〜2006年3月

四国地方における質的研究法に関するネットワーク構築の可能性を探る

 質的研究法には,行動観察,ナラティブアプローチ,フィールドワーク, グラウンデッド・セオリー・アプローチ,アクションリサーチ等,様々な 手法が含まれるが,本来,研究方法とは研究目的を的確に達成するための 手段であり,研究方法が限定された研究は成立しえない。

 だが,質的研究法には体系的な教育カリキュラムが確立しておらず,初 学者は親和性のある研究法に固執したり,試行錯誤を繰り返す傾向が強い。 関東・関西地方の都市部であれば,研究会や講習会等を通して,質的研究に 関するネットワークの構築や情報交換がなされ,初学者でも多様な質的研究 法の手法を用いる可能性を見いだすことができるかもしれない。

 しかし,四国地方のような地方都市においては,質的研究法を習得した個 々の大学教員のキャパシティに依存する(属人性が高い)傾向にある。また, 初学者にとって,実際に質的研究が進められる過程を見聞きすることも重要 であるが,地方都市では卒業論文や修士論文等で質的研究を用いる機会が少 なく,研究過程を擬似的に体験することが少ない。

 本ワークショップは,地方都市の質的研究者が抱える課題・問題点を鑑み、 四国地方で質的研究を行う人的資源、情報資源のネットワークを構築し, そのネットワークを利用した質的研究に関する情報共有の可能性を探ること を狙いとしている。

 ワークショップは,四国地方で質的研究を行う研究者に研究成果を発表し ていただく。話題提供者は、主に障害児教育、保健医療福祉領域の実践現場 で活躍されている研究者である。その後、同じく四国地方で質的研究に取り 組む2名の研究者から、心理学・看護学分野における質的研究の意義、現状 等についてコメントをいただく。その後、フロアからの反応も含めて、四国 地方における質的研究に関する情報共有、ネットワーク構築について議論を 深めたい。

1.日時:平成19年3月25日(日) 13:00?16:00

2.場所:愛媛大学教育学部 大講義室

3.登壇予定者

<話題提供者>

 大豆生田浩子(愛媛大学大学院教育学研究科)

 松尾基史(医療法人五月会 須崎くろしお病院)

 相模健人(愛媛大学教育学部)

 光宗昌哉(愛媛大学教育学研究科学校臨床心理専攻)

<コメンテーター>

 山下 光(愛媛大学教育学部)

 竹崎久美子(高知女子大学看護学部)

4.参加費:無料

5.問い合わせ先:愛媛大学教育学部苅田研究室

 

 

「心理療法におけるエビデンスとナラティヴ:招待講演とシンポジウム」

  英国・アバティ大学John McLeod教授をお迎えして

「物語りとしての心理療法―ナラティヴ・セラピーの魅力」・ 「臨床実践のための質的研究法入門」出版記念

*発表は日本語と英語で行われます。英語講演には通訳がつきます。 *参加ご希望のかたはメールでお申し込みください(詳細後述)。

 今春発売される「物語りとしての心理療法―ナラティヴ・セラピーの魅力」 ・「臨床実践のための質的研究法入門」の著者、John McLeod (英国 アバ ティ大学)教授が東大・下山教授の招きで来日するのを機に、京都・立命 館大学で講演とシンポジウムを行うことになりました。

 

2007年3月21日 午後1時半から5時半まで

 立命館大学(衣笠) 創想館カンファレンスルーム(定員120名) 参加費:無料

定員:120名

司会・進行(未定)

導入講演 サトウタツヤ

「機能主義と文脈主義からみた新しい心理療法の時代の行動療法と  ナラティヴ:その歴史と展開」

招待講演

John McLeod (英国 アバティ大学)(聴衆への逐次的通訳あり)

「How could Psychotherapy develop from the modern forms to post-modern」 

シンポジウム 新しい時代の心理療法とカウンセリングの発展に向けて

話題提供者(日本語で発表。マクレオド先生向けの逐次的通訳あり)

 下山晴彦 日本の心理療法の発展における物語り(ナラティヴ)の意義

 能智正博 ナラティブの視点と“リハビリテーション・カウンセリング”

 武藤 崇 認知行動療法とナラティブ:"close outsider"という倫理

 松見淳子 EBP(Evidence-Based Practice) の今日的意味と展望  

指定討論者

 John McLeod (英国 アバティ大学)

主催:

科研費(社会状況や海外学説との関連からみた本邦臨床心理学の歴史的展開。    研究代表;佐藤達哉)

日本学術振興会人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業

  「ボトムアップ人間関係論の構築」

立命館大学人間科学研究所

後援:日本質的心理学会

 

 

シンポジウム「心理療法・物語・文化」

日程:3月18日(日曜日) 午後1時~5時

場所:東京大学(本郷)医学部教育研究棟の鉄門講堂(赤門入ってすぐ)

主催:東京大学臨床心理学コース下山研究室

後援:東京大学大学院付属心理教育相談室

日本質的心理学会

参加費:2000円(学生:1000円)

定員:150名(定員になり次第締め切り)

第1部 講演  (通訳付)

1.イントロダクション 「心理療法・物語・文化」

  下山晴彦    (東京大学)

2.招待講演1 「西洋文化における心理療法の発展:ナラティヴの観点から」

  John McLeod (英国 アバティ大学)

3.招待講演2 「日本文化における物語と心理療法」

  北山修     (九州大学)

第2部 シンポジウム (通訳付)

司会 下山晴彦

4.指定討論1 「心理療法の統合の立場から」

  平木典子  (跡見学園女子大学)

5.指定討論2 「社会構成主義の立場から」   野口裕二  (東京学芸大学)

6.全体討論

 

 

日本質的心理学会研究交流委員会企画セミナー  「質的研究法は教育研究をどう変えるか」 主催:日本質的心理学会研究交流委員会

共催:日本教育工学会企画委員会,学習工学研究会(日本教育工学協会団体会員)

 この度,日本質的心理学会研究交流委員会と日本教育工学会企画委員会, 学習工学研究会との共催の形でセミナーを企画しました.質的研究法に ついての講義,講演と,質的データ(観察記録,インタビュー記録等)を 分析するワークショップを中心としたセミナーを予定しております.

 国立大学入試の前日ではありますが,多数のご参加をお待ちしています.

1.日時

 2007年2月24日(土) 11時から17時まで(10時半受付開始)

2.場所

 金城学院大学 W9号館 3階中講義室

 (名古屋駅から最短45分,中部国際空港から最短75分)

3.プログラム 11:00-11:10 開会挨拶     日本質的心理学会研究交流委員会委員長 山梨大学     尾見康博     日本教育工学会企画委員会委員長  鳴門教育大学 村川雅弘 11:15-12:15 講義 「質的研究とは何か

          -そのパラダイム,パラダイス,パラノイア- 」

                     名古屋大学大学院 大谷 尚

       質的研究の考え方,デザイン,方法にくわえ,その苦しみや楽しみなどについても話していただく予定です.

12:15-12:20 諸連絡

12:20-13:10 昼食(各自)

       *大学食堂リリー・イーストが営業しています.

13:10-15:40 ワークショップ「質的研究手法による記録(データ)の分析」

             名古屋大学大学院 大谷 尚・柴田好章・坂本将暢

       実際のインタビューデータなどをもちいて,データのコーディング, ストーリーラインの読み解き,そこからの理論化を体験する演習を 行います.

15:45-16:45 講演『質的研究─「科学的」というトラウマから逃れられたのか』

                        青山学院大学 佐伯 胖

      長い行動主義の支配のもと,実験心理学は「科学的」たらんとして, 量的測定を基盤とした操作主義にとらわれてきたが,20世紀後半 からさまざまな分野で操作主義からの脱却がはかられてきた.         このような変革を,認知科学研究のパラダイム転換をケースにし て,「科学的」ということの意味が一時的[崩壊」を経て,どのよう な新しい基準になってきたのかを考え,質的研究にとっての(新し い意味での)「科学的たらんとすること」の意味を問う.

17:00-19:00 懇親会(大学食堂 リリー・イースト)

  4.会費

 参加費

   日本質的心理学会会員  1,000 円

   日本教育工学会会員   1.000 円

   学習工学研究会会員   1,000 円

   上記以外の方      3,000 円

 *日本質的心理学会,日本教育工学会,学習工学研究会のいずれかの会員は   参加費1,000円です.

 *当日,会場で,日本質的心理学会の来年度の会費(一般 8,000円,   大学院生・学部生 7,000円)を支払い,来年度からの入会申し込みを   された方は,参加費が会員と同額の 1,000 円になります.

 懇親会参加費

  懇親会参加費:一般 3,000円,学部生と大学院生 2,000円,ただし,現職教員の   大学院生は一般扱い.

5.申し込み方法など

 事前申し込みとし,日本質的心理学会Webサイトに設置した申し込みフォーム  から,申し込む.

  申し込み締め切り 2007年2月8日(木)または,定員200名に達した時点 *1月31日に締め切りました.

  事前に必要な知識はありません.ただ,質的研究と質的データ(観察記録、   インタビュー記録等)の分析に強い関心を持っている方の参加を望みます.

  ただしできれば,次のものを読んでおいてください.

・次の書の大谷担当分のうち第2編第2章-第4章 pp140-181  『質的研究法による授業研究-教育学,教育工学,心理学からのアプローチ-』  平山満義編  北大路書房

・大谷 尚(2005)質的アプローチは研究に何をもたらすか.(大谷 尚・無藤  隆・  サトウタツヤ.質的心理学が切り開く地平.pp16-36)質的心理学研究.  第4号.pp17-28 新曜社

 *質的心理学研究は一般の書店で入手可能です.

6.本セミナーに関する問い合わせ先

 金城学院大学 長谷川元洋

 

 

企画名:ワークショップ「グランデッド・セオリー・アプローチを学ぶ」

講師:戈木クレグヒル滋子氏(首都大学東京 健康福祉学部教授)

日時:2007年3月18日(日)12:00~17:00

会場:中京大学心理学部研究棟(3号館別館)5階

企画内容

 グラウンデッド・セオリー・アプローチは,質的研究の中でも代表的 な研究方法の一つです.データに基づいて(grounded)分析を進め,デ ータに基づいた複数の概念(カテゴリー)を体系的に関係づけ,研究領 域に密着した理論を生成しようとする研究方法です.分析は,3つの Codingからカテゴリー関連図の作成に進みます.その後,それを基にし てさらにデータ収集を行います.今回のワークショップでは,カテゴリ ー関連図作成までの一連の分析の流れを体験します.

 講師の戈木クレイグヒル滋子先生は,グラウンデッド・セオリー・ア プローチの創始者の一人であるストラウス先生から直接トレーニングを 受けられ,その後コービン先生のご指導のもとに研鑽を積まれました. 現在は,幅広い領域において,学部生から研究者に至るまで広くご指導 に当たられています.

 質的研究を目指す多くの皆さまのご参加をお待ちしています.

参加費: 3000円

申し込み:事前に下記までお申し込みください.(2007年3月1日まで)

定員に達しましたので,1月28日に申し込み受付を終了しました。(中部質的心理学研究会事務局)

付記:グランデッド・セオリー・アプローチについて基本的な知識があ ることを前提とします.ご存知ない方は,以下のテキストのいずれかを 事前に購読されてから参加されることをお勧めします.また,ワークシ ョップ開催前の1月,2月ににテキストをもとに勉強会を開きますので, 必要な方は事務局までお尋ねください.

(テキスト)

 1.ワードマップ:グランデッド・セオリー・アプローチ

    戈木クレイグヒル滋子著  (新曜社)

 2.質的研究方法ゼミナール

    戈木クレグヒル滋子著  (医学書院)

主催:中部質的心理学研究会

後援:日本質的心理学会研究交流委員会 

 

 

ワークショップ「私のフィールドワーク:転がり続ける渦中からのながめ」(8/18掲載)

日時:9月30日(土)12時から5時半

場所:名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー「ベンチャーホール」

[登壇者]

司会

 徳田治子(お茶の水女子大学)

話題提供

 松嶋秀明(滋賀県立大学)

 大倉得史(九州国際大学)

 松本光太郎(名古屋大学)

企画

 荒川 歩(名古屋大学)

 松本光太郎(名古屋大学)

[企画趣旨]

 フィールドワークとはどのような営みなのだろうか。フィールドワーカーとしての私はとどまることはない。そして、時間を経て初めて、当時の私には見えなかった何かが見えてくることもあるだろう。

 本企画では、質的研究と呼ばれる実践を行ってきた3人からの話題提供を肴に、フィールドワークという実践について、改めて濃密に語り合いたい。この3人の登壇者は、日本の質的研究・フィールド研究が大きく変化を遂げる中で、同時代的にそれぞれ独立して登場してきた研究者たちであり、皆それぞれ違った立場や質的研究観を持っていると思われる。この3人の登壇者のそれぞれの立場や見方の違いを浮き彫りにすることで、フィールドワークにおける質的研究のさまざまな可能性を考えたい。

 参加者として想定しているのは、積極的に議論に加わり、フィールドワークという実践に関して思考を深めることを希望されている方を対象としたい。内容的に入門編というわけにはいかないが、初学者の方もぜひご参加いただきたい。

[参加申込方法]

会場設営の関係上,できるだけ事前に申し込みいただくようお願いいたします。

(1)参加費 500円(当日支払い) 定員50名

(2)参加ご希望の方は、氏名・ご所属・E-mailアドレスを記入の上、下記お申し込みください。

 ワークショップ当日、名古屋大学では全学を挙げてのイベント「ホームカミングデー」を開催する予定です。混雑が予想されますので、会場のお間違えのないようお越しください。

[参加申込・問い合わせ先]

 荒川歩 arakawaa@fc.ritsumei.ac.jp

[主催]てんむすフィールド研究会

[後援]日本質的心理学会研究交流委員会

 

 

第5回中部質的心理学研究会

 日本質的心理学会研究交流委員会後援

1)テーマ「ライフストーリー研究の実際-高齢者の人生の語り-」

2)講師:山口智子氏(日本福祉大学社会福祉学部心理臨床学科助教授)

3)日時:2006年6月17日(土)午後2時~5時

4)会場:中京大学名古屋キャンパス心理学部研究棟5階院生研究室

5)参加費:1000円(当日支払い)

6)申し込み方法:氏名,所属,E-mailアドレスを記入の上,下記まで

   メールにてお申し込みください。(6月14日締め切り)

7)内容:講師の山口氏には,ご自身の高齢者の語りの研究を通して,ライフストーリー研究が実際にどのように進められたかご発表いただきます。特に語りの分析(評定,類型化など)について,詳しくご説明いただく予定です。

8)懇親会:研究会終了後,山口先生を囲んでの懇親会を予定しています。

会費2500円程度で行います。懇親会参加ご希望の方は合わせてお申し込みください。

 

 

グリーンハル教授講演会のご案内

司会・解説 斎藤清二教授(富山大学保健管理センター)

日時: 2006年6月2日(金) 午後6時半~

   立命館大学衣笠キャンパス 末川会館ホール

概要

 NBM(ナラティブ・ベイスト・メディスン)は,患者の語る物語を全面的に尊重し,患者と医療者の対話の中から新しい物語が生まれてくることを期待する,という基本姿勢をもっている医療である。今回の講演では、「文学の分析と解釈(literary analysis)」の概念や理論をどのように使えば、医療者としての仕事の助けになるのかということについて考えていく。哲学者・マッキンタイアは、「私たちは私たち自身の物語の共著者にすぎない」と述べている。私たち自身の物語はまた他の人の物語の部分をも構成しているし、それぞれの物語は他者の物語の制限としても働くのであるから。こうした劇学的メタファーが患者及び患者のケアやキュアに従事する医療者にとって有効なのかという疑問もあるだろうが、この問いに3つの点から答えたい。まず、ナラティブ・アプローチは患者の病い経験を深く理解するのに役立つ。次にこのアプローチは効果的なヒーリング的関係を構築できる。そして第三にナラティブ・アプローチは倫理的選択肢をより明瞭なものにし、道徳的イマジネーションを刺激するのである。

主催

本企画は、日本学術振興会 人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業 「ボトムアップ人間関係論の構築」より助成を受けています。

共催

オープンリサーチセンター整備事業

  「臨床人間科学の構築」研究法開発プロジェクト

日本学術振興会科学研究費

  「語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」(代表 ・やまだようこ)

日本学術振興会科学研究費

  「患者主導型科学技術研究システム構築のための基盤的研究」(代表 ・松原洋子)

後援  日本質的心理学会

 

 

日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウム 「フィールドワークのプロセスをいかに記述するか?:看護学のアプローチと心理学のアプローチ」

 

 質的研究のアプローチとして代表的なフィールドワークの方法についての シンポジウムです。今回は,看護学と心理学において精力的にご研究されて いる四名の先生をお招きして,フィールドワークの方法,とくにプロセスの 記述に焦点を当てて議論します。フィールドワークを進めていくうちに, どのようにして,観たこと,聞いたこと,気づいたことを言葉にしてまとめて いくか,悩んだりつまずいたりすることも多いかと思います。本シンポジウム で,そのような問題の共有,そしてその解決策の糸口がつかめれば, と思います。質問の時間も多く用意する予定ですので,どうぞふるって ご参加下さい。

話題提供:薬師神 裕子(愛媛大学)

      「慢性疾患を持つ子どもと家族への支援プロセス」

     濱田  裕子(九州大学)

      「障害のある子どもと社会をつなぐ家族のプロセス

       -父親と母親の面接調査を通して-」

     苅田  知則(愛媛大学)

      「バリアフリー分野におけるニーズ把握のプロセス」

     谷口  明子(武蔵野大学)

      「院内学級の入院児への教育的援助」

指定討論:サトウタツヤ(立命館大学)

     操   華子(国際医療福祉大学)

  司会:尾見  康博(山梨大学) 

日時:5月27日(土) 13:30-17:00

場所:愛媛大学 総合情報メディアセンター(城北地区)

1階 メディアホール

定員:80名

参加費:日本質的心理学会会員 無料

    非会員 \2000

<問合せ先>

山梨大学 尾見康博

 

 

中部質的心理学研究会 第一回記念講演会

  「初学者のための質的心理学研究―質的研究を洗練させるために-」

 

1.趣旨

 質的研究はその本質上,多様な手法が存在し,常に新しいやり方に開かれ ている。それゆえ,研究の可能性は多岐に広がり,それこそが“質的研究の 醍醐味”と言えるが,初学者はその多様さに困惑することが多い。そこで中 部質的心理学研究会は,第一回記念講演会として『初学者のための質的心理 学研究-研究を洗練させるために―』をテーマに,質的研究を洗練させるポ イントや,初学者が陥りやすい問題点や注意点を学ぶ。さらに,参加者が抱 えている研究上の問題点をフロアで共有し,解決策についての討論・意見交 換を行うことを通じて,研究者間の交流を図る。

*心理学領域に限らず、看護、福祉、教育など関連領域の研究者を中心に、 質的研究法に興味ある方々の参加を歓迎します。

2.プログラム

基調講演 「初学者のための質的心理学研究-質的研究を洗練させるために-」  田垣正晋氏(大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科 講師) 教育学博士 講師は,障害者を対象にした質的研究を修士課程から続けている。質的研究 によって博士論文を完成させた講師自身の経験を基に,質的研究を洗練させ るポイントをお話いただく。

3.日時・場所

 2006年2月21日(火) 13:00~17:00

 中京大学心理学部研究棟5階 院生研修室

4.参加申込

 (1)参加費 \1000(当日支払い) 定員50名

 (2)参加ご希望の方は事前にお申し込みください。

 (3)締め切り 2006年2月10日

5.問い合わせ(メールのみお受けします)

  中部質的心理学研究会 事務局 渡部  situsin@h-h-c.com

6.主催 中部質的心理学研究会

7.後援 日本質的心理学会研究交流委員会

 

 

メタ医療学探検隊・特別研究会

「学際研究における『対話』のデザイン―メタ医療学の創造に向けて―」

 

◆概要:

 「医療」現場での研究・実践を行うためには、医学のみならず、心理学・ 社会学・育学・芸術学などの人文諸科学との連携が必要となる。本研究会で は、面白い研究・実践を生み出すための「学際」のあり方、及び、そのため の研究者・当事者間の「対話」のあり方について、検討を試みる。本研究会 のアウトプットとしては、「医療」現場に関わる個別具体的な研究・実践の 理論・方法だけではなく、そうした研究・実践を生み出すための、当事者間 /当事者-研究者間/研究者間の「対話」のデザインのあり方も示されるこ ととなるだろう。本研究会では、慢性疾患のこどもの心理社会的問題を切り 口に心理学の視点から医療を見つめてきた谷川弘治先生を講師に迎え、保健 医療分野における新しい学際的研究のあり方、当事者と研究者の枠を明示し ない新しい対話のデザイン、すなわち医療を超えた”メタ医療”の構想につ いて、保健医療および人文科学の専門家・研究者を交えて討論する。

◆日時:2006年3月18日土曜日13:30~

◆場所:大阪市立大学医学部附属病院18階第4会議室<=変更

◆主催:メタ医療学探検隊(代表・稲田浩)

◆後援:日本質的心理学会研究交流委員会

◆助成:質的心理学会研究助成

◆プログラム

 1.13:30~

 開会の挨拶

 2.13:35~14:20

 特別講演「医療と教育、そして心理学(仮)」

 西南女学院大学保健福祉学部 谷川弘治

 休憩

 3.14:30~15:30

 討論「新しい臨床医療の研究デザイン―メタ医療学の創造に向けて―」

 司会:大阪市立大学医学部附属病院医療情報部 朴勤植

 西南女学院大学保健福祉学部 谷川弘治

 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学 稲田浩

 大阪大学大学院人間科学研究科 加藤謙介

 他、メタ医療学探検隊メンバー

 4.15:30~

 閉会の挨拶

◆「メタ医療学探検隊」連絡先

 〒545-8585大阪市阿倍野区旭町1-4-3

 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学内

 事務担当:山口悦子、田中祥子

 

 

2005年度sparrow kids特別講演プログラム

 「質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話」

1. テーマ

  質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話

2. 趣旨

 近年、質的研究への関心の高まりと共に多くの書物が出版され、 地方においても、質的研究に関する学習を容易に行えるようになっ てきた。しかし、書物での独学には限界があり、自分が研究で明ら かにしたいと考えていることと、選択した研究方法があっているの かどうかを確認することが出来ず、研究に自信を持てない初学者が いる。

 その一方で、医療・看護・福祉の領域において、質的研究の有用 性を認めて興味を持ち、実際に行いたいと考えても、はじめ方さえ も分からず、躊躇している例も少なくないことが予測できる。よっ て、本講演会では質的研究に興味を持ちながらもなかなか踏み出せ ない者と、質的研究を始めているが、自らの研究に自信が持てない 者を対象とする。

 そこで、1部は質的研究を始めたい人の手がかりとなるような内容 とし、2部では、これから行う研究の計画書と、すでに行った研究に 対して講師からコメントをもらうことで、実際にどのように質的研 究を展開していくのかが理解できる内容としたい。

3.とき・ところ

 1)日時:2006年3月25日      12:30開場   13:00開演

 2)場所:北海道医療大学サテライトキャンパス(毎日札幌会館 6階)

 3)講師:田垣 正晋先生(大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科講師)

4. プログラム

 12:30 受付開始

 13:00 基調講演 「質的研究を始めたい人に役に立つ話」

 14:30 休憩 コーヒータイム

 14:50 ワークショップ1:高齢者の終末期に関する研究計画書

 15:50 休憩

 16:00 ワークショップ2:看護学生の高齢者疑似体験後の高齢者観に関する研究

 17:00 終了

5.参加申し込み方法

 1)参加費:日本質的心理学会員:1000円 非会員:2000円(当日会場にて)

 2)申し込み方法:メールとFAXで受け付ける。

6.問い合わせ

  旭川医科大学 医学部看護学科 看護学講座 助手  高岡哲子宛

7.主催:Sparrow Kids

  後援:日本質的心理学会研究交流委員会

  協賛:看護の詩学研究会

 

 

ふくおか老年学研究会

 「質的老年学(Qualitative Gerontology)を読み実践する

              ~ふくおか老年学研究会 in 大分」

   私たちは福岡を拠点に研究会を開催している「ふくおか老年学研究会」, 略してフクロウ研です。今回私たちは,日本質的心理学会研究交流委員会 より後援を受けて,上記のテーマでワークショップを主催します。

関心のある方はご参加下さい。

 日時:平成18年2月18日(土曜日) 午後12時30分から午後5時まで

 場所:大分センチュリーホテル TEL : 097(536)2777

 今回のワークショップは,「Qualitative Gerontology 2nd Edition: A Contemporary Perspective」(2002) Graham D. Rowles & Nancy E. Schoenberg(Eds.)を読み中身に関して議論すること,そして具体的に 高齢者の生活における何かしらの質を捉えようと実践している方の報告 を聴き議論することの2部構成になっています。

   第一部:「質的老年学を読む」

   報告者 田中亮子さん(九州大学) 

        第10章 Maximizing Methods: Interviewers as Informants

       小野寺涼子さん(早稲田大学) 

        第11章 Seeking Diagnosis for a Cognitively Impaired             Family Member: Evidence From Focus Groups

 第二部:「質的老年学を実践する」

   報告者 野崎瑞樹さん(日本文理大学) 

       「フィールドノーツの扱い方:どうしよう??という記録たち」

       小野寺涼子さん(早稲田大学)  

       「介護施設における認知症患者と介護者の対話の構造:

        ナラティブの共同構築過程に注目して」

       松本光太郎さん(名古屋大学) 

       「高齢者の日常体験を記述する試み:コーヒーを飲む行為に         潜む自由」

   今後,移動遊園地のような流浪の研究会として福岡を拠点に,京都,名古屋, 東京と各地で研究会を開催する予定です。今回,大分でのワークショップに参加 できない方においても,研究会に関心のある方は案内をお送りしますので下記の メールアドレスにご連絡下さい。

 問い合わせ先:松本光太郎

 

 

日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会・日本質的心理学会研究 交流委員会主催 公開研修会

個性と障害のはざま:発達障害児の育ちの現場から

『ひとりひとりの「個性」を大切に』ということや『ありのままを受け入れる』 ということは、保育や教育の現場においてよく述べられ、強調されることである。 しかしその一方で、子どもたちの行動が"気になったり"、なにかしらの"問題"を 感じたとき、それを「個性」としてとらえようとしても(あるいはとらえてほし いと願っても)、日々の保育や教育が成り立たない現実があるときに、結局は 「問題」や「障害」の方が強調されてしまうこともある。さらに、一旦「障害」 や「問題」という視点で見てしまうと、「治す」「改善する」ということにとら われ、目の前の子どものありのままの姿が見えなくなってしまうこともあるだろ う。ひとりの子どもをとらえようとしているにもかかわらず、なぜどちらか一方 が強調されてしまうのだろうか。しかし、「個性」と「障害」の関係は、簡単に 「障害も個性」あるいは「障害ではなく個性」と言い切れるものでもない。

 本シンポジウムでは、発達障害児の育ちの現場に焦点をあて、彼らに向き合うと き、「個性」と「障害」の関係をどのようにとらえていけばよいのかということ について考えていく。登壇者には、学習障害、自閉症、あるいはムコ多糖症など、 さまざまな障害をもつ子どもやその親、教育者と向き合ってきた先生がたをお招 きした。その深い経験を通して、多くのことを学ぶ機会になればと考えている。

話題提供 上野一彦(東京学芸大学)

     久保恭子(共立女子大学短期大学部)

渡部信一(東北大学)

指定討論 佐藤幹夫(フリージャーナリスト)

     本郷一夫(東北大学)

山上雅子(京都女子大学)

司会   菅野幸恵(青山学院女子短期大学)

日時 2006年3月4日(土)12時から17時

場所 青山学院女子短期大学 北校舎2F N202教室

参加対象者 発達障害支援に関心のある方

参加費 パーソナリティ心理学会、質的心理学会いずれかの会員 500円

非会員2000円

定員 150名

*本研修会は、臨床発達心理士資格更新研修会(0.5ポイント)です。

  また、臨床心理士認定協会の定める1日ワークショップとしても認定されています。

●参加費

日本パーソナリティ心理学会、日本質的心理学会いずれかの会員 500円

非会員 2000円

●締め切り

2006年2月24日(金)

Webサイトからの申し込みと参加費の払い込みをもって申し込み完了となりま す。双方の手続きを期日までに済ませてください。ただし定員になり次第締 め切らせていただきます。

 

 

医療・看護と福祉のための質的研究セミナー

「あなたにもできる質的研究:着想から投稿までのノウハウを教えます」

1.趣旨

 質的研究は、量的研究と比べると数式がないのでとっつきやすいものの、いざ始めてみるとデータ収集から分析、そして投稿に至るまで、たいへん難しい手法です。解説書や論文を読んでみても、初学者にとっては前提になることが多すぎるために、かえって混乱したこともあるでしょう。

 そこでこのセミナーでは、医療・看護と福祉の専門職が、質的研究を初めてするうえでのノウハウを提供します。入念なフィールドワークをしながら質的研究をまとめてきた実践家および研究が自らの経験をもとにして、研究の企画から仕上げまでのプロセスを提示します。研究経験のみならず、質的研究の卒業論文を指導した経験についても提供しますので、質的研究を教える方々にも有益でしょう。また、社会福祉士で実践研究として積極的に質的研究をなさっている方をもお迎えしています。

2.プログラム

(1)基調講演 初学者はどこで苦労するのか:障害者分野における質的研究の指導経験から

田垣正晋 大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科 講師

(2)シンポジウム 医療と福祉における質的研究の実際

話題提供

高齢者と"場"の研究-Grounded Theoryを用いた場合

竹崎久美子 (高知女子大学看護学部 老年看護学 助教授)

文化としての健康観"の探究―エスノグファーの目から見た高齢者にとっての健康

大森純子 (聖路加看護大学 地域看護学 助手)

高機能広汎性発達障害当事者の手記から読み取れる障害認知-独立型社会福祉士が当事者の視点をもつために

今泉佳代子 いまいずみ社会福祉士事務所 オフィスぷらんぷらん

コーディネーター 操華子(聖ルカ・ライフサイエンス研究所)

3.とき・ところ

2006年1月15日 13:30-17:00

大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科棟401教室 4.参加申込

(1)参加費 日本質的心理学会非会員¥3000 同会員¥1000 定員 80名

(4)日本質的心理学会非会員の方であっても、申しみ時に入会していただけたら、会員と同額の参加費¥1000になります。学会ホームページの会員募集のページより手続きをお願いします。

(5)締め切り 2006年1月10日

(6)セミナ-当日に欠席なさったとしても、レジュメや資料等の送付は一切いたしません。

5.問い合わせ(メールのみお受けいたします)

6.主催 日本質的心理学会研究交流委員会

 

 

多文化関係学会組織強化委員会・日本質的心理学会研究交流委員会共催

「文化とこころの相互作用」を探る質的研究法ワークショップ

 日本質的心理学会研究交流委員会では、多文化関係学会組織強化委員会 と共催で、下記の通り、ワークショップを開催します。中国を初めとする アジア地域を中心に異文化コミュニケーションやお金をめぐる子どもの生活世界 を研究されている山本登志哉先生(本学会理事)にご講演いただきます。

 ワークショップには、学会員はもちろん非会員もご参加いただけます。 文化論、異文化コミュニケーション、文化的アイデンティティなどにご関心の ある方、あるいは、多文化研究における質的研究法の可能性にご関心のある方 など、みなさまのご参加をお待ちしています。

 なお、このご案内は文面を変更しない限りにおいて、転送自由です。

■企画趣旨

     経済のグローバル化に伴う、ヒト、モノ、カネ、情報のボーダレスな流れは、 世界の随所においてローカルな文化の変容をもたらしている。そしてそれらの 文化を基盤として生活する人々のこころのありようも、変化を余儀なくされて いる。このような社会的状況の中で、人々の文化的アイデンティティはどのよ うに変わりつつあるのだろうか。また、国家間・民族間の歴史的・政治的・経 済的対立といったマクロレベルの現象は、個人間の多文化理解・異文化コミュ ニケーションというミクロレベルの現象にどのような影響をもたらしているの か。さらに、文化的多様性を維持し、異質なものと共生するこころを育むには どのような教育が必要なのだろうか。21世紀を迎えた今、「文化とこころの相 互作用」の本質を探求することは、人類が取り組まなければならない最も重要 な課題の一つになったと言えるだろう。

 そこで本ワークショップでは、心理学、教育学、コミュニケーション学など の立場から、「文化とこころの相互作用」に対して質的にアプローチする際の 研究法のあり方を中心に、具体的な議論を進めていく。また、文化を研究対象と する上での方法論上の諸問題についても、批判的に考察していく。

  日時:2005年12月17日(土) 13:00~17:00(12:30開場)

  場所:青山学院大学青山キャンパス11号館1135教室

  開会:

  第1部:13:00-14:10 講演 

          『文化と心は相互作用しない:

           差の文化心理学と構造的ディスコミュニケーション分 析』

       講演者:山本登志哉(前橋国際大学)

      14:10-14:30 休憩

  第2部:14:30-17:00 シンポジウム

      『質的研究法は文化にどこまで迫れるか:学際的研究事例を通し て』

  話題提供者:

     14:30-14:55 末田清子(青山学院大学)

     14:55-15:20 川崎誠司(東京学芸大学)

     15:20-15:45 呉宣児 (前橋国際大学)

     15:45-16:10 唐澤真弓(東京女子大学)

     16:10-16:40 指定討論

  指定討論者:

     16:10-16:25 山本登志哉

     16:25-16:40 手塚千鶴子(慶應義塾大学国際センター)

     16:40-17:00 全体討論

  司会:抱井尚子

■参加費:無料

■申し込み締め切り  2005年12月17日(土)当日まで受付

     ただし定員(140名)になり次第締め切らせていただきます。

    (定員に達した場合は、学会ホームページにて、お知らせいたします)

 

 

アーサー・フランク博士「病いと語り」講演会・シンポジウム

 アーサー・フランク先生は、「傷ついた物語の語り手:身体・病い・倫理」の著者で知られる医療社会学者であり、日本質的心理学会第2回大会の招待講演(タイトル: Narrative Selves in a World of Stories)にあわせて来日されます。このたびは、フランク先生のご好意により、京都でも講演していただけることになりました。質的心理学会でのご講演とは、異なる内容になる予定です。

 多くの方のご参加をお待ちしております。会場の都合上、本企画への参加は、事前予約者を優先し、残席があった場合のみ残席数だけ当日参加を受け入れるというかたちにさせていただきます。

■日時 2005年9月4日(日)15時から

■場所

立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

■参加費: 無料

■参加方法

●予約サイトから 

●ファクスから

■プログラム(予定)

◆第1部:講演会

  Arthur Frank(Calgary大学) 「病いと語り(仮題)」日本語解説=三田地まみ

◆第2部:シンポジウム

 話題提供

   田垣正晋(大阪府立大学社会福祉学部)

   "Critical discussion on the analysis of experience of the disabled"

   今尾真弓(名古屋大学医学部保健学科)

  "Mourning work of patients with chronic (kidney) disease."

  川口有美子(NPO法人さくら会・日本ALS協会・立命館大学大学院)

   "The Catcher on the Web."

 指定討論 Arthur Frank・小島康次(北海学園大学)

 シンポジウムは英語での発表になります。日本語のレジメも準備する予定です。

◆18:00~ レセプション(レセプション参加費は別途申し受けます)

■主催

 日本学術振興会 人文・社会科学振興のためのプロジェクト事業の「ボトムアップ人間関係論の構築」プロジェクト 

■後援

 科研費プロジェクト「語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」研究会 (代表・やまだようこ)

日本質的心理学会

■問合せ先 事務担当:荒川 歩(立命館大学人間科学研究所)

 

 

「多分野連携における医療人類学の可能性:アーサー・クラインマン先生を招いて  ~それぞれのヘルス・ケアをつなぎ、紡ぎ、橋渡しする」

 第18回 世界心身医学会議にご出席のアーサー・クラインマン教授のご厚意により、京都にて講演とシンポジウムの会を行うことになりました。詳しくは、関連WEBサイトをご覧ください。

 なお、本企画への参加は事前予約者のみとさせていただきます。ご予約をお待ちしております。

 また、予定は変更する場合がございます。最新情報は、関連WEBサイトをご覧ください。

■日時 2005年8月24日(水)13時から

■場所 立命館大学 衣笠キャンパス

  創思館カンファレンスルーム

■参加費 資料代として1000円を当日申し受けます。

■参加方法

 予約制です。詳細はWEBサイトをご覧ください。

 締切は、8月5日とさせていただきます。また、会場の都合により、期限前でも参加者が160名を越えた時点で、申し込みを締め切らせていただきます。

■プログラム(予定)

 企画・辻内琢也(早稲田大学)

○13:00~14:30 講演

  Arthur Kleinman(Harvard Medical School)

  「The Moral Basis of Suffering and Care: Crisis and Opportunity」    通訳=北中淳子(McGill/慶応大学)

○14:30~17:55 シンポジウム

 江口重幸(東京武蔵野病院)

 児島達美(長崎純心大学)

 田垣正晋(大阪府立大学)

 岩崎弥生(千葉大学)

 星野晋(山口大学)

 司会:サトウタツヤ(立命館大学)

○17:55~18:00 総括

 大橋英寿(放送大学)

○18:00~ レセプション(参加費別途)

■主催

 日本学術振興会 人文社会科学振興のためのプロジェクト事業の「ボトム アップ人間関係論の構築」プロジェクト

 国立民族学博物館+医療人類学ワークショップ「研究フォーラム」(共同研 究「健康・医療・身体・生殖に関する医療人類学の応用学的研究」プロジェクト)

■後援

 日本質的心理学会

 

 

「病いの語り」 講演会

日時:  11月27日(土) 13:00~15:30

場所:  京都大学 医学部 芝蘭会館別館(国際交流会館)研修室2

企画者: やまだようこ・桑原知子 (京都大学大学院教育学研究科)

主催:  21COE京都大学心理学連合

共催:  科研費プロジェクト「語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」

     質的心理学会研究交流委員会

予約申し込み・問い合わせ: 

(参加希望者は、タイトルに「病いの語り申し込み」と記し、住所・名前・ 所属と共に上記に11月20日までにメールで申し込んでください。 定員約100人。無料です。)

講演者:江口重幸先生

    (東京武蔵野病院・精神科医)

演題: 「病いの経験を聴く:臨床民族誌の視点から」

講演概要: 「病いの経験を語り,それを聴き取るという行為のうちに含まれる多様な意味や可能性を,具体的な事例をとおして検討したい。それには医療人類学や文化精神医学から取り入れられた,「病いは物語である」という視点や精神医学への文化批評という視点が含まれる。それら民族誌的視点が日常臨床においても重要な役割を果たす点を論じたい。」

講師紹介: 江口重幸先生は、1951年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。

早くから文化精神医学、臨床人類学、ナラティヴのご研究をされてこられ、ナラティヴ・ベイスト・メディスンの先駆者で第一人者です。また、憑物の研究やシャルコーやジャネを中心とした精神医学史のご研究でも著名です。語り関係のおもな著書・翻訳書には、以下のものがあります。「病いの経験を聴く:医療人類学の系譜とナラティヴ・アプローチ」(『ナラティヴ・セラピーの世界』日本評論社)。「病いの語りと人生の変容-「慢性分裂病」への臨床民族誌的アプローチ(『人生を物語る』ミネルヴァ書房)。「精神医学になぜエスノグラフィーが必要なのか」(『文化精神医学序説-病い・物語・民族誌』金剛出版)。「病の自然経過とその物語的構成」(『病の自然経過と精神療法』中山書店)。「語りの臨床」(『語り・物語・精神療法』日本評論社)。翻訳書:アーサー・クライマン『病いの語り-慢性の病いをめぐる臨床人類学』誠信書房)など多数。

 

 

パーソナリティー心理学会の「対談」のお知らせ

日本パーソナリティ心理学会第13回大会

  日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会・   日本質的心理学会研究交流委員会共同企画

  日時:9月22日(水)15:00-16:30 早稲田大学所沢キャンパス

  大会参加費(院生・学生:\4000,一般:\5000)

   「M-GTAの手法とその応用:M-GTAはパーソナリティを

    どのように捉えるか」

    対談者 木下康仁(立教大学:非会員)、尾見康博(山梨大学)

  司会 川野健治(国立神経・精神センター精神保健研究所)

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