ほぼ揃って大会HPにすでに載っていま
すので、ぜひご参照ください。なお、プログラム抄録集は事前には郵送されま
せんので、ご了解をお願いします。

 第7回大会HP
 http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

 予約参加費等の諸経費の振り込みは、2号通信(大会HPにあります)を参
考に、10月末までに所定の口座に振り込んでください。ただし事前申し込みが
必要なプレ企画・ワークショップ・講習会への参加希望の方は、参加の可否の
連絡が届いた後、額を確定させてから振り込みをお願いします。
 またすでにご案内しているように、水戸の街情報の提供のための大会実行委
員によるブログ「そうだ、水戸へ行こう!」が開設されています。学会参加者
の皆さまに訪れてほしいお勧めの場所や飲食店などを紹介していきます。知り
たい情報のリクエストもできます。ぜひアクセスしてみてください。

 質的心理学会大会ブログ「そうだ、水戸へ行こう!」
 http://shitsushin.exblog.jp/

 今後のスケジュールは、次のとおりです。
  10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
  11月26日 プレ企画
  11月27日・28日 本大会!

 その他不明な点は、遠慮なく大会事務局までお問い合わせください。

 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
 E-mail: jaqp7info@gmail.com
 Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)

 予約参加の申し込みがなくても、もちろん当日参加が可能です。初日夕方に
学内で開かれる懇親会にもぜひご参加ください。お誘い合わせの上、11月末は
ぜひ茨城・水戸へ! 皆さまのお越しを心から楽しみにしています。
                  (第7回大会準備委員長 伊藤哲司)

◆事務局より
☆10月12日付けの会員動向は以下のとおりです。
●会員数 : 969名
●2010年会費納入率 : 59%

本当に1000人が見えてきました。茨城大会で1000人目の会員をお迎えしたいと
ころです!みなさまお誘い合わせのうえ、水戸でお会いしましょう!

☆本年度の学会賞受賞者が決定しました。
 大会の席で表彰します!

 なお、本学会は非会員の方も連名執筆者になれますが、学会賞の対象にはな
りませんのでご注意ください。つまり、学会賞は当該論文の執筆者全員に授賞
しますが、会員でない方は授賞対象となりません。また、既に会員でない方に
も授賞しません。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 茨城大学での年次大会も目前になり、準備にお忙しい方が多いと思います。
直接対面して意見を交わすことで、何よりも貴重な、知の立ち上がる瞬間を共
有できるのが大会の魅力でしょう。肉声で聞く報告は現象を生き生きとよみが
えらせ、発表者たちの視点や論理が自らの研究への好刺激となります。生きた
対話が次の研究そして次の論文を、生み出す原動力になるでしょう。今大会で
大いに執筆のエネルギーを得て、投稿してくださるのをお待ちしています。編
集委員会によるシンポジウム、「「文化」と「発達」が出会う地平:第12号投
稿準備企画」(27日午後13:15~15:15)も、ご活用ください。
 編集委員会では最近、規定の見直し作業を続けています。投稿例を重ねてく
るにつれて、最初はシンプルな規定で編集手続きを進めていたとしても、次第
により詳細な規定や、より明確にする補足が欲しいと思ったりしてきます。
 例えば、いったん審査が集結した論文が、しばらくたって装いを新たに再投
稿されて来ることがあります。それが「新しい」論文かどうか、どう判断する
のか。また、査読者の間で意見が分かれたときは、どうまとめるのか。貴重な
投稿をなるべく生かせるように、考えていきたいと思います。
 編集委員会では、これらを丁寧に討議していきます。そしてより的確な記載
で表現できるよう、努めています。この意味では、投稿規定は決して静止的な
ものではなく、「育てていくもの」のように思えるのです。
                      (副編集委員長 田中共子)

◆研究交流委員会企画の研究会

○傷つきを語ることの意味と聴くという経験~質的心理学における『語り』研
究の地平
 外傷体験や疾患をもつ人々がその経験を語ることはどのような意味があり、
またそれを聴くということはいかなる体験なのでしょうか。さまざまな暴力被
害者やマイノリティに関する研究と支援実践を有する講師から、傷つきそのも
のの意味、「当事者」と「支援者」のポジショナリティの問題、傷つきを語る
ことが誰にとってどのような意味をなすのか、などについてお話しいただきま
す。

【日時】2010年12月4日(土)13時半~16時半(13時開場)
【場所】東京大学法文2号館2番大教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
【内容】
<問題提起>
徳田治子(企画者・高千穂大学)
「質的心理学における『語り』研究の地平:トラウマ・ナラティブを聴くとい
う経験をめぐって」
<講演>
宮地尚子氏(一橋大学) 「トラウマの語り~『環状島』その後」
小西聖子氏(武蔵野大学)「トラウマを語り、聴くことの意味」
<対談>
宮地尚子氏・小西聖子氏 〔聴き手:野坂祐子・徳田治子〕
総合司会 山崎浩司(東京大学)
企画代表 野坂祐子(大阪教育大学)
【参加費】無料
【申し込み】下記申し込みフォームにて受け付けます。定員(100名)になり
次第、締め切らせていただきます。
https://ssl.formman.com/form/pc/VXe35rnCCAKWZJDC/
【協賛】東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」
【問い合わせ先】
野坂祐子(大阪教育大学)nosaka〔アットマーク〕cc.osaka-kyoiku.ac.jp

○サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~
 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
  FAX:0774-25-2409
  Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。
研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

○感覚の「異文化」から見る〈からだ〉と〈ことば〉~共感覚、自閉症、幼児
の体験世界~
 人間は〈ことば〉の世界を生きている―これが現在の質的心理学の「常識」
であり、多くの分析手法もこの前提に基づいている。しかし、元来、人間の
〈ことば〉は〈からだ〉の働きに基礎を持つものとして発展してきたものであ
る。また、どんなに〈ことば〉の世界が発展したとしても、人は最終的にはこ
の〈からだ〉でもって生きるほかない。そうした事実を忘れ、〈ことば〉の世
界にのみ研究者の目が向くとすれば、それは人間の生に迫ろうとする質的心理
学にとって大きな危機ではなかろうか。
 当企画では、〈からだ〉と〈ことば〉がいかなる関係にあるのかを改めて問
い直し、人間の生を捉えるためにどういった視点が重要なのかを、3人のパネリ
ストの講演を手掛かりにして考えていく。3人に共通するのは、〈からだ〉と
〈ことば〉が特異(非定型的)な結びつき方をしているように見える人々(共
感覚、自閉症、幼児など)の独特の感覚世界を参照しつつ、思索を進めている
ことである。
〈からだ〉のいかなる働きから〈ことば〉が生まれ、いかにして我々の世界を
作り出していくのか、さらにはそのことが〈からだ〉にいかなる作用を及ぼす
ものなのか―感覚の「異文化」との接触を通して、そうした問題への糸口を模
索していく。

【日時】2011年3月5日(土) 13:00~16:30(予定)
【会場】キャンパスプラザ京都 4F第4講義室
    http://www.consortium.or.jp/
【内容】
<登壇者>
・岩崎純一
文字や数字に色を感じる、音・味・匂いに色や形を感じる、風景に音を聴くな
ど、さまざまな共感覚を持つ。著書に『音に色が見える世界』(PHP新書)など。
・西村多寿子
翻訳者兼ライター。「身体的側面から見た言語習得」の探究をライフワークの
一つとし、多方面で活躍。書評、論文等多数。
・村上靖彦・・・大阪大学大学院人間科学研究科。専門は現象学、精神病理学。
精神分析学にも精通。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)など。
<指定討論者>
・浜田寿美男
幼児、自閉症、供述分析などの研究を通して〈からだ〉と〈ことば〉の関連を
探究。『私と他者と語りの世界』(ミネルヴァ書房)など著書多数。
<司会>
・大倉得史(京都大学大学院人間・環境学研究科)

【参加費】学会員  無料
     非会員 500円
【主催】日本質的心理学会研究交流委員会、京都大学人間・環境学研究科質的
心理学研究会
【申込方法】「3月5日参加希望」と題したメールに「氏名」「所属」「連絡先」
「会員・非会員の別」を明記し、下記の宛先まで送信ください。なお、会場の
関係で定員になり次第締め切らせていただきます。
(宛先)大倉得史 tokushi_okura〔あっと〕yahoo.co.jp(〔あっと〕を@にし
てください)
※開始・終了時間は暫定的なものです。詳細は追ってお知らせいたします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第2回ワークショップ
 第2回とうふ研を下記の要領にて行います。参加希望の方はご連絡ください。
また、次々回の研究検討会にて検討希望の方はご連絡ください。
【日程】11月6日(土) 10時半~17時半(研究会後、懇親会あります)
【場所】武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 12号館8階第4会議室
   http://www.musabi.ac.jp/access/
【アクセス方法】(1)雰囲気を楽しみたい人は、西武鷹の台駅から玉川上水散
歩道を歩く。(2)早くて楽がいい人は、JR国分寺駅からバスを利用する。国分
寺駅のバス停はちょっとわかりにくい。地図のプリントアウトが必要。
【発表者1:小林洋平(名古屋大学)】
「競技スポーツにおける困難な体験の一考察:自己の体験から」
 競技スポーツにおいては、困難な体験が数多く存在します。本研究は、困難
な体験における選手当人の心理状態を明らかにすることが目的です。私自身が
競技スポーツにおける困難な体験を経験しているため、方法として、私自身の
体験について面接を行い、困難な体験における選手当人の心理状態を描き出す
ことを試みました。面接を通して、今まで自分が気づいていなかったことなど、
様々な発見がありました。その発見を含めた折り重なった体験を論文にしたい
と思っています。
 みなさまからご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思っ
ておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【発表者2:下條千恵(青山学院大学)】
「介護という仕事について:やりがいに焦点をあてて」
 介護についての研究はバーンアウトや感情労働などネガティブな部分が取り
沙汰される多く,やりがいや喜びについては従来の研究ではほとんど焦点を当
てられていません。本研究では介護の現場の人々の語りを面接によって聞くこ
とによって,喜びややりがいなど彼らを精神的に支え,仕事に従事することが
できる心理的背景の仮説生成としたいです。
 質的研究自体が初めてですので、至らない点ばかりで荒削りの段階での発表
になるかと思います。みなさまからご意見を戴き、ご助力を賜りたく存じます。
【発表者3:田中綾美(関西大学)】
「フィクションにおけるリアリティ」
 理論上、全てのアーティストは、作家自身が有する何らかの『リアリティ』
(現実感覚、世界認識)を、虚構世界を構築することで描き出そうとしている
ということがいえるように思います。受容する側は、作家と『リアリティ』を
共有することができなければその作品から喜びを得ることはおそらくできない
でしょうし、話の筋を合理的に理解することすらかなわないようなケースも想
定されます。今回は、小説においてどのような『リアリティ』が表現されてい
るのかについての発表です。
 今現在、私は、英文学と芸術哲学を専門としており、今回の発表も、みなさ
んが学んでおられる心理学研究におけるそれとは若干隔てられた関心に基づい
たものになるかと思います。専門性の差異によって、当日の議論に若干の支障
が出ることが想定されますが、みなさんの具体的な作品経験に照らし合わせて
聞いていただけるように、できる限り合理的な解釈を提供できるように準備を
していきたいと思います。
 一個の文化産物が、他者の一つの現実認識を表したものであるという事実を
思い出す時、私は人間の認識能力の働きに尽きせぬ驚異を感じます。まだまだ
思索が不十分なテーマについての発表でご迷惑をおかけすることになると思い
ますが、どうぞよろしくお願いします。
【参加費/参加方法】
無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
【連絡先】
m-kotaro@mx.ibaraki.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。
【主催】
荒川歩(武蔵野美術大学)、徳田治子(高千穂大学)、松本光太郎(茨城大学)
                     (情報提供 松本光太郎 様)

◆ワークショップ:「私」の科学と「私」の形而上学
 科学基礎論学会2010年秋の研究例会において、『ワークショップ:「私」の
科学と「私」の形而上学』を開催します。
【日 時】2010年11月7日(日)16:00-18:30
【会 場】日本大学文理学部(世田谷区桜上水)3号館2階3203(A会場)
【参加費】無料。科学基礎論学会以外の方でも自由に参加できます。
【オーガナイザー・司会】水本正晴(北見工業大学)
【提題者】
鬼界彰夫(筑波大学)
永井均(日本大学)
渡辺恒夫(東邦大学)
<ワークショップ趣旨>
「私」というテーマに関しては、分析哲学の伝統でも早くから論じられてきた。
だが、このようなテーマは自然科学とは全く独立に論じることができるもので
あろうか。そのように哲学独自のテーマとして研究を行ってきた代表者と言え
るのが永井均氏であろう。他方、この問題に対し経験的探究を行ってきた渡辺
恒夫氏のような心理学者もいる。ウィトゲンシュタイン研究から出てきた「私」
の問題について独自の考察を行っている鬼界彰夫氏は、恐らく両者の中間に位
置づけられよう(実は、もう一つの軸として、「私」という指標詞の、主に2
次元主義に基づく形式的意味論的探究があるが、本ワークショップでは中心的
テーマとしては扱わない)。
 いずれにしても、本ワークショップにおける企画者の関心は、これらの全く
と言っていいほどお互いに独立に行われてきた各提題者の研究が、一体どのよ
うな相互関係にあるのか、ということである。彼らのアプローチの違いは暗黙
のうちに相手の否定を含意しているのだろうか。それとも彼らはお互い全く異
なる何かについて論じている、あるいは同じものについての異なる側面につい
て論じているだけであり、そこにはそもそも食い違いなどないのだろうか。後
者の場合、お互いの研究がそれぞれの研究に対し貢献することなどない、とい
うことであろうか。そもそも「私」についての共同研究なども(独我論者同士
の共感のように)定義的に不可能なのであろうか。
 本ワークショップの目標は、こうした点に関する議論を通し、できるだけ多
くの「有意義な食い違い」を発見することにあると言えよう。(文責:オーガ
ナイザー)
□科学基礎論学会秋の研究例会 詳細は以下をご参照ください。
http://phsc.jp/dat/prg/2010a.pdf
□アクセスマップ
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access_map.html
□各提題要旨は、科学基礎論学会ホームページhttp://phsc.jp/に10月下旬以降
順次掲載予定。
                       (情報提供 渡辺恒夫 様)

◆人間生活工学ワークショップ
「生活空間のデザイン:生活の景観を考える。モノを通じて生活文化を見る。
生活文化から生活環境を考える」
【開催趣旨】
 飾らないありのままの生活空間とは、どう、考えていけばよいのか・・・
生活文化に根ざし、身の丈にあった豊かな生活空間は、どう、デザインすれば
よいのか・・・ 生活者を基点に、人間生活工学の新たな展開を参加者とともに
模索していくことを目標といたします。
【日時】2010 年11 月26 日(金曜) 13:30~17:00 (13:00 より受付開始)
【場所】早稲田大学 西早稲田キャンパス 55 号館2階第3会議室 (東京都新宿
区大久保3-4-1)
【主催】早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(社)人間生活工学研究
センター(HQL)
【プログラム】
□ はじめに 「生活空間とデザイン:人間生活工学ワークショップ」にあたって
早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科 小松原明哲 教授
□ 特別講演 「生活感の景観デザイン」
早稲田大学創造理工学部 社会環境工学科 佐々木 葉 教授
単に整然とした景観よりも、人々の暮らしが息づく生活景の方が時に魅力的で
ある。はたしてそれはデザインできるのだろうか。
□ 講演(1)「生活財が語る生活空間」
株式会社 シィー・ディー・アイ 主任研究員 加藤ゆうこ氏
生活財調査は30年にわたり、暮らしにおいての“モノの保有”と“その配置”
に関心を寄せてきた。生活財配置の“遷移”の例を紹介し、暮らしの変化を探
ってみたい。
□ 講演(2)「トイレの変革:昔から未来まで」
TOTO(株)レストルーム事業部ウォシュレット生産本部 林 良祐氏
欧米から100年以上遅れて水洗化してきた日本のトイレ。そこに日本人はた
った10年間でトイレ文化を改革し、今では世界の最先端を走っている。衛生
的で環境に優しいトイレを世界の方々にご使用頂くことで地球環境を守りたい。
変革して来たトイレ文化とその最新技術をTOTO の商品を通して紹介する。
□ 質疑とディスカッション
□ 終わりにあたって (社)人間生活工学研究センター(HQL)
【参加申し込み】
どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着
50 名まで受け付けます。
【申し込み先】人間生活工学研究センター東京事務所
       kouza@hql.jp (FAX:03-3570-9536)
       氏名と所属・連絡先、HQL 会員にはその旨を明記して下さい。
【参加費】2000 円(HQL 会員は1000 円)。当日受付にて支払い。
【アクセス】東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です(キャン
パスは駅に直結)。
http://www.waseda.jp/jp/campus/okubo.html
                     (情報提供 小松原明哲 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第72号はいかがでしたか。忙しい毎日ですが、来月の大会目指して、健康に
気をつけつつ頑張っていきたいものですね。メルマガも少しでも見やすく、分
かりやすい形になるよういろいろ工夫を重ねていきたいと思います。今後とも
皆さまからの意見やアイデアをどしどしお寄せください。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第72号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年10月27日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.71======================2010/9/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.71======================2010/9/20

 クッピーです。今年は酷暑の夏でしたが、近頃はようやく朝晩に涼しい風が
吹くようになってきました。ちょっと外出するのにも、やはりこれくらいの気
温が一番気持ち良いですね。大学等では秋の授業もそろそろ始まる頃でしょう
か。夏休みに十分リフレッシュした身体と頭で、勉強や読書、芸術やスポーツ
などに元気に取り組んでいきたいものですね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より
  ○2010年度 研究奨励制度の選考結果
  ○2010年度 研究企画助成制度の選考結果

 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
  ○「傷つきを語ることの意味と聴くという経験 ~質的心理学における
   『語り』研究の地平~」
  ○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」

 
■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第2回

 ◆法と心理学会第11回大会 公開企画のお知らせ

■ 著書の紹介

 なし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より

○2010年度 研究奨励制度の選考結果
 今年度で3年目となる,大学院生を対象とした研究奨励制度の選考結果が出ま
したので,ご報告いたします。今回は,7名の大学院生から応募がありました。
4名の選考委員が公正かつ慎重に審査いたしました。その結果,以下の2名の方
を採択者として選考いたしましたので,ここにご報告いたします。

1.山田嘉徳(関西大学大学院心理学研究科博士課程1年)
‘Learning process to draw upon a graduate thesis in the seminar:
Focus on the concept of “positioning” in Dialogical Self Theory’
6th International Conference on the Dialogical Self(ギリシャ,アテネ
(平成22年9月30日~10月3日)への参加・渡航費)

選考理由
 山田氏は,6the International Conference on the Dialogical Self(ギリ
シア・アテネ)での発表がすでに採択済みです。国際学会における発表と交流
―とくに,対話的自己論(Dialogical Self Theory:DST)を創案された
Hurmans博士との直接的な交流―を通して,大学生の学習過程をDSTの観点から
捉えようとする研究の理論的深化が期待されます。また,DSTと複線径路等至性
モデル(TEM)との分析上のトライアンギュレーションによって,自己の変容性
のダイナミクスを記述する質的研究法の開発をめざした点も,質的研究法に対
する貢献の観点から評価される点です。総じて,近年研究が進展しつつある我
が国の高等教育研究のなかでも,とりわけ学習の質的研究の発展に対して寄与
することが期待されます。

2.小野田亮介(東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程2年)
リレー作文を通して変化する児童の人間関係および対話志向性に関する研究

選考理由
 リレー作文とは,複数人が数行ずつ関わって,一つの物語を書き上げる作文
を指します。小野田氏の研究は,談話のトランスクリプト,話し合い場面を記
述したフィールドノーツ,教師や児童へのアンケート,さらにインタビューの
分析等,多様な手法から多角的に,小学校におけるリレー作文の教育的効果を
探ろうとした研究です。人間関係を苦手とする児童の存在は,教育現場の今日
的課題と言えます。児童を対象とした1学期間の継続的な調査によって,文章力
の向上はもとより,他者を理解し自分の意見を伝えようとする対話への志向性
に変容が見出されれば,社会的にも意義深い成果が得られるものと期待されま
す。テーマの新規性と共に,計画書(フィールドエントリーの状況,ラポール
形成の程度)から推察される研究の実現可能性の高さも評価される点です。

○2010年度 研究企画助成制度の選考結果
 日本質的心理学会会員を代表とする研究企画を対象とした助成制度の選考結
果が出ましたので、ご報告いたします。今回は2件の応募があり、4名の選考
委員が、公正かつ慎重に審査いたしました。その結果、2件とも採択といたし
ましたので、ここにご報告いたします。

1.第3回現象学的研究方法ワークショップ事務局 ワークショップ
テーマ:「現象学の理解、現象学的研究方法の導入と分析の実践」
講 師:Amedeo Giorgi(米国セイブルック大学院大学教授)
吉田章宏(前淑徳大学教授、東京大学名誉教授)
開催地:西武文理大学看護学部講義室(埼玉県狭山市)
開催日:2010 年9 月6 日(月)~9 月10 日(金)
選考理由
 現象学的研究方法の第一人者を招聘してのワークショップであり、すでに3
回目の開催を数え、周到な計画のもとで実施が決定しています。我が国におけ
る現象学的研究方法の進展に貢献することが期待されますので、本学会として
も、これを支援することを通して、現象学的研究方法の進展に貢献したいと考
えます。あわせて、本企画の成果が、現象学的研究方法にとどまらず、広く本
学会、ひいては我が国の質的研究方法の進展に寄与することを強く期待したい
ところです。以上、本企画の意義や実施可能性の点から、実施後に本学会や質
的研究法への何らかの貢献を果たすことを期待して、採択といたしました。

2.北海道ナラティヴ研究会 講演会
  演 題:「エスノグラフィーとナラティヴ(仮)」
  講 師:小田博志氏(北海道大学大学院文学研究科 准教授)
開催地:北海道札幌市
  時 期:2011年1月下旬~2月上旬
選考理由
 本助成の趣旨によく合致した申請内容であり、学会の方向性にも合致してい
ます。とりわけ、北海道地区における質的研究の普及に寄与することが期待さ
れます。予算計画も明瞭であり、実現可能性が高いと思われます。以上の理由
から採択といたしました。

                 (日本質的心理学会 研究交流委員会)

◆第7回大会準備委員会より
 長く続いた酷暑が過ぎ去り、ようやく秋らしい季節がやってきました。2号
通信をお届けできる時期となりました。そろそろお手元に届く頃かと思います。
なお「経費節減」のお願いに応じていただいた方は、大会HPからPDF版がダウ
ンロードできますので、そちらでご覧ください。準備を着々と進め、大変魅力
的なプログラム編成をすることができました。どうぞご期待ください。
 会場となる茨城大学水戸キャンパスがある水戸には、あまり馴染みがないと
いう方が多いかと思います。私も18年前に茨城大学に赴任するまでは、「水戸
黄門」「水戸納豆」「水戸泉」ぐらいしか知りませんでした。しかし、かつて
の水戸藩は御三家のひとつであり、言うまでもなく水戸は、歴史のある古い町
のひとつです。水戸藩の浪士が登場する映画「桜田門外ノ変」がまもなく公開
となり、話題を呼んでいます。ワークショップが行われる水戸芸術館は、現代
芸術をリードするユニークな施設として全国に知られています。
 今回の機会に、ぜひ水戸の街散策も楽しんでいただければと思います。すで
にお知らせしてあるとおり、11月26日(金)のプレ企画では、「古地図を辿っ
て水戸を歩く」という企画もあります(講師は、茨城大学で人文地理学を担当
し、その古地図を作成した小野寺淳先生です)。ふるってご参加ください。
 水戸の街情報の提供のための、大会実行委員によるブログ『そうだ、水戸へ
行こう!』も開設されました。学会参加者の皆さまに訪れてほしいお勧めの場
所や飲食店などを紹介していきます。知りたい情報のリクエストもできます。
ぜひアクセスしてみてください。

 http://shitsushin.exblog.jp/

今後のスケジュールは、次のとおりです。
 9月下旬 大会プログラムをホームページにて順次公開
 10月10日 予約参加申込期限、プレ企画・ワークショップ・講習会申込期限
 10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
 11月26日 プレ企画
 11月27日・28日 本大会

事前申し込みが必要なプレ企画・ワークショップ・講習会への参加希望の方は、
申し込み締切後1週間以内に参加の可否をご連絡しますので(申し込み多数の
場合は抽選となります)、そのあとで振り込みをお願いします。
 その他不明な点は、遠慮なく大会事務局までお問い合わせください。

 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
 E-mail: jaqp7info@gmail.com
 Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)
                  (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

◆事務局より
9月13日付けの会員動向は以下のとおりです。
 ●会員数 : 960名
 ●2010年会費納入率 : 58%
茨城大学での第7回大会のときに1000人目の方をお迎えできると良いです
ね。さて、2011年度の第8回大会は広島で行われます。2012年度の開催校も9/
23の理事会で決定されると思います(正式決定は総会で)。決まり次第お知ら
せいたします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 今年は日本各地で記録的な猛暑となりましたが、皆様、この夏をいかにお過
ごしでしたでしょうか。
 去る9月5日に、第2回編集委員会が東京大学で開催されました。外の猛暑
も忘れるほど、3時間の長きにわたり、様々な報告や審議が行われました。報
告事項としては、第10号発刊に向けての論文審査状況や書評原稿の依頼状況な
どが確認されました。現在、第10号掲載に向けて改稿中の会員の皆様、なるべ
く早い時期の再投稿をお待ちしております。また、第7回大会での編集委員会企
画自主シンポジウムの概要についても報告されました。大会HPには既に掲載さ
れておりますが、第12号特集への投稿準備企画も兼ねたシンポジウムに、一人
でも多くの会員の皆様がご参加下さることを願っております。
 審議事項としては、査読者間で査読結果が分かれた場合の対応などについて、
活発な議論がなされました。「『質的心理学研究』だからこそ掲載できる、よ
り多くの優れた論文を掲載していこう」という方向で、引き続き、丁寧な審査
をしていくことが確認されました。また、第13号特集案についても議論されま
した。特集企画趣旨については、更なる議論を経て、第10号の巻末に掲載予定
ですので、どうぞお楽しみに。
 さて、第11号特集「病い、ケア、臨床」(森岡正芳・西村ユミ 責任編集)の
締切が、1ヵ月後(10月末)に迫ってきました。準備をされている会員の皆様、投
稿をお待ちしております。なお、一般論文は、随時受け付けております。査読
を迅速に行い、査読結果をなるべく早く投稿者にお返しするためにも、「原稿
作成の手引き」を熟読の上、「チェックリスト」を添付して投稿下さるようお
願い致します。詳細につきましては、本学会HPをご覧下さい。
(学会HPアドレス:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/) 
             (『質的心理学研究』副編集委員長 柴山真琴)

◆研究交流委員会企画の研究会

○「傷つきを語ることの意味と聴くという経験 ~質的心理学における『語り』
研究の地平~」
 外傷体験や疾患をもつ人々がその経験を語ることはどのような意味があり、
またそれを聴くということはいかなる体験なのでしょうか。さまざまな暴力被
害者やマイノリティに関する研究と支援実践を有する講師から、傷つきそのも
のの意味、「当事者」と「支援者」のポジショナリティの問題、傷つきを語る
ことが誰にとってどのような意味をなすのか、などについてお話しいただきま
す。

【日時】2010年12月4日(土)13時半~16時半(13時開場)

【場所】東京大学法文2号館2番大教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html

【内容】
<問題提起>
徳田治子(企画者・高千穂大学)「質的心理学における『語り』研究の地平:
トラウマ・ナラティブを聴くという経験をめぐって」
<講演>
宮地尚子氏(一橋大学) 「トラウマの語り~『環状島』その後」
小西聖子氏(武蔵野大学)「トラウマを語り、聴くことの意味」
<対談>
宮地尚子氏・小西聖子氏 〔聴き手:野坂祐子・徳田治子〕

総合司会 山崎浩司(東京大学)
企画代表 野坂祐子(大阪教育大学)

【参加費】無料

【申し込み】下記申し込みフォームにて受け付けます。定員(100名)になり
次第、締め切らせていただきます。
https://ssl.formman.com/form/pc/VXe35rnCCAKWZJDC/

【協賛】東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」

【問い合わせ先】
野坂祐子(大阪教育大学)nosaka〔アットマーク〕cc.osaka-kyoiku.ac.jp

○「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」
 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
FAX:0774-25-2409
Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。

研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第2回
 第2回とうふ研を下記の要領にて行います。参加希望の方はご連絡ください。
また、次々回の研究検討会にて検討希望の方はご連絡ください。
【日程】11月6日(土) 10時半~17時半(研究会後、懇親会あります)
【場所】武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 12号館8階第4会議室
   http://www.musabi.ac.jp/access/
【アクセス方法】
(1)雰囲気を楽しみたい人は、西武鷹の台駅から玉川上水散歩道を歩く。
(2)早くて楽がいい人は、JR国分寺駅からバスを利用する。国分寺駅のバス停
はちょっとわかりにくい。地図のプリントアウトが必要。
【発表者1:小林洋平(名古屋大学)】
「競技スポーツにおける困難な体験の一考察:自己の体験から」
 競技スポーツにおいては、困難な体験が数多く存在します。本研究は、困難な
体験における選手当人の心理状態を明らかにすることが目的です。私自身が競技
スポーツにおける困難な体験を経験しているため、方法として、私自身の体験に
ついて面接を行い、困難な体験における選手当人の心理状態を描き出すことを試
みました。面接を通して、今まで自分が気づいていなかったことなど、様々な発
見がありました。その発見を含めた折り重なった体験を論文にしたいと思ってい
ます。
 みなさまからご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思って
おりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【発表者2:下條千恵(青山学院大学)】
「介護という仕事について:やりがいに焦点をあてて」
 介護についての研究はバーンアウトや感情労働などネガティブな部分が取り沙
汰される多く,やりがいや喜びについては従来の研究ではほとんど焦点を当てら
れていません。本研究では介護の現場の人々の語りを面接によって聞くことによ
って,喜びややりがいなど彼らを精神的に支え,仕事に従事することができる心
理的背景の仮説生成としたいです。
 質的研究自体が初めてですので、至らない点ばかりで荒削りの段階での発表に
なるかと思います。みなさまからご意見を戴き、ご助力を賜りたく存じます。
【発表者3:田中綾美(関西大学)】
「フィクションにおけるリアリティ」
 理論上、全てのアーティストは、作家自身が有する何らかの『リアリティ』(
現実感覚、世界認識)を、虚構世界を構築することで描き出そうとしているとい
うことがいえるように思います。受容する側は、作家と『リアリティ』を共有す
ることができなければその作品から喜びを得ることはおそらくできないでしょう
し、話の筋を合理的に理解することすらかなわないようなケースも想定されます。
今回は、小説においてどのような『リアリティ』が表現されているのかについて
の発表です。
 今現在、私は、英文学と芸術哲学を専門としており、今回の発表も、みなさん
が学んでおられる心理学研究におけるそれとは若干隔てられた関心に基づいたも
のになるかと思います。専門性の差異によって、当日の議論に若干の支障が出る
ことが想定されますが、みなさんの具体的な作品経験に照らし合わせて聞いてい
ただけるように、できる限り合理的な解釈を提供できるように準備をしていきた
いと思います。
 一個の文化産物が、他者の一つの現実認識を表したものであるという事実を思
い出す時、私は人間の認識能力の働きに尽きせぬ驚異を感じます。まだまだ思索
が不十分なテーマについての発表でご迷惑をおかけすることになると思いますが、
どうぞよろしくお願いします。
【参加費/参加方法】
無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
【連絡先】
m-kotaro@mx.ibaraki.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。
【主催】
荒川歩(武蔵野美術大学)、徳田治子(高千穂大学)、松本光太郎(茨城大学)

                       (情報提供 松本光太郎 様)

◆法と心理学会第11回大会 公開企画のお知らせ
**********転送歓迎************
■開催日 : 2010年10月16日(土)・17日(日)
■会場 : 立命館大学 朱雀キャンパス JR二条駅すぐ
■所在地:〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
二つの公開企画が行われます。一般の方も無料で入場できますので、ぜひおい
でください。(二つの企画の日時を間違えないようお願いします)。
【特別公開企画】 シンポジウム
「司法臨床」の可能性 ― 司法と心理臨床の協働をめぐって
第1日目 2010年10月16日(土) 15:30‐17:30 立命館大学朱雀キャンパス

大講義室 企画:廣井亮一(立命館大学)・サトウタツヤ(立命館大学)
司会・指定討論:サトウタツヤ(立命館大学)

パネリスト
「司法臨床の概念―我が国の家庭裁判所を踏まえて」:廣井亮一(立命館大学)
「治療的司法の観点から―カナダの問題解決型裁判所」:村本邦子(立命館大
学)
「加害者治療の観点から―暴力加害者への治療セッション」:中村正(立命館
大学)
「弁護士の立場から―司法臨床の実践知」:中川利彦(和歌山弁護士会)

企画趣旨
現代社会が抱える深刻な課題である、少年犯罪、児童虐待、DVなどの問題は、
法と心理臨床に密接に関わることが特徴である。このような問題に対して、従
来の、司法と心理臨床の各機関の機能的分業に留まらず、両者の実質的な協働
によって、司法的機能と心理臨床的機能の交差領域に生成する問題解決機能を
「司法臨床」と呼ぶ。これを踏まえてこのシンポジウムにおいては、以下の観
点から両者の協働の必要性とそれに伴う諸課題について検討しながら、我が国
における「司法臨床」の可能性を議論する。
まず、司法的機能と心理臨床的機能を併せ持つ、我が国の家庭裁判所を取り上
げ、「司法臨床」の概念を整理し、その問題点と実現の困難性を提示する。そ
の上で、治療的司法の原理に基づくカナダの問題解決型裁判所の取り組みを報
告し、リーガル・クリニックへの展望を考える。さらに、家庭など親密圏にお
ける暴力(DV、虐待)加害者に対して、司法と臨床の協働によってどのよう
な治療実践モデルを構築できるかについて検討する。最後に、裁判所や法律相
談業務における弁護士活動をもとに、その実践知を踏まえた「司法臨床」のパ
ラダイムを整理し、我が国における「司法臨床」の展開と実現を期したい。

*特別公開企画は、一般の方も無料でご参加いただけます。

【特別公開企画】 招待講演
「心理学に基づく適切な施策のあり方:拘禁者に対する取調べ録画をめぐって」
  “Psychological science and sound public policy:On video recording
 custodial interrogations."
講演者:オハイオ大学ダニエル・ラシター(Daniel Lassiter)教授
  (立命館大学招聘教授)
第2日目 10月17日(日) 16:00~17:00 大講義室
*講演は英語ですが、日本語による解説があります。
講演者のご紹介
ラシター教授は現在、オハイオ大学心理学部で教鞭をとる。1984年にヴァージ
ニア大学で心理学博士の学位を取得。社会心理学をフィールドとして、人の態
度決定に含まれる情報への理解や把握に関わる研究を主要テーマとしている。
全米科学財団の支援で研究を進めており、人が他人の行動を認識する過程への
関心から、模擬陪審を使って被疑者自白のビデオ録画から人がどのように事実
を認定したり任意性を判断するかを測定するプロジェクトを進めてきた。この
プロジェクトにかかわる社会心理学的な研究成果は数多くの論文として既に19
80年代から刊行され続けてきており、被疑者取調べのビデオ撮影方法として被
疑者フォーカスの映像が引き起こす偏見(バイアス)に警鐘を鳴らしている。
そうした実践的な成果は、ニュージーランド警察で採り入れられていて、同国
では取調官と被疑者を対等に撮影するイコール・フォーカス方式が採用される
に至っている。

ラシター教授は2010年10月、立命館大学招聘教授として来日して大学院の授業
を担当していただきます。それにあわせ、学会でも特別に講演していただき一
般の皆様にも公開いたします。

ラシター教授の研究成果を紹介した文献としては以下を参照。 指宿信「取調べ
録画制度における映像インパクトと手続法的抑制策の検討」判例時報1995号
(2008.4)3~11頁
ラシター教授のホームページ:http://lassiter.socialpsychology.org/

*特別公開企画は、一般の方も無料でご参加いただけます。
                    (情報提供 サトウタツヤ 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第71号はいかがでしたか。少しでも見やすく、分かりやすい形を目指して当
メルマガも微修正を重ねております。今後とも皆さまからの意見やアイデアを
お待ちしております。寒暖の差が徐々に大きくなってくる季節ですので、どう
ぞお身体に気をつけてお過ごしください。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第71号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年9月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.70======================2010/8/20

 クッピーです。暑いですね。夏が大好きなクッピーですが、これだけ暑いと
 さすがに昼間はあまり外出する気が起きず、夕方に近所を散歩するのが日課
 になっています。傾きかけた陽光に赤く照らし出された空や木々が何とも言
 えない趣を醸しだしていて、そんな日常生活の中のちょっとした夏らしさを
 楽しんでいます。体調に十分気をつけて、この季節を上手に味わっていきた
 いですね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報

 ◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内(西武文理大学)

■ 著書の紹介

 なし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆第7回大会準備委員会より

 残暑お見舞い申し上げます。例年以上に暑い日が続いていますが、夏バテな
どされていないでしょうか。多くの会員の方から個人発表(ポスター)および
会員企画シンポジウムの申込みをいただきました。ありがとうございます。個
人発表(ポスター)は65件、会員企画シンポジウムは12件となりました。お申
し込みをいただいた方への返信が若干遅れましたが、基本的にすべて採択とい
うことで進めさせていただきます。発表準備等、よろしくお願いします。

 今後のスケジュールは、次のとおりです。
  9月10日 会員企画シンポジウム等の抄録提出締切
  9月中旬 2号通信をホームページにて公開および送付
  9月下旬 大会プログラムをホームページにて順次公開
  10月10日 予約参加申込期限、ワークショップ・講習会申込期限
  10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
  11月26日 プレ企画
  11月27日・28日 本大会

 会員企画シンポジウムを申し込まれた方は、抄録締切が9月10日となってお
りますので、ご留意ください。抄録原稿の様式は、追って個別にお知らせしま
すので、今しばらくお待ち下さい。
 幾度かお知らせしたとおり、1号通信発送時に参加費等の振り込みに使う用
紙(ゆうちょ銀行払込取扱票)を同封し忘れるというミスがありました。ゆう
ちょ銀行等に備え付けのもの(青い払込取扱票)でも振り込みは可能ですが(
その場合は通信欄に振り込み額の内訳を明記してください)、払込取扱票の送
付を個人的に希望される方にはあらためてお送りしますので、下記までご連絡
ください。

 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
 E-mail: jaqp7info@gmail.com
 Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)

 さらに「経費・資源節約に関わるお願い」として、2号通信郵送不要の方に
ご一報くださるようお願いをしています。上記アドレスへメールを送るか、下
記の大会HPからご連絡ください。
  http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

 大会ポスター(A3判)とチラシ(A4判)を、主な大学等にいる会員にお
送りさせていただいていますが、残部がまだあります。必要な方がおられたら、
大会準備委員会事務局まで、必要枚数を明記の上、ご要望ください。
 なお、茨城空港と神戸空港を結ぶ便が、2010年9月以降、運休となるという
ニュースが流れていましたが、幸い10月から再開される見通しとなったようで
す。関西方面からお越しの方は、利用されると便利かもしれません。下記もご
参照ください。
 http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/100720_press.pdf
                  (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

◆事務局より
8月10日付けの会員動向は以下のとおりです。

●会員数 : 948名
●2010年会費納入率 : 57%

会員4桁まで、あとわずか?!

ということでよろしくお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 勤務する大学の内外で、質的研究に関心をもっている院生のみなさんと話を
する機会がけっこうあるのですが、そんなときに、「『質的心理学研究』は敷
居が高くて投稿しづらい」という声がしばしば聞かれます。「よく知られてい
る先生方の論文が載っている間に、自分の研究が掲載されるなどということが
どうも想像しにくい」、「かなり論文執筆の経験を積んでないと、掲載されな
いのではないか」、というのです。
 そうした話や印象にはかなり誤解や誇張が含まれています。私は他の2,3
の学術誌の編集に携わった経験がありますが、それらの雑誌に比べて、『質的
心理学研究』の査読が特に厳しいわけではありません。むしろ、数量的な研究
のみを専門とする査読委員がいない分、質的研究の審査に慣れていない先生か
ら対応困難なコメントが来るという可能性が低く、質的な側面からの生産的な
コメントが多くなされるはずです。『質的心理学研究』の「敷居」は、あると
しても、質的研究にとってはより細やかでていねいなものになっていると思い
ます。
 もちろん、質的研究論文を評価しコメントするのは、なかなか厄介な作業で
す。というのも、本誌は、「規約」にもありますように研究視点や方法などの
新しさを1つの評価視点にしていますが、その評価のためには新しさを捉える
目が必要とされるからです。私たちは評価基準を柔軟に拡張しつつ評価を試み
ているものの、それが十分機能しない場合もときにあります。見当はずれに思
えるようなコメントが戻ってきたとしたら、もしかしたら背景にそういう事情
があるのかもしれません。そういうときには、遠慮せずコメントに反論してい
ただければと思います。反論が説得的であれば、査読者もコメントを見直しま
すし、それが私たちの学びにもなります。
 「酷暑」とも言うべき暑い日々が続いていますが、多くの学生や大学関係者
にとっては、授業等から離れて少しまとまった時間がとれる時期でもあります。
第11号特集「病い、ケア、臨床」(森岡正芳・西村ユミ 責任編集)の締切が、
2ヶ月後(10月末)に近づいてきました。この時期に是非、研究・執筆を進め
て、投稿の準備をお願いします。なお、一般論文は、随時受け付けております。
今後とも会員の皆様からの投稿により、本誌をもり立てていただければと思う
次第です。投稿を心よりお待ちしています。
              (『質的心理学研究』編集委員長 能智正博)

◆研究交流委員会企画の研究会
「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」のお知らせ

 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
FAX:0774-25-2409
Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。

研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内
現象学的研究方法の第一人者であるAmedeo Giorgi博士をお招きしまして、下記
の通り、ワークショップを開催致します。
来日指導は、博士自身ご高齢でもあることや、健康上の理由等により、今回が
最後になるかと思われます。ぜひこの機会に、現象学的研究方法に関心をお持
ちの皆様にご参加いただけますようお待ちいたしております。

【日時】9月6日(月)~10日(金)5日間 9:00~17:00
【会場】西武文理大学看護学部講義室(埼玉県狭山市)

【プログラム】現象学の理解、現象学的研究方法の導入と分析の実践(通訳付)
【講師】Amedeo Giorgi(米国セイブルック大学院大学教授)
    吉田章宏(前淑徳大学教授、東京大学名誉教授)
【世話人】高橋照子(西武文理大学看護学部教授)
【参加費】50,000円(資料代込)

【問い合わせ先】
〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1
西武文理大学看護学部内
第3回現象学的研究方法ワークショップ事務局
Fax:04-2969-1124(代)
E-mail:kango-event@bunri-c.ac.jp @を半角に変えてください。
                       (情報提供 高橋照子 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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[クッピーより]
 第70号はいかがでしたか。暑いですが、夏はまとまった時間が取りやすく、
研究を進めるチャンスかと思います。情報収集、情報提供のために当メルマガ
をこれからもどんどんご活用ください。皆さまからの意見やアイデアもお待ち
しております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第70号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年8月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.69======================2010/7/20

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日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.69======================2010/7/20

 クッピーです。今年の梅雨は各地でゲリラ豪雨に見舞われ、「しっとりした
 長雨」というよりはとにかく不安定な天候が続きましたね。けれど、ここ数
 日の週間天気予報はほとんど晴れマーク。気温もぐんぐん上がり、セミたち
 の合唱も日に日にその勢いを増しているようです。いよいよ夏本番。クーラ
 ーの設定温度とビールの飲みすぎに注意しつつ、皆さま素敵な夏休みをお過
 ごしください。
  
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より:研究助成の応募締切延長について

 ◆第7回大会実行委員会より

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆研究交流委員会企画の研究会
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ◆TEM研究会@京都のおしらせ

 ◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内(西武文理大学)

 ◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第1回(高千穂大学)

■ 著書の紹介

 ◆『New Ideas in Psychology, Volume 28, Issue 2 (August 2010)』

 ◆『人はなぜ夢を見るのか -夢科学四千年の問いと答え』

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:研究助成の応募締切延長について
 2010年度の研究助成の応募につきまして、7月末が応募締切でしたが、8月14
日まで締切を延長しました。皆様どうぞ奮ってご応募下さい。
 なお、応募要領は下記の通りです。

【2010年度研究奨励金の応募要領】
 大学院に在学中の方を対象に、研究奨励費10万円を助成します(今年度は2
名まで)。
 国内外のフィールド調査の費用や、国内外の学会への参加・発表費用など、
研究実施および成果発表の費用として活用していただけます。

○申請の手続きとスケジュール
 申請時に大学院在学中であることが条件です。
以下の連絡事項と書類を、電子メールで担当者まで送付してください。

 メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。
 連絡事項 氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
 研究計画書 研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義;
全体で 1200字程度)
 予算計画書 物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごと
に具体的にご記入ください。

〆切:2010年8月14日

 なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、お
よび採択の次年度の「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条
件です。
 申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお
願いすることがあります。

応募先:梅崎高行(研究交流委員会 研究助成担当):
umezaki「あっと」 konan-wu.ac.jp (「あっと」を@に変えて下さい。)

【2010年度地方研究企画助成制度の応募要領】
地方での研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。
費用も5万円程度を助成します(今年度は2件まで)。
なお、今年度中に開催することが応募条件です。
※昨年度から助成金額が変更されていますが、趣旨や利用可能な費目等に変
更はありません。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

講師の紹介は学会がサポートし、広報についてもご協力します。
なお、会場や、必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたし
ます。

助成される費用:講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費。

○応募の手続きとスケジュール
以下の連絡事項を、電子メールで担当者まで送付してください。
メールのタイトルは「質的心理学会 地方研究企画助成制度 応募」としてく
ださい。
連絡事項 氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
企画概要(希望するテーマ、開催地のめど、開催時期など)

〆切:2010年8月14日

応募先:藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当):
fujie「あっと」kansai-u.ac.jp(「あっと」を@に変えて下さい。)

◆事務局より
 第7回大会の申し込み期限が迫り、毎日のように新会員をお迎えしている
状況です。7月13日付の会員数は925名、2010年度会費納入率は53%です。
茨城大会では1000人目の会員、が誕生するでしょうか?

◆『質的心理学研究』編集委員会より
“このように「編集委員会の方法(スタイルややり方)」は作られ、更新さ
れていくんだ!”本編集委員会の活動を通して、このことをたびたび実感し
ます。メンバーの方法は、一方で整理され、言語化されていきますが、他方
で言葉では表現しきれない実践でもあり、その組織に参加する者たちの振る
舞い、こだわり方や議論の仕方等々に、それと知らずに表現されつつ伝えら
れていくものだと思います。
 私は2年間、編集委員を経験し、おぼつかない足取りではありますが、今
年度から出版担当の副編集委員長の役割を担わせてもらっています。本委員
会の「方法」の生成と更新を実感するのは、役割が変わり、それを振り返る
機会を得たからかもしれません。
 さらに、委員長、副委員長の交代により、大きく方法の組み換えをしてい
る、その渦中にいるためでもあると思います。
 その「方法」は、編集会議や幾つかの企画に取り組んでいくプロセスの中
に現われています。本編集委員会は、主に『質的心理学研究』の刊行に向け
た編集作業をしておりますが、この作業には、一般論文の審査、特集企画と
論文の審査、書評特集企画と原稿依頼が含まれています。他にも、全国大会
のシンポジウムの企画運営を行っています。そのためでしょうか、いろいろ
な提案や相談等々が“毎日”のように飛び交っています。この「飛び交う」
という議論のスタイルが、本編集委員会の方法になっていくかもしれません。
 加えて、このように議論が絶えないのは、多分野から本誌に、内容的にも
方法論的にも多様な論文が集まっているためだとも思います。二重の意味で
多様性をもつ本誌の論文は、それゆえ、領域横断的な議論を介した結晶です。
本誌の中から新たな質的研究の論点やスタイルも生まれてくるのではないか、
と期待しています。
 現在は、本年度末刊行予定の第10号に向けた編集作業中です。第10号の書
評特集は「アクションリサーチ」ですので楽しみにお待ちください。また、
第11号の特集「病い、ケア、臨床」(責任編集:森岡正芳・西村ユミ)は、
2010年10月末日が締め切りです。一般論文は随時受け付けております。多様
な分野から多彩な論点を含んだ論文が投稿されることを心待ちにしています。
                     (副編集委員長 西村ユミ)

◆第7回大会準備委員会より
 関東地方あたり、梅雨空の鬱陶しい天気が続いています。いかがお過ごし
でしょうか。第7回大会の準備、少しずつではありますが、着実に進めてい
ます。大会ポスターが刷り上がりましたので、各会員が所属されている大学
・研究所等にお届けします。目立つところに掲示していただければありがた
いです。なおポスターのデザインは、東京大学大学院の原田満里子さんが担
当してくれました。
 さて1号通信はご覧いただけたでしょうか。すでに予約参加が始まってい
ます。今月末が個人発表(ポスター)と会員企画シンポジウムも申込期限と
なっていますので、ご留意ください。多くの方からの申込み、お待ちしてい
ます。この申込みも大会HPから行ってください。
  http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

 今後のスケジュールは、次のとおりです。
  7月31日 個人発表(ポスター)・会員企画シンポジウム申込期限
  8月10日 個人発表・会員企画シンポジウムの可否のお知らせ
  9月10日 会員企画シンポジウム等の抄録提出締切
  9月中旬 2号通信をホームページにて公開および送付
  9月下旬 大会プログラムをホームページにて順次公開
  10月10日 予約参加申込期限、ワークショップ・講習会申込期限
  10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
  11月26日 プレ企画
  11月27日・28日 本大会

 なおすでにお伝えしているとおり、1号通信発送時に参加費等の振り込み
に使う用紙(ゆうちょ銀行払込取扱票)を同封し忘れるというミスがありま
した。今回のポスター発送時に、各2枚ずつ振り込み用紙を入れておきます。
ゆうちょ銀行等に備え付けのもの(青い払込取扱票)でも振り込みは可能で
す(その場合は通信欄に振り込み額の内訳を明記してください)。
 なお払込取扱票の送付を個人的に希望される方にはあらためてお送りしま
すので、下記までご連絡ください。

 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
 E-mail: jaqp7info@gmail.com
 Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)

 さらに「経費・資源節約に関わるお願い」として、2号通信郵送不要の方
にご一報くださるようお願いをしています。上記アドレスへメールを送るか、
大会HPからご連絡ください。
 茨城空港と神戸空港を結ぶ便が、2010年9月以降、運休となるというニュ
ースが流れています。11月に再開されるかどかの見通しは立っていないよう
です。関西方面からお越しのみなさま、くれぐれもご留意ください。下記も
ご参照ください。
 http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/100624_press.pdf
                 (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

◆研究交流委員会企画の研究会
「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」のお知らせ

 本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
 保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
FAX:0774-25-2409
Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。

研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆TEM研究会@京都のおしらせ
日時 : 7月31日(土) 13:00~
場所 : キャンパスプラザ京都(JR京都駅から徒歩5分) ホール

TEM(複線径路・等至性モデル)を用いた研究の検討会です。

(1)廣瀬眞理子
「ひきこもり親の会-セルフヘルプグループとしての維持要因(仮)」
(2)小川晶・中坪史典
「高学歴・高齢出産の母親支援における保育士の感情労働のプロセス
-保育士・母親・子どもの関係性に焦点を当てて-」
(3)林晋子
「オリンピアンの直面する出来事からみた心理的サポートの必要性」
(4)和田美香
「(仮)ひきこもりの同胞をもつきょうだいの自律プロセス」
(5)廣瀬太介
「破壊的カルト脱会者の心理過程に関する研究
-『物語の再構成』に着目して-」
(6)鈴木美枝子
「『自閉症児とのやりとり』における教師の思考過程」

司会・アドバイザー
安田裕子・木戸彩恵・サトウタツヤ

なお、当日は、研究会終了後、同じ場所でケータリングを頼んで懇親会を行
う予定です。

資料その他の準備の都合上、参加希望者(会および懇親会)は7/23(金)
までにご連絡いただけると幸いです。

連絡先 サトウタツヤ(satotster@gmail.com)まで

キャンパスプラザ京都の場所は下記のURLでご確認ください。
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=585&frmCd=14-3-0-0-0
                   (情報提供 サトウタツヤ 様)

◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内
現象学的研究方法の第一人者であるAmedeo Giorgi博士をお招きしまして、下記
の通り、ワークショップを開催致します。
来日指導は、博士自身ご高齢でもあることや、健康上の理由等により、今回が
最後になるかと思われます。ぜひこの機会に、現象学的研究方法に関心をお持
ちの皆様にご参加いただけますようお待ちいたしております。

【日時】9月6日(月)~10日(金)5日間 9:00~17:00
【会場】西武文理大学看護学部講義室(埼玉県狭山市)

【プログラム】現象学の理解、現象学的研究方法の導入と分析の実践(通訳付)
【講師】Amedeo Giorgi(米国セイブルック大学院大学教授)
    吉田章宏(前淑徳大学教授、東京大学名誉教授)
【世話人】高橋照子(西武文理大学看護学部教授)
【参加費】50,000円(資料代込)

【問い合わせ先】
〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1
西武文理大学看護学部内
第3回現象学的研究方法ワークショップ事務局
Fax:04-2969-1124(代)
E-mail:kango-event@bunri-c.ac.jp @を半角に変えてください。
                     (情報提供 高橋照子 様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)第1回

【日時】7月24日(土)10:30-17:30(終了後、懇親会を予定)

【場所】高千穂大学 10号館1階会議室
http://www.takachiho.jp/access/index.html

話題提供者1:高橋亜希子(北海道教育大学旭川校)
「総合学習における他者との関わりを通した生徒の内面的変容:高木(2001)の
“接触”と“振動”の概念を用いて」
 学力低下論の中で賛否のある総合学習ですが、青年期の総合学習は、テーマ
設定過程が生徒自身の関心の所在を確かめる過程となり、取材を通した認識の
変化、社会との関わりは生徒のアイデンティティ形成につながる可能性が指摘
されています。
 今回の発表では、総合学習における学校外の人々との関わりに焦点を当て、
学習過程の一高校生の継続的な面接資料と記した文章から、出会った人の言葉、
印象、そこで得た体験が、生徒の在り方を変容させていく過程を分析します。
 分析枠組みとしてヴィゴツキーに準拠した高木光太郎さん(2001)の“接触”
と“振動”という概念を用いています。
 はたして学習と自己形成を繋ぐ枠組みの試みとしての可能性があるか、みな
さまの意見を頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

話題提供者2:今尾真弓(名古屋大学)
「慢性の病気にかかるということ -ある患者の語りを通して」
 慢性疾患に罹患された方々へのインタビューを通して、患者さんが、治らな
い病気を位置づけていくプロセスについての研究を行ってきました。 今回は、
インタビューの対象となった方々の中から、ある1人の方のインタビューを取
り上げ、その方の心的過程を描き出すことを通して、病気の経験に迫ることを
試みたいと思います。何分、初めての試みですので、至らない点が多々あるか
と思いますが、ご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思い
ます。

話題提供者3:木下寛子(九州大学大学院人間環境学府)
「雰囲気の現象学:小学校での日々から」
 「雰囲気(空気)を読む」「雰囲気に流される」等々、私たちは日ごろから
「雰囲気」に言及し、また「雰囲気」に自らの振る舞いを左右されるような経
験をします。一見、仮初めで他愛のないもののようで、だからといって、無い
ことにもできない、そういう「雰囲気」とは一体何なのか。ある小学校での子
どもたちや先生たちと共に過ごす日々を起点に話し始め、考えようとしていま
す。
 今なお模索のただなかです。まとまらない話になるかもしれませんが、新し
い風を入れて次の一歩が踏み出せたらと思っています。一緒に議論を重ねてい
ただけると、とても嬉しいです。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
arakawa@musabi.ac.jp 荒川歩宛 @を半角に変えてください。

【主催】東京フィールド研究検討会
                     (情報提供 荒川 歩 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆『New Ideas in Psychology, Volume 28, Issue 2 (August 2010)』
http://www.sciencedirect.com/science/journal/0732118X
Theorizing Pluralism を特集しています。APA 2009での同題のシンポジウムに
基づいたもので、カナダからThomas Teoら6名の他、トルコ(Aydan Gulerce)、
日本(Tsuneo Watanabe)からも参加して心理学における多元主義の問題につい
て、議論が展開されています。
Theorizing pluralism: An introduction. Pages 199-200, by Jason R. Goertzen,
 William E. Smythe
Dialectical pluralism: A theoretical conceptualization of pluralism
 in psychology. Pages 201-209, by Jason R. Goertzen
Self-reflective transformational-transformative co-ordinations of the
 psychological. Pages 210-218, by Aydan Gulerce
The psychology of personhood: Conditions for a viable, neo-meadian
 pluralism. Pages 219-226, by Jack Martin
A vision of dialogical pluralism in psychology. Pages 227-234, by
 William E. Smythe, Stephanie A. McKenzie
Ontology and scientific explanation: Pluralism as an a priori condition
 of psychology. Pages 235-243, by Thomas Teo
Some social-historical issues underlying psychology's fragmentation.
 Pages 244-252, by Richard Walsh-Bowers
Metascientific foundations for pluralism in psychology. Pages 253-262,
 by Tsuneo Watanabe
                      (情報提供 渡辺恒夫 様)

◆『人はなぜ夢を見るのか -夢科学四千年の問いと答え』
渡辺恒夫 京都:化学同人、2010.234頁。1700円。
http://www.kagakudojin.co.jp/book/b62866.html
<内容>
序 章:映画『マトリックスの問い』
第1章:『ギルガメシュ叙事詩』に始まる
第2章:フロイトとユング -深層心理学の時代
第3章:レム睡眠の発見 -夢の現代科学のはじまり
第4章:もう一つの夢の現代科学 -シリーズ分析と内容分析
第5章:夢には何の意味もない? -レム睡眠の仕組みと夢の脳生理学的なモデル
第6章:レム睡眠の機能 -記憶の整理?
第7章:夢と記憶 -夢の源泉は前日の記憶か
第8章:夢の進化理論
第9章:明晰夢と自己意識の誕生
終 章:夢の現象学
                     (情報提供 渡辺恒夫 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第69号はいかがでしたか。まとまった時間が取りやすい夏休みは、研究活動
や論文作成、仲間との交流に最適な季節かと思います。今後とも当メルマガを
どんどんご活用ください。皆さまからの意見やアイデアもお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第69号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年7月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.21 =================2010/6/28

——————————————————————————–

日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.21 =================2010/6/28

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●第7回大会準備委員会より(お詫び)

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●第7回大会準備委員会より(お詫び)

 先日、1号通信がお手元に届いたかと思います。その際、参加費等の振り込
みに使う用紙(ゆうちょ銀行払込取扱票)を同封する予定が、それを入れない
まま発送してしまいました。大会準備委員会のミスであり、お詫びいたします。
みなさまにはご迷惑をおかけしますが、ゆうちょ銀行等に備え付けのもの(青
い払込取扱票)でも振り込みは可能ですので、それをお使いいただければと思
います。ただしその場合は、通信欄に振り込み額の内訳を明記してください。
 なお払込取扱票の送付を希望される方にはあらためてお送りしますので、下
記までご連絡ください。
 
 日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
   E-mail: jaqp7info@gmail.com
   Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)
 
 なお1号通信でお知らせしましたが、下記のお願いをしています。ご協力い
ただける方は、上記連絡先にご一報ください。
 
———————————————————————
経費・資源節約に関わるお願い
 9月中旬に2号通信を郵送する予定ですが、同じ内容を同時にホームページ
にも全文ホームページに掲載します。2号通信郵送は不要という方は、上記ア
ドレスまで、「2 号通信郵送不要」という件名のメールをお送りください。
経費・資源節約にご協力よろしくお願いいたします。
———————————————————————

 大会HPには、常に最新の情報が掲載されていきますので、ときおりアクセ
スをお願いします。
 http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html
 
                   (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 臨時21号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年6月28日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
 情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.68======================2010/6/22

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛

           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会  メールマガジン No.68======================2010/6/22

 クッピーです。多くの地域で梅雨入りし、ぱっとしない空模様が続いていま
 す。鬱陶しいなあと思われている方も多いと思いますが、実はクッピー、雨
 露に濡れる木々から漂うしっとりした空気や、雨が降り始めたときに舞い上
 がる埃の匂いなどが、結構好きだったりします。やっぱり梅雨には梅雨の良
 さがありますよね。来るべき夏空を楽しみに、今月も元気にいきたいと思い
 ます。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より「研究奨励制度」と「研究企画助成制度」のお知らせ

 ◆研究交流委員会企画(共催)の研究会のお知らせ
  ○質的研究ワークショップ 「ナラティヴ研究におけるマイクロジェネテ
   ィックアプローチの実際」
  ○サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆第7回大会準備委員会より

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報

○東京フィールド研究検討会(とうふ研)第1回(高千穂大学)

○アドバンス編質的研究ワークショップのご案内

○第8回 質的研究集中ワークショップ(ベーシック編)のご案内(早稲田
 大学)

○the 6th International Conference of Health Behavioral Science

○若手支援研究会「論文投稿支援のために -論文審査の実際と査読コメント
 の読み方:論文投稿から掲載まで-」

■ 著書の紹介

 ○『人はなぜ夢を見るのかー夢科学四千年の問いと答え』(渡辺恒夫著)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より「研究奨励制度」と「研究企画助成制度」のお知らせ

○「研究奨励制度」について2010年度分の募集を開始いたします。ふるって応
募ください。
【「研究奨励制度」について】大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィー
ルド調査の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を
助成するというものです(2件まで)。継続的なフィールド調査を予定されて
いる方や、国際学会への参加を検討されている方におすすめします。2010年度
分の〆切は2010年7月末です。
【申請の手続きとスケジュール】申請時に大学院在学中であることが条件です。
以下の連絡事項と書類を、電子メールで担当者まで送付してください。
メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。

連絡事項
 氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書
 ・研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義;全体で1200
  字程度)
 ・予算計画書
  物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに具体的に
  ご記入ください。
〆切:2010年7月末

なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。申請の内容を
実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがあ
ります。詳しい応募方法などは学会Webページでご案内しています。

お問い合わせは以下までお願いします。
 研究交流委員会 研究助成担当
 梅崎高行:umezaki@konan-wu.ac.jp(@を半角に)

○2010年度研究企画助成制度の応募要領
 地方での研究会・講習会などの企画を学会がサポートします。費用も5万円
程度を助成します(今年度は2件まで)。なお、今年度中に開催することが応
募条件です。9月から活動を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了し
ます。

テーマ例(企画の具体的な内容については、相談に応じます)
理論について(エスノメソドロジー、活動理論、社会構築主義など)
研究方法について(医療の会話分析、教室の相互行為分析など)
特定のテーマについて(記憶、仕事場、介護、ひきこもりなど)

講師の紹介は学会がサポートし、広報についても協力します。なお、会場や、
必要な人員の確保、当日の運営は受け入れ側でお願いいたします。

助成される費用:講師の謝礼、旅費、会場費、人件費、その他の実費。

応募の手続きとスケジュール
以下の連絡事項を、電子メールで担当者まで送付してください。
メールのタイトルは「質的心理学会 研究企画助成制度 応募」としてください。

連絡事項 氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)、企画概要(希望する
テーマ、開催地のめど、開催時期など)

〆切:2010年7月末

なお、助成を受けた次の年度に「質的心理学フォーラム」へ研究会実施報告文
を寄稿していただくことも条件です。
申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願い
することがあります。
詳しい応募方法などは学会Webページでご案内しています。

お問い合わせは以下までお願いします。
応募先:藤江康彦(研究交流委員会 研究助成担当)
    fujie「あっと」kansai-u.ac.jp(「あっと」を@に変えて下さい。)

 

◆研究交流委員会企画(共催)の研究会のお知らせ

 研究交流委員会では、今年度もいくつかの研究会を開催(または共催)する
予定です。現在、さまざまな分野にわたって企画案を検討中ですが、今のとこ
ろ開催が決定しているものは以下の2つです。どうぞふるってご参加ください。
また、この他にもまだ検討されているものがありますので、今後の情報にもご
期待ください。

○質的研究ワークショップ 「ナラティヴ研究におけるマイクロジェネティッ
クアプローチの実際」
『Narrative Inquiry』誌の主宰者でもあるクラーク大学のマイケル・バンバ
ーグ先生が立命館大学の招聘教授として来日するのにあわせ、マイクロジェネ
ティック分析に関するワークショップを行うことにいたしました。バンバーグ
教授が実際に研究に使っているヴィジュアルデータなどをお見せいただきなが
ら、分析の方法について解説していただきます。
バンバーグ教授HP http://www.clarku.edu/~mbamberg/

【日時】2010年7月11日  午後1時30分から4時30分

【場所】立命館大学衣笠キャンパス 清心館2F525室

            (申し込み不要・参加費無料)
    http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html

総合司会 田垣正晋(大阪府立大学)

午後1時30分~
第一部 マイクロジェネティック分析の実際
Michael Bamberg(Clark University;立命館大学)
講演は英語で行われますが日本語で解説を行います(逐語訳ではありません)。

午後3時15分~
第二部 鼎談 ナラティヴ研究の可能性:マイクロジェネティックアプロ
ーチの意義も含めて
 やまだようこ (京都大学)
 森岡正芳   (神戸大学)
 サトウタツヤ (立命館大学)

午後4時~
第三部 バンバーグ教授を交えての総合討論

【主催】 立命館大学人間科学研究所
【共催】 日本質的心理学会・対人援助学会 ほか

○「サービス提供場面の質的分析~障害当事者参画の試み~」
 本研修会では,保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは,援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察してい
きたいと思います。保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の
葛藤や軋轢についての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任
者教育や大学における社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方
の参加をお待ちしております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時

【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室

【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
    その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部 
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
             (III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都

【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。

FAX:0774-25-2409  
Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)

注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。

研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

◆事務局より
 2010年6月6日(日)に、第三期執行部のはじめての理事会・常任理事会が開
催されました。理事長としては二代目のやまだようこ理事長のもと、新しい体
制での船出です。
 2009年度の決算や2010年度の予算について審議を行い承認されました。
 2010年度の学会賞選考委員会が結成されました。また、事務局という組織に
代わり、会務委員会を設置することになりました。
 また、少し気が早いですが学会10周年の記念事業として『質的研究(心理学)
キーワード事典』のようなものを出版することも検討されはじめました。
 6月15日現在の会員数は911名。2010年度会費納入率は47%となっています。学
会活動の促進のためにも学会費の納入をよろしくお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
二期ほどの編集委員に続き、ご縁あって、このほど広報担当の副編集委員長を
仰せつかりました田中です。最初は、どう考えても自分では力不足だと思いま
した。しかし、呆然としている場合ではなく、学会のために何か役に立つ方法
を、自分が考えねばならないのだ、と思い至りました。

そもそも編集委員に就任当時は、学会には何か予定調和のようなものがあって、
粛々と進むという業務イメージがありました。しかし先輩委員から、「意見を
述べることが期待されている、明日の学会を創るために議論しよう」、と言わ
れて目が覚めました。

ここは、これからすることが明日の潮流になり、今行っていることが明日の歴
史になる、若い学会なのだと理解しました。活気あふれる研究会のようなエネ
ルギーと、共に道を拓こうとする学術的コミュニティの魅力が豊富にあります。

雑誌と大会での活動をリンクさせたら、おもしろい動きを作り出せるかもしれま
せん。来年10月が原稿締切である12号の特集は、「文化と発達」(責任編集:柴
山真琴・田中共子)(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toukou.html)で、文化や
その変容について、広い視野から取り上げようとするものです。そこで今年11月
の年次大会(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/taikai.html)で、それを主題にし
たシンポジウムを開いてはと、編集委員会で構想中です。「文化」を「特定の集
団で共有され伝播するもの」とみるなら、民族のみならず会社や家族や、各種の
属性ごとに、様々な特性が文化という用語で切り出せるでしょう。

研究の視点や発見や困難を語り合い、疑問や意見を自由に交換する場を設けて
みますので、刺激を得て思索を進め、論旨の深まりを次の研究計画に生かして、
投稿につなげてもらえればと思います。このわくわくするようなコラボの場で、
お目にかかりましょう。
(副編集委員長 田中共子)

◆第7回大会準備委員会より

 日本質的心理学会第7回大会は、2010年11月27日・28日の両日に、茨城大学水
戸キャンパスにて開催されます。ご連絡が遅くなりましたが、みなさまのお手元
に、1号通信が届いたころかと思います。
 大会テーマは「インターローカルな知の創出」です。異なる分野やフィールド
を対話の力でつないだインターローカルからどのような知が創出されうるのか、
本大会は、それを考える機会にしていきます。

 これまでの大会の経験を継承しつつ、本格的な企画をいくつも構想しています。
古地図を辿っての水戸の街歩き、水戸芸術館とのコラボによるワークショップ、
浜田寿美男先生による基調講演、韓国の質的研究者を招いてのシンポジウム等々
です。また、懇親会を学内で行うなど、比較的安いコストで、若手も含めた交流
の輪が拡がっていく工夫をします。
 詳しくは1号通信、あるいは下記の大会HPをご覧ください。
  http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html
 今後のスケジュールは、次のようになっています。なお申し込み等は、基本的
にすべてHP上で行っていただきます。

  6月20日 予約参加申し込み開始
  7月31日 個人発表(ポスター)・会員企画シンポジウム申込期限
  8月10日 個人発表・会員企画シンポジウムの可否のお知らせ
  9月10日 会員企画シンポジウム等の抄録提出締切
  9月中旬 2号通信をホームページにて公開および送付
  9月下旬 大会プログラムをホームページにて順次公開
 10月10日 予約参加申込期限、ワークショップ・講習会申込期限
 10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
 11月26日 プレ企画
 11月27日・28日 本大会

 水戸までは東京・上野から、常磐線特急で1時間強。茨城空港ができ、関西方
面からのアクセスも良くなりました。弘道館や偕楽園などがある歴史の街・水戸
で皆さまにお会いできることを、大会準備委員一同、楽しみにしております。

                  (第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。

【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○東京フィールド研究検討会(とうふ研)第1回
【日時】7月24日(土)10:30-17:30
     (終了後、懇親会を予定)

【場所】高千穂大学 10号館1階会議室
http://www.takachiho.jp/access/index.html

■話題提供者1:高橋亜希子(北海道教育大学旭川校)
「総合学習における他者との関わりを通した生徒の内面的変容:高木(2001)の
“接触”と“振動”の概念を用いて」
学力低下論の中で賛否のある総合学習ですが、青年期の総合学習は、テーマ
設定過程が生徒自身の関心の所在を確かめる過程となり、取材を通した認識の
変化、社会との関わりは生徒のアイデンティティ形成につながる可能性が指摘
されています。
 今回の発表では、総合学習における学校外の人々との関わりに焦点を当て、
学習過程の一高校生の継続的な面接資料と記した文章から、出会った人の言葉、
印象、そこで得た体験が、生徒の在り方を変容させていく過程を分析します。
 分析枠組みとしてヴィゴツキーに準拠した高木光太郎さん(2001)の“接触”
と“振動”という概念を用いています。
 はたして学習と自己形成を繋ぐ枠組みの試みとしての可能性があるか、みな
さまの意見を頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

■話題提供者2:今尾真弓(名古屋大学)
「慢性の病気にかかるということ -ある患者の語りを通して」
 慢性疾患に罹患された方々へのインタビューを通して、患者さんが、治らな
い病気を位置づけていくプロセスについての研究を行ってきました。 今回は、
インタビューの対象となった方々の中から、ある1人の方のインタビューを取
り上げ、その方の心的過程を描き出すことを通して、病気の経験に迫ることを
試みたいと思います。何分、初めての試みですので、至らない点が多々あるか
と思いますが、ご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思い
ます。

■話題提供者3:木下寛子(九州大学大学院人間環境学府)
「雰囲気の現象学:小学校での日々から」
 「雰囲気(空気)を読む」「雰囲気に流される」等々、私たちは日ごろから
「雰囲気」に言及し、また「雰囲気」に自らの振る舞いを左右されるような経
験をします。一見、仮初めで他愛のないもののようで、だからといって、無い
ことにもできない、そういう「雰囲気」とは一体何なのか。ある小学校での子
どもたちや先生たちと共に過ごす日々を起点に話し始め、考えようとしていま
す。
 今なお模索のただなかです。まとまらない話になるかもしれませんが、新し
い風を入れて次の一歩が踏み出せたらと思っています。一緒に議論を重ねてい
ただけると、とても嬉しいです。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
arakawa@musabi.ac.jp 荒川歩宛 @を半角に変えてください。

【主催】東京フィールド研究検討会

                        (情報提供 荒川歩 様)

○アドバンス編質的研究ワークショップのご案内
 構造構成主義アカデメイアではベーシック編のWS受講者をはじめとして多
数のご要望をいただいたことから,質的研究集中ワークショップアドバンス編
を開催することになりました。アドバンス編では質的研究力の向上を目的とし
て,講師の指導のもと建設的な相互研鑽を行い,そのプロセスの中で説得的な
研究論文にしていくための実践的なコツを身につけていきます。
 経験者なら誰でも経験していることですが,質的研究はいくつかの理由から
多くの場合,的外れな指摘や無い物ねだりのような批判を受けたりと,建設的
な研鑽の場になりにくいものです。しかし本WSでは最初の講義において「建設
的にコメントする(受ける)ための方法」や「着実に技量をあげていくための
認識態度」や「基本ルール」を共有した上で,建設的な相互研鑽の場にしてい
きます。
 研究発表は,研究テーマの設定,質問項目の洗練,概念名や理論図の洗練,
論文の洗練といったのいずれの段階でも可能です。また研究発表はしないが研
究実践力を養いたいという参加者も歓迎します。

参考 アドバンス編参加者の感想
http://structuralconstructivismakademeia.blogspot.com/2009/10/in.html

【早稲田大学開催 第六回アドバンス編質的研究ワークショップ】

日時:2010年6月29日(土) 9時~18時

場所:早稲田大学早稲田キャンパス22号館 2階 202教室
交通アクセス・キャンパスマップ
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

【関西大学開催 第七回アドバンス編質的研究ワークショップ】

日時:2010年7月17日(土) 9時~18時

場所:関西大学千里山キャンパス 尚文館501教室
交通アクセス 
http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/access.html
キャンパスマップ
http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html

ワークショップの形式
 1セクションあたり40分からなります。研究発表者には10分程度で発
表していただきます。次にそれに対して講師ならびに他の参加者が、その研
究をより質の高いものにするためにコメントしていきます(20分)。
その後適宜講義を挟み、講師が一般的に気をつけた方がよいことや研究実践
上のコツを伝えていきます(10分)。

講師:西條剛央

使用テキスト『ライブ講義・質的研究とは何か –SCQRMベーシック編・ア
ドバンス編』

参加資格 研究発表は、ベーシック編WS受講終了者に限られます。聴講参加は
その限りではありません。

参加費
発表者8千円,それ以外の聴講参加者4千円

定員
40名程度 ただし発表者は先着8名限定となります(仮登録をいただき
ましても定員になり次第次回仮予約とさせていただきますので予めご了承くだ
さい)。

※ 参加希望者は下記より登録をしてください。後日,構造構成主義アカデメイ
ア事務局より詳細情報が送られます。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P13157368

                        (情報提供 西條剛央 様)

○第8回 質的研究集中ワークショップ(ベーシック編)のご案内

『ライブ講義・質的研究とは何か』(新曜社)公刊以後、各方面からSCQR
M(構造構成的質的研究法)を学びたいというご要望が多数寄せられたため,
構造構成主義アカデメイアでは、そうしたニーズに応えるために4日間(計3
5時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催することとなりました。
好評を博しており,これまで300名以上の方が参加しており質的研究のエッ
センスを学びつつ交流を広めています。
 第9回は東京開催となります。学生,教員,一般の方を問わずどなたでも参
加できますので,質的研究に関心がある方,質的研究のエッセンスやコツを学
びたいという方は奮ってご参加ください。

【受講生の感想】
http://structuralconstructivismakademeia.blogspot.com/

【場所】早稲田大学(早稲田キャンパス 22号館 2階)
交通アクセス http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
キャンパスマップ http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

【日時】以下4日間
2010年7月31(土)・8月1日(日)
 (10時~18時30分)
2010年8月7日(土)・8月8日(日)
 (7日:9時~19時30分,8日:9時~17時)

【講師】西條剛央

【定員】先着40名

【内容】
 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究
を行うためには、「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てら
れるかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する
手段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかもす
べてリサーチクエスチョン(研究関心)によって決まってくるため,リサーチ
クエスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。
 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活か
したリサーチクエスチョンの立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集
(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで
一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」
の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的として
います。

【テキスト】
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編』(新曜社)
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMアドバンス編』(新曜社)

【参加費】2万5千円
【申込方法】参加希望者は下記申込みフォームより仮登録
・本登録をしてください。

http://happymail.matrix.jp/happy/form/15168/form.cgi

※先着順とさせていただくため、定員になり次第締め切らせていただきますので
ご了承下さい。

※本登録が完了を持ってお申し込み手続き完了となります。本登録後、詳細な
情報を送らせていただきます。

                        (情報提供 西條剛央 様)

○the 6th International Conference of Health Behavioral Science
(保健医療行動科学会 後援)

会場:Centre for Civilisational Dialogue in University of Malaya, in
Kuala Lumpur, Malaysia

期間:2010年9月18日(土)~21日(火)

 The Japan Academy for Health Behavioral Science will host the 6th
International Conference of Health Behavioral Science, Sustainable
Health Promotion: Dialogue on Well-being & Human Security by the
Environmental Health, which will be held September 18th-21st, 2010
at Centre for Civilisational Dialogue(CCD) in University of Malaya,
in Kuala Lumpur, Malaysia.
 The Conference will include keynote speeches,
an invited speech, oral presentations, poster presentations, a symposium,
workshops, a visit to a hospital taking care of HIV/AIDS patients, and
an optional post-conference tour to the aborigine village on health
behavioral research.

                       (情報提供 やまだようこ様)

○若手支援研究会「論文投稿支援のために -論文審査の実際と査読コメントの読
み方:論文投稿から掲載まで-」
 この研究会では、若手支援のために、論文投稿の実際を解説しながら、投稿か
ら、査読を受けて、掲載されるところまでを全面的にフォローします。
 無料としますが、資料配付の都合から事前登録が、必要です。
 参加申込み専用アドレス(hoken20100918@yahoo.co.jp)宛に、 「氏名・所
属・連絡用電子メールアドレス・日本保健医療社会学会の会員/非会員の別・投
稿経験の有無」を明記して、お申し込み下さい。
8月末までに第2部の題材論文をHPにパスワード付きPDFファイルで掲載する
予定ですが、そのパスワードは、申し込み者にのみ通知されます。
URL: http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/20100918-hoken/kansai-teirei

【日時】2010年9月18日(土)13:30-17:30
=第1部:論文審査の実際=
第一講演:論文投稿のすすめ-投稿誌の選定から査読対応まで
     樫田美雄氏(徳島大学・大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエン
     ス研究部)
第二講演:歴史と体制を理解して書く -社会学の学会研究体制の歴史と現在
     天田城介氏(立命館大学・大学院先端総合学術研究科)
=第2部:査読コメントの読み方実習=
題材提供者(その1:木下衆氏・京都大学大学院:認知症/家族介護の社会学的研
究)による発題(論文+コメント+リプライ(案))
題材提供者(その2:有吉玲子氏・立命館大学大学院・医療専門職)による発題
(私の査読雑誌投稿物語)
司会:伊藤美樹子(大阪大学)

【場所】龍谷大学大阪梅田キャンパス 研修室(78人部屋)
(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階、大阪駅徒歩5分)

【参加費】無料(ただし、事前登録制)

問い合せ先:樫田美雄(徳島大学)
kashidaあっとまーくias.tokushima-u.ac.jp(あっとまーくを@に変えて下さい)
主催:日本保健医療社会学会

                        (情報提供 樫田 美雄様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○渡辺恒夫『人はなぜ夢を見るのか -夢科学四千年の問いと答え』京都:化学同人、
2010.234頁。1700円。
http://www.kagakudojin.co.jp/book/b62866.html
<内容>
序章:映画『マトリックスの問い』
第1章:『ギルガメシュ叙事詩』に始まる
第2章:フロイトとユングー深層心理学の時代
第3章:レム睡眠の発見ー夢の現代科学のはじまり
第4章:もう一つの夢の現代科学ーシリーズ分析と内容分析
第5章:夢には何の意味もない?ーレム睡眠の仕組みと夢の脳生理学的なモデル
第6章:レム睡眠の機能ー記憶の整理?
第7章:夢と記憶ー夢の源泉は前日の記憶か
第8章:夢の進化理論
第9章:明晰夢と自己意識の誕生
終章:夢の現象学
                        (情報提供 渡辺恒夫 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

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[クッピーより]
 第68号はいかがでしたか。今月もたくさんの情報をいただきました。新年度の
慌しさも一段落し、研究会企画なども活発化してきたようです。今後ともこの調
子で、当メルマガどんどんご活用ください。その他、当メルマガに対する意見や
アイデアもお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第68号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年6月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
 情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.67======================2010/5/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.67======================2010/5/20

 クッピーです。新緑の木々のあいだを、爽やかな風の吹きぬける、気持ちの
 良い季節がやってきましたね。街路や公園、大学の構内、遠くの山々など、
 今を盛りとばかりに成長しようとしている若葉のいのちの鼓動が、いたると
 ころで音を立てているような気がしてきます。さまざまな生き物たちの合唱
 に元気をもらいながら、今月も張り切っていきましょう。
  
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より:国際シンポジウムのお知らせ

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○アドバンス編質的研究ワークショップのご案内(早稲田大学、関西大学)

 ○第8回 質的研究集中ワークショップ(ベーシック編)のご案内(早稲田
  大学)

 ○第1回東京フィールド研究検討会のお知らせ(高千穂大学)

■ 著書の紹介

 ○『研究以前のモンダイ――看護研究で迷わないための超入門講座』(西條
  剛央)

 ○『ぼくもだっこ』(絵本)( 西條剛央(作)・大島妙子(絵))    

 ○『持続可能な社会をどう構想するか –構造構成主義研究4』(西條剛央・
  京極真・池田清彦(編))

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:国際シンポジウムのお知らせ
 「質的研究の最前線―移行のナラティヴと研究評価の基準をめぐって」

2010年6月27日  午後1時から5時    東京大学本郷キャンパス 山上会館

★午後1時10分~
第一部  移行のナラティブを巡って
司会(向田久美子・駒澤女子短期大学)
講演 (日本語解説こみで一時間ずつ) (解説;サトウタツヤ)

講演は英語で行われますが日本語で解説を行います(逐語訳ではありません)。
Michael Bamberg(Clark University)
Selves and identities in the making. Masculinity in Transition.
男の子から男性へ らしさの移行
Katrin Kullasepp(Tallin University)
Dialogical becoming. Professional identity construction of psychology
students.
エストニアで(臨床)心理士になる移行のプロセスと複線径路

★午後3時15分~
第二部 シンポジウム 質的研究の基準(一時間半)
司会(サトウタツヤ・立命館大学)
Michael Bamberg (Clark University) 『Narrative Inquiry』の経験から
能智正博 (東京大学) 『質的心理学研究』の経験から
渡邊芳之 (帯広畜産大学) 『パーソナリティ研究』の経験から
Bamberg氏は英語で、司会と他のパネリストは日本語で話をします。

【主催】 日本質的心理学会・日本パーソナリティ心理学会
【共催】 東京大学大学院教育学研究科・臨床心理学コース ほか

◆事務局より
5月18日現在の会員数は901名となりました。
2009年会費納入率=74%、2010年会費納入率=40%です。
会費納入につきまして、みなさまのご確認をお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 既にメルマガ4月号で能智・新編集委員長がお知らせした通り、能智委員長
を船長とした『質的心理学研究』丸が第三期航海に船出しました。私も、第二
期航海に続き、副船長の1人として、第三期航海にも乗り組むことになりまし
た。もとより力不足ではありますが、どうぞ宜しくお願い致します。編集委員
会のホットな情報を会員の皆様にお伝えできるよう努める一方で、今年も学会
シンポジウム等で、会員の皆様と直接対話ができるような企画も実施できたら
と思っております。
 現在、編集委員会では、第10号(特集「環境の実在を質的心理学はどうあつ
かうのか」/責任編集:南博文・佐々木正人)の編集作業を進めております。
編集委員会としましては、特集論文・一般論文ともに迅速な査読を心がけてお
りますが、時には、丁寧かつ慎重な査読に努めることで、査読に時間がかかる
場合もございます。投稿して下さった会員の皆様、再投稿をお待ちしておりま
す。
 また、第11号(特集「病い、ケア、臨床」/責任編集:森岡正芳・西村ユミ)
の特集締切は、2010年10月末ですが、一般論文については、随時、投稿を受け
付けております。査読を迅速に行い、査読結果をなるべく早く投稿者にお返し
するためにも、「原稿作成の手引き」をご熟読の上、「チェックリスト」を添
付してご投稿下さるようお願い致します。詳細につきましては、本学会HPをご
覧下さい。(学会HPアドレス:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/) 
どうぞ奮ってご投稿下さい。
             (『質的心理学研究』副編集委員長 柴山真琴)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○アドバンス編質的研究ワークショップのご案内
【企画趣旨】構造構成主義アカデメイアではベーシック編のWS受講者をはじ
めとして多数のご要望をいただいたことから,質的研究集中ワークショップア
ドバンス編を開催することになりました。アドバンス編では質的研究力の向上
を目的として,講師の指導のもと建設的な相互研鑽を行い,そのプロセスの中
で説得的な研究論文にしていくための実践的なコツを身につけていきます。
 経験者なら誰でも経験していることですが,質的研究はいくつかの理由から
多くの場合,的外れな指摘や無い物ねだりのような批判を受けたりと,建設的
な研鑽の場になりにくいものです。しかし本WSでは最初の講義において「建設
的にコメントする(受ける)ための方法」や「着実に技量をあげていくための
認識態度」や「基本ルール」を共有した上で,建設的な相互研鑽の場にしてい
きます。
 研究発表は,研究テーマの設定,質問項目の洗練,概念名や理論図の洗練,
論文の洗練といったのいずれの段階でも可能です。また研究発表はしないが研
究実践力を養いたいという参加者も歓迎します。
※参考 アドバンス編参加者の感想http://structuralconstructivismakademeia.blogspot.com/2009/10/in.html
【早稲田大学開催 第六回アドバンス編質的研究ワークショップ】
<日時>2010年6月29日(土) 9時~18時
<場所>早稲田大学早稲田キャンパス22号館 2階 202教室
<交通アクセス・キャンパスマップ>
 http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
【関西大学開催 第七回アドバンス編質的研究ワークショップ】
<日時>2010年7月17日(土) 9時~18時
<場所>関西大学千里山キャンパス 尚文館501教室
<交通アクセス> http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/access.html
<キャンパスマップ> http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html
※ワークショップの形式
1セクションあたり40分からなります。研究発表者には10分程度で発表し
ていただきます。次にそれに対して講師ならびに他の参加者が、その研究をよ
り質の高いものにするためにコメントしていきます(20分)。その後適宜講
義を挟み、講師が一般的に気をつけた方がよいことや研究実践上のコツを伝え
ていきます(10分)。
【講師】西條剛央
【使用テキスト】『ライブ講義・質的研究とは何か――SCQRMベーシック
編・アドバンス編』
【参加資格】 研究発表は、ベーシック編WS受講終了者に限られます。聴講参
加はその限りではありません。
【参加費】発表者8千円,それ以外の聴講参加者4千円
【定員】40名程度 ただし発表者は先着8名限定となります(仮登録をいた
だきましても定員になり次第次回仮予約とさせていただきますので予めご了承
ください)。
※ 参加希望者は下記より登録をしてください。後日,構造構成主義アカデメ
イア事務局より詳細情報が送られます。
 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P13157368
                       (情報提供 西條剛央 様)

○第8回 質的研究集中ワークショップ(ベーシック編)のご案内
『ライブ講義・質的研究とは何か』(新曜社)公刊以後、各方面からSCQR
M(構造構成的質的研究法)を学びたいというご要望が多数寄せられたため,
構造構成主義アカデメイアでは、そうしたニーズに応えるために4日間(計3
5時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催することとなりました。
 好評を博しており,これまで300名以上の方が参加しており質的研究のエ
ッセンスを学びつつ交流を広めています。第9回は東京開催となります。学生,
教員,一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある
方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。
【受講生の感想】http://structuralconstructivismakademeia.blogspot.com/
【場所】早稲田大学(早稲田キャンパス 22号館 2階)
交通アクセス http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
キャンパスマップ http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
【日時】以下4日間 2010年7月31(土)・8月1日(日)(10時~
18時30分)8月7日(土)・8月8日(日)(7日:9時~19時30分,
8日:9時~17時)
【講師】西條剛央
【定員】先着40名
【内容】質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を
行うためには、「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられ
るかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手
段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかもすべ
てリサーチクエスチョン(研究関心)によって決まってくるため,リサーチク
エスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。
 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活か
したリサーチクエスチョンの立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集
(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで
一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GT
A」の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的と
しています。
【テキスト】
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編』(新曜社)
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMアドバンス編』(新曜社)
【参加費】2万5千円
【申込方法】参加希望者は下記申込みフォームより仮登録・本登録をしてくだ
さい。http://happymail.matrix.jp/happy/form/15168/form.cgi
※先着順とさせていただくため、定員になり次第締め切らせていただきますの
でご了承下さい。
※本登録が完了を持ってお申し込み手続き完了となります。本登録後、詳細な
情報を送らせていただきます。
                       (情報提供 西條剛央 様)

○第1回東京フィールド研究検討会のお知らせ
 新たに「東京フィールド研究検討会」(略称、とうふ研)を催すことにしま
した。今回は、7月24日に開催する第1回研究会に向けて、研究会開催の告知
と研究検討希望者の募集をさせていただきます。
 当研究検討会は、広くフィールド研究を行なっている研究者にご自身の研究
を公に、しかも長時間検討する機会を提供するものです。大学院生においては
所属する研究室以外で研究を検討する機会がないかもしれません。また教員や
研究者においても1人だけで研究を進めている人は少なくないと思います。そ
して、学会という場は成果発表を目的とするためか研究を吟味するに十分な時
間はありません。
 そこで研究を公に長時間じっくりと検討してもらう機会は貴重だと考えて、
研究検討会を開催することにしました。研究の検討を希望する方はぜひとも応
募してください。締切は5月末日です。
 以下に当研究検討会の概要を記します。
【第1回開催場所】高千穂大学 10号館1階会議室(東京都) http://www.takachiho.jp/access/index.html
(次回以降は東京近郊の別の場所を予定しています)
【第1回開催日時】7月24日(土)
 時間は検討希望者の数によります。後日お知らせします。
(今後、年3回程度の開催を予定しています)
【第1回応募先】荒川歩 arakawa「あっとまーく」musabi.ac.jp
【主催者】荒川歩(武蔵野美術大学)、徳田治子(高千穂大学)、松本光太郎
(茨城大学)
                       (情報提供 荒川 歩 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○『研究以前のモンダイ――看護研究で迷わないための超入門講座』
 西條剛央 20091001 医学書院, 160p
 http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=81052
 本書のベースとなった連載等については以下で読めます(無料)
 http://www.igaku-shoin.co.jp:80/paperSeriesDetail.do?id=114
 http://www.igaku-shoin.co.jp:80/paperDetail.do?id=PA02856_01
○『ぼくもだっこ』(絵本)
 西條剛央(作)・大島妙子(絵)20091120 講談社
 http://shop.kodansha.jp/bc/ehon/0911.html
○『持続可能な社会をどう構想するか――構造構成主義研究4』
 西條剛央・京極真・池田清彦(編)20100330 北大路書房,272p
 http://www.kitaohji.com/index_s.html
                   (以上情報提供 西條剛央 様) 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第67号はいかがでしたか。初夏の風に導かれるようにして、今月号は皆さま
からの情報もたくさんいただきました。今後も当メルマガどんどんご活用くだ
さい。また当メルマガに対する意見やアイデアもお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第67号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.66======================2010/4/22

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.66======================2010/4/22

 クッピーです。桜も散り始め、いよいよ新学期も本格的に始まったという方
 が多いことと思います。ただ、都心では4月なのに雪が降ったり、野菜が高
 騰していたりと、「異常気象」を感じさせる出来事も続いています。さまざ
 まな生命の力を一番感じさせてくれるこの時期本来の気候に早く戻ってくれ
 ると良いですね。寒暖の差が激しいので、皆さまもお体には十分お気をつけ
 ください。
  
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」の募集

 ◆事務局より

 ◆『質的心理学研究』編集委員会より

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より<意見論文募集!>
 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○マイケル・バンバーグ教授来日のお知らせ

■ 著書の紹介

 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より:「研究奨励制度」の募集
「研究奨励制度」について2010年度分の募集を開始いたします。
ふるって応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の方を対象に、国内外のフィールド調査の費用や、学会への参
加・発表費用などとして1名につき10万円を助成するというものです(2件
まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討され
ている方におすすめします。2010年度分の〆切は2010年7月末です。

○申請の手続きとスケジュール
申請時に大学院在学中であることが条件です。以下の連絡事項と書類を、電子
メールで担当者まで送付してください。

メールのタイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。
連絡事項 氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)

研究計画書 研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義;全
体で1200字程度)

予算計画書 物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに
具体的にご記入ください。

〆切:2010年7月末

なお、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、および
「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただくことが条件です。

申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願い
することがあります。
詳しい応募方法などは学会WWWページでご案内しています。

お問い合わせは以下までお願いします。
研究交流委員会 研究助成担当
梅崎高行:umezaki@konan-wu.ac.jp(@を半角に)

◆事務局より
学会は本年度から7年目に入ります。理事会としては3期目、新理事長体制と
しては二代目、の始動です。事務局長は相変わらずですが、事務局を会務委員
会に改変し、学会事務の外部委託化などを行って役目を果たそうと思っていま
す。もちろん、学会の主役は学会員一人一人のみなさまです。本年度も頑張っ
ていきましょう。

4月12日付けの会員動向は以下のとおりです。

 ○会員数 : 888名
 ○昨年度(2009年度)会費納入率 : 72%

本年度会費納入もよろしくお願いします!

◆『質的心理学研究』編集委員会より
 私の周りでは4月に入っても「春は名のみの風の寒さ」を感じる日が多い
のですが、みなさまのお住まいの近くではいかがでしょうか。天候不順を吹
き飛ばすフレッシュな顔に囲まれて、忙しい日々を過ごしていらっしゃる、
教育関係の方々も多いかもしれません。
 こんにちは。この4月から、『質的心理学研究』編集委員長のお役目を務
めさせていただくこととなりました能智と申します。この6年ほどの間、副
編集委員長として、やまだようこ委員長、麻生武委員長の補佐をしてきまし
たが、今回、何の因果かこのようなことになってしまいました。
 もとより力不足の感は否めませんが、“もともと本質として人に力が備わ
っているわけではなく、関係が力を作り出すものなのだ”という質的研究で
はおなじみかもしれないフレーズを自分に言い聞かせつつ、「編集委員長」
という関係性のなかでどういう「力」が生まれるのかを、「参加観察」、い
や、「実践研究」させていただこうかと思っております。これまでの伝統を
継承しながら、その伝統に甘んじることなく、さらに充実した機関誌になる
よう、柴山真琴・田中共子・、西村ユミ副編集委員長、そして中坪史典・松
嶋秀明・菅野幸恵・村上幸史編集監事という心強い仲間とともにがんばって
いきますので、よろしくお願いします。
 『質的心理学研究 第9号』の発行から1ヶ月あまりが過ぎ、その反響もち
らほら聞こえてきておりますが、メルマガ読者の皆様からもご意見・ご感想
などありましたら、編集委員会事務局の方にメールなどを通じてお寄せくだ
さい。そんななか、『質的心理学研究』編集委員会のなかでは早くも第10号
の編集作業が進んでいます。第10号の特集は、「環境の実在を質的心理学は
どうあつかうのか」(責任編集:南博文・佐々木正人)ですが、原稿は昨年
10月末で締め切られ、現在、一般論文とともに審査・改稿が進んでおります。
投稿して下さった皆様、どうもありがとうございました。なお、一般論文に
ついては、現在も随時投稿を受け付けております。今後の投稿の場合、第10
号に掲載される可能性は低くなりますが、第11号に向けて今後もどしどし投
稿していただければと思います。
                          (『質的心理学研究』編集委員長 能智正博)

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より 
 みなさま、『質的心理学フォーラム』第1号はいかがでしたでしょうか。現
在、第2号を鋭意、準備中です。
 さて、第1号120ページでご案内いたしましたように、第1号の特集「インタ
ビューという実践」についての意見論文を募集しています。

 特集全体の議論に関すること、特定のトピックに関すること、会員ご自身の
ご経験に基づくこと、議論に当たっての新たな視点や知見、情報など、質的研
究に関する議論を喚起するご意見・ご提言を、下記の要領で、是非ご投稿くだ
さい。

1.内容・掲載号
『質的心理学フォーラム』第1号特集「インタビューという実践」についての
意見論文。第2号掲載予定。

2.原稿の分量
1,700 字以上3,600 字以内(手引きの書式1 ページ35 字× 32 行で約1.5 枚
~3.2 枚)
但し、本文、図表、注記、付記を含み、文献、表題は分量に含みません。
※1ページの書式を「32字×35行」から、「35字×32行」に改めました。改訂
後の書式を推奨いたしますが、今回は改訂前の書式でも受理いたします。

3.締切
2010 年5 月6 日(木)メール入稿必着

4.審査
(1)『質的心理学フォーラム』規約により、意見論文は、編集委員会の審査を経
て、掲載が決定されます。
(2)審査の結果、加筆・修正を求めることがあります。
(3)このたび募集する意見論文については、本誌への掲載とは別に、電子媒体な
ど別の媒体による公表をお勧めすることがあります。

5.投稿
(1)投稿にあたっては、「『質的心理学フォーラム』規約」(本誌に掲載)及び
「『質的心理学フォーラム』投稿および原稿作成のための手引き」を熟読して
ください。いずれも、本学会ホームページにおける「質心フォーラム」ページ
にて、ご参照ください。規約は、第1号118~119ページにも掲載しています。
 ※なお、キーワードと要約(日・英とも)は不要です。
(2)原稿の作成(書式や体裁など)や提出の方法、図表や文献リストの作成等に
ついては、上記「手引き」に詳細に記していますので、これに従ってください。
(3)投稿の直前には「投稿に際してのチェックリスト」にて点検の上、ご投稿く
ださい。参照サイト(URL):http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/forum.html

6.提出・問い合わせ
『質的心理学フォーラム』編集委員会事務局
(E-mail qp-forum2009@cc.nara-wu.ac.jp(@を半角に))

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○マイケル・バンバーグ教授来日のお知らせ
 2010年6~7月、クラーク大学のマイケル・バンバーグ教授が立命館大学招
聘教授として来日します。毎週金曜6~8時半頃に定期的に授業を行います。
関心あるかたはサトウタツヤ(satotster@gmail.com(@を半角に))までご
連絡ください。
 また、6/27に東京で、7/11に京都で、公開講演・シンポを行う予定
です(本学会主催を要請中)。東京の企画はバンバーグ教授の講演+能智正博
『質的心理学研究』編集委員長・渡邊芳之同編集委員とのシンポジウム、京都
の企画は未確定ですが、バンバーグ教授の他、やまだようこ理事長・森岡正芳
同編集委員が登壇予定となっています。
 詳細は決定次第お知らせいたします。
                    (情報提供者 サトウタツヤ様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
 第66号はいかがでしたか。新年度が始まりましたが、今年度も当メルマガを
どんどんご活用ください。メルマガに対する意見やアイデアも含め、皆さまか
らの投稿を心よりお待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第66号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年4月22日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
 情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

日本質的心理学会 メールマガジン No.65======================2010/3/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           役立つ情報を共有しましょうよ
           〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.65======================2010/3/20

 クッピーです。陽気はもうすっかり春、と思いきや急に冷え込んだり、荒れ
 模様だったりと寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆さまお体など壊され
 ていないでしょうか。ただ、桜が開花した地域もあるそうで、やはり春は確
 実にやってきているようです。新年度に向けて何かとあわただしい時期では
 ありますが、満開の桜を楽しみに今月も張り切っていきましょう。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より:共催企画のご案内

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○裁判員時代の法教育におけるゲーミング・シミュレーションの可能性と展望
  (青山学院大学)

 ○ワークショップのお知らせ(京都文教大学)

■ 著書の紹介

 ○『臨床場面のポリティクス――精神障害をめぐるミクロとマクロのツール』
  (吉村夕里著)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より
 研究交流委員会が共催する以下のようなセミナーが開催されます。ふるって
ご参加ください。
○Wendy Stainton Rogers教授 セミナー  -アブダクティブ心理学:質的研究
と量的研究の境界を超えて-
【日時】2010年4月27日(火曜日) 18:00-20:00
    セミナー後に懇親会を予定しています.
【会場】明治学院大学白金校舎 本館10階大会議室.交通アクセスは,次のサイ
    トをご参照ください( http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
【講師】Wendy Stainton Rogers氏:イギリスのオープン・ユニバーシティ教授,
    国際批判健康心理学会ISCHP会長.
【通訳】笹尾敏明氏(国際基督教大学)
*講師紹介:Wendy Stainton Rogers教授
 イギリスのオープン・ユニバーシティの健康社会医療学部 健康心理学科長.
国際批判健康心理学会会長.健康と福祉の領域で政策や実践を変え'現実を変え
る'ために,批判心理学の立場から様々な活動をしておられます.国際批判健康
心理学会の創設メンバーで,健康心理学における批判的アプローチを主導する
研究者です.現在の主な研究関心は,健康に関わる理論と研究方法と倫理の相
互関係の探究,特に新らしい'探究の論理'を作り上げることです.
 主要な編著書は下記のとおりです.
Wendy Stainton Rogers 1991 Explaining Health and Illness: An Exploration
 of Diversity, Prentice-Hall.
ウェンディ・ステイントン・ロジャース,デニス・ヒーヴィー,エリザベス・アッ
 シュ編著 福知栄子他訳  1993  児童虐待への挑戦  法律文化社
Wendy Stainton Rogers & Rex Stainton Rogers 2001 The Psychology Of Gender
 And Sexuality, Open University Press.
Wendy Stainton Rogers 2003 Social Psychology: Experimental and Critical
 Approaches, Open University Press.
Carla Willig & Wendy Stainton-Rogers(Eds.) 2007 The SAGE Handbook of
 Qualitative Research in Psychology, Sage.
【講演の要旨】
 心理学における量的研究と質的研究の対立は,見せかけの問題に過ぎません.
心理学は極めて幅広い多様なディシプリンです.心理学者が問う広範なリサーチ
クエスチョンを解明するには,量的方法と質的方法の双方のアプローチが必要と
されています.両者のどちらが優れているかが問題なのではなく,'探究の論理'
こそが問われるべきです.研究活動は帰納と演繹と,解釈あるいはアブダクショ
ンによって営まれており,アブダクションが重要です.
 アブダクションは仮説の検証ではなく,仮説の生成を目指すアプローチを提唱
した哲学者チャールズ・パースが初めて用いた概念です.今まさに起きている現
実を理解するには,大胆な冒険のように研究を行うことが大切です.アブダクシ
ョンが重要な役割を果たします.批判心理学者は研究対象とされた人々とコミュ
ニティに敬意を表し,社会正義を実現しようとしています.そのためにもアブダ
クションを活用できるのです.
 この講演で私が構想しているアブダクティブ心理学を,詳しく説明したいと考
えています.Qメソドロジーやその他,様々な研究例を紹介します.講演が活発な
議論を促し,参加者がお互いによく知りあう機会となるように願っています.
【問い合わせ先】五十嵐靖博(山野美容短期大学):veh03661@nifty.com
        伊藤武彦(和光大学):take@wako.ac.jp(@を半角に)
明治学院大学大学院心理学研究科 主催 日本質的心理学会研究交流委員会 共催

◆事務局より
 2010年3月末までの会員数は912名。2009年会費納入率 : 70%です。
4月からいよいよ理事会として第3期目。新理事長のもと、事務局も脱皮を図りた
いと思っています。
 新年度からもよろしくお願いします。

◆編集委員会より
 年度末を迎えました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『質的心理学研
究』第9号がお手元に届いたころかと思います。今回もまた、中身がしっかりと
詰まった論文をいくつも掲載することができました。
 今回の号が、麻生武編集委員長のもとでの最後の号になります。私も、副編集
委員長としての役割を、能智正博さん・柴山真琴さんとともに、この3月までど
うにか務めさせていただきました。そのような立場になって、本当にいろいろな
面で学ばせていただきました。
『質的心理学研究』は、そのときの編集委員自身が投稿することも少なくなく、
もちろんそうした編集委員による投稿論文も、通常の査読プロセスに乗せられま
す。私自身も経験がありますが、査読結果が返ってくるときはドキドキで、とき
に思いがけない指摘をされて、むしろ査読者の見解を問いただしたくなるときも
あります。
 しかし実は、複数の査読者の評価も割れることが少なくないのです。そのよう
なときは、結論としてどのようにまとめて投稿者に返すかという議論が、編集委
員会の中でなされます。そうしたプロセスそのものが、評価基準が必ずしも単純
ではない質的研究においては、とりわけ大事だと考えています。
 査読結果を投稿者に返したあと、修正論文が再投稿されないままになってしま
うことがあります。査読者の熱意にあふれたコメントに応えるのが、少々重荷に
なってしまうのかもしれません。しかし、それをどうにか跳ね返していくくらい
のしぶとさが、質的研究者には求められるのではないでしょうか。
 質的研究は対話です。対話の傍観者では面白くなく、少々しんどくても当事者
であり続けてこそ、醍醐味が味わえます。どうぞみなさま、これからもぜひご一
緒に。なおこの3月で、麻生武さん、小島康次さん、茂呂雄二さん、やまだよう
こさん、山本登志哉さん、矢守克也さん、それに私が、編集委員を退任します。
4月からは、斉藤こずゑさん、澤田英三さん、無藤隆さん、渡邉芳之さんが新た
に着任します。編集監事は、砂上史子さんが退き、村上幸史さんが加わります。
そして能智正博さんが、3代目の編集委員長を務めることになりました。
 能智新編集委員長のもと、『質的心理学研究』のまた新たな展開がなされてい
くことを、一会員として期待したいと思います。
                       (副編集委員長・伊藤哲司)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
     ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
     本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
     自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○裁判員時代の法教育におけるゲーミング・シミュレーションの可能性と展望
【会場】青山学院大学6号館1階模擬法廷
【日時】2010年3月28日(日)14時-17時
【企画趣旨】目下、法教育への関心が高まっている。そこで問題になっているの
が、法教育の「担い手」(教諭かリーガルプロフェッションか、あるいはその他
か)と「教材」(どのような教材を用いるか)の問題である。ゲーミングによる法
教育は、この2つの焦点を乗り越える展望を示唆している。また、法教育へのゲ
ーミングの導入は、リーガルプロフェッションが小中高の教員に一方的に教授す
るのではなく、法曹養成教育などにも応用できる、協働のための土壌となる可能
性を秘めている。本シンポジウムでは、法教育の手法としてのゲーミングに着目
し、その発展と課題について議論する。具体的には、小学校、高等学校の教員の
立場から、法教育にゲーミングを取り入れる際に期待する内容や条件などについ
て話題提供を受け、さらに法教育およびゲーミングの開発に従事する研究者、法
教育全般に関わってきた研究者から、それぞれゲーミングの可能性について指定
討論を行う。
【パネリスト】
・守屋博三(名古屋高等学校)
「高等学校における法教育:ゲーミングを用いた授業の経験から」
・新井竜太郎(大阪市立諏訪小学校)
「小学校においてゲーミングを用いた法教育をする上で乗り越えるべき課題」
【ディスカッサント】
・井門正美(秋田大学)
・江口勇治(筑波大学)
【司会】
  久保山力也(青山学院大学)
【参加方法】
 無料。会場の都合がありますので、下記の連絡先に事前にお申し込みください。
【参加申し込み先】
 久保山力也 rikiya26@hotmail.com (@を半角に)
                        (情報提供者 荒川歩様)

○ワークショップのお知らせ
 本ワークショップでは、障害をもつ人が体験しているケア現場の実話を素材と
して、プレイバックシアターを開催します。プレイバックシアターとは、観客が
実話を語り、その場でアクターたちが即興劇を演じる(プレイバックする)という
演劇の原点のような手法です。今回のプレイバックシアターでは、テラー(語り
手)とコンダクター(語りの聴き手)、アクター(演技者)、そして観客が一体と
なり、ケアの受け手の体験をプレイバックすることによって、ケアにおける実際
の場面から、ともに「感じ」、「考え」、「学ぶ」機会を提供します。
【日時】2010年 3月20日(土) 午後1時~午後5時半(開場:12時半~)
【場所】京都文教大学 介護演習室(光暁館1階) 
     611-0041 京都府宇治市槙島町千足80(TEL 0774‐25‐2400)
     http://www.kbu.ac.jp/kbu/access/index.html
【内容】(1)ケアの場面のプレイバック体験
    (2)意見交換                  
【講師】京都プレイバックシアター代表 各務勝博
  注)事前申し込み制・参加費無料
【プログラム】
(1)介助の場面のプレイバック体験  午後1時~5時
身体障害の介護サービス場面についての実話をプレイバックシアターの手法で参
加者全員が追体験します。
(2)ティータイムと交流会 午後5時~5時半            
※注1)参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「3月20日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文教
大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせてい
ただきます。
FAX:0774-25-2409  Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
※注2)ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運行
します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用される場
合は、「行き」については「向島発:12時40分」までのバス乗車が、「帰り」につ
いては「京都文教大学発:18時05分」までのバス乗車が便利です。
※)本ワークショップは、平成21年~23年度 科学研究費補助金(基盤研究C)「社
会福祉教育のナレッジデザインへの利用者の参画とコミュニティ形成に関わる研究」
(研究代表者 吉村夕里)に基づくものです。
                        (情報提供者 吉村夕里様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○『臨床場面のポリティクス――精神障害をめぐるミクロとマクロのツール』
吉村夕里 20091220 生活書院,263p http://www.arsvi.com/b2000/0912yy.htm
                        (情報提供者 吉村夕里様)

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[クッピーより]
 第65号はいかがでしたか。学会からのお知らせや会員の皆さまからの研究会
情報など、実は結構役に当メルマガを、これからもどんどんご活用ください。
メルマガに対する意見やアイデアも含め、皆さまからの投稿を心よりお待ちし
ております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第65号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年3月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
 情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.64======================2010/2/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.64======================2010/2/20

 クッピーです。大学は春休みに入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょ
 うか。休みとは名ばかりで、年度末のあわただしさに忙殺されているという
 方も多いかと思います。ただ、暦はもうすぐ3月。まだまだ寒い日が続きま
 すが、もうそこまでやってきているはずの春を楽しみに、元気に乗り切って
 いきたいものですね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆研究交流委員会より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○「人間と発達を考える会」第3回講演会のお知らせ(帝京平成大学)

■ 著書の紹介

 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より
日本質的心理学会研究交流委員会 地方研究会企画助成制度 新潟セミナー

「看護職員のための質的研究入門-より深い理解を目指して-」

 私たちが暮らす世界(日常)は、ある種の仕組み(アタリマエという仕組
み)の上に成り立っています。しかし、その仕組みを「自覚して」人間の実
践を見ることは非常に難しいものでもあります。臨床に限らず、人々の生活
や仕事などを研究しようとすれば、必ずその壁にぶつかります。こうした「
日常性」の仕組みをターゲットとして「質的」に研究を行う場合、どこに注
意点をおけばよいのでしょうか。昨年のセミナーでは、簡単な演習を交えな
がら、この仕組みを自覚的に見る端緒が紹介いたしました。これらの学習を
通して、質的研究への興味を広げることができました。
 今年度は、そもそも質的研究とは何か、というより深い理解をめざし,さ
まざまな切り口から質的研究の特徴を、皆様と共に考えていきたいと思いま
す。

講 師: 森岡 崇 先生 (慶應義塾志木高等学校)
〔訳書〕
アンセルム・ストラウス , ジュリエット・コービン (著), 操 華子 ,
 森岡 崇 (翻訳)(2004)『質的研究の基礎―グラウンデッド・セオリー開発
の技法と手順』、医学書院. 
John W. Creswell (著), 操 華子 (翻訳), 森岡 崇 (翻訳) (2007)
『研究デザイン-質的・量的・そしてミックス法』日本看護協会出版会.

【日時】2010年3月6日(土)10:30~15:00
【会場】新潟大学医学部保健学科 C203(第3看護演習室)
    新潟市旭町通二番町746 
    新潟交通バス JR新潟駅万代口バス乗り場11番 「浜浦町先回り」
    または「浜浦町経由信濃町」「浜浦町経由西部営業所」に乗車し、
    「日本海タワー前」下車(所要時間15分)、徒歩1分
【定員】30名
【参加費】日本質的心理学会会員  無料
     同      非会員  1000円 
【駐車場】あり
【その他】昼食時間が短いので、昼食を各自ご持参ください。
【参加申込】締め切り 2010年 3月 4日
    お名前、連絡先メールアドレス、駐車場使用の有無を記載の上、
    下記アドレス宛に件名「新潟セミナー」でお申し込みください。 
【申請者】新潟大学大学院保健学研究科 西山悦子
    enishi〔あっと〕clg.niigata-u.ac.jp(〔あっと〕を@に)

◆事務局より
 やまだようこ氏が新理事長に就任予定

 役員選挙結果をうけて開かれた2010年2月14日の常任理事会において、次
期執行部の体制が固まりました。六年間理事長を務めた初代無藤隆氏の後
任理事長としてやまだようこ氏が選出されました。

 その他の役員は以下の通りです(敬称略)。三期目を迎える日本質的心
理学会の活動にますますご期待いただき、ご協力いただきますようお願い
いたします。
 任期は来年度(4/2)から三年間です。

次期新体制(選挙結果のお知らせではありません)

理事長 1名
やまだようこ

常任理事(理事) 7名
麻生武 伊藤哲司 樫田美雄 サトウタツヤ 能智正博 本山方子 矢守
克也

理事 11名
秋田喜代美 岡本祐子 川野健治 斉藤清二 澤田英三 谷口明子 西村
ユミ 南博文 森岡正芳 茂呂雄二 山本登志哉

監事 2名
斉藤こずゑ  好井裕明

『質的心理学研究』編集委員長 能智正博
 研究交流委員会委員長 樫田美雄
『質的心理学フォーラム』編集委員長 本山方子
 事務局長(会務委員会委員長) サトウタツヤ

◆編集委員会より
 「『質的心理学研究』編集委員会から」の欄で書くことでもないのでし
ょうが、ご存じの通り、『質的心理学研究』の兄弟誌(姉妹誌?)にあた
る『質的心理学フォーラム』の第1号が発刊されました。小耳にはさんだ
ところによると、“『質的心理学研究』はこの『フォーラム』に吸収され
てしまい終巻となったのではないか”という噂が流れたとか。いえいえ、
そんなことはありません。『フォーラム』が出たおかげで、『研究』の方
も刺激を受けて、ますます元気になっていきたいと考えています。
 『質的心理学研究』の第9号の発刊まではあと1ヶ月あまり。現状は最終
の校正に入っている段階で、1年間の私たちの―「編集委員会」ではなく
学会会員全員にも関わる―成果が来月半ばにはお手元に届くはずです。特
集は、すでにお伝えしております通り、「質的心理学における時間性・歴
史性を問う」(麻生武・山本登志哉 責任編集)で、次のような論文がラ
インナップされています。
・体験を語り始める
・子どもたちはつらい未来をどう引き受けるのか―小児医療における「頑
張れ」という言葉の意味
・時間の流れは不可逆的か?―ビジュアル・ナラティヴ「人生のイメージ
地図」にみる、前進する、循環する、居るイメージ
また、一般論文は以下の通りです。
・生の質に迫るとは―死に逝く者との対話を通して
・人生の意味の心理学モデルの構成―人生観への統合的アプローチに向け

・幼児期における発話産出に寄与する身振りの役割
・語りの「聴き方」からみた聴き手の関与
・教室空間における文化的実践の創成―アンサンブルの授業における教師
と子どもの音楽の生成
・Literacy, Literature, and Mind: Jerome Bruner and the Narrative
Turn in Cognition.
              ***
 基本的に、『フォーラム』では意見論文などの投稿は受け付けています
が、原著論文の投稿と掲載は今まで通り、『質的心理学研究』の分担にな
ります。また、各号の特集に応じて広く会員から論文の募集を行うところ
も、これまでと同様『質的心理学研究』の方の特色です。第10号に向けて
の論文の審査は、特集である「環境の実在を質的心理学はどうあつかうの
か」(南博文・佐々木正人 責任編集)への投稿論文も含めてすでに始ま
っています。他にも一般論文の投稿は随時受け付けておりますので、今後
も『質的心理学研究』への投稿をよろしくお願いします。様々なテーマや
方法に取り組んだ新たな視点を拓く論文を、編集委員一同心よりお待ちし
ています。
                    (副編集委員長 能智正博)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○「人間と発達を考える会」第3回講演会のお知らせ

「支援(ささえあい)、共生(まざりあい)、連携(つながりあい)のつ
くりかた」

 「人間と発達を考える会」は、佐藤幹夫の呼びかけにより、児童精神科
医、地域福祉、教育、臨床心理、福祉行政、児童養護施設や障害者施設な
ど、多彩な現場の人々をメンバーとして構成されています。
 現在、社会的にも心理的にもゆとりがもてない、とても生きにくくなっ
ている、と多くの人が感じています。またポスト成長期であり、社会の仕
組みを根底から考え直さないといけない時代だとも言われます。こうした
時代にあって子どもたちが生きること、育つこと。子どもたちを育てるこ
と、支えること。支える人たちを支えること。こうしたことをもう一度足
元から考えて見たいと思い、児童文学者・翻訳家の清水眞砂子さんにお願
いをし、お話をしていただくことになりました。ぜひ、足を運んでみてく
ださい。
(介護、心理、教育。支援者の専門性が言われます。「専門性」って何で
しょう。一緒に考えてみませんか)

【日時】2010(平成22)年3月21日(日)13:00~17:00
【場所】帝京平成大学・池袋キャンパス419教室(4階)
 (JR線池袋駅、地下鉄有楽町線東池袋駅、荒川線向原駅よりそれぞれ徒
歩10分)
【参加費用】 2000円
【日程】
 12:30  受付開始
 13:00  開始・挨拶(佐藤幹夫)
 13:10  講演 清水眞砂子「ひとと支えあうこと、ひととつなが
        ること」
 14:30     ― 休憩 ―
 14:45  シンポジウム(1)
        清水眞砂子、小林隆児、滝川一廣、西研、佐藤幹夫
 15:45     ― 休憩 ―
 16:00  シンポジウム(2)・質疑応答
 17:00  終了
【募集人員】200名ほど(原則として事前申し込みをしてください)。
【連絡及び問い合わせ先】「人間と発達を考える会」事務局 佐藤幹夫
  メール: miki-kiga@kif.biglobe.ne.jp
                          (愛甲修子様)
 
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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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[クッピーより]
 第64号はいかがでしたか。3月は学会や研究会等、多い時期だと思います。
ぜひ当メルマガをご活用ください。その他、メルマガに対する意見やアイデア
も含め、皆さまからの投稿を心よりお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第64号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年2月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
  【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
  情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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日本質的心理学会 メールマガジン No.63======================2010/1/20

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 日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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           役立つ情報を共有しましょうよ
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         編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.63======================2010/1/20

 クッピーです。少し遅ればせながら、あけましておめでとうございます。皆
 さま、どのような新年を迎えられたでしょうか。クッピーは毎年のことなが
 ら、たくさん食べて寝るというお正月を過ごし、今は幾分ぽっちゃり気味で
 す。今年の目標の一つが「週に最低2回は運動する」なので、早速ダイエッ
 トのためにがんばっています。皆さまもそれぞれ目標を立てられたことと思
 いますが、今の新鮮な気持ちを1年間忘れずにがんばっていきたいものです
 ね。
 
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

 ◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

 ◆第7回大会準備委員会より

 ◆事務局より

 ◆編集委員会より

 
■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報
 
 ○TEM図を作ってみよう(基礎編)@東京

 ○『子ども学研究集会~7年間の潮流』のご案内(奈良女子大学)

 ○よそおい修士論文の現在(京都大学)

■ 著書の紹介

 なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
 お待たせいたしました、新機関誌『質的心理学フォーラム』の創刊です。
 議論や知的発想を喚起するような「良質な対話」の実現を図る――という
編集方針のもと、作られた雑誌です。
 刊行が予定より遅くなりご迷惑をかけましたが、2月初旬にみなさまの
お手元に届きます。お読みになりましたら、ぜひご感想を聞かせてください。
 主な内容は次の通りです。

□『質的心理学フォーラム』第1号 主な内容

《発刊の辞》日本質的心理学会理事長 /無藤 隆
良質な「対話」の実現に向けて――『質的心理学フォーラム』創刊

《特 集》インタビューという実践
◇基幹論文
 インタビューとフィールドワーク /山田富秋
 インタビューと臨床実践――関係性と語りをめぐって /斎藤清二
◇論 文
 「分からないことが分かる」ということ
     ――調査協力者への共感をめぐって /石川良子
 知の創出と洗練――科学の実践としてのインタビュー /大森純子
 対話空間を作る――インタビュー実践としてのセラピー /森岡正芳
 開かれた対話としてのインタビュー /岡本依子
 インタビューにおける語りの扱いの相違
     ――ある女性の〈非科学的〉な語りをもとに /宮内 洋
◇討 論 /斎藤清二・山田富秋

《インタビュー》パイオニアにきく 第1回
     中山洋子(看護学) 聞き手 操 華子

《展望論文》
 日本の社会心理学におけるフィールドワーク研究とその意義
     ――語りの相互行為の視点から /文野 洋
 教育工学分野における質的研究 /久保田賢一

《がいゆうき》第1便 「ウィーンの質・量」矢守克也
《エッセイ特集》閃く瞬間(Horameku Toki)
 塩瀬隆之/村上幸史/辻本昌弘/坂本將暢/阪本英二/杉浦淳吉
《フィールドエッセイ》第1回 
 「野生チンパンジーのフィールドで感じる〈質〉」西江仁徳
《2008年度研究奨励制度採択者によるレポート》家島明彦 /日高友郎

《大会レポート》《学会からのお知らせ》 など                   

◆第7回大会準備委員会より
 第7回大会は、茨城大学水戸キャンパスで、2010年11月27日・28日に開催さ
れる予定です。大会テーマは「インターローカルな知の創出」です。質的研究
では、個々の具体的なフィールドに深くアプローチをすることが多いわけです
が、異なる分野やフィールドをつないだところからどんな知が創出されうるの
か、そんなことをじっくり考えてみる機会にしたいと思います。
 この大会では、水戸芸術館とのコラボレーションによるワークショップを構
想したいと考えています。また臨床や看護の分野でも、特色ある企画を考えて
いきます。また、韓国の質的研究者との交流も模索できればと考えてもいます。
水戸黄門ゆかりの、常陸太田市にある西山荘へ足を伸ばすのも乙かもしれませ
ん。お土産には、水戸納豆をどうぞお忘れなく。
 なお大会準備委員会のメンバーは次の通りです。
 矢守克也(京都大学)/伊東孝郎(白鴎大学)/能智正博(東京大学)/呉
宣児(前橋国際大学)/菅野幸恵(青山学院女子短期大学)/石井宏典(茨城
大学)/金丸隆太(茨城大学)/伊藤哲司(茨城大学)
 大会準備委員会そのものが「インターローカル」な構成となりました。これ
からこのメンバーで大会の骨子を作り上げ、2010年4月ごろに、さらに若手を
加えた大会実行委員会を立ち上げる予定です。
 みなさまに水戸の地でお会いできることを、楽しみにしています。

              第7回大会準備委員長 伊藤哲司(茨城大学)

 

◆事務局より

2010年1月15日現在の会員は897名です。
2008年度会費納入率 67%
2009年度会費納入率 64%
となっております。
新雑誌の発刊が間近です。年度末の忙しい時期、みなさまご自愛ください。

◆編集委員会より
 新年おめでとうございます。2010年は『質的心理学研究』にとっては大きな
変化の年になりそうです。初代編集委員長のやまだようこさんの任を引き継ぎ、
私が二代目として3年間編集委員長をさせていただいてきましたが、この3月で
もって私の任期は終了し、新しい三代目の編集委員長が誕生することになりま
す。それと同時に編集委員18名中8名ほどが交替することになります。新しい
編集委員と共に、新しいものの見方や考え方が、編集プロセスの中に入ってく
ることと期待しています。
 この3年間を振り返って、私がつくづく思うのは、編集委員間のコミュニケー
ションがすばらしいことです。査読のプロセスでは見解の相違や評価の相違と
いったことはかならずあります。そのような相違があることは当然のことです。
そのような互いの見解や意見の相違を双方が認識しあって、とことん議論する
ことによって、共通の価値観を探ろうしているのがこのジャーナルです。『質
的心理学研究』の査読は、そのような編集委員一人一人の真剣な姿勢に基づく
対話や討論から成り立っています。
 査読過程の詳細なバトルに関して、具体的にお伝えできないのが残念ですが、
査読というのは、異なる価値観がぶつかり合う戦場なのです。自分が良い/悪
いと思ったことが他者に分かってもらえない―そのようなことも生じることも
あります。何が良い研究で何が有意義な議論か、査読者間で完全に食い違って
しまう場合もあります。『質的心理学研究』の良いところは、そのようなとき
にその困難を回避せず、むしろそれを喜び徹底的に対決し議論することをよし
としてきたところです。
 10年後20年後も、『質的心理学研究』は「良い研究とは何か」について、そ
のようにいつまでも青臭く口角泡を飛ばし続けられるジャーナルであって欲し
いと願っています。
                        (編集委員長 麻生武)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
     記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
     また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
     研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
     されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
     HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
     あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
     ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○TEM図を作ってみよう(基礎編)@東京
【日時】2009年2月21日(日)13:15から17:00
【場所】 国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟(予定)
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
【ファシリテータ】 サトウタツヤ・安田裕子・木戸彩恵・荒川歩ほか
【概要】
 時間と共に生きる生を記述する方法として、TEMに対する関心が高まっている。
本企画では、参加者とともに実際にTEM図を書いてみることを通してTEMの可能性
を再発見したい。
【プログラム(予定)】
 13:15-13:20 挨拶(サトウタツヤ)
 13:20-13:40 TEMの概要と目的(サトウタツヤ)
 13:40-14:10 TEM図の作り方の説明(木戸彩恵)
 14:10-16:00 班ごとにTEM図を書く
 16:00-16:15 休憩
 16:15-17:00 完成したTEM図の発表と講評
【参加方法】 無料。下記の宛先まで事前に参加申込みをしてください。また、
2月18日17時までに 「自分がTEMに関心を持つに至った経緯」というテーマで、
400字程度 (± 200字程度)で文章を書いて、下記の宛先まで送ってください。
皆さんからいただいた文章をもとに、当日TEMを書いてみます。
【参加申込先】a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp(@を半角に)
                       (情報提供者 荒川歩様)

 ○『子ども学研究集会~7年間の潮流』のご案内
 (奈良女子大学文学部子ども学プロジェクト主催)
 本プロジェクトでは、「子ども」とは、年少者のことのみを指すのではなく、
生命体であり、関係態を表すことばです。これまで、世代の生成・継承や、人
間の習熟、自立などの諸局面から「子ども」や「子どもの問題」を考えてきま
した。また、「子ども学」を名乗り、まず現実の問題にぶつかって、そこで新
たなアプローチを編み出し、あらたな理論を立ち上げていく、という学問のあ
り方を追究してきました。この時代、この社会、そこに生きる人間の問題を、
「子ども」をキーワードとして読み解くこと、そして、今生きている「子ども」
が将来の社会のデザインに包括的に向かえるような提言をし、ともに社会を作
っていこうとすること、それが「子ども学」の目的です。
 この度、本プロジェクトでは、プロジェクトを発足より7年間牽引されてき
た浜田寿美男教授のご退職を機に、あらためて子ども学を展望する研究集会を
開催します。公開しておりますので、ご関心のある皆様には、是非ご参加くだ
さい。
【日時】2010年2月20日 土曜日 9:00~18:00
【場所】奈良女子大学 コラボレーションセンター3階 Z306室
(〒630-8589 奈良市北魚屋東町 近鉄奈良駅1番、5番出口より北へ徒歩約10分)
   http://www.nara-wu.ac.jp/kodomo-gaku/image/collaboration-map.jpg
【参加費】無料
【プログラム】
 1.個人研究発表 9:00~12:20
 2.シンポジウム 13:30~16:00
  「アジアの子どもたちの生活世界 ――その昨日・今日・明日」
   話題提供:山本 登志哉(早稲田大学)
        伊藤 哲司(茨城大学)
        呉  宣児(共愛学園前橋国際大学)
   コメンテーター:・澤 有吾(奈良女子大学)
    司  会:浜田寿美男(奈良女子大学・子ども学プロジェクト代表)
 3. 講 演  16:15~17:45
   「子どもと時代 ――『二十四の瞳』の子どもたちのいま」
    浜田寿美男(奈良女子大学・子ども学プロジェクト代表)
      司 会:真栄城輝明(奈良女子大学文学部・子ども学研究集会実行
               委員長)
【お問い合わせ】奈良女子大学文学部子ども学プロジェクト事務局
         Tel:0742-20-3957 e-mail:kodomo-gaku@cc.nara-wu.ac.jp
         URL:http://www.nara-wu.ac.jp/kodomo-gaku
                       (情報提供者 中岡純子様)

○よそおい修士論文の現在(社団法人日本心理学会「よそおい・しぐさ研究会」
 第8回研究会)
【日時】2009年2月27日(土)14時―17時30分(予定)
【場所】京都大学教育学研究科(詳細な場所はお申し込み時にご連絡いたします)
【企画趣旨】化粧・被服の研究は、学会誌に掲載される割合に比して、卒論・修
論のテーマとして扱われる割合の多いテーマである。これらの研究をどのように
蓄積し、新たな展開につなげていくことができるだろうか?本企画では、今年、
修士論文を提出した3名に話題提供をしてもらい、それをもとに化粧研究の新し
い展開について考えたい。
【話す人と話す予定のタイトル】
 中川由理(関西大学大学院心理学研究科)
「被服による印象管理スキルとしての被服選択行動とその選択過程の検討」
 片岡曜(立命館大学応用人間科学研究科)
「男性の化粧行動に隠された男らしさ」
 山下真衣(立命館大学応用人間科学研究科) 未定
【討論する人】 未定
【お申し込み先】a.arakawa@law.nagoya-u.ac.jp(@を半角にして下さい)
研究会URL:http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
                        (情報提供者 荒川歩様)
 
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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 特にありません。

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[クッピーより]
 第63号はいかがでしたか。いよいよ第2機関誌『質的心理学フォーラム』も
創刊されます。これによって学会の活動もますます盛んになってくることと思
います。研究会・書籍その他の告知にぜひ当メルマガをご活用ください。その
他、メルマガに対する意見やアイデアもお待ちしております。

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 編集:日本質的心理学会研究交流委員会
 第63号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
 発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
 発行日:2010年1月20日
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